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2023年6月

2023年6月14日 (水)

ボルネオ島探鳥記(2023年6月) 後半

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朝7時の便でブルネイを発ち、わずか40分のフライトでマレーシアのコタキナバル空港に到着。
キナバル山が見えるかと窓側の席にしたけど、あいにくの曇天だね。
入管もあっさり通り抜けて、ガイドさんの待つ到着ロビーへ。

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本日の目的地へ出発する前に簡単な朝食。
健康そうな地元のお嬢さんのグループに出会えて、眠気も一変に覚めたわ ^^

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この道路は舗装路とダートが半々くらいで、前を行く車のホコリがひどくてガイドさんも辛そう。

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マレーシアの最高峰のキナバル山(4,095メートル)が見えてきた。
タンブナン(Tambunan)の町からほど近い熱帯雨林の中に今日の探鳥地が在る。

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#カンムリシャコ ♂♀ #冠鷓鴣 #CrestedPartridge
https://youtu.be/ncQ-rX8-5PE  ←Youtube動画版

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#キンバト #金鳩 #EmeraldDove

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#チャガシラガビチョウ #茶頭画眉鳥 #ChestnutCappedLaughingthrush

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#マングローブヒメアオヒタキ #MangroveBlueFlycatcher

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#オジロウチワキジ #尾白団扇雉 #BulwersPheasant
https://youtu.be/gf_zapCTYKc  ←Youtube動画版

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#シキチョウ #四季鳥 #OrientalMagpieRobin
@TrusMadi山

観察小屋にはすでに5名ほどの(中国系の)グループが撮影中で、我々も三脚をセットして撮影開始。
ここの売りはオジロウチワキジとカンムリシャコらしく、先客もしきりにシャッターを切っていた。

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強烈な雷雨の中をTerupidの町に戻る。
ホテルにチェックインして楽しい夕食のはずが、なんとガイドさんがホテルをブッキングミス してたとか。
他のホテルを物色中だから安心して食べてとは言われたものの、美味しいはずのミーゴレンを食べても気が気では無い。

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急遽の手配で着いたのは、町はずれの怪しいホテル。
ベッドの下はホコリのかたまりだけど、もはや文句を言う気力もなくしてシャワーを浴びて寝た。

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ヤモリが鳴く部屋で過ごした翌朝。
今日は、メインターゲットのボルネオコクジャクに会うために泥だらけの山道を登るらしい。
途中に川渡りが在り、ヒルも多いらしいのでゴム長とヒル除けスプレイを準備した。

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水量は膝に満たなかったので何とか渡れたけど、雨降りの後は難儀するだろうな。
この後は急坂が続き、心臓が悲鳴を上げることに。

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ガイドさんに三脚を持ってもらったので、両手ストックで泥と石の道をひーこら登ってハイドに到着。
この日は我々のみだった。

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#ボルネオエボシコクジャク #烏帽子子孔雀 #BorneanPeacockPheasant
https://youtu.be/Yl3y07A7aGo ←Youtube動画版
この鳥に会うために泥と石ころの坂道をストック突いて登ったが、それだけの価値はあったと思う。


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ランチは道中の屋台で買ったお饅頭。
ムスリムの国なので、当然ながら「豚まん」は売ってなかった。

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#コシアカキジ#腰赤雉  #CrestedFireback

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#コシアカキジ ♀ #腰赤雉  #CrestedFireback

https://youtu.be/1z9oHPjvfc4 Youtube版動画


もし、エボシコクジャクとコシアカキジが見れなかったら明日も登山すると聞いてビビってたけど、何とか目的達成できてひと安心。

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#ビワハゴロモ #LanternFly
ハイドで潜んでたら目の前の木に奇天烈な生き物がとまった
かなり大きくて、こちらに向いて飛んできたときはのけ反りそうに成った。

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夜は宿の近くのレストランで。
私がビールを飲みたいのを察してか、ガイドさんがインド系のお店を選んでくれた。
ムスリムで無ければ飲酒などのルールは緩いんだとか。

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最終日はキナバル自然公園での探鳥。
ブルネイ経由の帰国フライトは19時発なので、半日程度は遊べそう。
キナバル山が近い。

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#ノドグロキヌバネドリ #WhiteheadsTrogon
緑一色のジャングルの中に真っ赤で大きな鳥。目立たないはずが無い。

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#キエリゴシキドリ #黄襟五色鳥 #GoldenNapedBarbet

