コインコレクション

2011年8月28日 (日)

コインを見てソマリアに思を馳せる

趣味の一つが世界のコイン集めなんだけど、お風呂上がりにウイスキーをチビチビ呑みながら、コインを眺めるのは格別の贅沢ですね。

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この写真は、ソマリアの10シリング。
いつもなら国章のデザインの意味を調べたり、ラクダがコインに使われた理由などを調べるのが楽しみなんだけど、きょうは少しばかり暗い気持ちでコインを眺めている。

いま、ソマリアは60年ぶりの大干ばつにみまわれていて、毎日5000人もの子供が餓死してるらしい。

こんな状況下では、世界食糧計画(WFP)が食糧支援をするんだけど、ソマリアは20年にもわたる内乱続きのために無政府状態なので、支援活動もままならない状態なんですね。

多くの人たちは隣国のケニアやエチオピアに逃げ出せたものの、難民と認定されて食料などを供給してらうためには、長い順番待ちがあるんだとか。

ソマリアの干ばつに関して:
http://mainichi.jp/select/world/news/20110730ddm007030148000c.html

ソマリアは、スエズ運河に繋がるアデン湾を通過する貨物船を襲う海賊の国として有名で、日本からも自衛隊が派遣されているんだけれど、20年にもわたって無政府状態に置かれた国民は海賊でもしないと生きて行けないだろうし、漁民が海賊化した理由の一つがヨーロッパなどの船団が乱獲したために漁業が成り立たなくなったためと知ると複雑な気持ちに成る。

ソマリア沖の海賊:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%B2%96%E3%81%AE%E6%B5%B7%E8%B3%8A

ソマリアに関して思いをはせる度に不快になるのはアグネスチャンの事件かな。
知ってる人も多いとは思うけど、かいつまんで説明すると……

1 アグネスチャンは、日本ユニセフ協会の大使として活動している。

2 2010年に女性問題の視察という名目で日本ユニセフの随行員をひきつれてチャーター機でソマリアを視察に行った。

3 紛争国として外務省から退避勧告が出ている超危険な国へ決死の覚悟で視察に行ったとされているが、実際に行ったのはソマリランドという極めて治安の良い隣国だった。

4 多くの人たちの善意の募金を使ってまで観光旅行に行った彼女と、そんな馬鹿げた活動を支援した日本ユニセフには多くの非難が寄せられた。

わたしは、UNICEFの活動は肯定的にとらえていて、ささやかながらも募金活動には協力してきてたけど、この一件を知ってからは募金する気にすら成れなくなってしまった。

ちなみに、日本ユニセフはUNICEFとは直接関係のない団体で、黒柳徹子さんが親善大使をしているのはUNICEFの方です。
2010年の年次報告によると、日本ユニセフに寄せられた募金総額182億円の20%近くを経費としてピンはねしていますね。
20%を金額にすれば約30億円だけど、職員数が70名に満たない団体で何故に30億円の経費が必要なんだろうか。きっと、それぞれの職員が4000万円もの高給取りなんだろうな。

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2010年5月29日 (土)

日本の5ユーロ硬貨とは?

オランダ出身の知人から郵便物が届きました。
封筒の中には、何枚かのヨーロッパの硬貨と一緒に写真のような記念硬貨が同封されていました。
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ネットで調べてみると、この硬貨は日本とオランダが通商関係を開始してから2009年で400周年に成ったことを記念して発行されたようです。
記念硬貨とは言っても本物の5ユーロなので、ユーロ硬貨に『オランダ』、『日本』や『通商400年』などの日本語が刻まれているのを見ると、なんだか嬉しくてくすぐったい気分に成りますね。

いつもコイン発行国の情報収集でお世話に成っている外務省のサイトの、わかる!国際情勢 オランダ~日蘭通商400周年というページでオランダのことを調べてみると、幾つかの新発見がありました。

オランダ語が由来となった日本語には、ランドセルやオルゴールが在るのは知ってましたが、なんと『おてんば』や『ポン酢』の語源もオランダ語だったようですね。

さらに驚きは、東京駅近くの『八重洲』の語源が、漂着したオランダ船の乗組員ヤン・ヨーステンがなまったものだとか。

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コインを送ってくれた知人はとても日本びいきだけど、今後も仲良しで居たいな。

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2008年8月10日 (日)

狂気の時代を経て

あと一週間弱で終戦記念日です。

とは言うものの、終戦当日にこの世に生を授かっていた方々はすでに少数派と成り、終戦の実感が徐々に薄れてきていますね。

下の写真は明治時代から終戦直前まで間に発行された一銭硬貨の推移ですが、年代が終戦に近づくにつれて徐々に素材や寸法がしょぼく成って行きます。

ちなみに、それぞれの硬貨の素材は、
 明治16年⇒銅
 昭和10年⇒青銅
 昭和18年⇒アルミニウム
 昭和19年⇒スズ
です。

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日本の通貨の基本単位としての一銭の素材や寸法が、戦局が厳しくなるに連れて徐々にみすぼらしく成って行くことで、当時の日本の窮状がしのばれます。
その当時は、全国の寺院の釣鐘や家々の鍋釜までが供出を強制させられて、兵器や軍事用品に作りかえられましたね。
たとえ一億総火の玉に成って大和魂で頑張っても、資源の乏しい日本が長期戦に耐えられないことは自明の理ではあっただろうに、その当時には軍部の蛮行を誰も抑えれない空気だったんでしょうね。

もう一組の写真は、康徳元年に発行された壱角硬貨です。
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『康徳元年、なんじゃこりゃ?』、この硬貨の発行年を初めて見た時の実感です。
資料によると、康徳元年とは1934年のことであり昭和9年に相当します。
この硬貨は、かつての大日本帝国が中国の東北部に傀儡政権を介して起こした満州帝国の通貨であり、康徳は満州国で使用されていた元号です。

この通貨の価値も、康徳12年=昭和20年に日本がポツダム宣言を受諾し敗戦したことによって自然消滅してしまったわけですね。

日本が戦争の狂気に突入たことの真相や戦争に対する評価は各論あると思いますが、もう2度とこのような悲惨な時代は体験したくないものです。

趣味で世界のコインを集めています。
コインはお喋り』へも遊びに来て下さいね。

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2007年5月27日 (日)

肉を食らうなと言われても...

