日記・コラム・つぶやき

懐かしの2000年問題

2009年も終わろうとしている年の瀬の深夜、ふと思い出すのは10年前の大騒動。
そう、1999年は世界中の多くの企業や人々が西暦2000年問題に振り回された一年だった。

そもそも西暦2000年問題とは、その当時のコンピュータやIT機器が管理する日付がYYMMDDの6桁しか無かったうえに、無期限を意味する特殊な日付として991231という値を使っていたために、西暦2000年の元旦に成ると日付の判定に不具合が生じるため、機械やコンピュータが誤作動するという問題だった。
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Ashが携わった多くのコンピュータシステムも、西暦2000年の元旦に誤作動する問題が見つかり、1999年は全国の納入先へ飛び回ってシステムの対策を余儀なくされた。

想定される問題は対策したとは言うものの、もしも予見できなかった問題が残されていたならば、西暦2000年の元旦に何等かの不都合が生じるわけだから、あの年の大晦日のカウントダウンの瞬間はパニックに成りそうなほどの恐怖と憂鬱さに包まれていたな。

マスコミで話題に成っていた悲観的な予測としては、銀行のATMやオンラインに障害が発生すると、企業の決済が不能に成ったり預金の引き出しが出来なくなるので経済面でのパニックが起こるとか、航空機や列車の制御システムが暴走して大惨事に成るとかが在ったな。
結局、大過なく元旦を迎えることが出来たわけだが、徹夜で迎えたその日の朝焼けの美しさは今でも忘れることができない。

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今から思えば、コンピュータ黎明期のエンジニアたちは頭脳明晰な集団だったはずなのに、YYMMDDの6桁で日付を管理していれば数十年後には不具合が生じることを、どうして予見できなかったのだろうか?

確かに、当時のコンピュータは極めて小さいメモリーしか実装していなかったので、エンジニアたちは少ないメモリー量でシステムを管理することを余儀なくされてはいたのだが。

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グルメ出張が辛くなってきた

12月22日から半月間の予定で仙台に来てます。

東北の雪国なのでダウンジャケットとスノーブーツで来たものの、意外と良い天気の日がつづいてるので拍子抜けしてます。

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今、仙台の街では『光のページェント』という催し物の最中で、Ashが宿泊しているホテル近くの街路樹はイルミネーションがとてもきれいです。
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仙台と言えば『牛タン』と『牡蠣』と『地酒』。
同行者(発注元の社員)がグルメなので、前回のサッポロ出張に引き続き、仙台グルメ接待の夜が続いてます。

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↑こんな分厚いタンは東京や大阪ではお目にかかれないですね。

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↑当然ながら、タンは炭焼きしてます。

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↑宮城の銘酒『一の蔵』。表面張力の限界に挑戦!

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↑近海で採れた殻ガキ。二年物なので重厚な味がします。

連夜のグルメと深酒なので体重計に乗るのが恐いな。
それよりも、こんな飽食の日々を過ごしてる自分に罪悪感を感じてきました。
早く大阪に戻って普通の暮らしがしたいな。

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子ひつじが食べれない

Ashの出張は発注元の社員と同行することが多いけど、今回同行した人はキリンビール園の大ファンで、彼が予約してくれたホテルはキリンビール園から徒歩数分の距離だったあせあせ
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グルメで研究熱心な彼のアドバイスによると、ビール園では生ラム食べ放題+ビール呑み放題のコースがお勧めとのこと。
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確かに、ビール呑み放題は嬉しかったし、生ラムもヒツジ特有の臭みが無くって美味しかったんだけど....

