探鳥

2010年3月18日 (木)

釧路湿原の冬鳥(2010年)

■2010年3月10日
以前から予定していた釧路への旅に先立って、急きょ札幌へ立ち寄ることに成った。
急な予定変更と札幌~釧路間の長旅は辛いものの、この区間の鉄道の旅は初めてだったので嬉しさも半分半分。

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11:51発の『スーパーおおぞら』に乗車し、4時間の北海道横断の旅が始まった。
車中からは初めて見る景色ばかりだったので、長時間の移動も意外と苦ではなかった。

釧路駅から釧路川沿いのラビスタ釧路川までは、ホテルが用意したタクシーが無料で送迎してくれる。
タクシーの運転手さんに探鳥情報を聞いてみると、阿寒町の国際ツルセンターが素晴らしいよとのことだった。
特に、午後に魚を給餌する時刻にはオオワシやオジロワシが飛来するのが見ものだとの話に心が躍った。

ホテルにチェックインし、この町でのお気に入りのお店『きや利』へ、美味しい日本酒を呑みにでかけた。

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この晩は、折り悪く季節外れで台風並みの低気圧が北海道東部を横切ったため、3月と言うのに釧路の町は一面の雪景色に逆戻りしてしまった。

■2010年3月11日
釧路駅前でレンタカーを調達し、釧路湿原のお気に入りの場所の一つである岩保木(いわぼっけ)水門へ向かってみた。
しかし、昨夜の積雪のために水門の手前で交通閉鎖されていて、水門には近づけなかったので、急きょ予定変更して鶴居村方面に向かうことにした。

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釧路湿原から塘路を経て鶴井へ向かう道中にはコッタロ湿原が拡がる。
この湿原は釧路湿原よりはマイナーで小さいものの、観光地化されていない素朴な景色には心を惹かれるものがある。

鶴居村へはオオワシを見に行くつもりだが、時期的にはいささか遅いようで、今でも鶴居村に残っているのか少し不安だった。
鶴居村近辺では数か所の施設でタンチョウに餌付けをしているのだが、前の晩にネットで情報調べをしたところ、国際ツルセンターでは魚の給餌は2月ごろで終わると書いてあったので、オオワシやオジロワシとツルとのショットを撮るのは無理な雰囲気だった。

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13時ごろに国際ツルセンターへ到着。
受付のお姉さんに聞いてみると、『今年はエサのウグイが余っているので、まだ給餌してますよ』との、予定外の嬉しい返事にニッコり。
入場券を買って給餌場へ向かうと、すでに何人ものカメラマンがカメラをセットしていて、14時からの給餌を待ち構えていた。

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かつては、生息地の破壊や狩猟などによって数十羽までに数を減らしたタンチョウだったが、地元の人々の手厚い保護や給餌によって今では数百羽まで増えたらしい。

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もうすぐウグイの給餌が始まる13時半、前方の林からオジロワシが舞い降りてきた。
まるで、彼らなりの体内時計で給餌の始まる時刻を知っているかのようだった。

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ウグイの給餌がはじまったとたん、どこからともなく数羽のオジロワシが現れた。
オジロワシは、夏場の稚内や野付半島で何度か見ているが、どれも薄汚れた感じで魅力を感じなかった。でも、今日のオジロワシはとても奇麗で荘厳な感じさえする。

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昨日の天気予報では、台風並みの低気圧のために釧路は60cmの積雪との予報にはびびったが、予報が外れて雲一つ無い晴天にオジロワシの真っ白な尾羽が映える。

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林の中からキタキツネが顔を出した。どうやらタンチョウの餌のおこぼれを貰いに来たようだが、タンチョウの猛烈な攻撃に負けてすごすごと林に戻って行く姿が哀れだった。

今回は残念ながらオオワシには会えなかったけれど、オジロワシや他のエキストラたちがけっこう楽しませてくれた。

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タンチョウやオジロワシを満喫したら釧路の海が見たくなったので、日没前の白糠の海へ向かってみた。
波のパイプラインをぬうようにして海面すれすれに飛ぶカモメにしばし見とれた。

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■2010年3月12日~3月16日

この間は釧路市内の客先で本業に追われる日が続いた。
Ashの仕事は肉体的にはきつくは無いものの、失敗が許されないので精神面でのストレスは大きい。

釧路の次には埼玉県と茨城県の出張予定が続いている。
今回は出張のハシゴでずっと家に戻っていないので、すこし気持ちがバテてきた。

■2010年3月17日

釧路での仕事も昨日で一区切りついたので、今日はオオワシを探しにコッタロ湿原や塘路・シラルトロ湖方面へ向かうことにした。

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数日前の雪もほとんど解けて、今日は快適なドライブに成りそうな気がする。
今日の予定では走行距離も短いので、予算を削って軽四輪のレンタカーを借りることにした。(この貧乏根性が後で大きな失敗の引き金に成るとも知らずに)

