タイ北部国境地帯の探鳥記 (2019年1月) 6日目
■1月7日(月)
今日は、山頂の標高が2,565mのドイ・インタノン山で遊ぶ。
山頂付近の気温は10℃。南国のタイとは言えども厚手のジャケットは必須だ。
ルリオタイヨウチョウ(♂) / Mrs. Gould's Sunbird(Male)
とてもカラフルな鳥です。花の蜜が好きで、蜜を求めて小枝をちょこまか動くので、追いかけるのは大変。
山頂付近は木道が整備されていて、多くの観光客が自然をエンジョイしている。
ルリオタイヨウチョウ(♀) / Mrs. Gould's Sunbird(Female)
タイヨウチョウの雌の同定は難しいけど、雄と帯同してたのでルリオとする。
シロクロウタイチメドリ / Dark-backed Sibia
モノトーンの地味な鳥。
悲しからずや道路わきに脱輪していた車。怪我など無ければ良いが。
ルリオタイヨウチョウ(♂) / Mrs. Gould's Sunbird(Male)
蜜の木の近くは観光客が多くて、なかなか近寄れないのが不憫。
ルリオタイヨウチョウ(幼鳥) / Mrs. Gould's Sunbird(Juvenile)
両親にくっついて花の蜜を吸いに来た。
来年には、もっとイケメンに成っているのかな?
タイ最後の昼食はドイ・インタノン山の中腹に在るMr. Deangのお店で。
ここは野鳥カメラマンには有名なお店で、世界中のカメラマンから寄贈された写真が壁一面に張られている。
シロボウシカワヒタキ / White-capped Water-redstart
その後はお山を下って、渓流の小鳥を探す。
渓流に棲む小鳥で、朱色のボディと真っ白な帽子の組み合わせがきれい。
※何らかのヒタキ類の雌と思われるが、私には同定できないので放置する。
カワビタキ(♀) / Plumbeous Redstart (Female)
地味な鳥だけど、ふっくらした容姿には何故か親しみを覚える(笑)
チェンマイ空港を23:00発のCA824便で北京空港へ発つ。
4時間半後には、情報と遮断された北京空港で退屈な時間を過ごさねば。
これが帰路の夜食。
風邪のせいで余り食欲も無いが、ビールで無理やり喉に押し込む。
北京空港のトランジットラウンジ。
椅子を二つ繋げれば、数時間の仮眠はできる。
ここで日本人グループも解散。
一人は成田空港へ、もう一人は羽田空港へ、そして私は関西空港へ飛びます。
北京空港を8:40に出発のCA927便で中国ともお別れ。
飛行機から北京市内にお別れしたが、見渡す限り緑色の無い光景に唖然とした。
人が消費した酸素を取り戻すために樹木の存在は必須なのに、かの国の政府はお構い無しに樹木を切り倒して、工場や農園に変えてしまった。
これは、スプラートリ諸島のサンゴ礁を大量の土砂で埋め立てて軍事基地を作るやり口と共通していて、目前の利益しか念頭にないようだ。
我が日本はアメリカのポチとして生きる道を選んだが、百歩譲って中国の尻を舐めて生きるよりはましだろう。
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