ラムって子羊のことなんだから、人間に例えると小学生か中学生くらいの子供のお肉なんだよね。

彼らが『生ラムって最高だよね!』ってビールで上気した赤ら顔で舌鼓を打つ姿を見ながらAshは思った。
もしAshがヒツジに生まれ、恋も知らない年齢で自身の子孫を残すことも無く殺されてミートにされてしまったら、どんなに虚しいだろうか。

人間にとっての食事とは命に繋がる神聖で重要なことなんだろうけど、最近の風潮では飽食や美食がもてはやされてて、TV番組では大食いしか能の無い馬鹿タレントや味覚の何たるやも語れ無い芸能人のレポート番組が多すぎる。

人間って何かの動植物を食べなければ生きてゆけないんだけど、もっと食に対しては真摯で在るべきじゃないんだろうか。
例えば、ヒツジを食肉用の家畜として定義付けたとしても、せめてヒツジたちがこの世に生を受けた使命である繁殖を終えるまでは彼らの命を守ってあげるべきではと思う。

確かに、老齢になったヒツジの肉は臭くて硬いだろうけど、この世に生を受けた使命を全うした後のヒツジの味は違った意味で美味しいのではないだろうか。

彼の希望でビール園には二日間通ったけど、さすがに三日目の接待は出張先近くの寿司屋にさせてもらった。

朴訥なオヤジだけの寂れた寿司屋を選んだことを後悔したが、世間話で打ち解けた後ではオヤジのサービスでヒラメのエンガワを食べさせてもらった。
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Ashはエンガワが大好物で、回転寿司では毎度のようにエンガワを食べるけど、この寿司屋で出してくれたエンガワの見た目や味覚は回転寿司のものとはまったく違ったので驚いた。

オヤジの話では回転寿司のはヒラメで無くってカラスガレイだとか。
本物のエンガワを食べれたのは嬉しいけど、これからは回転寿司でエンガワを食べるたびに『これって偽物なんだよな』って思うなら、不幸な人生に成るかも。

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達磨正宗30年物

札幌出張の余暇に、札幌在住の知人と呑むことに成った。
酒豪の知人と酒好きのAshのオフ会なので、当然ながら居酒屋での待ち合わせ。
ここの店主は岐阜県の出身と聞いたので、駄目元で『達磨正宗は置いてるの?』って聞いたら、なんと1988年製の達磨正宗が冷蔵庫から出てきた。
1988年に蔵出しされた10年物ってことは、造られてから30年を経た古酒になる訳だ。

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琥珀色の古酒は、フルーティーな新酒とは対称的な香ばしさが好きだな。
こちらは、信州味噌と朴葉の香りのコラボレーション。
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メニューの『どぶろく』をオーダーしてみたら、なんとこれが本物のどぶろくだった。
入手方法などは聞けなかったが、本物のどぶろくを呑んだのは長い人生の中でも二度目なので、大感激。
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ノラ・ジョーンズとPTSD

長かったT大学附属病院の出張も今日で終わりです。
昨日の早朝にサーバーを新しいものに切り替えたんだけど、大きなトラブルもなく初日が終わってほっとしてます。
そんな訳で、昨晩は今回のプロジェクトの同僚と美酒に酔いしれました。
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この病院では、8年ほど前にもサーバーを切り替えたんだけど、その際には原因不明の深刻なトラブルのためにサーバーが何度も異常終了したために、何度も東京通いを余儀なくされた辛い思い出があります。
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何千人もの患者が来院する巨大病院では、サーバーの停止は致命的な問題なので必死でトラブルの原因を探したけど、原因不明でした。
そんな状態が一ヶ月ほど続いた後、トラブルの原因はサーバーに送られてくるデータに不正なコードが含まれてたためと解って、やっと対策できました。
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その当時、東京と大阪を移動する車中で聞いてたのが、ノラ・ジョーンズ。

いまでも、『Come away with me』を聞くと、その当時の辛い思い出がよみがえって来るので、大好きなノラちゃんは聞けなくなりました。

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待たされても幸せな蕎麦屋

心斎橋の大丸百貨店。御堂筋の筋向いあたりに、一軒の小さな蕎麦屋が在った。

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(このニシン蕎麦は他のお店のものです)

