2009年3月 1日 (日)

外見で損してるシメと私

ハチジョウツグミとアリスイが出たと聞いたので、近所のT公園へ向かった。
出発が遅かったためか、到着した時刻には公園内の駐車場も車で一杯だったし、園内は家族連れであふれていた。
こんな状態では野鳥観察は無理かな、と半ばあきらめつつも鳥が出たという場所に向かった。
この手の情報はとても速いスピードで伝播するらしく、すでに5~6人のバーダーが三脚を構えてハチジョウツグミとアリスイの出現を待っていた。
しばし待てど鳥の気配も無いので、この冬に何度かルリビタキに会えた場所へ向かってみた。

Siberianbluechat

今日も会えたルリちゃん、いつ見ても可愛いな。
その後、園内をぶらぶらしていると、目の前の芝生に一羽のシメが舞い降りて何かをついばみ始めた。

Howfinch

木の中に半ば隠れたシメは何度も見かけたが、これだけ近くでじっくりと見れたのは初めてだったので、嬉しかった。
それにしても、この鳥って頭でっかちで目つきが悪い外見のせいで、かなり誤解されているんじゃないだろうか?
犬に例えればブルドックのようなもので、仮に性格が温和で賢い生き物だったとしても、その外見で内面を勝手に連想されて損をしているケースって、人間の世界でもけっこう有るんじゃないかな。
可憐なルリビタキを見た直後だったので、この鳥の不細工さが自分自身にシンクロして不憫に思えた。

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2009年2月20日 (金)

札幌上空でUターン

冬の札幌でエゾフクロウやキクイタダキを見たくって今朝の札幌行きの便に乗ったものの、残念ながらこのブログを大阪の自宅で書く結果となった。

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関西空港に着いたら、千歳空港の悪天候のために出発遅延・さらに場合によっては引き返す可能性ありとのテロップ。

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約2時間遅れで関西空港を離陸したものの、千歳に近づいたころに機長から「空港の除雪作業のために着陸が1~2時間遅れます」とのアナウンス。

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雲しか見えない景色の中で札幌上空を2時間近くもぐーるぐる回ったあげく、降る雪の量に除雪作業が追いつかないので関西空港に戻りますとのアナウンス。
結局、5時間近くも飛んだあげく振り出しに戻ることに成った。

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窓ガラスに着いた氷の結晶が外の厳しい気候を物語っている。

どうやら、明日も同じような状況のようなので今回の探鳥旅行は諦めることにした。

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関西空港の発券カウンターで払い戻しの長蛇の列に並んでキャンセル手続き。

それにしても冬の北海道は厳しいな。
もう少し暖かく成ってから再チャレンジだ。

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2009年2月14日 (土)

イタチくん、トラツグミ食べたん?

先週、トラツグミが数メートル先で撮れたという場所を教えてもらったので、雨の止むのをまって出撃。
でも、待てど暮らせど鳥の気配がないので気落ちしてたら、目の前をイタチくんがノソノソと横切った。
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この公園には何匹かの野良猫が棲みついていて野鳥を狙ってるのは知ってたけど、イタチも居たんだ。

まあ、彼らも何かを食べないと生きてゆけないんだし食物連鎖は仕方ないけど、でもトラツグミに会いたかったな。
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近くの枝でさえずってたホオジロを撮った後で、近くの池を一周した。
この池にはミコアイサが一羽来てるけど、この白鳥も迫力があって思わずシャッターを切った。
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トラツグミ、明日は会えるかな?

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2月17日(日)

トラツグミが何羽か居ると聞いた岸和田市のT公園へ、昨日に引き続いて出かけた。
昨日は、トラツグミの出没場所でイタチがうろついてたので、もう食べられてしまった可能性もある。
今日も鳥の気配がないので諦めて、もう一か所の出没地である梅林へと向かうと...

Whitesgroundthrush_2 
■500mm ノートリミング&ノーレタッチです

梅林の原ッパでトラちゃんが餌あさりをしてるのを発見し、連射開始。
なるほど、ネコ類の猛獣の名を冠しているだけあって、頭を低く垂れて草むらをのそのそと歩く姿はトラを連想させる。

昨日もお会いしたベテランバーダーのY氏が通りかかる。Y氏はこの公園に精通した方で、何か所もの野鳥情報を教えていただいた。

Y氏の後を追って朝の場所へ戻ってみると、なんとここでもトラちゃんが餌探しの最中。

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■500mm ノートリミング&ノーレタッチです

良かった、イタチに食われてなかったみたいで。

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2009年2月 8日 (日)

ミヤマくん、近すぎーっ!

最近の方針として、図鑑に載せるような「どアップ」よりも「野鳥の居る風景」のような詩的なものを狙ってる。

土曜日は天気も良かったし、先週の仕事も順調だったので、明るい気分で近所のT公園へ遊びに行った。
この公園ではミヤマホオジロやルリビタキが見れるので、きょうはどんな詩的な写真を撮ろうかと思い描きながら現地に行ってみると、なんと。
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ミヤマくんが、餌をついばみに足もとまで寄って来てしまう。
この日は500mm単焦点しか持参してなかったので、結果として「どアップ」ものしか撮れなかったのが涙。
贅沢な悩みだけど、これも餌付けの弊害かな。
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ルリビタキが石舞台の上でポーズを決めてくれたけど、あいにく暗い場所なんで写真のできはいまいちかな。

近所にいたベテランバーダーの話だと、この場所では鳥の目に光が当たらないのでフラッシュを焚く馬鹿が居るとのこと。
そんな身勝手までして自慢作を撮りたいんかなぁ...

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2008年9月 7日 (日)

クモ、捕食者の芸術作品

野鳥を探して山道を歩いている時、あちこちに貼りめぐられたクモの巣には閉口する。
我々にとって厄介もののクモの巣ではあるが、捕食者として生きる道を選んだ彼らにとっては命をつなぐための大事な猟具だ。
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一寸の虫にも五分の魂とは言うが、このクモの巣からは小さな虫けらごときが作ったものとは侮れない緻密さと美学を感じさせられる。

人類は叡智を持った高等生物と自画自賛しているが、彼らだって何百代も何千代もつないだ命で積み重ねた叡智を、このような構造のネットに進化させて来たわけだ。

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普段なら三脚の先で払いのけてしまうクモの巣だけど、その美しさと彼らの叡智に敬意を表して、今日はしゃがんで通り抜けたAshでした。

この一週間はサンショウクイの姿を追い求めて神於山をさまよい歩いたけど、丸坊主でした。

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2008年8月18日 (月)

照準器用マウントの自作

主な被写体が遠方の野鳥なので400~500mmの望遠レンズを使用することが多いけど、長い球で被写体をレンズの視野内に短時間に捕捉するには照準器が必須アイテムですよね。

と言うわけでWALTHERのPOINT SIGHT DUALを買ったものの、フィールドスコープを含めると照準器が必要なレンズは3本もあるので、これらのレンズで一個の照準器を共用する方法を考えてみました。

★初回作
POINT SIGHTそのものにはマウントベースが付属していなかったので、近所のホームセンターで手頃な素材を物色すると、20mm(幅)X2.5mm(厚)のアルミ板が見つかりました。

寸法や形が異なる3本のレンズで照準器を共用するには、ベルトなどでレンズに巻きつける方法が無難です。

同じホームセンターで、リング付きのベルクロベルトを売っていたのでマウントベースにねじ止めし、レンズ側には5mmのスポンジを張って完成!
なんと、材料費は1000円未満でした。

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さっそく、フィールドスコープに装着してみました。
左右の位置調整は照準器を持ってグイグイとずらします。上下方向は前後のベルクロの締め具合を加減してやれば簡単に調整できます。
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この方式のメリットは、ベルクロを剥がすだけで短時間に別のレンズに付け替えられること。
マウントベースにするアルミ板の側面は、照準器のツメの角度に合わせてヤスリがけしたほうが、しっかり固定できます。

この作品の欠点は、レンズに装着するごとに照準の位置合わせが必要なことと、三脚を担いで移動中に振動のために照準がずれてしまうことですね。

★第2作
最近、カメラのアクセサリーシューに取り付ける方式の照準器が発売されたけど、Ashが持っているWALTHERには使えないとか。

まだ使えるWALTHERを捨てて照準器を買い替えるのも悔しいので、同様の製品を自作してみることにした。
今度も近所のホームセンターに行き、アクセサリーシューに入るサイズのアルミ板を物色しました。
ぴったりサイズの板は見つからなかったものの、20mm(幅) X 2mm(厚)のアルミ板の幅を少しだけヤスリがけしたら、アクセサリーシューにぴったりと納まりました。
アルミ板をU字型に曲げるのに少し苦労したけど、ペンチと何らかの冶具を使えばだれでも曲げれると思います。

あとは、アラルダイト(2液混合型強力接着剤)でマウントベースに接着して、完成。
今回の追加費用は200円程度。
市販の商品とそん色のないものが、数百円で手に入ったので大喜びのAshでした。
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100-400ズームに取り付けたもの。これで来週からの鳥観の楽しみが増えましたね。

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しかし、この作品ではアクセサリーシューに差し込む部分のアルミ板を削りすぎたためか、照準器がガタついてしまって角度が定まりません。
それに、ファインダーと照準器が離れすぎてるのも気に入りません。

★第3作
アクセサリーシューにしっくりとなじむ物は無いかとカメラ店を探してたら、、『E-519 エツミホットシューアダプター』というものが見つかりました。これは、ホットシューの無い一眼レフカメラにコードレス接点式のストロボを装着するときに使うものとか。
なんとかこれを利用すれば、照準器をホットシューしっかりと装着できそうです。
ちなみに料金は1000円ほどでした。
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このアダプター、上半分とコードはAshにとって不要なのでニッパーで割り取り、下半分をマウントベースに接着することにしました。

出来上がった作品がこれ。
作業は意外と簡単に終わったので、今までの作品作成時の苦労がウソのようです。
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この作品、シンプルながらもホットシューにしっかりとなじむし、何よりもファインダーと照準器との間の目線移動が少なく成ったのがうれしい。
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偶然出会ったバーダーが持ってた同様の市販品を見たことがあるが、取り付け部やアングル部で数センチの高さが有るので、ファインダーとの目線移動が辛そうな感じだった。
POINT SIGHTは、キーレンチで上下方向や左右方向の角度を微調整できるので、マウントベースへの接着時に真っすぐに成るように気をつけておけば、特にアングル部は不要と思う。


