野鳥

2013年5月25日 (土)

道央方面へ鳥と酒の旅(2013年5月)

ゴールデンウイークを半分しか休めなかったので、道央方面への出張ついでに代休を取ることにしました。(長文です)

■5月23日(木)

新千歳空港に着いたのが22時過ぎ。ホテルのある札幌駅まではJRで行けるんだけど、電車も飽きたのでバスを選んだのが大間違いの始まりです。

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空港から札幌駅までのルートには札幌ドームが在るんだけど、この夜は大谷翔平のデビュー戦だったことと、試合が延長12回まで伸びたことで、道路はラッシュ状態。

ホテルに着いたらバーへでも行こうと思ってたのに、日付が変わってからの到着だったのでおとなしく寝ることにしました。

■5月24日(金)

泊まったホテルが北海道大学の近くだったので、早起きしてキャンパスの散歩です。
キャンパスは出入りが自由で、早朝にもかかわらず散歩やジョギングする人がたくさん居ました。

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"少年よ大志を抱け!""BOYS, BE AMBITIOUS!"のクラーク博士像は超有名ですね。

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ポプラ並木も名所なんだけど、意外に距離が短くて樹が少なく、ガッカリしました。

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キャンパスの随所に野鳥が居て、アカゲラも、こんなきれいなキビタキも居ました。
大学のキャンパスなのに、それも札幌駅から徒歩5分の都心部なのに、キビタキが居るなんてすごいです。

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カワラヒワも、かなりたくさん居ます。
小鳥にとって食べ物が豊富な季節は、まさにこの世の春ですね。

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このキャンパスには農学部も在るんで、羊も牛も餌を食んでます。

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なんと、キタキツネまで居ました。ほんとにすごい。

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札幌市街のあちこちには桜が残ってて、本州との気温差を感じます。
実際、想定外の寒さに負けてウインドーブレーカーを買いました。

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この日の札幌はすばらしい晴天で、青空をバックにした北海道庁旧本庁舎のレンガ色が引き立ちます。

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数年前にSNSで知り合った札幌在住の美人絵描きNさんの運転で、Nさんのお気に入りの旭山記念公園に登って市街地を展望しました。

東京や大阪に比べて空気が澄んでるので、遠くの景色もくっきり見えます。

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ランチは、旭山のふもとの和食の店「真心庵(しんしんあん)」で。
料理も良いけど、部屋から眺める日本庭園も綺麗です。

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ランチにしては少しばかり贅沢すぎたかな?

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楽しいランチタイムの後は仕事先の滝川市へ移動です。
線路に併行してる国道12号線は約30キロの直線の長さが日本一だそうで、北海道は道路も線路もほんとうに長くまっすぐ伸びてますね。

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夜八時まで仕事を頑張った後は、滝川市に来ると必ず立ち寄る居酒屋「おだちもっこ」へ直行です。

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このお店では店主自慢の創作料理と地物のお酒が楽しめます。
店主は料理の素材にもこだわっていて、ほとんど地物を使っているとのこと。
もちろんカラオケなどは置いてないし、店主は寡黙過ぎず饒舌すぎず適度に話し相手に成ってくれるんで、一人で飲みに行っても寂しい思いをしたことが無いですね。

これは、ダイコンの炊いたんにチーズのトッピング。左側のササダケは柔らかくて風味豊かです。

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まずは、青森県黒岩市の地酒「亀吉」から。もちろん佳きお酒です。

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今が旬の山菜「あずきな」
半分以上食べてから写真を撮ってないことに気づいたが、時すでに遅し :-(

あずきなは、主に北海道で食される山菜で、見た目はギョウジャニンニクぽいけど、ニンニク臭はまったくしないです。

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これは、石狩川を挟んで対岸の新十津川町の金滴酒造のお酒。
小さな酒蔵なので、生産数が少ないうえ、平成24年の新種鑑評会で金賞を取った後は人気が出すぎて入手困難らしいです。使っている酒米は隣の岩見沢で開発された「吟風」(ぎんぷう)ですね。

■5月25日(土)

今日は終日お仕事でした。
明日の早朝に天売島へバーディングで向かうためにレンタカーを借りたので、昨夜呑んで感激した金滴酒造までドライブしてみました。

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金滴酒造は、こじんまりした蔵でした。もう営業時間外で閉まってたけど、外からのぞいた感じでは酒造用の什器などは家内工業的な素朴さで、好感持てましたよ。