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コッタロ湿原は禁猟区なので、ここに棲む鹿たちは人を怖がらない。

湿原のあちこちを走って見たが、この近辺にはオオワシが居そうに無いので塘路湖の奥まで向かうことにした。
ナビを見ると、塘路湖の北側には林道が在るので、ひたすら山奥を目指した。

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山奥に向かうにつれて積雪量が多く成ってきたので不安にだったが、車のわだちもあったので、もう少し奥まで走ってみることにした。
突然、ガクッと音がして車が雪に突っ込んでしまった。
あわててバックを試みたが、四輪とも空回りして二進も三進もゆかない。

ジャッキアップしたり枯れ木や小石をタイヤの下に敷いてみたりしたが、どう足掻いても脱出できそうに無い。
周囲を見渡すと、はるか先に牧場が在ったので、助けを求めて牧場まで向かって見た。
しかし、運悪く留守だったので車に戻ることにした。

このままでは夜に成ってしまうし、こんな山道へ来る車も滅多にないので、意を決してJAFのロードサービスを呼ぶことにした。
携帯でおおよその場所を知らせて待つこと一時間。JAFのジープが駆け付けてくれて、スタックした車をロープで牽引してくれた、メデタシメデタシ。

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オオワシには会えなかったし、車の破損でレンタカー会社に数万円の賠償金を払ったりで散々な一日だったけれど、『きや利』でジャンボギョウザと美味しい日本酒を堪能して英気を取り戻した。

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釧路での一週間を終えて、関東方面の出張先へと向かう。
この年度が終わるまでは、まだまだハードな出張の日々が続くはずだ。

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2010年2月17日 (水)

キテレツ系の鳥、アリスイ

先日、奈良県の某公園でアリスイが見れるとの情報を聞きました。
アリスイには以前から興味が在ったので、居ても立ってもおられずに休暇を取って奈良県まで遠征してきました。
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鳥たちは何万年も前の時代に恐竜から進化したと聞くけれど、このアリスイには鳥類が恐竜だった時代の名残りのようなものを感じさせられます。

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この世の鳥には、オシドリ・カワセミ・アカショウビンなどのようにカラフルに飾り立てた姿に進化したものが多いのに対して、このアリスイやヨタカはどんな目的や意志で現在の外観に進化したのだろう?
とても不思議です。
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この公園では、オオジュリンやバンなど葦原の鳥たちがたくさん居て、奈良盆地の強烈な寒さを忘れさせてくれました。

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機会が在れば、約20cmはあるという舌をだしたシーンの写真を撮りたいですね。

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2010年1月 1日 (金)

宮城県蕪栗沼のハイイロチュウヒ(2009年冬)

■12月27日
Ashは仙台市に出張中。
年末の仙台市内では『光のページェント』という催しが行われていて、大通りは無数のイルミネーションで飾られた街路樹がとても幻想的です。

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札幌の雪まつりも同様だけど、モノクロームの冬の雪国だからこそ、そこに住む人たちの心を暖めてくれるような催し物が嬉しいね。

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出張中ながら今日はオフの日。
例によって、スーツケースには望遠レンズを忍ばせて来てたので、この日が待ちどおしかったな。
朝8時に市内でレンタカーを借り、東北自動車道を北に向かって走ること1時間。日本最大級の渡り鳥の越冬地として有名な伊豆沼の南方10Km辺りの蕪栗沼(かぶくりぬま)という小さな沼に到着した。

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ここは、カーナビでも探し切れないほどの小さな沼だけど、マガンの越冬地としてラムサール条約で登録されている重要な湿地なんです。

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沼の近辺の上空はたくさんの白鳥やマガンが飛んでいます。

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午前中は天候にも恵まれてて、青空をバックにしたマガンの編隊飛行がとてもきれいだった。
周囲には何も無い田舎の沼の上空を悠々と飛ぶ野鳥を見ていると、自然とは縁の無い普段の暮らしが癒されます。

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この沼には、マガンの他にもハクチョウやカモ類が越冬しているけれど、Ashは群れて暮らす水鳥類よりも、なんとなく孤独さを感じさせるチュウヒやノスリなどの猛禽類の方に興味があるんです。

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今日もたくさんのチュウヒがを見かけたけど、どれも近くを飛んでくれないのが悔しい。
この沼にはチュウヒより個体数が少ないハイイロチュウヒも越冬しているけど、残念ながら身体全体が灰色のオスの個体には会うことができなかった。

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ハイイロチュウヒのメスは灰色では無いものの、背中に太くて白い横縞が在るので同定が楽だ。