早速、Ashのお気に入りの探鳥地の一つで試してみたが、とても快適に鳥が追えるので大満足。
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2009/02/08
ホットシューアダプターをアルミ板に接着する場所が前すぎると、ファインダーを覗くときに照準が顔に当たってしまうので、ご注意を。

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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2008年6月28日 (土)

やっぱりミソっちは可愛い 《雨の金剛山にて》

この週末は雨模様なのでバードウォッチングは諦めてたけど、なんとか午前中は空が持ちそうだったので金剛山へと車を飛ばした。
やはり梅雨時期のせいか登山客は心なしか少なく、その分だけのんびりと散策できた。
ロープウエイの手前の登山道を少し登ると、オオルリやミソサザイの囀りが聞こえる。
今回の機材は500mm単焦点x1.4倍コンバータ。
こずえ近くのオオルリまでは届かないが、渓流で遊ぶミソっちの姿はたっぷりと堪能させてもらった。

Wren2
■これ、ミソっちのお決まりのポーズ。ちびのくせに大きな声で囀るのが好き。

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■このポーズも、まるでお団子のようで可愛い。

渓流のミソっちとの遊びも堪能できたので、次は頂上近くのオオルリを目指す。

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■しばらくは心臓破りの坂が続くけど、この金剛白龍大神の鳥居を過ぎれば、もうすぐ千早園地。


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■園地で一休みしてたら、ポツリポツリと雨が。
今回はオオルリに会えないままロープウエイで下山するはめに成ったけど、久しぶりに会ったミソっちに心が癒された。

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2008年5月 8日 (木)

恥かしながら佳作をもらいました

昨年の10月に新潟県の福島潟で撮ったオオタカの写真がコンテストで佳作を貰いました。
賞とは言っても、「大賞」の下の「優秀賞」の下の「特別賞」の下の「入選」の下になる「佳作」なんで、人様に自慢できるもんじゃないですが、自分の撮った写真が賞を貰うのは生まれて始めてだったんで、とても嬉しいです。わーい(嬉しい顔)
Goshawk_1

★福島潟に行ったときのブログはこれ。
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_73f9.html

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2008年4月29日 (火)

白神山地の春鳥たち(2008年4月)

広大な面積のブナ林が手付かずで残されていたために世界遺産に指定された白神山地。
そのふもとに在る、『十二湖』と呼ばれる湖沼群へ行ってきました。

大きな地図で見る

今回の旅の基点は弘前市。
この時期の弘前市では『さくら祭り』が開催されるために全国から観光客が集中するので、ホテルや飛行機は一ヶ月以上も前から確保しておく必要があります。
なんとかレンタカーも確保できたので、前夜は早々と9時にベッドイン。

28日は、早朝4時に起床。
まずは鯵ヶ沢(あじがさわ)という海辺の町に向けて、岩木山を左手に見ながら北上です。
最近は遅寝遅起きのぐーたら生活が続いてて、朝焼けを見るなんて久しぶり。
夕焼けを見ると哀愁を感じますが、朝焼けには荘厳さを感じさせられます。
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海岸沿いをドライブし、白神山系が一望できる漁村にたどり着いたのは午前6時。
普段なら、まだイビキかいて寝てる時刻です。
昨夜確認した天気予報のとおり、残念ながら白神の上空は雨雲で覆われています。
さあ、十二湖までもう一息。
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午前6時に十二湖に到着し、先ず向かったのは『鶏頭場(けとば)の池』。
ここは、十二湖の中でも野鳥の観察スポットとして有名だと、弘前市在住のバーダーNさんに教えてもらいました。
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それにしても、強烈に寒いうえに風も強いんでカメラを持って移動するだけでも惨めな気持ちに成ってしまいます。
ゴールデンウイークを過ぎた頃には、この鶏頭場の池にアカショウビンが来るらしいんで、もしかして気の早い奴が来てるかと少しは期待してたけど、この寒さではムリですねぇ。

リュウキュウアカショウビンは数年前に宮古島で見たけれど、本アカショウビンは京都の芦生原生林で声を聞いたことがあるだけです。

下のリンクは宮古島のブログ。
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_5db7.html

気を取り直して池の周囲をうろついてたら、枯葉の上で何か動くものが。
証拠写真程度のピンボケしか撮れなかったけど、なんと初めて見たトラツグミでした。
ピョンピョン飛び跳ねて藪の中へ逃げ込む姿はツグミそのものです。
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余りにも寒いんで頭がキーンとします。
もうすぐ5月だし、大阪では半そで姿でうろちょろしてたので、青森へも軽装で来てしまった自分の軽率さを恨みます。
泣きっ面を蜂が刺すように雨も降ってきたので、とりあえず車へ戻ろうとした途中で見かけたキビタキくん。Ashにとっては今年の初キビタキです。
Img_8267
 
雨宿りをかねて数時間の仮眠をした後に向かったのは、鶏頭場の池の隣に在る青池。
この池、コバルトブルーで澄んで底まできれいに見えるので、観光客にも人気のスポットらしいです。
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それにしても、たった数時間仮眠した後に目覚めたら、周囲は観光バスでやってきた団体さんだらけで大賑わいです。

まあ、これも世界遺産効果なんだろうけど、手旗を持ったガイドさんの後を団体さんがゾロゾロ歩いてるような場所では野鳥はムリと諦めて、Nさんに教えてもらったもう一つのスポット『長池』に向かうことにしました。
青池から長池までの林道の両脇はブナの原生林が残されていて、白神らしさを味あわせてくれます。
十二湖は白神山には近いものの世界遺産の指定地域外なので、こうして自由に観光旅行ができるわけですね。
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ブナ林ではオオアカゲラを見かけました。
つがいらしい2羽で追いかけっこしてたけど、今年も繁殖に成功してたくさんの子孫を増やして欲しいな。
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長池は観光コースから外れているために、静かな雰囲気の中で自然を満喫できます。
この日は数羽のカモとオシドリのペア、それにオシドリの幼鳥がいました。
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コマドリやミソサザイは、鳴き声が聞こえるだけで、なかなか姿を見せてくれません。
せっかく来たんで姿くらいは拝みたいのにと、長池と鶏頭場の池を何度も行ったり来たり。
ほぼ諦めかけてた目の前に、ひょんとミソっちが飛び出してくれました。
やはり、いつ見ても可愛いチビさんです。
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寒さと大自然を堪能できたので、海岸沿いを北上して弘前へ戻ります。
途中の原っぱでノスリが獲物を探して飛行する姿に遭遇しました。
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日本一の夕日、と看板が出てたところで見た夕日。
日本で一番かどうかは別として、今日の感動を締めくくってくれる一瞬です。
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夕暮れの岩木山。
岩木山をこの方角から望むのは初めてだけど、どこから見ても津軽のシンボルにふさわしい名山ですね。
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青森から大阪へ戻るフライトで見下ろした白神山地。
この広大な山地には動植物や未知の菌糸などいろんな命がぎっしり詰まってまってて、まさに命の宝庫と言えます。
まだ雪をかぶってますね。
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2008年4月18日 (金)

霞ヶ浦のチュウヒ(2008年4月)

茨城県と千葉県の二県にまたがった日本で二番目に大きな湖、霞ヶ浦。
Ashが小学校で習った教科書には、帆を張った漁船がワカサギ漁をしている写真が載っていたのを覚えていますが、最近の漁獲量は最盛期とは比較に成らないほど落ち込んでいるとか。

この霞ヶ浦の南西部に『妙岐の鼻』と呼ばれる鳥のクチバシのような形をした葦原が在り、そこではチュウヒ・オオヨシキリ・オオジュリンを始めとするたくさんの野鳥が生息しています。

筑波山のふもとの大学への出張ついでに、妙岐の鼻へチュウヒを観に行ってきました。

■こんな広大な葦原なのに、遊んでたのはAsh独りだけ。贅沢な遊びです。
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妙岐の鼻には、二箇所の観測小屋のほかにも駐車場やトイレなどバードウォッチャーのための施設が整備されていて、とても便利です。
しいて注文をつけるなら、歩いてゆける距離にコンビニかレストランが在れば食料やオヤツの確保に事欠かずに済みますが。

■葦原を悠々とグライドするチュウヒ。
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■Ashの推測では、この葦原には3~5羽のチュウヒが棲んでいるようです。
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■もう少し暖かくなるとオオヨシキリなども渡ってくるらしいですが、この季節の葦原で見れるのはチュウヒ・オオジュリン・アオサギ・トンビくらいでしょうか。
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■オオジュリンです。
葦の茎から昆虫か種のようなものをほじくり返して食べてました。
この日は風が強くって、何枚も撮った写真のほとんどが葦をかぶった絵ばかりだったのが残念です。
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■近所の集落にワカサギの天ぷらで有名な『水神屋』という食堂が在りました。
この食堂は水神社の傍に在って、ヘラブナ釣りの愛好家のサロンのような雰囲気でした。
ワカサギの天ぷらはボリューム満点で美味しかったですよ。
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■妙義の鼻へ行く前に、水鳥の越冬で有名な稲浪干拓地に立ち寄って見ましたが、すでに北の国へ飛び去ってしまった後のようで、水路にはオオバンしか居ませんでした。
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■これがGoogle Mapでの妙岐の鼻です。ズームダウンすれば霞ヶ浦での位置関係が解かります。
鳥のクチバシに似てると思いません?