おだちもっこの店主の話では、金滴酒造は一度はつぶれかかったものの、杜氏を変えての再出発だったとか。平成15年の新酒鑑評会で他の蔵元も金賞を取った酒造米「吟風」を使っての再チャレンジが、みごと的を得たわけですね。

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蔵のすぐ傍を石狩川が流れてます。
ここは、明治の時代に大水害で壊滅状態に成った奈良県十津川村の住民が新天地を求めて移住した土地です。
十津川村の渓谷の険しい流れに比べると、なんと穏やかでゆったりと流れる川ですね。

■5月26日(日)

今日の目的地は北海道の西に浮かぶ天売島(てうりじま)という孤島。ここは、能登半島の舳倉島や秋田県の飛島のように、春と秋の渡りのシーズンにはたくさんの小鳥が立ち寄ります。

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宿泊地の滝川市から連絡船の出る羽幌の町までは100キロメートル強しか無いのに、カーナビの予想時間は3時間半を指してます。

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長すぎる予想時間に違和感を持ちながらも、8時30分の出発までに到着するために余裕をみて日の出前に出発したところ、案の定現地には6時過ぎに着いてしまいました。

※深川~留萌は無料提供されている高速道路でした。
カーナビは、この区間を一般道と判断しているために時間差が生じたのかも知れません。


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しかし、早起きは三文の徳。
港では漁を終えた漁船からの水揚げを見ることができました。

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獲れたのは主にカレイ。他にも大きなエイが何匹か居ました。

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8時30分。いよいよ天売島へ向けて出港です。
連絡船の客は意外と少なくて10人程度でした。
ウニの解禁は6月だし、まだ冬が明けたばかりだし、都会ほどバーダーや野鳥カメラマンが多くないのが理由かも知れません。

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羽幌フェリーターミナルから天売島までは、途中の焼尻島に立ち寄って1時間30程度。

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船のデッキからはウトウなどが見えることもあるけど、どれも遠すぎて持参のズームでは歯が立ちません。

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島の西側はウトウやウミガラスの営巣地として有名だし、東側の漁村周辺は渡りのシーズンには多くの小鳥が立ち寄ります。

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今回は5時間ほどしか滞在できない日帰りの予定なので、西側の海鳥は諦めて東側の探索に専念します。

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この島に詳しい地元バーダーさんのお奨めで最初に立ち寄ったのが厳島神社。
近くの草原でカッコーが鳴いてたものの、境内で見れたのはアカハラだけ。

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少し歩いて天売高校の脇の坂道を登ってゆくと、きれいなキビタキに出会いました。今回の旅では北大キャンパスでも何羽かのキビタキに出会えたのでラッキーです。

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中腹部の林ではノゴマが喉を膨らませて縄張り宣言の最中です。小鳥にとっては何かと忙しい季節ですね。

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コムクドリ(♀)が新芽をついばんでます。

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この場所からは隣の焼尻島(やぎしりじま)の全景が見渡せます。両島とも野鳥は濃いらしくて、トレッキングコースで出会った女性グループは焼尻島でたくさんのオオルリが居たと言ってました。

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本命の一つのオオルリに出会えないまま林道をうろついて数時間が経過。
戻りの連絡船は3時台に出発なので、少し焦ってきました。

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そんな気持ちで漁村まで降りてきたら、なんと目の前にオオルリ出現。
ほぼ後ろ姿で枝かぶりだけど、今年初めての出会いなんで嬉しいです。

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難関を突破した後は面白いように鳥と出会います。
コムクドリはオスの方が頬紅さしてるのでこっけいに見えます。

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ウソとは早春に地元のお山でお別れしてから久しぶりの再会です。
これは、アカウソかな?