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この日は冷たい強風が吹いていて、かなりの防寒対策をしてきたつもりだけど、じっとしていると身体が凍えそうに感じる。

沼を周回する小道を歩いていると、遠くの樹にノスリが止まっていた。

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遠くのノスリに気を取られているたら、近くの草藪から何かの鳥が飛び立ったって樹に止まったのでカメラで確認するとチュウヒだった。
もろに枝カブリしか撮れなかったのは残念だけど、こうして近くで見ると猛禽類の鋭い表情に圧倒される。

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午後からは曇り空に成ってきたけれど、近郊に出かけていたマガンたちが沼に戻り出したので、上空は大賑わいに成った。

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マガンたちは一度は沼に戻ったものの、再び飛び立って近所の田んぼに集結しだした。
地元の人の話では、夕暮れになると田んぼのマガンたちが一斉に沼に移動するので、その光景は圧巻とのこと。

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日暮れの沼で待つこと数十分。地元の人の話どおりに田んぼのマガンたちが一斉に沼に移動した。それはほんの10秒程度の出来事だったので写真を撮る暇も無かったけど、確かに圧巻だった。

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仙台の街に戻り、楽しかった今日の思い出にひたって食べたカキの土手鍋は美味しかったな。

■2010年1月6日
仙台出張の最終日。
先週はハイイロチュウヒのメス(幼鳥?)を見かけたので、今度はぜひともオスに出会ってみたいと、またもレンタカーを借りて蕪栗沼に向かった。

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2009年12月12日 (土)

サッポロで酒池鳥林

いつものように年末から年度末にかけては出張が続くAshだけど、今回のサッポロ出張はタフでハードなバトルだった。

『サッポロではあちこちの川でヤマセミ飛んでますよ』との情報を聞いてただけに、今回の出張は心待ちだった。

予定の前々日の夜のフライトでサッポロの宿に入り、翌朝は早起きして街の南外れの森に行ってみた。

ここの池にヤマセミが来ると聞いて楽しみにしていたのに、到着してみると湖面は完全氷結。
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↑この写真は、あえてレタッチしてます。

途方に暮れているAshに、エゾリスがあいさつしに来てくれた。誰かが餌付けしているためか、とても人懐っこい。
こいつは、この冬を過ごすための食料を確保できたんだろうか?
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池の奥に向かうと望遠レンズを構えた先客が一人。『ヤマセミは?』って聞くと、しばらく前に湖面が凍結してからは見てないとのこと。
落胆しているAshを見かねてか、『今日はオフなので、近郊の探鳥地に行ってみようか』と誘ってくれた。

彼の車で向かったのは野幌森林公園。
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ここでは、四季を通じてたくさんの野鳥が見れるので、Ashのお気に入りの探鳥地の一つだ。
この季節にはエゾフクロウを見るために多くの人が訪れることでも有名。
有名な洞に行ってみると、一羽のエゾフクロウが眠たそうにしていた。
たくさんのギャラリーの話声が聞こえるので眠れないんだろうな。ちょっと可愛そうだった。
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彼には、チュウヒやヤマセミが居そうなポイントを何箇所か案内してもらったが、今回は運悪くボウズの連続だった。

街の南の公園へ戻り、オシドリを見に行くことにした。
このオシドリは羽根を痛めていて遠くに飛べないらしいけど、この川が凍結したらどこでエサを探すんだろう。
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近所のサケ科学館で記念写真を撮って、札幌での初日は暮れた。
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この日は、札幌在住の酒豪さんとの久しぶりの飲み会をして終了。


翌日からは、ほぼ終日のハードワークが続いたので、かなり疲れた。
Ashの仕事は肉体的には重労働では無いものの、とてもストレスが多いので仕事が終わった頃はへとへとに成る。

今回の出張では、お得意さんの接待が連夜だったので深夜までの飲み食いも辛かった。酒は嫌いじゃないけど、接待で呑む酒は美味しいとは思えないな。
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↑二十年前に蔵出しされた10年古酒

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↑ラムのジンギスカン

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↑サッポロビール園

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↑馬の心臓

今回の仕事はトラブル続きだったので、出張予定を二日延長してまでのハードワークだった。
やっと仕事のめどが付いたのは大阪に戻る最終日の昼過ぎ。
この季節のサッポロは三時過ぎには日が沈むので鳥はダメかとも思ったけど、ワンチャンスを期待して街の南側の川へ行ってみた。

近くでヤマセミの声がしたので、河川敷を声の方に歩いてゆくと、対岸の木に居たヤマセミが飛び去ってしまった。
せっかくのチャンスだったのに見逃してしまったことを悔みながらも、河川敷を散策していたら、なんと先ほどのヤマセミが目の前の岩に戻ってきてくれた。
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かなりの距離だったので、思ったような写真は撮れなかったけど、でも念願の鳥に会えたので、とても嬉しかったな。