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2008年4月13日 (日)

春です、ミソッチの季節です

惚れた相手に会えない時間が永いほど思いはつのるものですが、Ashは去年の春にミソッチ(=ミソサザイ)に片思いハートし、何度も金剛山の頂上までデートに行ったのですが、会ってももらえませんでした。涙

ミソッチが金剛山にやってくるのはゴールデンウイーク前後とか。でも、その頃のAshは出張などが多くって鳥見どころじゃないんです。

Ashは考えました。「人間にだって世間一般のルールから外れて行動する奴が居るんだから、きっとミソッチにもそんな奴が居るはず」と。

Rimg3523 正解でした。金剛山頂の葛城神社近くのブナ林へ行くと、数羽くらいだけど、そんな連中が大きな声を張り上げて縄張りの宣言をしてました。
ミソッチはキクイタダキに次いで小さな鳥と言われてますが、小さいながらも大きな声を張り上げて、尻尾をピーンと立ててディスプレイする姿は見ごたえがあります。声ばかり綺麗でも姿を見せてくれないウグイスはミソサザイを見習って欲しいですね。

金剛山は麓の千早赤阪村からロープウエイで登れるんですが、今回は徒歩で登ることにしました。走る人

Rimg3530 山上の園地にはロープウエイだとわずか5分程度で行けるのに、Ashの足だと1時間半もかかってしまいました。
でも、テクテクと歩いている間でも小鳥たちの声は聞けたし、空気は美味かったし、何よりもお腹のメタボ対策にも成るしで、たまには歩くのも良いものです。

Img_8230 この山のカケスは人馴れしていて、ほんの数メートル先を横切ったりして驚かせてくれます。
ここと同じ南大阪地域でも、他の山のカケスは警戒心が強くって、なかなか近寄らせてくれません。金剛山のカケスには人を恐れないDNAが流れてるのかな?
今日は天気も良かった晴れので、カケスがとても綺麗に見えました。

Rimg3526 一時間半をかけて、ようやく山上の園地に到着です。
ここから先はダイヤモンドトレール(=通称ダイトレ)を歩いて葛城神社を目指します。
ダイトレは適度に整備された自然歩道なので、歩くのは楽チンです。この日も、たくさんの登山客やメタボ対策の室内犬なんかが歩いてました。

Img_8175 ちょっと一休みしてオヤツを食べてたら、ダイトレの両脇の林からコツコツと音が聞こえてきました。
音の正体はコゲラくんです。
春は食料も豊富に成るので、コゲラ君も幸せそうですね。

Img_8190 ダイトレを登ること数十分。葛城神社下のブナ林に到着です。
ここには誰かが作った小さなエサ場が在って、シジュウカラやヤマガラなどが頻繁にエサを食べに来てました。
野鳥を餌付けすることには賛否両論が在りますが、冬場の厳しい食糧事Img_8181情に負けて命を終えてしまう鳥たちを救うという観点では適度な餌場も必要なんでしょうね。
このは前出の鳥たちの他にもウグイスやオオルリの声を聞きましたが、 残念ながらカメラに収めることはできませんでした。

Rimg3529 ミソッチとの初デートが成功し、幸せいっぱい気分ハート達(複数ハート)で下山です。
下山時には少しばかり心の余裕ができたのか、登山時には見えなかった周囲の木々にも興味がわきます。
でも、悲しからずや植物にはまったくの音痴なので名前も判りません。これはネコヤナギですか?

Img_8151 これは山頂の園地近くで出会った鳥ですが、恐らくカヤクグリ。
とても警戒心が強い鳥だったので100mほどの距離で飛び去ってしまいました。
何とか数枚の写真を撮ったのですが、遠すぎたようです。
トリミングしてみましたが、ぼやけましたね。

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2008年3月11日 (火)

カーと鳴いたカケス

この冬は、1月に続いて二度目の野幌森林公園訪問です。
■百年記念塔
Dsc03470 この公園は札幌市からも近いし、四季を通じて多くの鳥たちに会えそうな予感がして、Ashの「お気に入り」に加わえました。
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■適度に整備された、とてもきれいな林です。
Dsc03471_2100-400ズームを担いで公園を探索していると、目の前に一羽のカケスが留まってくれました。居合わせた地元バーダーの方と「逆光なので写真は辛いね」などと話してたら、そのカケスの方角から「カー、カー」と言うカラスの鳴き声が。

■今回は写真は撮れなかったので1月のネタです
Jay 目を凝らし見直しても、声のする方角にはそのカケスしか居ないので不思議に思っていると、カケスくんは隣の樹からまた隣の樹へと移動し始めました。すると、どうでしょう、「カー、カー」もカケスと一緒に移動するではありませんか! これは驚きました。
確かに、何かの書籍でカケスは鳴きまねをするとは見たような気がしますが、これほど上手に真似るとは凄い。
どんな声でも出せるんなら、あの「ギャー、ギャー」という西岡すみ子の悲鳴のような鳴き声は止めて、可愛い鳴き声にすれば良いのにね。

■大赤ゲラくん
Img_7093 この日の初物は大赤ゲラです。比較対象物が無かったために普通の赤ゲラに比べて大きいのかどうかは解かりませんでしたが、胸の縦じまが灰色と緋色のグラデーションなのが、とても印象的でした。
Ashの地元の紀伊半島にも生息するらしいけど、これが初見でした。

■エゾフクロウが来ることがあるウロ
Img_7100 エゾフクロウが来ると言われているウロにも立ち寄ってみましたが、今回は坊主でした。
その後はウトナイ湖に回ったのですが、特筆するべき収穫も無くて、羽田に向けてホッカイドーを発ったAshでした。

■ウトナイ湖で見たヒヨドリ
Img_7150_2 彼らの環境適応能力は凄いですね。ほとんど日本中で見かけます。
私も同類か(笑)

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2008年2月16日 (土)

星野道夫とメモリーカード

正確な場所はヒミツですが、Ashのホームグラウンドから日帰りの距離に猛禽類の聖域が在るんです。

この季節には、写真のケアシノスリを始めとして、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ミサゴやコミミズクなどを見ることができます。

Dsc03378 今日は、ケアシノスリが立ち寄ると言われている樹の傍の草薮で、木枯らしが吹く中を半日も潜んでたのですが、余りの寒さにガタガタ震えっぱなしでした。そんな最悪の環境で500ショット近くも撮影したのに、使い物になる写真はほんの数枚だけ。

大容量メモリーカードの時代に成って、何千ショットも撮れるようになったし、たとえ何百ショット撮っても不要なコマを削除すれば良いので、あまり財布を気にしなくても済みますよね。
少し前まではフィルムカメラの時代だったので、お気軽に何百ショットも撮れなかったことを考えると、とても贅沢で幸せなカメラライフかと思います。

Img_6965木枯らしが吹く草原の中でひたすらケアシノスリの来るのを待っていた間、Ashが大好きなカメラマンであり随筆家でもある星野道夫さんのことを考えてました。
彼はイヌイットの暮らしに憧れてアラスカへ渡り、雄大な大自然の中で
ホッキョクグマやカリブーなどの動物や、可憐な野の花などの写真を撮りましたが、カムチャツカ半島でグリズリーに襲われて若干44歳の命を閉じました。佳人薄命。

星野道夫さんの公式サイトです⇒ http://www.michio-hoshino.com/

ブルックス山脈のふもとの草原で何十日もテント暮らしをし、カリブーの大群が現れるのをひたすら待ち続けていた、星野道夫。
彼の手には数十コマのフィルムしか装てんできない銀塩カメラしか無かったので、毎回のシャッターを押すごとに「このショットは、わずかに残ったコマを使うのに値するか?」と煩悶してたんでしょうね。
もし彼が大容量メモリーカードのデジタル一眼レフの時代に生きてたなら、何百倍もの傑作が生まれていたかもと思うと、あまりにも早すぎる他界が残念でなりません。

それに引き換え、何百ショットも無駄なコマを撮っても駄作しか残らない私の非力さには我ながら愛想が尽きます。

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2008年2月11日 (月)

偽木とサンニッパ

Bluerockthrush_m大阪南部で珍鳥が頻繁に渡来する場所として有名な堺市の大泉(おおいずみ)公園。
車でならAsh宅から30分程度の近さに在りながら、今日まで足を向けたことが無かった場所ですが、臨海工業地帯の埋立地へ鳥を観に行ったついでに立ち寄ってみました。
臨海工業地帯の埋立地では久しぶりに磯ヒヨドリの♂に会えて幸せいっぱいのAshです。

この公園は、人口80万人強の政令指定都市である堺市の中心部に位置する関係で、多くの市民の憩いの場でもあります。
Ashが行った日も、たくさんの家族連れやスポーツ愛好家で賑わってました。

Redbreastedflycatcher かなりざわめいた公園でありながら、一年を通じて珍鳥がおとづれることが多く、Ashが行った日も「オジロビタキ」や「ハチジョウツグミ」などの珍鳥が来ているとかで、何人ものカメラマンが三脚にサンニッパ(大砲のような望遠レンズ)を乗っけて珍鳥を狙ってました。当然、カメラはプロ向けの高級機ばかりで、アマチュア用カメラのAshは肩身が狭い思いで身を小さくしてた次第です。
図鑑によると、オジロビタキは日本に飛来するのが稀な冬鳥で、山地の林に生息するとか。
でも、何十人ものカメラマンから数メートルの距離でのんびりと木の実をついばんでいる姿は、図鑑の説明とは食い違いすぎているので、少し不思議な気分。
しかし、注意して見てみると、オジロビタキがついばんでいる木の実も止まっている枝も誰かが餌付けのために持参したものらしい。
Coot2 バーダーにとって珍鳥との出会いは感激の一瞬でもあるが、こうして偽木と餌を与えられて必要以上に人馴れしている姿には、違和感を覚えてしまいます。ここでは、オオバンさえもアヒルのように近づいてきます。


オジロビタキを取り巻く連中から離れて、近くの人口渓流へ行ってみると、ここでは一羽のカワセミを取り囲んで10人近くのサンニッパ。
Kingfisher2 ここのカワセミも異様に人馴れしていて、Ashからわずか2~3メートルの枝まで飛んできて止まってくれました。
普段から思い通りの写真が撮れなくて欲求不満ぎみのAshではあるけれど、こんなに近くでポーズを取ってくれるカワセミ君を目の前にして、なんだか複雑な心境に成ってしまいました。

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2008年1月 5日 (土)