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この島のキビタキはイケメン揃いで、いくら見ても見飽きません。

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眉毛がかすかに黄色っぽいんでカシラダカ(♀)のようだけど。
まさかのシロハラホオジロとかキマユホオジロだったら大喜びなんだけどな。

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帰りの連絡船に乗り遅れると大変なので、少し早めにフェリーターミナルに戻ってきました。
島に渡ったからには、こぼれるほど盛ったウニ丼が食べたかったんだけど、あいにくウニ漁の解禁は数日後の6月からなので海鮮丼で我慢です。

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どんぶりの具は海鮮7種類。うしお汁もキンキなど2種類の具がてんこ盛りで、セット料金1500円は良心的ですね。

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連絡船が羽幌港に帰着するのが5時25分で、滝川市のレンタカーの返却期限が7時。
急げば間に合うかも知れないけど、フェリーで知り合った人が「北海道警の収益源はスピード違反といったん停止違反くらいなんだよね」の一言が胸に刺さって、のんびり走ることに決めました。

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帰路の海辺で見かけたニシン御殿です。
木はだのままの木造とは言え、周囲の漁師小屋とは比べ物に成らないほど立派な建て方から、当時の船主の豪勢な暮らしぶりがうかがえます。

■5月27日(月)~28日(火)

この間は滝川市の納入先での仕事がメイン。
初日は想定外のトラブルが発生して焦ったものの、なんとか対策が成功したようです。

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28日は商談で岩見沢市まで往復です。
この町では、ばんえい競馬が開かれていたものの、2006年に廃止に成りました。
3・4番のホームには、そりを挽くばん馬の像が置かれています。

■5月29日(水)

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この日は、某湿原で某組織の某作業のお手伝いです。
草原を進んでたら足もとからヤマシギが飛び立ったので、近くを見たら巣に卵が4個在りました。

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場所が特定できるような写真や書き込みはしない約束だけど、この程度の写真は許してくださいね。左端をチュウヒが飛んでるのが見えますか。

ヤマシギの親が大声で威嚇するので、帰路は大きく迂回せざるを得ませんでした。

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ひと仕事終えて、土手で昼食です。
今回の作業に同行することの交渉をしてくれた地元バーダーのKさんから差し入れのお弁当。ゆかりのオムスビが美味しかった。
後半は深い湿地での作業だったので、生まれて初めて胴長を履かせてもらいました。

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夜には、かつては炭鉱で栄えた美唄の町で、SNSで知り合ったNさんも交えての呑み会。

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この町の名物料理は焼き鳥です。
一つの串に精肉、皮、球ひも、レバーと玉ねぎが仲良く刺さってて、塩味で食べるのが特徴だとか。
炭坑で働く人にとっては、安くてボリュームたっぷりの料理は大歓迎だったんでしょうから、それまでは捨ててきた内臓や地元産の玉ねぎが素材に成ったんでしょうね。

やはり愛鳥家のオフ会は焼き鳥が定番です。

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東京にも出店を持つ「福よし」は地酒の品数も豊富でした。グラスから溢れるほどなみなみと注いでくれて………おやおや、こぼしてしまいましたね。

■5月30日(木)

早朝から強い雨。
この日は予定も無かったんで外出をちゅうちょしたけど、SNS鳥友のNさんのお勧めで浦臼(うらうす)の町までレンタカーを走らせてみました。

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神社の入り口で車を停めて階段を登ろうとしたら、なんと境内を電車が横切ってます。
こんな光景は珍しいですね。テレビ番組の珍百景に投稿したら、採りあげてもらえそうです。
ここを電車が通り過ぎる写真も撮ってみたかったけど、本数が少なすぎるんで諦めました。

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神社の敷地は公園に隣接してて、かなりの広さがあります。
アオジやムシクイ、アカハラが多いですね。

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ここはお花でも有名らしいけど、植物には無知の私には奇麗としか表現できません。

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この場所に心惹かれたのは、赤色型のツツドリが来ているという情報を聞いたからだけど、運よく雨上がりの枝に赤い鳥が止まってました。

ホトトギスにも似てるけど、トケン類の同定は難しいです。
私にはお腹の縞模様とか鳴き声が無いと同定は無理です。

ここで一句、「鳴かぬなら区別がつかんトケン類」 ひでき。

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ツツドリに続いてクロツグミを発見。

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この個体は、かなり長い時間さえずってくれて、目も耳も楽しませてもらいました。
こんな素晴らしいチャンスを、ほぼ貸し切りにできるのも北海道ならではの贅沢です。

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北海道ではスズメほどありふれた(?)ゴジュウカラも、すぐ近くの樹まで来てくれます。

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同様に北の大地では普通の鳥、アカゲラ。

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エゾリスが運んでるのはクルミのようです。

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これはヒタキ類なんだけど、お腹が白いんでコサメヒタキかな?