この店で蕎麦を註文すると、必ずのように『お蕎麦を打ちますんで30分程お待ち頂けますか?』と聞かれたものだ。

『打ち立ての蕎麦も悪くないな』と納得しつつ待つこと15分。想定していたよりはるかに短時間で蕎麦が運ばれてきた。

この店の蕎麦は味も悪くないし、こじんまりした店の造りと人の良さそうな女将の接客も好感が持てた。

それよりも印象に残っているのは、30分は待つ覚悟をしてたのに半分ほどの時間で美味しいそばを食べられたことの喜びだった。

Ashは麺類が好物だが、その理由の一つが待たずに食べれることに在る。

飲食店で料理を注文して15分も待たされると、少しばかり不愉快に成ってしまうのはAshだけだろうか。

注文してから配膳されるまでが15分程だった場合、その時間が期待値よりも長ければ不満を感じるだろうし、期待値より短かければ幸せに思える。

このお店では何度か蕎麦を頼んだが、毎回同じような時間で運ばれてきたので、客に『30分ほど待ってください』と了解を得るのは、このお店の高度な接客技術だったのかも知れない。

懐かしい思い出に浸りながらGoogleマップのストリートビューで近辺をクロールしてみたが、見えてくる景色はAshの記憶からほど遠く、肝心の蕎麦屋の場所すら探り当てられなかった。まるで浦島太郎の気分だ。

余談だが、この辺りには『清水湯』という銭湯が在って、Ashが独身サラリーマンだった数十年前の金曜日の夜は、同僚と難波の『豊楽』というマージャン店で徹夜マージャンをしたあげく『清水湯』で朝風呂に入るのがパターン化されてたな。

大昔の思い出話でした。

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訴状を見ていないので

裁判沙汰の事件の被疑者をマスコミが取材をした際に、決まり文句のように使われるのが『訴状を見ていないのでコメントできない』だ。

このような発言をする被疑者は、一般市民ではなくて有名企業や何らかの団体であることが多い。しかも、被疑者には何らかの後ろめたい嫌疑が在る場合に、この発言が多用される傾向にある。

ちなみに、訴状とは『裁判所に訴えを起こす際に提出する書類』なのだが、確かに何らかの事件が表ざたに成ってマスコミが取材に殺到するころには、被疑者に訴状が届いていないことが多いのかも知れない。

私がマスコミの報道姿勢に疑問を持つのは、多くの事件の報道に際して、被疑者が『訴状を見ていない』とコメントすると、それ以後の追及に熱心でないことだ。

人の噂も七十五日。どんな大事件でも月日を経ることで人々の興味も薄れて行くだろうし、新たな事件が次々と起こってくるわけだから、マスコミにとってもニュースバリューが減ってくるので、日が経つごとに記事の扱いも小さく成ってゆく。

これは、『訴状を見ていない』とコメントした被疑者にとっては好都合であって、多くの狡猾な被疑者はほっと胸を撫で下ろして、ほくそ笑んでいるのだろう。

わたしの案だが、『訴状を見ていない』として事件のコメントを先送りにしている企業や団体の名称を長期間にわたって掲示する場を設けてはどうだろうか。

オンライントレードが一般化した今日では、新聞の株式市況面の存在価値は急落しているが、そんな形骸化したスペースの一部でも割いて卑怯な企業や団体の名前を白日にさらし続けるのも、マスコミの責務ではないのだろうか。

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Microsoftが無料のウィルス対策ソフトを出しましたね

http://www.microsoft.com/security_essentials/default.aspx?mkt=ja-jp#dlbutton

本来、ウィルス対策はOSメーカーの領分なので、今まで無かったことの方が変かも知れません。
現在は、Windows Live OneCareを使ってますが、Vistaとの相性は良いけれどXpではとても重たくて使い物に成りませんでした。
MIcrosoftから、Windows Live OneCareのサポートが秋で終わるとのアナウンスが在って不思議に思ってましたが、こんな伏線が在ったわけですね。

さっそく、毎日の通勤電車で愛用しているFMV-BIBLO LOOX U/C40Nにインストールして見ました。
確かに、Windowsの起動時間はそれまで使っていたVirus Busterに比べて早くなってますね。
Virus Busterに比べて、細かい設定ができない点に違和感が在るけれど、要はウィルスからPCを守ってくれれば良いわけで、とりあえず不問です。