お役人の暴挙とハヤブサの運命

大阪湾を埋め立てた人工島が泉大津市に在り、その先端に小さな池と丘が隣接している場所が在ります。

Img_5853この丘には葦や雑草が生えていて、ノネズミや小鳥の格好の住みかに成っています。また、池では水鳥たちが暮らし、小鳥たちも水浴びをします。
元を正せばガレキだらけの造成地ですが、整地作業が中途半端に終わったのが幸いしてか、ガレキを盛った場所が丘に成り、えぐり取られた部分が池と成って、その両者が箱庭のように配置されています。

Img_5855 緑の乏しい湾岸地帯において、この場所は小動物や渡り鳥たちの絶好のオアシスでしょう。
Ashは一年ほど前にこのオアシスの存在を知りましたが、この地にハヤブサが生息していることをマイミクのカツラギさんから教えてもらいました。
幸いにも周囲には倉庫が点在するだけなので、このオアシスを荒らす存在は少なく、鳥たちは平和に暮らして居たはずです。

Img_5815 年頭の三が日は猛烈な寒波に恐れをなして鳥見に出掛けるだけの覇気も無くて、今日は久しぶりにホッコリとした好天に成ったので、お気に入りの探鳥地へ来て見ました。実は、このわずかばかりの自然のオアシスを整地して緑地にする計画が有ることを昨年に知りました。

Img_5826そして、ついに計画が実行段階まで進んでしまったことを、今日知るはめに成ってしまったんです。本来ならば小動物や小鳥たちの棲み家だった葦や雑草の丘は、見るも無残に刈り取られており、造成工事のための重機が活動の開始を待ち構えています。

Img_5809オアシス周囲のフェンスは以前よりも頑強に補強され、私のような一般人の立ち入りは禁止されてしまいました。 この小さいオアシスの食物連鎖の頂点で生息してきたハヤブサも、今回の暴挙によって貴重な餌場を失ってしまったようです。

Img_5804葦が刈り取られた丘の側で呆然とたたずむハヤブサ。拓け過ぎた丘には小動物が潜む場所すら無い。 Ashが見た個体は若鳥であり、人間にすれば独り立ち直後のハイティーンくらいか。


Img_5870重機の屋根で途方に暮れているハヤブサを見ていると、つくづくお役人の無神経さと傲慢さに腹が立ちます。 昨年の晩秋に訪ねた渡良瀬遊水地(わたらせゆうすいち)では、谷中村という集落の住民を追い出して、上流の精錬所からの廃液を沈殿させるための池を作ったお役人の暴挙に心が痛みました。

お上は沈殿池を造った目的を洪水防止とうそぶいているけど。

その後に旅したのは、アイヌの聖地として知られる北海道の二風谷(にぶたに)。
かつて、この谷の渓流を遡上する鮭を生活の糧としてきたアイヌの聖地のど真ん中に巨大なダムを無理やり造ったお上の蛮行には涙が溢れました。

Img_5896そして、この泉南の鳥たちのオアシスを破壊してまで造ろうとしている「緑地」とは、いったい何なのだろうか。
今のままでも充分に緑地だし、ただでさえ乏しい公共予算を浪費してまで、何を造ろうとしているんだろうか。

今年の初探鳥だったのに、暗い気持ちに成ってしまったAshでした。
いい齢こいたオッチャンの発する言葉じゃないけど、「ムカつくぜ!」

●北は北海道から南は宮古島まで、私のホームページ鳥たちのエリアへもお越しください。

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2007年10月20日 (土)

はたして500mm単焦点は最終兵器か

撮る写真がいつまで経っても上達しない。そんな理由を機材のせいにして悪戦苦闘を続けているにもかかわらず、いまだ成果が出せていないAshの恥書きブログです。

Sphoto_500_45 墓場まで持って行きたいほど辛い事件(詳しい事情はあの世で教えてあげます)を経て、念願の「SIGMA APO 500mm F4.5 EX DG」が手に入った。

野鳥好きのAshが鳥の写真を撮り始めたのは、おおよそ10年ほど前のこと。
その頃は、デジタル一眼など超高価な高嶺の花だったので、Ashのポケットマネーで買えたのはフィルムカメラの「CANON EOS Kiss」。

たとえエントリーモデルであっても、生まれて初めて我が物に成った一眼レフが嬉しくって近所の近木川や二色浜(大阪府貝塚市の地名)への撮影行が始まった。
目に触れた鳥を手当たり次第に撮って全コマをプリントしてみても、たかだか36コマのフィルムの中には満足できるコマは一枚あるか無いかの繰り返しだったので、フィルムカメラの限界に悔しい思いをしてきた。

Eoskissdigital そんな頃、CANONから初心者向けのデジタル一眼「EOS Kiss Digital」がお手ごろ価格で発売され、躊躇無く飛びついた。
やはり、デジカメは便利ですよ。デジカメだと、全コマがピンボケのフィルムを現像に出して、カメラ店のオヤジから「変ですねぇー、カメラが故障してたんですかね?」などと白々しい質問をされる心配もないし、メモリーさえ増やせば数百枚もの撮影が可能になるわけだから。

こうして、失敗作を他人の目にさらさずに済み、無駄なプリントもせずに済む安心感から、手当たり次第にバシバシと撮影するスタイルへと進化(?)した。

下手な鉄砲も数打ちゃ中るの例えのごとく、100枚も撮れば1枚くらいはピントが合った作品が取れるように成り、そうなれば俗人の欲望の方向として「もっと大きく」「もっと近くに」鳥を写したいと思い始めた。

Sphoto_170_500_50_63 で、買ったのが「SIGMA 170-500 F/5-6.3 APO」。
この、ワイドレンジのズームは大小・遠近の野鳥撮影には、とても重宝した。
しかし、この高倍率のズームには便利さと裏腹に手振れの問題が付いて回ったわけだ。
確かに大きく・近くに鳥が撮れるようには成ったものの、撮る写真のほとんどがボケ作品ばかりで、今日こそ傑作が撮れたはずと喜び勇んで自宅に戻ってパソコンで確認しても、予想を裏切る結果ばかりで絶望の谷間に突き落とされる日々だった。

Photo_1  高倍率望遠での撮影は手振れの解決が重要問題と気づいてから、どうしても欲しくなったのがCANONのISシリーズ。
このシリーズはレンズ内に手振れ防止機能を搭載しているので、カメラを三脚に固定しなくっても大丈夫らしい。
確かに、野鳥の撮影では三脚で待ち構えていても撮れないシーンが多く、どうしても手持ち撮影や流し撮りが多く成ってしまう。
結果として、カメラ+望遠レンズ=手振れ作品製造機と成り下がってしまうわけだ。

それまで愛用していたSIGMAの170-500mmズームはYahooオークションで叩き売り、「Canon EF 100-400/4,5-5,6 L IS USM」ユーザーへと昇格することにした。
倍率そのものは、500mmから400mmに下がったものの、失敗作の割合は激減したので、ISの威力に感激するとともに、幸せなカメラライフが始まった。
          Photo_3                                                         俗人の欲望には際限が無いもので、テレ端の大きい絵でも成功する確率が高くなってくると、慢心の上塗りでもっと大きく撮りたくなってきた。
で、買ったのが「KENKOの2倍TELEPLUS」。
このエクステンダーをつけると、確かに大きく撮れるようには成ったので、それなりには嬉しかった。でも、レンズが暗くなった分シャッター速度を抑えざるを得なくなるうえにAFも効かなくなったので、結果としてボケ作品が増えだした。

Photo_4 ぶれても良い、大きければ。もっともっと鳥を引き寄せて、小鳥のまつ毛まで撮りたいんや!
そんな欲望に駆られて、もしかして2倍X1.4倍のタンデムでエクステンダーを装着すれば約3倍のレンズに進化するのではと、みさかい無く買い増したのが「CANON純正の1.4倍エクステンダー」。
確かに、それまでの2倍のエクステンダーではAFが利かなくって、マニュアルでピント合わせをしてる間に鳥がどこかへ飛び去ってしまうことが多かったが、1.4倍のエクステンダーを手に入れてからは快適に高倍率でのAF撮影が可能に成った。
Kiss Digitalで、このエクステンダーを付けてもAFを働かすには少し工夫が要る。
どこかのサイトで見つけた方法は、信号ピンの何本かを絶縁テープで覆うこと。Ashもこの方法で、AF化に成功した。

購入の動機だった2倍x1.4倍のタンデムは、絵が極端に暗くなってしまうので出番は無かったものの、AFで1.4倍が使えるように成ったのが嬉しかった。

それなり自己満足の日々ではあったが、色んなサイトや雑誌に掲載されている写真に比べて見ると、Ashが撮った写真はボケ作品ばかりなのが悔しくって、いろいろと勉強してみた。

で、気づいたのは、500mmもの望遠レンズを据えるには、持っていたVelbonのお手軽三脚が貧弱すぎてふらつくこと。
ネットで三脚の評価記事を探すと、世界的に有名なイタリアのGITZOというメーカーの三脚が素晴らしいらしい。
さっそくビックカメラへ商品を見にでかけた。、確かにVelbonのお手軽三脚とは比べ物にならないImg_s_elcarmage645ほど豪華でしっかりした作り。                                                                  でも、GITZOの商品はどのモデルもかなり高価なので、何時間も店内で思案したあげく、結局はVelbonのエルカルマーニョというカーボン製品を買うことにした。
この三脚は現在も愛用しているが、値段はGITZOよりは安いうえに、とても軽いので、デブのAshが重たいレンズを担いでの山歩きも苦にならない。これは、正直言ってとても良い買い物だった。

さて、レンズをISに変え三脚も立派なものに変えたのに、ブレは直らない。
またまたネットでブレの話題を探してみると、どうやら一眼レフのミラーが回転する時の振動がブレを引き起こす場合が在るらしい。
その対策として、ミラーアップ状態で撮影できるようにファームウエアを変える指南書が見つかった。
このファームは「ロシアンファーム」と呼ばれ、ファームを変更することによりKissDegiが20Dもどきに変身するらしい。タダでダウンロードできるファームでカメラが上位機種に変身するならラッキーと、即実行。
しかし、この方法はミラーアップの状態でセルフタイマーを使用してシャッターを押してから3秒後にシャッターが切れる仕組みなので、ちょこまかと動き回る野鳥の撮影には不向きなの、でボツ。