雨天決行して良かった。
わたしの地元では、これだけたくさんの野鳥をのんびり見れませんね。

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浦臼神社から札幌市内に移動して、再び北大近くのホテルにチェックインした後は、ススキノへ繰り出しました。
もとよりコミ障ぎみのうえ、美人を目の前にするとどもってしまう私にススキノは縁のない街だったけど、今晩は札幌在住で遠縁のM君という強力な助っ人が一緒なので百人力です。

ススキノの顔ともいえるニッカの広告。大阪で例えると道頓堀のグリコ看板でしょうか。

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ススキノと言えばラーメン横丁が思い浮かぶけど、ごらんのとおり閑散としてます。
M君の話では、ここへ来るのは観光客だけで、地元民はほとんど無視してるらしいです。

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最初のお店は、世界のビールが飲める「HIGURASHI」というお店。
ここではImperial Red Ageという、アメリカのユタ州の赤っぽいビールが印象的だったな。

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二件目はSNSで知り合った山ガールの親戚がやってる「金ちゃん」という焼肉屋さん。
このお店は草鞋ほど巨大なお肉が自慢で、テレビ取材も多いとか。とにかくエンターテイメント性が高くて楽しいお店です。

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そして、三軒目はM君の青春の思い出がたくさん詰まった「寄り合い」というBAR。
私と同年代のマスターが集めた60年代のレコードを聞かせてもらいながら、青春時代の思い出話しにふけった札幌の夜でした。

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夜も更けて、ススキノも本来の歓楽街らしく成ってきました。
ちょっとバテ気味なので、4軒目に行こうよとのM君のお誘いも断ってホテルへ戻ります。
明日は早朝に起きて北大キャンパスの鳥を見に行くつもりだけど、はたして起きれるかどうか……

■5月31日(金)

ほぼ9日間にわたった道央方面遠征も、あっという間に最終日です。
少し早起きして、再び北大キャンパスを訪ねてみました。

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林の小路を進むと、キタキツネが通せんぼしてます。

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すると、キャンと可愛い鳴き声で草むらから子ぎつねが出てきました。

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あどけない表情が、めっちゃめんこいです。

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そうやったんか……
ごめんねお母さん。遠回りすることにして踵を反しました。

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ホテルをチェックアウトしてからは、大きな飛び物を撮りに新千歳空港へ。
近所に航空基地が無い南大阪住民にとって戦闘機の雄姿はワクワクします。
こんな急上昇してもパイロットって平気なんかな。

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今回は9日間の長征で、ちょっと遊び疲れがでました。
仕事に追われてたゴールデンウイークには自虐的な気持ちが強かったけど、これだけ遊んだので逆に仕事への意欲が増しました。

たまにはゲップが出るほど遊ぶのも良いもんですね。

他のブログ 道東の夏鳥(2009年夏)、 ニシン漁で栄えた町を訪ねて、 十勝岳遠征でナキウサギを堪能 も見て頂けたらうれしいです。

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2012年2月 4日 (土)

BORGレンズの魔力

今日はハードな出張明けでかなりバテ気味だったんだけど、雲間からの陽射しに誘われて近所の男里川へ遊びに行ってきました。

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河口近くに車を停めて、南海高野線の高架下まで往復したんだけど、きょう見れたのは、ヒドリガモ、マガモ、コガモなどのカモ類とチドリ類。その他はモズくらいしか居なかったけど、磯の香りを嗅ぎながら河原を歩くのも気持ち良いもんです。

今日も探鳥の友はBORG。

BORG71FL+ペンタックスK-r+一脚は、あまりにも軽すぎるんで拍子抜けです。

このレンズを買ってからは、重たいゴーヨンは担ぐ気にもなれずにホコリをかぶってます。

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それにしても、BORGの解像度の凄さには驚きます。

まるで、自分が名カメラマンにでも成ってしまったような錯覚に陥りそうで怖いです。

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上の写真をピクセル等倍でトリミングしてみました。

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BORGの「魔力」、解ってもらえますか?