今後も総合的な評価をしてみるつもりですが、もし使えそうならばTrend Micro社やNorton社の存続を脅かす存在に成るかも。

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ブータン国王が選んだ道

国土の南北をインドと中国に挟まれ、九州ほどの面積しか無い小国、ブータン
主要産業は農林業で、その人口も70万人に満たない小国のニュースがテレビや新聞に載ることは稀にしか無い。
Yadi

ブータンは、20世紀初頭より国王が統治しており、2006年には皇太子であったジグメ・ケサル・ナムギャル・ワンチュクが新国王に成った。

この国は、ヒマラヤに接した内陸部に位置する地勢が幸いして、インドやインドシナ半島諸国のようにヨーロッパ諸国の植民地として支配・搾取されることも無かった。

さらに、長年にわたる鎖国政策によって、世界に類のない貴重な文化と遺産が残されている。
Parodzong

昔話では、国王が支配する国には暴君による恐怖政治や搾取されて泣く農民たちのイメージが強いが、ブータン国王の目指すものは国民の幸福そのものだ。

国王の目指すものは『国民総幸福量(Gross National Happiness)』という理念で発表され、以下の4つの具体策から成る。

1) 持続可能で公平な社会経済開発
2) 自然環境の保護
3) 有形、無形文化財の保護
4) 良い統治

世界中のほとんどの国が、経済面での成長を目指したりグローバリズムの波に乗った代償として、独自の文化や伝統を失ってしまった。

我々の日本国も、先の敗戦以来はアメリカ文化にどっぷりと浸かってしまい、若者層は古来の伝統や宗教に見向きもしなく成ってしまった。

しかし、ブータンでは公の場での民族衣装の着用が義務付けられており、文化や宗教の面でも古来の教えが引き継がれている。
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国王がこの民族主義とも言える閉鎖的な国策を主導するのは、物質的な豊かさと引き換えに多くのものを失ってしまった先進諸国へのアンチテーゼだろう。

我々日本人はインターネットやマスコミを通じて流行の最先端と接することができるし、物余りとも言える大量消費文化に浸っているが、地球温暖化やメタボリックシンドロームなどの深刻な問題にあえいでいる。
その半面、ヒマラヤのふもとで農林業を営む民たちの暮らしはグローバル文明やグルメ・大食とは縁遠い質素なものだろうが、幸福という尺度で計れば我々の暮らしを凌駕しているのではないだろうか。
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ちなみに、ブータンに入国するにはビザが必要だし、個人旅行は極めて難しい。また、観光で入国するには、一日200ドルの観光公定価格を支払わなければならない。
Drukair

かつて、ヒマラヤに接するネパールやチベットが、ヒッピーのメッカと成り下がってしまった事実があるが、せめてブータンだけは国王の確固たる理念で幸福な国家を建設してほしい。

※記事に引用した写真は、かつてのメル友が送ってくれたものです。

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なぜ消えぬ北陸の蜃気楼(森喜朗)

石川2区で、森喜朗元総理が民主党の擁立した女性候補を僅差で破り再選された。
当選の記者会見は本来ならば喜ばしい場であろうが、その報道の場には地元の地方紙2紙のみしか入れなかったということだ。

確かに、かつては一国の総理まで勤めた大物政治家を擁し続けることで、石川県民には大きなメリットが生ずるのだろうが、多くの地域では雪崩のように民主党議員が当選している現状の中では極めて異質なものを感じる。

国債の発行残高が900兆円を超える死に体の日本において、『おらが村だけ美味しい米を食べれたら良いんだ』の我田引水の政治家選びは時代錯誤もはなはだしいのではないのだろうか。
この県に生まれ青春時代までを過ごしたAshには極めて恥ずかしい事実だ。

『衆院選 森氏が地元紙以外を締め出し…石川の事務所』 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090831-00000018-maip-soci

もしかして、いくつかのサイトで噂されているようにバカ息子が押尾学の大麻事件に関連しているのならば、蜃気楼の消える日は近いのかもしれない。

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