打つ手を使い果たしてしまってふて腐れている時期に、私が師と仰ぐ藤野さんの存在をインターネット上で知った。
藤野さんは、紀伊半島の渓流釣りと温泉の紹介サイトの大量のリンク集をこまめにメンテナンスしておられ、私も何度となく温泉情報などを入手させてもらっている。
そんな藤野さんが、ホームグラウンドの泉南地方で撮ったカワセミの写真を見たときに、あまりもの奇麗さに愕然として、またまた地獄へ突き落とされてしまった。
このリンクのカワセミの写真は、すべて一見の価値十分ですよ。私の一押しです。

      Geomaed52s    そんな藤野さんから、フィールドスコープにコンパクトデジカメを取り付けるデジスコという世界がある ことを教えて頂いた。
小さなフィールドスコープ+デジカメだと軽量コンパクトなので通勤カバンや旅行カバンに忍ばせてあちこちに連れてゆける。さらに、お手軽値段でかなりの高倍率が期待できるらしい。
Eos Kissで成果が出せずにカリカリしている頭を冷やす意味も在り、デジスコの世界を覗いてみることにした。

00502410811  藤野さんのアドバイスやネット情報および私のSony好きの趣味も加味し、Vixenの「GEOMA ED52-S」とSonyの「CyberShot-W5」で、小型デジスコ=モバスコを組んでみた。
モバスコは、確かにお手軽で軽量なメリットがあり、デイバックに入れていても苦には成らない。しかし、ちゃんとした三脚を使わないと手振れがひどくて、まともな写真は撮れない。
さらに、コンパクトデジカメの液晶ディスプレイを見ながら被写体を追いかけて焦点を合わす訳だが、野外での野鳥の撮影では太陽光線が強すぎて液晶ディスプレイが確認できないケースが多い。

117307_gmpro82s_2 ED52-Sでは期待したほどの高倍率の写真が撮れないので不満も多かったが、ある晩に酔った勢いでVixenの「ジオマプロ82-S」を衝動買いしてしまった。このフィールドスコープにCANON用レンズアダプターを着けてファインダーを覘くと、望遠レンズでは豆粒くらいにしか見えない遠方のチドリもアップにできるので、サブ用として時々は利用している。ただし、ファインダーが暗いしAFも利かないので撮影時の苦労は多い。

Summaryimg 2007年8月31日、ついに待ちに待った「EOS 40D」が発売された。まともな写真が撮れないのは、カメラがエントリーモデルのせいだと決め付けてたので、一日も早くハイアマチュアモデルに昇格したくってカメラ貯金をしてたので速攻で発売日にゲット。
普段は超望遠レンズしか使わないが今後は作風を変えて見たくって、「EF-S17-85 IS U レンズキット」を買った。

I_goshawk2 Kiss Digitalから40Dへの進化で特筆したいことは数多いが、鳥を撮ることが多いAshにとっては毎秒6.5コマも撮影できるように成ったのが大きな感激だ。そのお陰で、こんなオオタカの写真を撮ることもできたし。
もう一つの大きなエポックは、ライブビュー撮影だ。カタログを見てたときは、「ライブビューなんて単にファインダーの画像が液晶ディスプレイにも表示できる程度なら興味無い」って思ってたけど、実はAshにとって強力な武器であることが解かった。
ライブビューモードで拡大表示してピントを微調整すると、確実にピントを合わせられる。
これで今までよりもシャープな写真を撮れそうな気がする。
ライブビューモードの拡大表示で知ったことは、三脚を使っていてもそよ風がレンズに当たった程度で確実に揺れること。
レンズを、、「Canon EF 100-400/4,5-5,6 L IS USM」から「SIGMA APO 500mm F4.5 EX DG」に変えたのに撮った写真がシャープで無くなった原因は、この揺れかも知れない。

I_rufousturtledove2 「SIGMA APO 500mm F4.5 EX DG」のデメリットの一つは、重たいこと。
これを担いで半日も山歩きすると確実に腰に来る。
単焦点のもう一つの問題は、間近の鳥がファインダーからはみ出てしまうこと。このキジバトが目の前に飛来したときも、最初は顔しか入らなかったので崖っぷちまで後ずさりしてやっと上半身をファインダーに収めることができた。

現時点での結論として、500mm単焦点は「置き撮り用」とし、手振れ防止機能のある100-400ズームは旅行の際や「飛び物の撮影用」として使い分けるのがベストと思っている。

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2007年10月 8日 (月)

金剛山のマミジロ

今年の初夏に金剛山のミソサザイにチャレンジしたものの、あいにくの雨雨に何度かたたられて、いまだミソっちの写真は撮れてませんもうやだ~(悲しい顔)
大阪地方の三連休の天気予報を調べると、好天晴れなのは初日の土曜日だけ。

そんな訳で、この季節にミソっちを探すのが難しいのは承知のうえで、早起き富士山して千早赤阪村の金剛山への「リベンジ探鳥」を強行しました車(セダン)

きょうは本当にすがすがしい秋空晴れで、午前8時に到着した千早赤阪村のロープウエイ麓駅では半そでTシャツだけでは辛いほどの寒さでした。

Photo最寄のパーキングには先客の車が一台だけ。
滋賀ナンバーのワゴンの側で初老の紳士が三脚をセットしていたので、「鳥ですか?」と話しかけると、「きょうはマミジロ撮りだけど、宜しければご案内しますよ」との嬉しいお誘い。

駐車場からロープウエイ麓駅に向かう途中の山道では、サメヒタキやキビタキが乱舞してました。
Photo_2突然目の前の木に飛来したカケスですが、数秒程度しか居てくれなかったために、残念ながらこんな角度でしか撮れませんでした。
この紳士と奥さん(M夫妻)の先導で、去年の今頃にマミジロを見たというポイントへ移動し、マミジロの出現を待つこと一時間。
黒っぽい鳥が眼下の草薮でガサガサと動いていたので、辛抱強く待った挙句に撮れたのがこの写真。M氏に聞くと、「マミジロの若ですね」とのこと。
確かに白っぽい眉毛は在るものの、図鑑でみたマミジロのイメージからは程遠かったので、少しガッカリ。
_
その後、鳥の気配も無くなったので葛城神社へミソっち探しに向かったけど、やはりこの季節にはミソっちに会うことが出来ず、元のポイントへ戻りました。

ロープウエイで一緒だった人が手招きで「マミジロ居ますよ!、メスだけど」と教えてくれた木陰を探すと、居ました!
これがマミジロのメスです。
__2「メスはマミチャジナイに似てますね」とM氏がアドバイスしてくれたものの、どちらの鳥も見たことが無いので何の返事も出来ないのが辛いAshでした。
その後またもや鳥の気配が消えてしまい、M氏などと暇つぶしの与太話をしている時、ふと見上げた枝になんとマミジロのオスが止まってました。
__3心臓をバクバクさせながら撮ったのがこの写真。
まだまだ満足できるレベルの写真じゃ無いけど、初めて撮れたマミジロなので、とても幸せなAshでした。
今日のビールは美味しいよ~ビール

先月からEOS40Dカメラに出世したけど、40Dに変えて良かったのはライブビューの活用かな。
ライブビュー拡大モードにしておいてピントを合わせると、ファインダーで合わせるよりも正確だし、ミラーアップのショックも無くなるので、今までのような大ボケに悩まされなく成りそう。
今後のAshの成長を乞うご期待指でOK

Ashのホームページで大きな写真が見れますんで、ぜひ遊びに来てください。
http://homepage3.nifty.com/ashgarden/birdsKaizuka.htm

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2006年11月25日 (土)

貝塚近辺探鳥記(2006年)

私のホームグラウンドである大阪府貝塚市を中心とした日帰り範囲の地域での探鳥記です。
●北は北海道から南は宮古島まで、私のホームページAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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■2006年12月31日(ほぼ晴れ)
今年も可愛い野鳥たちに心を癒させてもらいました。鳥さん有難うね。
多忙な毎日ながらやっと仕事の目処もつき、昨日と今日は今年の探鳥納めで近所のお気に入りスポットを回ってきました。

いつも、お気軽に遊びに行けるのはやはり近木側河口=二色浜です。ここの河口ではシギ・チドリやカモ類などの海鳥が観れるうえ、二色浜公園では様々な里の鳥に遭遇できます。
Daurialredstart_f 最近の二色浜公園でのお気に入りはヒタキ類で、この秋にはかなりのヒタキ類に会わせてもらいましたし、この日もジョウビタキのメスを見ることができました。オスに比べて地味なメスではありますが、気品のある姿とまん丸目玉が可愛くて、Ashが大好きな鳥の一つです。

Bluerockthrush3 今日は、イソヒヨドリのメスにも会えました。イソヒヨドリはオスのほうが奇麗な色合いなのですが、どういうわけかAshは貝塚近辺でオスに出会えてません。オスの個体数がメスより少ない?って訳はないとは思いますが、不思議です。探鳥仲間のtotoさんからは「しょっちゅうオスに遭遇してますヨ」って聞いている(証拠写真も貰っている)だけに不思議です。

Img_4815 ところで、何気なく撮っていたウの写真。よく見ると首のあたりが灰色です。今まで見たウは全身が黒かったので、このような個体は初めて見ました。
オンライン図鑑で調べてみても、どんな個体の首が灰色なのかの手がかりは見つからずじまいで、また未解決事項が増えてしまいました。ひょっとして単にオジイサン(オバアサン)なんで白髪になっているからとか?