この川では、数組のマガモがのんびりとエサを食んでいた。
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こうして、きれいな自然のなかで幸福そうに暮らしている生き物を見ると、本当に心が癒される。
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また、別の季節に訪れてみたい場所だった。

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2009年8月16日 (日)

やっとクマタカ撮れたけど

今年は7月初旬から、ずっとクマタカ(角鷹、熊鷹、鵰)を追いかけてきました。
この鳥は、大阪府下には数つがいしか生息していないと言われている絶滅危惧種で、出会うのさえ難しい鳥です。
詳しい場所は言えないんだけど、南大阪の和泉葛城山系にある山の頂上近くへ何度も通って、ほぼ半日を炎天下に耐え続けてきた日々の結果がこの2枚です。

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写真の出来は不満だらけだけど、やっと写真に収めることができてホッとしたってところが本音かな。

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大き目の写真はここ>
http://homepage3.nifty.com/ashgarden/Photos/Area/Kaizuka/HodgsonsHawkEagle.jpg

http://homepage3.nifty.com/ashgarden/Photos/Area/Kaizuka/HodgsonsHawkEagle2.jpg

山で一日を過ごした翌日は、強烈な紫外線の影響でいつも目が腫れてパンパンです。
ドラキュラのように血走った眼と、15ラウンド戦った後のボクサーのように目の周りにはクマができます。

『クマタカ撮りでクマができた』なんて、洒落にもなりません。(悲)

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2009年6月25日 (木)

道東の夏鳥(2009年夏)

一年のうちの半分近くをストレスとハードワークの中で過ごすAshにとって、年に一度の探鳥旅行は重要なカタルシスだ。
今年は、道東方面に五泊六日の探鳥旅行をすることにした。

■6月18日
13:00 関空発のANA便で女満別空港へと向かう。
今回の周遊コースだと釧路空港に着いたほうが便利なんだけど、残念ながら関西方面から釧路空港への直行便は廃止されてしまったので、女満別から時計方向に南下することになる。
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北へと向かう777。WingTipの青色が紺碧の空に溶け込んでいる

16:00 女満別着でレンタカーを借り、今晩の宿となる養老牛温泉の『湯宿だいいち』へと向かう。
女満別から養老牛温泉へは、美幌峠を経由して約3時間のドライブだが、久しぶりに見る道東の雄大な自然に目を奪われる。
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屈斜路湖越しに見えるサワンチサップなどの山々

18:00 養老牛温泉に到着。『湯宿だいいち』は人気投票でいつも上位にランクされる有名な宿だ。豪華なコース料理の夕食とバイキング方式の朝食がセットで\15,900は料理旅館としてはリーズナブルな料金だけど、こんなボリュームたっぷりの食事を一週間も続けたら病気に成るかも。
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味噌たっぷりの毛ガニが肴だとビールも旨い

この宿に泊まった目的は、今は希少種と成ってしまったシマフクロウをロビーから見れるから。
ちょっとずるいかも知れないけど、ビールを飲みながらロビーでくつろいでたらシマフクロウが5メートル先の生け簀へ魚を食べにやってくるんだから、軽装備の旅行者には有り難い。
しかし、残念ながら午後9:30ごろから翌日の午前3:30ごろまで粘ってみたが、ついにシマフクロウが姿を現すことが無かった。
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ISO感度を3200にセットし、止まり木に来るはずのシマフクロウを待ったが...

聞くところによると、このシマフクロウは近所の『藤や』という宿でも餌付けしているらしく、どちらの宿に食事に来るのかは鳥の気分次第のようだ。

  湯宿だいいち(\15,900) 
  TEL: 0153-78-2131、夕食は19時半が最終


■6月19日
北海道ではたくさんのオオジシギを見かける。養老牛温泉を出発して間もなくの牧草地でも何羽ものオオジシギがギュルギュルと鳴きながらディスプレイフライトしている。
オオジシギの特徴でもあるが、高くまで舞い上がった後で尾羽を拡げてバリバリと音を立てながら急降下する姿には驚かされる。
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ギュルギュルギュル、その後バリバリバリ

彼らが舞い降りる先は草むらなので 、絵になる写真を撮るのに難儀する。
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やっと撮れたのがこの一枚。

道東を旅したかった訳には、羅臼岳や阿寒岳などの山への憧れもあった。
Ashは山登りこそしないものの、雄大な原始の山には惹かれるものが多い。
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夏羽のアオジは勇ましそうなガングロだ