Picture タンザニアに住むメル友の兄ちゃんはベジタリアンで、鯨のハリハリ鍋や、ビフテキやケンタッキーフライドチキンを食するような連中は野蛮人だと申します。

(以下の写真は、彼から送られてきたものです)

Mikumi051 「アフリカの土人なんて今でも槍でイボイノシシやインパラを追い回してて、イノシシまるごと串刺しのバーベキューでも食ってるんやろ」と思ってたAshは、そんな兄ちゃんから野蛮人呼ばわりされたのがショックでした。

確かに彼は心優しい青年で、セレンゲティ平原の野生動物保護のためのNGOを設立し、乏しい資金ながら熱心に動物の保護活動に励んでいます。

Dcp_2621 彼のオフィスには写真のようなポスターが貼られていて、肉を食らう奴等は如何に野蛮かと訴えてます。

これらの写真をよく見ると、如何に動物たちが虐待されているかの啓蒙の写真がほとんどです。

Mikumi_012 かつて、彼からベジタリアンの団体が作ったDVDが送られてきましたが、その映像の内容たるや惨憺たるもので、ほんの触りを紹介すると、養鶏業者がブロイラーを出荷する際に逃げ回るひな鳥を追い掛け回して、その上にジャンプして踏み潰すシーンなどが在りますし、もっともっと悲惨なシーンもあります。
正直言ってAshはゲロを吐きそうに成るほど強烈なものでした。

参考までに、この団体の日本語版ホームページは以下のアドレスです。
http://www.macveg.com/vegetarian.html

Mikumi_055 この団体が訴えているように、確かに多くの食肉関連産業では経済性や効率を重視するがゆえに、虐待に近い環境で家畜を飼育していますよね。
スーパーで卵の1パックが100円で売られているのを見るとき、こんな値段でも採算を合わせるには、まともな飼い方では無理だよなって思います。

Ashは、牛や豚は家畜でありバカだから食べても構わないけど、鯨やイルカは家畜じゃないので食べるなと言うクリスチャンやグリーンピースの考えには反対です。

Mikumi_016 すべての生き物は同じように「心」を持っていて、同じように次の世代に種を伝えるための役目を担ってこの世に住んでいるんだから、牛もクジラも命の重みは同じじゃないですか?

ベジタリアンは、「肉を食うのは野蛮だけど、野菜を食することは心優しい」と思い込んでるけど、Ashはその意見にも反対です。
すべての植物も、動物たち同様に心を持っていて、次の世代に種をバトンタッチするために一生懸命に生きてるんです。

Mikumi_034 「えっ、植物に心なんて無いんじゃ?」、と思う人。例えば在る種のユーカリは、害虫に攻撃された一本の樹がSOSの意味と害虫駆除の役割を持つ精油を発散すると、周囲の木々がいっせいに同じ精油を発散して、チームワークで害虫を追いやります。
フウセンカヅラの一種の捕虫植物は、壷のような茎に酸を貯めていて、ハエなどが壷の中に迷い込むとフタを閉めてしまい、酸で虫を溶かして栄養にします。
これって、植物にも何らかの知恵と意思があって生きているからだと、Ashは思います。とてもダーウインの自然淘汰説だけでは説明できないのです。

Mikumi_039 Ashは、動物はちょこまかと動きながら生きる生き物、植物はじっとその場で生きる生き物であり、本質的には同じと考えます。

確かに、食物連鎖の頂点に立つ人類は、この地球上のありとあらゆる生き物を食してますが、仙人じゃないのでカスミだけでは生きられません。

動物や植物を食べないと生きられないのは避けて通れない事ならば、せめて毎度の食事の前に「(あなたたちの命を)いただきます」と心に思って、食事は残さずに食べたいですね。

タンザニアのコインの紹介サイトを本日アップロードしましたので、遊びに来てくださいね。
http://homepage3.nifty.com/ashgarden/coinTanzania.htm

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2007年4月 8日 (日)

ロシア女の二の腕は太かった

5_rouble_1997_r Ashが高校生時代までを過ごした能登半島の七尾市は、シベリアに近い港町という地理的な特性のためか、シベリアからの木材を積んだ貨物船が頻繁に入港していました。

七尾の街中を闊歩するロシアの船員は体格が大きくて(ウォッカの飲みすぎのせいか)真っ赤な顔のオッチャンばっかりでした。
こんな連中を相手に日露戦争を勝った明治時代の日本人は偉かった。と勝手に納得していたAshでした。

5_kopek_2004_r そんなロシア船には必ずと言ってよいほど1~2名の賄いのオバサンが乗ってました。
彼女らはあまり下船することも無いので、船上のオバサンたちを埠頭から遠目で見る程度でしたが、どのオバサンも逞しく太い腕だったのが記憶に残ってます。
この太い二の腕で重たいフライパンを振りまわしながらロシア料理を作ってるんだろうけど、夫婦喧嘩すると圧勝間違いないと勝手に想像してたAshです。

ロシア連邦のコインの紹介ページへ遊びに来てください。

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