Bullheadedshrike2 この日の午後にはAshの自宅に最も近い「浜工業公園」へ出かけてみました。この公園は、自転車でも数分で行ける距離にありながら、「工業」という名前の響きがいまいち好きに成れないのと、犬のウンコが多いので毛嫌いしてましたが、お手軽に通えるご近所の公園なので今後はお気に入りの一つに含めることにしましょう。
きょうは、月並みなハトやヒヨドリのほかにもモズやツグミの姿に会えました。モズは警戒が強く、20mほどまで近づくと逃げ去ってしまいます。

Bullfinch 最近加わったお気に入りスポットの一つに紀泉高原キャンプ場が在ります。
ここは、人里はなれたキャンプ場のためか鳥種が豊富な割りに人気が少なくて、探鳥には最高の場所です。
きょうはコゲラを観に来たのですが、あいにくコゲラには会えずにくさっていた所に、Ashが生まれて初めて観るアカウソに出会えました。アカウソは、地味な鳥が多い冬場にはひときわ目立つ鳥で、今後は病みつきに成りそうです。

きょうで2006年の探鳥記は終わり、明日からは2007年のシリーズを始めます。

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■2006年12月2日(曇り)
暦が師走に変わったとたんに冬将軍の到来で、強烈な寒波に街じゅうが震え上がりましたね。
Img_4630 寒さにもめげず、今朝も二色浜に出かけました。
浜周辺の鳥種はすっかり冬モードに変わっており、百舌鳥やツグミがあちこちの木々でうろちょろしています。海にはヒドリガモの大群が羽根を休めていました。こうしてヒドリガモの群れを見ると、冬が来たことを実感します。


Lapwingもう、シギチの渡りの季節も終わり、さすがにシギやチドリは諦めていたものの、せめてジョウビタキでも見れれば良いなと期待しつつ近木川河口を歩いていたら、「キー」というケリ特有の鳴き声とともに目の前の中洲にタゲリが舞い降りました。タゲリはこの浜ではめったに観ない珍鳥で、なんと今日が三年ぶりでした。


Img_4595幸先の良さに幸機嫌で浜に向かうと、ノビタキが目の前の杭と地面の間を往復していました。ヒタキ類はこうして飛びながら空中の蚊やブヨなどの昆虫を捕まえます。それにしても、いつ見てもノビタキのまん丸目玉は可愛いですね。目が大きいので、この個体はオスと分かります。

Img_4598 近くの草むらにも数羽の地味な小鳥が餌探しをしていました。
体色や胸の模様がアオジやノジコに似てますが、顔つきはぜんぜん違います。図鑑で調べてもっとも近いのはキマユホオジロでしたが、それは夏鳥の珍鳥なので冬の二色浜に居るはずがないしで、現時点では鳥種不明です。

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■2006年11月25日(曇り)
最近の休日は天候に恵まれず、少し欲求不満気味です。
午前中は外出を諦めてホームページのメンテナンスをしていたのですが、やはり鳥が気に成って近所の海岸まで出かけてきました。

Img_4484 やはり、この季節の見ものはカモ類ですね。
津田川河口には、ホシハジロの200羽ほどの群れが2グループ到来していて、かなり近くで休んでいました。
ほとんどの鳥が頭を体に差し込んで仮眠体制のように見えましたが、いったい何時食事をするのかが気に成りましたね。

Img_4480 たぶん近木川河口にはヒドリガモが来ているはず、と近木川まで足を伸ばしてみました。
案の定、河口にはヒドリガモの50羽ほどの群れが来ていて、こちらのほうは波に漂う海草を無心に食べていました。

Img_4473 冬の風物詩のカモ類を堪能して帰宅しようとしたら、目の前を中型の鳥が通過し、前方の堤防に止まりました。
イソヒヨドリです。
Ashの本命はオスなのですが、メスでも気品のある姿なので好きな鳥ですね。

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■2006年11月12日(晴れ時々曇り)
Coot 昨日はせっかくの休日なのに悪天候で外出もできず、今日もはっきりしない天候なので遠出は諦めて岸和田の久米田池に行ってみた。
この池は冬鳥のシーズンには多くの鴨類でにぎわうのだが、この季節にはサギやカイツブリ程度しか見かけない。
そんなAshの落胆する姿を見てか、オオバンが近くまで慰めに来てくれた。
オオバンは、水上生活に特化した体型に進化した鳥で、写真のように足指が極端に発達している。

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■2006年10月14日(快晴)
昨日に引き続いて好天。
きょうは、海で遊ぶことに決め二色浜へと向かった。
しかし、磯遊びの家族とジェットスキーが浜と河口にあふれ、とてもシギチが近づける状態ではない。
Photo_2きょうは二色浜を諦めて、泉大津の汐見公園へと向かうことにした。
この公園は大阪湾を埋め立てたもので、海にせり出しているためか毎年の渡りの季節には小鳥たちでにぎわう。
きょうもヒタキ類のオンパレードで、並木道ではたくさんのコサメビタキと遭遇した。

Photo_6コサメビタキの群れの中に一羽だけ胸の色が黄色いヒタキが居ることに気がついた。
背羽の色合いや顔立ちは一見コサメビタキのようだが、胸が黄色いので別種と思われる。
図鑑やネットを調べてみたが、同じ写真は見つからない。
もしかするとキビタキの幼生かメスかも知れないが、定かではない。

Photo_8 雑木林を抜けて海沿いに進むと開けた芝生広場へ出る。
ここでは、二羽のノビタキを見つけた。
ノビタキはかなり警戒心が強くて、20m程度に近づくと逃げていってしまう。
オスの夏羽は黒白のツートンカラーが奇麗だが、冬羽はちょっと地味すぎで可愛くない。

Photo_9さらに頭上の電線に目をやると、そこにははエゾビタキが留まっていた。エゾビタキはノビタキほどは警戒心が強くなく、クローズアップを撮らせてくれた。
帰路でもジョウビタキの姿を見かけたので、まさにヒタキのオンパレードの一日だった。

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■2006年10月13日(快晴)
待ちに待った秋の野鳥シーズンに突入。
海へ行こうか、山に向かおうか、それとも川添いで遊ぼうか?
と、山河と海に恵まれた泉州地方での秋の探鳥時期には贅沢な悩みが尽きない。
掘河ダムの上流でカケスを観たとの情報に心躍るも、夏に藤野さんから教えて頂いたままで探検できていなかった紀泉高原キャンプ場へカラ類とヒタキ類を観に行くことにした。

Img_3888 さすがに藤野さんお奨めのポイントだけあって、自然環境は抜群。さらに、近所に人家や集落が無いので人気が少ないのも嬉しい。
さっそくキツツキ(アカゲラと思われる)の声が聞こえた。引き続き、カケスのジャーという特徴的な遠くで聞こえた。

Photo_10 雑木林の真ん中に三脚をセットしてしばらく待っていると、シジュウカラとエナガの混群が飛来した。
どの鳥もちょこまかと動きっぱなしなので、なかなかシャッターチャンスがつかめない。

Photo_11 耳を澄ますと近くでコツコツという木をつつく音がする。
コゲラだ。
注意してみると、何羽ものコゲラが近くの木々でしきりに餌を探している。
結局、この日はカケスの姿を見ることができなかったが、存在だけでも確認できたのが嬉しかった。

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■2006年10月08日(快晴)
絶好の秋晴れの鳥見日和りなれど、体調がいまいちのために遠出は諦めて近場で遊ぶことにした。
とりあえず、近所の近木川河口や二色浜を散策したが、あいにく満潮の時刻で中洲が水没中でシギやチドリも皆無。
Img_3693a 諦めきれずに河口付近をぶらついていたら、“チー”という鳴き声が!
しかし、
近木川河口は川幅が50m程度在るので対岸のコンクリートブロックから何度も飛び込む姿を見れたものの、あまりにも遠すぎた。
やっと、川の中央の葦原に飛来してくれたのがこの一枚(トリミング)です。
その時刻が曇天だったうえ相変わらずのボロい腕前のために、出来は冴えません。

Img_3735b きょうは旧千石荘病院近くを探索したが、この季節は野鳥の数が多いのが嬉しい。
ここで、コサメビタキが大きな蝶をゲットして昼飯にしようとしているシーンに遭遇した。
クリクリめだまが可愛いコサメビタキだが、獲物を木に何度も打ち付けている姿を見ると、生きることの真剣さを再認識させられた。

Great_tit その後、コゲラを探して雑木林を散策したが、コツコツという音はすれども姿は見えずじまい。
まあ、可愛いシジュウカラが表敬訪問してくれたので、きょうは結果オーライでしょうか。

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■2006年9月23日(快晴)
きょうは秋らしい清々しい晴天。カワセミ名人の藤野さんから数週間前に教えてもらっていた紀ノ川近くの池に向かう。
紀ノ川という言葉からは遠方のイメージがするが、自宅から犬鳴山を越えて40分で現地に到着してしまった。
なるほど。藤野さんのお奨めスポットだけあって、とても雰囲気のある池だ。
Ashが思うところの探鳥のベストスポットは、①通える距離にある、②車を停める場所が近くにある、③ゴミや人工物がファインダーに入らない、それと④当然ながら鳥が居るという条件を付けたい。その点、この池の雰囲気は抜群だし人気も少ないので、ベストスポットの一つにしたい。
Img_3243 池の右側に何本かの枝が出ているので、ここにカワセミが留まって欲しいなとの願いを込めて、さっそく迷彩テントを組み立てて待機する。
遠方に数羽のカルガモが日向ぼっこしているのが確認できる。50m強の距離なので彼らは安心しきってくつろいでいる。


Img_3276 待機すること30分。もう秋なので、テントにこもっていても暑さは苦にならない。だが、肝心のカワセミ君の声すら聞こえないので少し飽きてきたところで前方の岸辺に目を凝らすと何かが動いている。バンだ。バンはかなり警戒心の強い鳥なので、茂みから日向にはめったに出てこない。そんなバンが棲んでいるくらいだから、この池はかなり自然度が強いのだろう。

Img_3285 さらに、カイツブリも一羽出現し、しきりにダイビングして餌をあさっている。カイツブリの朱色が背景の木々の緑に映えて奇麗だ。
やはり、奇麗な景色の中で見る野鳥は実に美しい。
到着して3時間が経過。相変わらずカワセミ君の気配は無い。日が高くなってから到着したうえに、迷彩テントの設営でもたついたので警戒されてしまったのだろうか。

Img_3293 清々しい秋晴れの空の頭上にはトンビがのんびりと輪を描いている。
ハヤブサらしき姿も頭上をかすめた。
今日はカワセミを諦めることにして、Ashのお気に入りポイントの一つである粉川ハイランドパークに向かうことにした。
マラソンマンの戸田さんは葛城山を走る予定と聞いていたが、もしかすると会えるかも知れないと思いながら車を走らせて20分ほどで山頂に到着。
今日は空気も澄んでいるので紀和方面の連山が奇麗に見える。