NIKONやCANONのレンズの5分の1程度の予算でも、(さらに私のようなヘボでも)こんな写真が撮れてしまいます。

自慢じゃないけど腕の悪い私でもこんな写真が撮れてしまうBORGに嵌ってしまいそうで怖いです。

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2011年10月19日 (水)

花も鳥も衣替えしてた

きょうは、秋晴れの好天。

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最近は休日返上で仕事ばっかりしてたので、気分転換で代休を取ることにしました。

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近所の公園や田園地帯を、あても無くグルグルと回って遊んだんだけど、気が付けばお花も鳥たちも、すっかり秋モードに衣替えしてましたね。

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とても心地よい季節なんだけど、秋はあっという間に終わってしまうのが寂しいな。

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2011年10月16日 (日)

秋の戸隠高原で遊ぶ

秋から翌年の年度末までは出張に明け暮れるのが恒例なんだけど、田舎育ちの私にとっては自然が豊かな田舎への出張だと笑顔がでます。

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出張での仕事場は同じ業種(病院)だし、泊まるのも全国チェーンのホテルをを利用することが多いんだけど、どの病院もホテルも似かよった作りなので、自分が何処の町に居るのかを意識できないことが多いね。

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今回の出張先は長野県の上田市。街からは北アルプスが遠望できるし、中心部を流れる千曲川の流れもきれいなので、個性豊かな田舎町ですね。

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地方への出張のお楽しみは何と言っても郷土色豊かな酒肴。馬刺しや馬肉は熊本県が有名なんだけど、信越地方でも馬刺しや馬肉料理を出す店が多いね。

写真の左下は、「おたぐり」と呼ばれる馬肉のモツ煮込み。じっくり煮込んだモツは日本酒のアテにぴったりだった。

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信越や東北ではイナゴの佃煮も普通に見かけます。目をつぶって食べればエビや小魚と似た食感だけど、やはり見た目はイナゴなので食べるには少しの勇気が必要かも。

同席した地元のお父さんの話では、「小さい頃には良く食べさされたけど、その頃の味はしょっぱいだけで美味しくなかった」んだとか。

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ほぼ一週間の仕事も無事に終えたんで、レンタカーを借りて戸隠森林公園で遊んできました。

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この公園は、アカショウビンやサンコウチョウなどの夏鳥で賑わうし、9月のタカ渡りの時期には上空をサシバやハチクマも飛びます。

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残念なことに、わたしが訪れたのは夏鳥と冬鳥の端ざかい期だったし、タカ渡りのシーズンも終わってたので、ほんの少しの留鳥たちと遊べただけでした。

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ちょうど紅葉の最盛期だったので、名所の鏡池を訪れる観光客が多いらしく、週末には交通規制もあります。

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ありふれたカモでも、紅葉色の水面を泳ぐ姿は絵に成りますね。

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マムシグサという強烈な名前でなければ鮮やかな色に惹かれるけど、有毒らしい。

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野尻湖越しに望む黒姫山。この山は山麓の村に作家のニコルさんが住むことでも有名だけど、あの日航機が墜落した御巣鷹山は黒姫山のツインピークの一つだとは知らなかったな。

■2011/10/17 加筆:ブログをご覧になった方から、「日航機の御巣鷹山は群馬県上野村だよ」、とお教えいただきました。

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長い出張+プチ探鳥を終えて、中央線で大阪に戻りました。長野から大阪へは新幹線を乗り継いで東京経由で帰るルートも在るんだけど、朝っぱらから缶ビール呑みながらアルプス沿いに帰るのは最高でした。

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2010年4月 4日 (日)

キジは日本の国鳥に相応しい?

長かった出張が終わったので気が緩んだのか、久しぶりにカゼを引いてしまいました。
薬を飲んでコタツで寝てたものの落ち着かなくって、家の近所をドライブしてみました。

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貝塚市の海を埋め立てた広大な造成地あたりを走ってたら、ド派手な鳥が。
キジのつがいが工場の敷地の草むらでエサを探してました。
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オスの体色の派手さに見とれてしまいます。
ここのキジは人慣れしてるのか、写真を撮ってるAshの近くまで寄ってきます。
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豪華な外見は国鳥にふさわしいと思うんだけど、メスのお尻あたりをのぞきこむ目つきがちょっとエッチ親父ぽくって20点減点かな。
私も減点されないよう気をつけないと(汗)
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アップの写真しか撮れなかったのは残念だったけど、贅沢な悩みです。
ちなみに、すべてノートリミングです。

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2010年3月18日 (木)

釧路湿原の冬鳥(2010年)