今日は雄大な山々を眺めながら知床半島を経由し、野付半島の宿へは夕方までに到着する予定だ。
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果てしなくまっすぐに続く道は北海道らしい光景だ

知床ではウトロに立ち寄って、時間があればケイマフリなど見たいものだと思いつつドライブしてる最中、毎朝飲んでる降圧剤を自宅に忘れてきたことに気付いた。
大阪のかかりつけ医に電話してみたが、薬を入手するには現地の医療機関で受診と処方してもらうことしか無いと言われ、清里という町の診療所を訪ねてみた。
診療所のドアを開けて驚いたのは、ロビーのソファーが老人で埋め尽くされていたこと。
初診のAshは4時間待ちで無いと診察してもらえないと言われガックリきたが、降圧剤なしでこれからの旅行を続けることに不安もあり、田舎の診療所で無為な4時間を過ごすことにした。
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知床への道中は斜里岳や海別岳などの美しい山が続くが、四時間の遅れで心は焦りっぱなし

16:00 やっとウトロの町まで辿りついたが、今晩の宿には18時までに到着しないといけないので、残念ながら羅臼岳は横目でちらりと眺めただけで通過。
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羅臼側からのキリが羅臼岳を包み始めた

知床峠には『熊の湯』という有名な露天風呂が在るのだが、今回はあきらめるしかない。いずれにせよ、知床半島は機会があれば再チャレンジしたい魅力たっぷりの土地だ。
峠からは北方四島が見渡せるはずだが、あいにくの濃霧で視界は数十メートルしか無い。
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何も見えない知床峠で記念写真をパチリ

道を急いだためか、標津の町には予定よりも少し早めに到着。
暇つぶしに漁港をぶらぶらしていたら、見慣れない鳥が目についた。ユリカモメだ。
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清楚なイメージのユリカモメも、夏羽では顔面が真っ黒になる


18:00 野付半島の付け根の標津の町に在る『船長の家』に到着。
この宿は釣り客に人気があるらしい。この夜も、札幌から川釣りに来たという同宿者から釣りたてのアマゴをごちそうしてもらう。
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このお盆の料理+花咲ガニで\6,300の宿泊料は大歓迎

宿の名に相応しく、近海で捕れた魚介類がたっぷりの夕食だ。
お盆の左横の白身の魚はオオカミウオ。見るのも食べるのも初めてだが、グロテスクな外観には似合わない美味だ。
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白身の刺身の正体はこいつだ。鋭い牙が獰猛な性格を物語っている

  船長の家(\6,300)、夕食は18時
  TEL: 0153-82-3051

■6月20日
08:00 民宿での朝食を済ませ、野付半島の探索を始める。
野付半島はオホーツク海に向かってススキの穂の形に伸びた日本最大の砂嘴(さし)で、湿地帯が半島の大部分を形成している。

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カッコーを発見、どうしてこいつらは人工物にばかり止まりたがるんだろう?

知床半島や根室半島ほどの知名度は無いものの、ここにはたくさんの自然が残されているのでバーダーにとっては魅力あふれる土地だ。


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道ばたの草むらでコヨシキリが体躯に似合わぬ大声でさえずっている

半島の中央部にはネイチャーセンターが在るが、その実態は道の駅のような観光施設で、トドワラというトドマツの枯木原の見学に訪れた観光客でにぎわっていた。

ネイチャーセンターを後にして半島の先端部を目指す。
大きな湿地の真ん中に、数羽のカラスやキタキツネに混ざって一羽のオジロワシを発見。
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ぬかるむ湿地を少しずつ前進して、なんとか10メートル程度まで近寄ることができた

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図体が大きい割には気が弱いのか、カラスにからかわれても怒りもしない

遠くの小枝にノゴマの姿を見つけたものの、あまりにも遠すぎて絵になる写真が撮れない。ノゴマも今回の旅のお目当ての一つだけに悔しい。
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二倍のテレコンバータを付けて撮った写真をトリミングしてもこのサイズ(悲)

この半島ではシマエビやホタテ、アサリ、ホッキ、ホヤなど数多くの魚介類が捕れる。
昨夜の宿でも、特産の海の幸づくしの夕食を楽しませてくれたな。
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漁を終えたフィッシャーマンたちが網の水洗いと手入れをしている

16:00 野付半島を十分に堪能できたので、今晩の宿が在る春国岱(しゅんくにたい)へと向かう。
宿の食事には少し早いので、風連湖に立ち寄ってみる。
ここは冬季に白鳥やオジロワシなどで賑わう湖だが、この季節には冬鳥には会うことができない。
遠くの草原でタンチョウがエサを食んでいる。
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気品のある姿に惚れて厳冬の鶴居村に通うバーダーも多い