Img_3306 ハイランドパークのキャンプ場には松の木が多く、この季節には松の実などを食べに多くの小鳥が集まってくる。ヤマガラが、しきりに松ぼっくりをつつき、中の松の実を掘っている。
これはゲットした松の実をくわえて飛び去る瞬間の写真だ。
                                                    Img_3294 シジュウカラもシーシーとさえずって忙しそうに飛び回っている。遠くでアカショウビンの声が聞こえたような気がする。でも一度だけだったので確証は持てない。この夏の宮古島でのアカショウビンを思い出す。

Img_3311目の前の小枝に地味な鳥が飛来した。レンズ越しに確認すると、エゾビタキだった。去年の秋に二色浜公園でお目にかかって以来だが、今年も秋の渡りの季節に立ち寄ってくれた。エゾビタキはいつ見てもつぶらな瞳が可愛い。
これからの秋の渡りのシーズンは、海に山に多くの鳥たちが飛来するのでバーダーにとっても忙しい季節となる。

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■2006年9月17日(晴のち曇り一時雨)
遊泳客の喧騒とジェットスキーの爆音に占領された「若者の夏」も終わり、やっと二色浜が「大人」の手に戻ってきた。
台風13号の接近で、せっかくの連休なのに探鳥できないと諦めていたが、今朝は予想に反して清々しい秋晴れだった。

Img_3011 7時に起床して二色浜に向かう。
念願の500mm短焦点を手にしてから一ヶ月以上も経つのに、ずーっと探鳥の機会が無かったので待望の朝だ。
遠くにチュウシャクシギやチドリの群れを確認できたが、遠すぎて射程距離に入らない。
悔しいが、撮れない鳥は諦めて朝日を浴びて朝飯を探しているチュウサギをゲット。

Img_3030 まだ日は低く、お気に入りの浜は高速道路の影で暗い。
日が高くなるのを待って時間をつぶしているAshの目線に飛び込んできたのがイソヒヨドリのメス。
大阪で見るイソヒヨドリは去年の夏に泉大津の汐見公園で見かけて以来だ。
Img_3064_1 鳥仲間の戸田さんはりんくうタウンの駐車場で何度か見ているらしい。
本当は色のきれいなオスが見たいのだが、メスが居るということは当然ながらツガイの 相手も近くに居るはずなので、期待を明日につないでメスをゲット。
もっとじっくり撮りたかったのだが、元気すぎるジーさんが近くでラジオ体操を始めたために、せっかくのイソヒヨちゃんは電柱に逃げてしまった。

Img_3132 沖合いをミサゴがグライドしている。
もっと近づいて欲しいのだが、ここのミサゴは沖合いをグライドすることが多い。
見るに耐えない解像度に落ちるのは覚悟のうえでテレコンバータを2.0倍と1.4倍のタンデムに変更する。
ミサゴは優雅にゆったり飛んでいるように見えてもかなり高速なので、ごらんのように望遠で追いかけながらピントを合わすのは難しい。

Img_3098 遠方の中洲にシロチドリの群れが見えるが、遠すぎて射程距離に入らない。かと言ってテレコンバータのタンデムをしても絵には成らないので諦めていたら、幸か不幸か遠方の中州にアサリ漁と思われる中年夫婦が現れた。
おかげで、シロチドリの群れが近くの中洲に飛来してくれたのでAshとしては大喜び。

Img_3165 何気なしに見ていたシロチドリの群れの一羽にフラッグが付けられているのを発見。
きっと、どこかの団体が生態調査のために付けたのだろう。
後で報告する相手や方法を見つけて写真を送ることにして、ゲット。
この写真もテレコンバータのタンデムなので解像度は非常に悪い。
★環境省 山科鳥類研究所の「渡り鳥と足環」のサイトで調べると、とうやらこの個体のフラッグは九州の有明海あたりで付けられたらしい。
http://www.yamashina.or.jp/ashiwa/ashiwa_index.html#11

後で報告メールを送ろう。

Img_3187 二色浜を後にして南海本線の下流のえん堤に向かう。
このポイントは、Ashがフィルムカメラを愛用していた頃からゴイサギの写真を撮るのにベストの場所で、きょうもゴイサギを狙うつもりで三脚を立てると、そこに居たのはササゴイの幼鳥。
情報によると、ホシゴイという別名が在るのだとか。気づけば他にも2羽の幼鳥が居た。みんな、無事に大きくなれよ!。

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■2006年8月27日(晴のち曇り一時雨)
きょうは久しぶりの探鳥が嬉しくて朝6時に起床。
8月初旬にカワセミ名人の藤野さんから教えてもらった新スポット「熊取のふれあい広場」へ向かった。
藤野さんがこのポイントで何度もカワセミを見れたとの情報だったので、お盆前に偵察に行ってみたが、その時はあいにく休日のお昼前後だったのでハイキング客が多くて、カワセミ君は姿を見せてくれませんでした。
きょうは前回の失敗に懲りて7時前に現場に到着して待機してみたものの、1時間待っても気配が無いので気分転換に近所の永楽ダムに向かってみた。
Img_2804 永楽ダムでは、先週にエナガ、ヤマゲラ、メジロなどが見れたとの情報を同じ貝塚に住む同好の氏である戸田さんから聞いていたので期待していたのだが....
確かに、ヒヨドリやシジュウカラ、コゲラは居るものの、ジョギング客が多過ぎるのと葉が茂りすぎているので、とても写真を撮れる状態とは言えません。で、やっと撮れたのが顔無しヒヨドリの1枚だけ。

ここにも見切りをつけ、Ashの最近のお気に入りのポイントの一つである、泉南カントリー~堀河ダム間の林道に向かった。
Img_2810 ここでは、鳥のさえずりは多く聞けるものの、声のする方向は深い谷の中。とても4Kgの機材を担いで谷までは降りれない(降りれるけど、登ってこれない)ので、林道脇の草むらでひたすら待機して、やっと傍に来てくれたのがこのメジロ一羽だけの寂しい結果でした。
やはり、山の鳥は何か身を隠すものが無いと撮れませんね。

Img_2828 次に向かったのが、藤野さんが開拓したカワセミ探鳥ポイントのパートⅡ。ここは昨年にたくさんのカワセミ君に出会えた思い出の場所でもあります。河原は草が茂りすぎているので、橋の上でレンズを構えて1時間以上待機してみたが、カワセミ君は来てくれません。
暇つぶしに頭上の電線に留まっていたツバメをパチリ。
Ashは人造物と野鳥との取り合わせは好きではないのですが、飛んでいるツバメを撮るのは難しいので、こんな絵しか撮れないのが悲しいです。

ここにも見切りを付け、ホームグラウンドである貝塚市の千石荘に向かった。ここでは、コゲラを頻繁に見るので期待したが、きょうは鳥の姿をほとんど見ることができなかった。
貝塚の鳥は夏休みでもしてるんかいな。

暑い真昼を避けて自宅で昼食と昼寝をしてから、4時ごろに二色浜に向かってみた。
海水浴シーズンの浜は遊泳客で騒がしいものの、いつもの中洲ではシギチの遊ぶ姿が見れたので一安心。
Img_2811 きょうは、気に成る鳥を二羽見かけたが、その内の一羽はこのセキレイ。
浜で写真を撮っているときには単なるハクセキレイと思っていたが、自宅で確認すると顔が黄色がかっている。黄色いのは顔だけなのでキセキレイとも違うと思ってネットを検索してみると、どうやら幼鳥には顔が黄色いのも居るらしい。図鑑を見ても解からなかったので、新種発見かと興奮したのだが...。

Img_2971 もう一羽は、写真のチュウシャクシギ。
八月上旬に一羽を見かけたときは南方への渡りの第一陣かと思っていたが、そのときと同じ場所で一羽だけ居るので、どうやら留鳥らしい。体力が足らないか羽根の故障かで群れと一緒に北へ向かえなかったのだろうか?少し心配だ。

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■2006年8月6日(快晴)
先週ゲットした念願の500mm単焦点レンズ「SIGMA APO 500mm F4.5 EX DG」を引っさげて、貝塚近辺を探索してみた。
とりあえず二色浜に向かったものの、懸念していたとおりに浜は遊泳客でいっぱいだった。Img_2701
遊泳客を避けて近木川の河口部まで移動したとき、葦原の陰にチュウシャクシギを発見。
オオソリハシシギやチュウシャクシギは、この春のシギチの渡りのシーズンに楽しませてもらったが、8月に近木川で見かけるのは予想外だった。
鳥の本を見ると、南へ向かっての渡りは8月頃から始まるらしいので、この固体は南への渡りの途中かも知れない。

ジェットスキーの騒音でやかましい二色浜を後にして、阪和自動車道よりも山側の馬場近辺へと向Img_2759_1かった。
ある情報によると、馬場あたりでオオルリが観察できたとか。なにぶん古い出展の情報でもあり、馬場近辺とは言っても広いのでオオルリは諦めて、周辺の野池を散策する。
馬場の野池でカイツブリの赤ちゃんを発見。カイツブリは孵化早々には親鳥の背中に乗って移動する姿が見ものだが、こうして独り立ちしたばかりの姿もほほえましいものだ。

その後Img_2770、キビ谷から奥水間を越えてお気に入りの岸和田池に向かった。
岸和田池では、先週末に3羽のバンを確認済みだったので、500mm単焦点の威力を試したくってしばらく待ったが、近くで農作業のエンジン音が騒がしくて今回は望み薄。
と諦めかけている目の前を一羽の水鳥がすーっと通過。よく見ると、どうやらバンの幼鳥のようで、羽の色こそ黒くは無いものの泳ぐ様や体型はバンそのものだった。幼鳥を見るのは初めてだったので、感激度◎でした。

こ れは、同Img_2769_1じ岸和田池で見かけたゴイサギです。
手前の葉影が邪魔して「盗撮」っぽく成ってしまいましたね。
まだまだ単焦点の持ち味を活かし切れてませんが、藤野師匠からボケ対策のアドバイスも頂いたんで、来週こそは名作・傑作を撮りますぞ!