■2010年3月10日
以前から予定していた釧路への旅に先立って、急きょ札幌へ立ち寄ることに成った。
急な予定変更と札幌~釧路間の長旅は辛いものの、この区間の鉄道の旅は初めてだったので嬉しさも半分半分。

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11:51発の『スーパーおおぞら』に乗車し、4時間の北海道横断の旅が始まった。
車中からは初めて見る景色ばかりだったので、長時間の移動も意外と苦ではなかった。

釧路駅から釧路川沿いのラビスタ釧路川までは、ホテルが用意したタクシーが無料で送迎してくれる。
タクシーの運転手さんに探鳥情報を聞いてみると、阿寒町の国際ツルセンターが素晴らしいよとのことだった。
特に、午後に魚を給餌する時刻にはオオワシやオジロワシが飛来するのが見ものだとの話に心が躍った。

ホテルにチェックインし、この町でのお気に入りのお店『きや利』へ、美味しい日本酒を呑みにでかけた。

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この晩は、折り悪く季節外れで台風並みの低気圧が北海道東部を横切ったため、3月と言うのに釧路の町は一面の雪景色に逆戻りしてしまった。

■2010年3月11日
釧路駅前でレンタカーを調達し、釧路湿原のお気に入りの場所の一つである岩保木(いわぼっけ)水門へ向かってみた。
しかし、昨夜の積雪のために水門の手前で交通閉鎖されていて、水門には近づけなかったので、急きょ予定変更して鶴居村方面に向かうことにした。

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釧路湿原から塘路を経て鶴井へ向かう道中にはコッタロ湿原が拡がる。
この湿原は釧路湿原よりはマイナーで小さいものの、観光地化されていない素朴な景色には心を惹かれるものがある。

鶴居村へはオオワシを見に行くつもりだが、時期的にはいささか遅いようで、今でも鶴居村に残っているのか少し不安だった。
鶴居村近辺では数か所の施設でタンチョウに餌付けをしているのだが、前の晩にネットで情報調べをしたところ、国際ツルセンターでは魚の給餌は2月ごろで終わると書いてあったので、オオワシやオジロワシとツルとのショットを撮るのは無理な雰囲気だった。

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13時ごろに国際ツルセンターへ到着。
受付のお姉さんに聞いてみると、『今年はエサのウグイが余っているので、まだ給餌してますよ』との、予定外の嬉しい返事にニッコり。
入場券を買って給餌場へ向かうと、すでに何人ものカメラマンがカメラをセットしていて、14時からの給餌を待ち構えていた。

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かつては、生息地の破壊や狩猟などによって数十羽までに数を減らしたタンチョウだったが、地元の人々の手厚い保護や給餌によって今では数百羽まで増えたらしい。

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もうすぐウグイの給餌が始まる13時半、前方の林からオジロワシが舞い降りてきた。
まるで、彼らなりの体内時計で給餌の始まる時刻を知っているかのようだった。

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ウグイの給餌がはじまったとたん、どこからともなく数羽のオジロワシが現れた。
オジロワシは、夏場の稚内や野付半島で何度か見ているが、どれも薄汚れた感じで魅力を感じなかった。でも、今日のオジロワシはとても奇麗で荘厳な感じさえする。

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昨日の天気予報では、台風並みの低気圧のために釧路は60cmの積雪との予報にはびびったが、予報が外れて雲一つ無い晴天にオジロワシの真っ白な尾羽が映える。

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林の中からキタキツネが顔を出した。どうやらタンチョウの餌のおこぼれを貰いに来たようだが、タンチョウの猛烈な攻撃に負けてすごすごと林に戻って行く姿が哀れだった。

今回は残念ながらオオワシには会えなかったけれど、オジロワシや他のエキストラたちがけっこう楽しませてくれた。

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タンチョウやオジロワシを満喫したら釧路の海が見たくなったので、日没前の白糠の海へ向かってみた。
波のパイプラインをぬうようにして海面すれすれに飛ぶカモメにしばし見とれた。