今晩の宿、『フィールドイン風露荘』は、野鳥好きが高じて東京から道東に移住したオーナーが経営するこじんまりとした宿だ。
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林に囲まれた宿には、旅人のみならず多くの野鳥も訪れる

昨今は民宿とは名ばかりの大規模経営の似非民宿が多い中で、夫婦だけで地味に切り盛りしている宿こそ民宿の名が相応しい。
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書架には野鳥および野鳥の羽根に関する書籍がぎっしり並んでいる

  フィールドイン風露荘(\7,000)
    TEL: 0153-25-3905

■6月21日
07:00 宿からは車で10分で到着する春国岱の探索を始める。
春国岱は、オホーツク海と風連湖に挟まれた細長い砂州で、ノゴマやノビタキ、オオジュリンなど草原の鳥が多く見られる。
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野鳥の居る林に向かって木道が続く

林の手前の草むらから鹿の群れが顔を出す。
木道そばの掲示板には「熊に注意」と書いてあるのが怖いが、それほど豊かな自然が残されているということだろう。
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ここの鹿はあまり人を恐れない

木道近くの枯れ木に見たことの無い鳥が一羽。おー、アリスイではないか。
この鳥に会いたくて、この春には自宅近所の公園に通っても会えなかったのに、なんと北の湿地で会えるなんて大感激だ。

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あわてて撮ったのでピントが大甘だけど、かろうじてアリスイとは解るかな

林の中ではミソサザイやコマドリのさえずりが聞こえるものの、どうしても姿を見つけることができない。
ウグイスを始めとした林の鳥たちの臆病な習性は、彼らの写真を撮る立場からは辛いものがある。

オオアカゲラが真っ赤な木の実を咥えて枯れ木に止まって、木の実を木の窪みに埋めている。北国の長い冬に備えて食料の備蓄をしているのだろうか。
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オオアカゲラは個体数が少ないので、北海道でも稀にしか見かけない

湿原の小道を岬に向かって散策してみる。
何も無い湿原を散策するような変人は他には居ないようで周囲には人影もないが、ヒバリやセッカがAshの遊び相手に成ってくれる。
途中の休憩小屋の屋上に登れば湿原が一望できる。

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冬場の探鳥には格好のシェルターになるだろう

16:00 春国岱を堪能したので、今晩の宿が在る霧多布(きりたっぷ)岬に向かう。
目的地の霧多布岬は濃霧に包まれていて、かろうじて海面が見える状態だ。
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まさに霧たっぷりの岬と洒落てみても、何も見えないのはつまらないものだ。

今晩の宿は、『えとぴりか村』。
ここのオーナーも昨夜の『風露荘』のオーナー同様、東京の出身らしい。
北の大地には、花のお江戸の便利な暮らしを捨ててまで移住したくなる魅力が多いのだろう。
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えとぴりか村では野鳥撮影などで各地から訪れた夫婦連れ三組と同宿だった。

  えとぴりか村(\6,300)、18時までにチェックインのこと
  TEL:0153-62-2202

■6月22日

08:00 今朝も霧に包まれた霧多布の岬。
朝食前に宿の周囲を探索してみるが、あいにくの霧で何も見えない。
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朝露をびっしり含んだラベンダー

「この霧では湿原を散策するのは無駄」との宿の主人のアドバイスを参考に、湿原の北西の林道を迂回しながら釧路湿原へ向かう。
確かに林道まで霧は及んでいなかったので、周囲の見晴らしは良い。
火散布沼沿いにリルラン林道を南下中にビンズイに出会う。
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ビンズイを低地でふつうに見ることができるのも繁殖地ならではだろう

行き交う車もほとんど無いので、ジョギング程度のスピードでゆっくり走り、周囲の野鳥の気配を探る。
ウグイスが低木の梢でさえずっていたが、人の気配を感じると草藪に隠れてしまう。
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ウグイスの鳴き声は頻繁に聞くものの姿を見ることは稀だ

12:00 霧多布から牧草地帯を通り抜け、釧路湿原のシラルトロ湖に到着。
ここには野鳥の観察施設が在り、草原越しに湖も望めるらしい。観察小屋までの林ではたくさんのセンダイムシクイが鳴いているものの、その姿は全く見ることができない。
この湿原へはタンチョウヅルや猛禽類が冬場に訪れるらしいが、初夏の6月はノビタキが主役だ。

夜には釧路市内で呑む約束が在るので、早めに湿原を後にして釧路の街を目指す。
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湿原の向こうをJR釧路本線の列車がとおる