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2006年11月 1日 (水)

大雪山探鳥記(2006年初冬)

Ashが大好きな北海道。初冬の北海道への探鳥旅行のブログです。

■10月28日(土)

雄大な北の大地、北海道。
土地の広さや住む人の心の大きさなど、すべてのスケールが雄大な北海道を訪れるたびに、自分の生き方の小ささを実感します。
今回は、そんな北海道へ初冬の探鳥旅行をしてきました。
関西空港から発つ便は旧JASが使用していた中型機。最近のボーイングに比べると内装がいま一つ物足りないけれど、わずか二時間弱のフライト1000Kmも運んでくれるんだから贅沢は言えないですよね。
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                                                       北海道を代表する名山である大雪山は、Ashの好きな山の一つです。
山登りなどできない私にとって、この山はロープウエイが山頂近くまで運んでくれるので、お気軽に高山の動植物に出会える便利なところなんです。
去年の夏には、ギンザンマシコやノゴマ、ホシガラス、カヤクグリなど多くの野鳥に会うことができたし、一昨年の冬にはオオワシにも遭遇できたので、今回も期待でワクワク。
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しかし、レンタカーを駆って、ロープウエイを急き立てて着いた大雪山はすっかり冬化粧をしていました。
聞くところによると、山頂では60cmの積雪とか。
大阪ではまだ半そで姿の人も見かけるのに、北海道はすっかり冬なんですねえ。
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諦めきれずに500mm望遠を担いで姿見の池あたりをうろついては見たものの、ついに生き物には出会えずじまいでした。
「水清くして魚棲まず」の格言のごとく、「山白くして鳥棲まず」を実感したAshでした。
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■10月29日(日)

当日夜は、麓の朝日岳温泉(昔の名前は勇駒別温泉)に宿を取り、翌朝早くから天女ヶ原でカラ類やケラ類を見てやろうと、ビールをひっかけて早々と眠りにつきましたが...
天の神様は非情なのか、あいにくの低気圧の通過で朝から猛烈な雨と霧のため探鳥どころでありません。
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忠別ダム近くまで下山すると、さすがに雨脚は緩くなってきました。
目の前をカワガラスが飛び立ったときには心躍ったものの、まだレンズを出せる状態ではなくて、しかたなく旭川市内の嵐山公園まで移動することにしました。

ネットの書き込みによると、この公園はケラ類が豊富でヤマセミも観察できたとか。
公園にはアイヌの住居(チセ)を模した建物が点在し、北海道らしさを味わえます。
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散策途中でゴジュウカラやアカゲラには何度か出会えたものの、なかなかシャッターチャンスに恵まれず、ついにこの日も成果無しで暮れてしまいました。(涙)
実際、北海道では日の暮れるのが早く、この季節では四時前には薄暮状態に成ってしまいます。

■10月29日(月)

月曜日は探鳥旅行の最終日。
12時のフライトで大阪に帰らないといけないので、ここは実績重視作戦で市内の神楽岡公園に出かけることにしました。
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この公園は数年前に訪れたことが在ります。
その時には、まるでハトやムクドリのようにアカゲラがあちこちで遊んでいたり、ゴジュウカラやシジュウカラがまるでスズメのように傍 まで寄ってくるのに驚いたことを覚えています。
今回もアカゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラなど多くの野鳥に出会え、この二日間のフラストレーションを何とか解消できました。
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しかし、何よりの成果はカケスとの遭遇です。
神楽岡公園を発つタイムリミットが数十分を切って意気消沈していたとき、なんと目の前の木にカケス君が止まってくれたではないですか!
大喜びで撮ったのが、この写真です。天の神様、有難うございまいた。
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●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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2006年7月13日 (木)

宮古島探鳥記(2006年夏)

Ashが大昔から漠然と憧れてきたトロピカルな南洋の小島へ俗世間を忘れに旅をした際のブログです。

■2006年7月1日(大阪は雨)

ついに待望のアカショウビンに会える日が来た。
出発地の関西空港は惨めな雨空。でも、目的地の宮古島は快晴との天気予報。
これからの4日間、どんな出会いが在るかと思うと心が躍る。
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下界は梅雨の真っ只中でも、雲の上はいつも青空だ。
だから私は国内移動であっても空を飛ぶのが好き。
空路の眼下は、四国~宮崎~屋久島~沖縄と徐々にトロピカルな景色に変化していく。
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宮古空港に到着。
この空港はサシバの姿を模してデザインされたとか。
サシバの季節にも来てみたい。
スカイレンタカーは空港からもほど近い。
このレンタカーは本土資本のレンタカー会社に比べてとても廉価で、
さらに出発前の確認作業と説明が手際よくって気に入った。
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空港から宿泊先のペンションがある来間島までの道はサトウキビ畑に囲まれて、どこまでも続く。
ペンションの傍まではカーナビでたどり着けたが、肝心の建物が見つからない。携帯で電話したら、お父さんが近くまで迎えに来てくれた。
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宮古島のペンションは若いダイビング客が多く、夜に悪乗りで馬鹿騒ぎされるのを諦めていたが、このペンションのお父さんお母さんは元公務員。お父さんの人柄のおかげか、かなり落ち着いた雰囲気で過ごせた。
ペンションたきなかのお父さんお母さん、お世話になりました。
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今回の旅の目的はアカショウビンに出会うこと。
でも、島の探鳥地の情報が全くわからずに当惑していると、ペンションのお父さんが見かねて、知人であるカメラマンの与儀一夫さんを紹介してくださった。
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与儀さんは宮古写真愛好家協会の会長もされている方で、宮古島の自然を紹介した写真集も発行されている。与儀さんの作品についてはこちらをクリックしてください。
ペンションで泡盛を飲みながらアカショウビンのことを色々とお聞きしていたら、「明日は私が探鳥ポイントに案内してあげる」との思いがけないお言葉。
当てもない向こう見ずの旅の第一夜は思いがけない展開でスタートした。

■2006年7月2日(南西諸島は晴れ)

与儀さんのRVの先導で大野山林に向かう。
前回の来島時に熱帯植物園には来たが、大野山林は観光ルートでは無いので気づかなかった。
地道を少し走り、車止めで下車して林間の道を徒歩で目的地に向かう。
途中、与儀さんがアオバズクの居る樹を教えてくださった。
間上から大きな目玉で睨まれて少し引いてしまった。
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いよいよ、アカショウビンの出現スポットに到着。
与儀さんから、迷彩色テント、蚊取り線香、携帯扇風機、ミネラルウオーター、椅子など探鳥用具一式をお借りしての至れり尽くせりの探鳥だ。
近くでアカショウビンの鳴き声がすると思うまもなく、来ました、ついに念願のアカショウビンが。それも三羽も一緒に見れるとは、凄すぎる。
Rubbykingfisher

この森の凄さはこれだけではない。
なんと、この森はサンコウチョウの探鳥ポイントでもあったのだ。
アカショウビンと入れ違いに何羽ものサンコウチョウが水を飲みにやってくる。
サンコウチョウは英名でBlack Paradise Flycatcherと呼ばれるに相応しい奇麗な鳥で、特に雄が長い尻尾をしならせながら優雅に飛ぶ姿は極楽浄土の鳥を思わせる。
Blackpaladiseflycacher

車止めまで戻って装備の整理中に、傍の樹をふと見たら手の届く距離にコノハズクが留まっていた。迷惑そうに片目を開けて睨まれているのも無視して写真を撮らせて頂いた。
アオバズクもコノハズクも、観るのは生まれて初めてだったので、大感激。
I_scopsowl

■2006年7月3日(南西諸島は晴れ)

昨夜はペンションのお父さん、与儀さん、同宿の連中との泡盛パーティで遅くまでしこたま呑んだのに、不思議と体調は悪くない。
泡盛は、呑み易いし翌日にも残らない。何よりもリーズナブルな価格なのが気に入った。
今日は一人で島を一周する予定で、とりあえず東平安名崎へと向かう。
真っ青な空と真っ青な太平洋を見ながらのドライブは快適だ。
それにしてもこの島にはハトがやたらと多い。
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前回の来島時には、この岬でクイナとイソヒヨドリを見たのだが、残念ながらコンパクトカメラしか持参してなかったので、絵になる写真は撮れていない。今回もイソヒヨドリの雄を狙うも、なかなか近寄ってくれないが、やっと、近くの樹に止まった幼鳥の写真をゲット。
Bluerockthrush_baby

さらに、岬を下ったところの漁港でエリグロアジサシを発見。5メートルほどにまで接近できた。島を半周して池間島に渡る。
この島は秋にサシバの通過でにぎわうらしい。
Blacknapedtern

地図には池間湿原なるものが在るはずなのに、地図の場所に向かう道が無い。
ぐるぐると回っているうちに、池間灯台あたりで鷲鷹の一種を発見。
さてはサシバか、と大慌てで手持ちで撮影したが、やはりピンボケで鳥種の特定ができるまでの写真が撮れなかった。
与儀さんのお話では、「落ち鷹かも知れないが、落ち鷹はあまり人目につく場所に出ないはず」とのこと。いったい何の鳥なのかミステリーだ。
Hawkunknown

ペンションでの夕食の後、同宿のメンバーで近所の浜まで夕焼けと星空を見に行った。
太陽が水平線に沈んだ後も刻々と夕焼けが変化していく様は筆舌に尽くしがたい。
さらに、数十分後には満点の星空に魅了された。
今回は半月だったので、天の川を見るにはコンディションが悪かったが、島全体に無用な明かりが無いため、月明かりで人の顔が判別できたことがとても新鮮だった。
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■2006年7月4日(南西諸島は晴れ)

今日で宮古ともお別れだ。
フライトは夕方なので、もう一度大野山林へアカショウビンを観に行く。
今日はアカショウビンの巣を発見できたし、アオバズクも何組か観ることができた。
この森で、天然記念物に指定されているキンバトを見れたことも大きな成果だっだ。
Emeralddove

関西空港へ向かう便の窓から東平安名崎を見下ろす。
今回の探鳥旅行は、島の人たちの暖かいもてなしと、島の奇麗な自然のおかげで、本当に心が洗われました。
また来たいな、絶対に。
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ニ度目の探鳥記、宮古島探鳥記(2008年夏)へも遊びに来て下さいね。

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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