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■2010年3月12日~3月16日

この間は釧路市内の客先で本業に追われる日が続いた。
Ashの仕事は肉体的にはきつくは無いものの、失敗が許されないので精神面でのストレスは大きい。

釧路の次には埼玉県と茨城県の出張予定が続いている。
今回は出張のハシゴでずっと家に戻っていないので、すこし気持ちがバテてきた。

■2010年3月17日

釧路での仕事も昨日で一区切りついたので、今日はオオワシを探しにコッタロ湿原や塘路・シラルトロ湖方面へ向かうことにした。

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数日前の雪もほとんど解けて、今日は快適なドライブに成りそうな気がする。
今日の予定では走行距離も短いので、予算を削って軽四輪のレンタカーを借りることにした。(この貧乏根性が後で大きな失敗の引き金に成るとも知らずに)

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コッタロ湿原は禁猟区なので、ここに棲む鹿たちは人を怖がらない。

湿原のあちこちを走って見たが、この近辺にはオオワシが居そうに無いので塘路湖の奥まで向かうことにした。
ナビを見ると、塘路湖の北側には林道が在るので、ひたすら山奥を目指した。

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山奥に向かうにつれて積雪量が多く成ってきたので不安にだったが、車のわだちもあったので、もう少し奥まで走ってみることにした。
突然、ガクッと音がして車が雪に突っ込んでしまった。
あわててバックを試みたが、四輪とも空回りして二進も三進もゆかない。

ジャッキアップしたり枯れ木や小石をタイヤの下に敷いてみたりしたが、どう足掻いても脱出できそうに無い。
周囲を見渡すと、はるか先に牧場が在ったので、助けを求めて牧場まで向かって見た。
しかし、運悪く留守だったので車に戻ることにした。

このままでは夜に成ってしまうし、こんな山道へ来る車も滅多にないので、意を決してJAFのロードサービスを呼ぶことにした。
携帯でおおよその場所を知らせて待つこと一時間。JAFのジープが駆け付けてくれて、スタックした車をロープで牽引してくれた、メデタシメデタシ。

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オオワシには会えなかったし、車の破損でレンタカー会社に数万円の賠償金を払ったりで散々な一日だったけれど、『きや利』でジャンボギョウザと美味しい日本酒を堪能して英気を取り戻した。

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釧路での一週間を終えて、関東方面の出張先へと向かう。
この年度が終わるまでは、まだまだハードな出張の日々が続くはずだ。

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2010年2月21日 (日)

ジョビ子にべた惚れ

今日はAshの住んでる地域で[泉州国際]市民マラソンが催されるんだけど、そのための交通規制で車で外出できそうにないです。
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好天なのにバーディングできないのは辛いけど、外出を諦めて先週からいじり始めた菜園の手入れをすることにしました。
スコップで土を掘ってると、背後で『カチッ、カチッ』という火打石を打つような音が。
おう、今日もジョウビタキのジョビ子ちゃんが遊びにきてくれたんや。
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この子のつぶらな瞳は本当に可愛くって、いつ見ても惚れちゃいます。
傍の杭に止って何かを語りかけるように見つめられると、心臓がドキドキしますね。
(写真は全部ノートリです)

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2010年2月17日 (水)

キテレツ系の鳥、アリスイ

先日、奈良県の某公園でアリスイが見れるとの情報を聞きました。
アリスイには以前から興味が在ったので、居ても立ってもおられずに休暇を取って奈良県まで遠征してきました。
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鳥たちは何万年も前の時代に恐竜から進化したと聞くけれど、このアリスイには鳥類が恐竜だった時代の名残りのようなものを感じさせられます。

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この世の鳥には、オシドリ・カワセミ・アカショウビンなどのようにカラフルに飾り立てた姿に進化したものが多いのに対して、このアリスイやヨタカはどんな目的や意志で現在の外観に進化したのだろう?
とても不思議です。
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この公園では、オオジュリンやバンなど葦原の鳥たちがたくさん居て、奈良盆地の強烈な寒さを忘れさせてくれました。

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機会が在れば、約20cmはあるという舌をだしたシーンの写真を撮りたいですね。

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2009年12月12日 (土)

サッポロで酒池鳥林

いつものように年末から年度末にかけては出張が続くAshだけど、今回のサッポロ出張はタフでハードなバトルだった。

『サッポロではあちこちの川でヤマセミ飛んでますよ』との情報を聞いてただけに、今回の出張は心待ちだった。

予定の前々日の夜のフライトでサッポロの宿に入り、翌朝は早起きして街の南外れの森に行ってみた。

ここの池にヤマセミが来ると聞いて楽しみにしていたのに、到着してみると湖面は完全氷結。
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↑この写真は、あえてレタッチしてます。