釧路の街の北側に拡がる釧路湿原は野鳥の宝庫としても有名だ。
Ashもこの原野がお気に入りで、特に釧路川の水門あたりの草っぱらに惹かれるものが多い。
水門に到着すると望遠レンズを構えた先客が前方の樹に止まったベニマシコを撮っていた。釧路市民の彼もこの水門近辺が好きで、しょっちゅう訪れているとか。うらやましい話だ。
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ノビタキとベニマシコのツーショットが撮れるのも北海道ならではだ。

釧路川の支流沿いにゆっくりと車を走らせていると、ノビタキの家族に出会った。
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わずか2メートルの距離にエサをくわえたメスが止まってくれたのでパシャリ

釧路港そばの『ラビスタ釧路川』にチェックインし、最上階の展望浴場で汗を流したうえで繁華街へと向かう。
釧路は、この春に札幌で知り合った画家のNさんの故郷でもある。
偶然にもNさんの帰郷期間中にAshが釧路に立ち寄ることが判り、お勧めの店で一緒に呑むことに成った。
栄町4丁目の『きや利』は、東京出身のおかみさんが切り盛りする、ちょうど良い広さの居酒屋だ。
おかみさんの自慢は日本酒の品ぞろえの豊富さとジャンボ餃子。確かに具たっぷりでジューシーな餃子はお勧めだが、それ以外も美味しい料理ばかりなので悩んでしまう。
Ashが嬉しかったのは、大好きな富山県岩瀬浜の銘酒「増寿泉」の大吟醸が在ったこと。
「増寿泉」は能登杜氏の三杯(さんばい)さんが丹精込めて創り上げてきた銘酒だが、大々的な宣伝で拡販しようとはしない蔵元の姿勢も在ってか、地元の富山県でも在庫しているお店は多くない。その増寿泉に北の大地で会えた喜びと、Nさんと一緒に呑めた喜びが重なって、この夜はかなり度を越してしまった。
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とても還暦を超えたとは信じられないエネルギーと若さを感じるおかみさん

  ラビスタ釧路川(\5,000)
  TEL:0154-31-5489


■6月23日
08:00 きょうは旅行の最終日。もう一度釧路湿原を探索してから女満別空港に向かう予定だったが、あいにくの豪雨で車から外には出れそうにもない。
Nさんと「きや利」のおかみさんのお勧めも在って、鶴居の温泉で旅の汗を流すことにする。
鶴居の町にはTAITOという立派な入浴施設も在るが、湯治場フリークのAshには場違いな感じがして、近所の民宿『つるい』で日帰り入浴(\380)をする。
泉質は、「モール泉 ナトリウム・塩化物泉弱アルカリ性低張性高温泉」だとか。
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ここの湯船は、ステンレスの牛乳タンクを真っ二つに割ったものを流用している。

お昼前後には雨が上がるとの予報なので、雄阿寒・雌阿寒岳を目指して「まりも国道」を北上するものの、雨脚が強くて周囲の景色が見えない。
もう少しで阿寒富士が見える頃、前方に通行止めのバリケードが張られていた。
どうやら豪雨のために地盤が緩んでいて路肩などが崩れる危険が在るらしい。
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仕方なく林道を迂回することにしたが、ここも閉鎖中だ。

阿寒の連峰はあきらめて、美幌峠を経由して女満別に戻ることにする。
この道中には、Ashが行ってみたい湯治場の一つでもある『三香温泉』があるので、立ち寄ってみることにする。
現地には着いたものの敷地は閉鎖されていて、どうやら休業中のようだ。
満点の星空が見れるという、ひなびた一軒宿は湯治客にはとても有名なのだが、経営者の健康がすぐれないらしくて、数年前には閉鎖されていたこともある。
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門の外から宿の様子をうかがうも人気は無い

15:40 女満別を発つ。
今回の旅ではお目当てのシマフクロウに会えなかったし、霧や豪雨に悩まされたけれど、北海道の雄大な自然とたくさんの生き物に会えたことで、明日からの仕事を頑張るエネルギーをチャージできたような気がする。
北海道は、本当に素晴らしい。
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能登半島沖の舳倉島は珍鳥・稀鳥の宝庫だ。

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちのホームページへもお越しください。

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2009年6月16日 (火)

まさかのノゴマ

ゴールデンウィークごろに、近所の畑でスズメくらいの大きさの鳥を見かけたのでパチリ。
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セッカ、ヨシキリ類、ムシクイ類にも似てるなぁ。
でも、同定できないんで鳥名探しの掲示板で質問してみたら、ノゴマ(♀)と教えてもらった。
ノドも赤くなかったし、まさか南大阪でノゴマが見れるとは思っていなかったので意外だったけど、どうやら北の大地への渡りの途中らしい。
ノドの赤いのはオスだけなんだね。

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2009年4月29日 (水)