途方に暮れているAshに、エゾリスがあいさつしに来てくれた。誰かが餌付けしているためか、とても人懐っこい。
こいつは、この冬を過ごすための食料を確保できたんだろうか?
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池の奥に向かうと望遠レンズを構えた先客が一人。『ヤマセミは?』って聞くと、しばらく前に湖面が凍結してからは見てないとのこと。
落胆しているAshを見かねてか、『今日はオフなので、近郊の探鳥地に行ってみようか』と誘ってくれた。

彼の車で向かったのは野幌森林公園。
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ここでは、四季を通じてたくさんの野鳥が見れるので、Ashのお気に入りの探鳥地の一つだ。
この季節にはエゾフクロウを見るために多くの人が訪れることでも有名。
有名な洞に行ってみると、一羽のエゾフクロウが眠たそうにしていた。
たくさんのギャラリーの話声が聞こえるので眠れないんだろうな。ちょっと可愛そうだった。
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彼には、チュウヒやヤマセミが居そうなポイントを何箇所か案内してもらったが、今回は運悪くボウズの連続だった。

街の南の公園へ戻り、オシドリを見に行くことにした。
このオシドリは羽根を痛めていて遠くに飛べないらしいけど、この川が凍結したらどこでエサを探すんだろう。
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近所のサケ科学館で記念写真を撮って、札幌での初日は暮れた。
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この日は、札幌在住の酒豪さんとの久しぶりの飲み会をして終了。


翌日からは、ほぼ終日のハードワークが続いたので、かなり疲れた。
Ashの仕事は肉体的には重労働では無いものの、とてもストレスが多いので仕事が終わった頃はへとへとに成る。

今回の出張では、お得意さんの接待が連夜だったので深夜までの飲み食いも辛かった。酒は嫌いじゃないけど、接待で呑む酒は美味しいとは思えないな。
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↑二十年前に蔵出しされた10年古酒

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↑ラムのジンギスカン

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↑サッポロビール園

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↑馬の心臓

今回の仕事はトラブル続きだったので、出張予定を二日延長してまでのハードワークだった。
やっと仕事のめどが付いたのは大阪に戻る最終日の昼過ぎ。
この季節のサッポロは三時過ぎには日が沈むので鳥はダメかとも思ったけど、ワンチャンスを期待して街の南側の川へ行ってみた。

近くでヤマセミの声がしたので、河川敷を声の方に歩いてゆくと、対岸の木に居たヤマセミが飛び去ってしまった。
せっかくのチャンスだったのに見逃してしまったことを悔みながらも、河川敷を散策していたら、なんと先ほどのヤマセミが目の前の岩に戻ってきてくれた。
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かなりの距離だったので、思ったような写真は撮れなかったけど、でも念願の鳥に会えたので、とても嬉しかったな。

この川では、数組のマガモがのんびりとエサを食んでいた。
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こうして、きれいな自然のなかで幸福そうに暮らしている生き物を見ると、本当に心が癒される。
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また、別の季節に訪れてみたい場所だった。

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2009年8月16日 (日)

やっとクマタカ撮れたけど

今年は7月初旬から、ずっとクマタカ(角鷹、熊鷹、鵰)を追いかけてきました。
この鳥は、大阪府下には数つがいしか生息していないと言われている絶滅危惧種で、出会うのさえ難しい鳥です。
詳しい場所は言えないんだけど、南大阪の和泉葛城山系にある山の頂上近くへ何度も通って、ほぼ半日を炎天下に耐え続けてきた日々の結果がこの2枚です。

Hodgsonshawkeagle

写真の出来は不満だらけだけど、やっと写真に収めることができてホッとしたってところが本音かな。

Hodgsonshawkeagle2

大き目の写真はここ>
http://homepage3.nifty.com/ashgarden/Photos/Area/Kaizuka/HodgsonsHawkEagle.jpg

http://homepage3.nifty.com/ashgarden/Photos/Area/Kaizuka/HodgsonsHawkEagle2.jpg

山で一日を過ごした翌日は、強烈な紫外線の影響でいつも目が腫れてパンパンです。
ドラキュラのように血走った眼と、15ラウンド戦った後のボクサーのように目の周りにはクマができます。

『クマタカ撮りでクマができた』なんて、洒落にもなりません。(悲)

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