アイヌの話が聞ける居酒屋

コミュニティの掲示板に、アイヌの話が聞ける居酒屋を探してることを書いたら、札幌に住んでるNさんという絵描きの女性が北大近くに「ゆかり」という居酒屋が在ると教えてくれたのは去年の夏のことだった。
その後は何かと多忙な日が続いたので、札幌に向かえたのはこの2月に成ったけど、おり悪く豪雪のために新千歳空港が閉鎖され、なんと5時間も飛行機に乗ってたのに関西空港に逆戻りした寂しい思い出がある。
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そんないきさつで、今回の札幌探鳥旅行ではぜひとも「ゆかり」に行ってみたくて、宿は「ゆかり」が在る北18条駅近くのホテルを予約した。
旅の初日は北大苫小牧演習林でゴジュウカラやミヤマカケスに遊んでもらって大感激。ここの野鳥たちは餌付けされてないのに人を怖がらないのが実に素晴らしい。人に虐められた記憶のDNAを受け継いでいないので人を怖がらないのかな。
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宿にチェックインし、さっそく「ゆかり」に向かった。
店主の宇田川さんは、自分で打った手打ちうどんと日本酒の店がやりたくて、東大考古学部の教授を退官した後に居酒屋を開業した方とか。
東大考古学部時代は、アイヌ研究の権威で在ると共にオホーツク文化の研究でも多くの実績を残しておられる。
日本のてっぺんに位置する東京大学の教授というキャリアから想像してたよりもずっとマイルドな方だった。
きっと考古学の世界では有名で偉い人なんだろうけど、そんな凄さの片鱗も見せずに居酒屋の親父に徹しているのは、凡人からは卓越した大きな何かを秘めた大人を感じさせる。
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考古学やアイヌにはほとんど無知なAshの質問に、素人でも解かりやすい言葉を選んで教えて下さったし。
Ashが思うに、自分の専門の話を素人にも解るように喋れる人が、本当に賢い人なんじゃないのかな。
店主の出身が道東の常呂なので、新鮮な海産物を食べさせて貰えるのが嬉しい。殻付きのウニの味は絶品だった。
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宇田川さんの連絡で、今回の縁を結んでくれた絵描きのNさんが、わざわざお店まで来てくれた。
まさか会えると思ってなかったNさんに会えたうえに、Nさんの連絡でAshが尊敬するアイヌ・アート・プロジェクトの結城さんとも電話でお話できたので、本当に思い出に残る楽しい夜だった。
その夜は、とても理知的で美人なNさんの夢を見て爆睡。

■居酒屋ゆかり
 札幌市北区北18条西5丁目2-3 高田ビル1階
 TEL 011-717-0148

大きな地図で見る

■これは、2011年に「ゆかり」を訪ねたときのブログ 「真冬なのにザルうどん」

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2009年4月10日 (金)

コサギのReady & Go!

陽気とサクラの花に誘われて近所の二色浜へ出かけました。
近木川の河口ではコサギが小魚を狙ってます。

①Ready 凄い体勢です。目線も怖い
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②Go 目の前の小魚めがけて...
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③無事Getできました。メデタシ
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その後で、久しぶりにトンボ池公園へ立ち寄るとクロツグミが居ました。暗くって枝カブリだけど、とりあえず証拠写真Get!
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2009年3月 1日 (日)

外見で損してるシメと私

ハチジョウツグミとアリスイが出たと聞いたので、近所のT公園へ向かった。
出発が遅かったためか、到着した時刻には公園内の駐車場も車で一杯だったし、園内は家族連れであふれていた。
こんな状態では野鳥観察は無理かな、と半ばあきらめつつも鳥が出たという場所に向かった。
この手の情報はとても速いスピードで伝播するらしく、すでに5~6人のバーダーが三脚を構えてハチジョウツグミとアリスイの出現を待っていた。
しばし待てど鳥の気配も無いので、この冬に何度かルリビタキに会えた場所へ向かってみた。

Siberianbluechat

今日も会えたルリちゃん、いつ見ても可愛いな。
その後、園内をぶらぶらしていると、目の前の芝生に一羽のシメが舞い降りて何かをついばみ始めた。

Howfinch

木の中に半ば隠れたシメは何度も見かけたが、これだけ近くでじっくりと見れたのは初めてだったので、嬉しかった。
それにしても、この鳥って頭でっかちで目つきが悪い外見のせいで、かなり誤解されているんじゃないだろうか?
犬に例えればブルドックのようなもので、仮に性格が温和で賢い生き物だったとしても、その外見で内面を勝手に連想されて損をしているケースって、人間の世界でもけっこう有るんじゃないかな。
可憐なルリビタキを見た直後だったので、この鳥の不細工さが自分自身にシンクロして不憫に思えた。

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