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#スンダウグイス #SundaBushWarbler

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#不明 #N/A

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#コキティナヒメイナズマ ♀ #N/A

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#キエリアブラゼミ #N/A

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#ボルネオルリチョウ #BorneanWhistlingThrush

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自動車道に並行して沢沿いのトレイルが在る。Trogonを探してトレイルを歩く。

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マレーシアの道路では至る所にAWASの看板が在る。危険との意味らしい。

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キナバル山を後にしてコタキナバルの町へ土産物を買いに立ち寄る。
鳥見の旅では観光地へ立ち寄ることがほとんど無いけど、これからは余裕ある日程で現地をエンジョイしたいものだ。

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空港のロビーで銃を構えた警官に取り囲まれた。
とは嘘で、「一緒に写真を撮りたい」とお願いしたら、笑顔で並んでくれた。 Thank you。
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ブルネイ航空のスカイラウンジは相変わらずのがら空きで、なんか心配。


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これから成田空港へ向けて6時間弱のフライト。
ガラ空きなんで三人分のシートを使って寝て帰れるのは嬉しい。

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2023年6月12日 (月)

ボルネオ島探鳥記(2023年6月) 前半

 コロナ騒動が始まってからは海外への旅は自粛ムードだったし、個人的にも闘病中の親族が複数名居たりとかで、海外での探鳥は夢見るだけだったが、ようやく騒動も収まってきたし個人的な障壁も無くなったので、いざ!と思ってたら「ボルネオ島へ探鳥しに行きませんか?」との悪魔のささやきが(笑)

ボルネオ島へは地元の関西空港からでも行くことはできるけど、複数のフライトを乗り継ぐリスクと関東方面からの知人たちとの待ち合わせロスを考慮すると、成田発着がベストと成った。

成田空港には前日入りし、地元民のPuiさんに壮行会をしてもらった。
温厚で話題豊富なPuiさんとの四方山話で楽しく有意義な前夜を過ごせて、心より感謝です。

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Puiさんと@成田港温泉 空の湯

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@成田空港

"ロイヤル"とはなんと心地よい響きだろうか。まるで自分も王侯貴族の一員に成れた気がしてくすぐったい。
あえて成田空港発着便を選んだのも、関西空港発着ではこのフライトを選べないことが大きなファクターだったりして ^^;

ちなみに、行先のバンダル・スリ・ブガワンはブルネイの首都で、ブルネイの正式国名はブルネイ・ダルサラーム(Brunei Darussalam)、国土の面積は約5,700平方キロ(三重県くらいの大きさ)、人口は2019年の統計で約45万人の小さな国です。

しかし、豊富な石油資源のおかげで国は裕福で、教育や医療は無料。 所得税や消費税はもちろん、基本的に税金は無いとは羨ましい限り。

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@ロイヤルブルネイ航空の成田⇒ブルネイ便

我々が乗った便はとても空いていて、実感では2~3割ほどの埋まり具合だった。
スタッフは若くて親切だったしお姉さんはチャーミングだしで、このフライトの選択は正解かも。
イスラム教国の航空会社だと実感したのは、フライトマップにイスラム教の聖地メッカの方角と距離が常に表示されてたこと、食事には豚肉や動物性の油が使われてないこと、ビールが無いことなどかな。

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@バンダル・スリ・ブガワン空港近く

もうすぐ着陸の段になって、我々の便は空港近くの洋上をグルグルと旋回し始めた。
旋回の理由は(アナウンスが現地語だったので)不明だが、おおよそ一時間遅れでの着陸と成った。

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@ペラダヤン・フォレスト保護区の民家 

ブルネイ国は首都のある本土と飛び地のテンブロン地区とで構成されており、二つの地区は長い橋で結ばれている。
この橋を渡って、今回の探鳥地となるテンブロン地区のペラダヤン・フォレスト保護区へ到着。
探鳥前の夕食はガイドさんの親戚の民家でブルネイの伝統料理だった。
有名レストランでの贅を尽くした食事を好む人も多いが、土地の人たちの暮らし向きが解かる郷土料理が好きだな。
ちなみに、ポカリっぽいペットボトルの液体はこの家のお母さんが作ったお酒でどぶろくに近いものらしいが、ちょっと羽目を外して飲み過ぎたので、この後のジャングル歩きで難儀した。

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#ミツユビカワセミ #RufousBackedKingfisher

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#ヨタカ #夜鷹 #GreyNightjar

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#マレーシアヒメアオヒタキ#MalaysianBlueFlycatcher
@保護区のジャングル

ガイドさんの予定ではフクロウ・ミミズクの類が見れるはずで、近くの梢での鳴き声は聞けたもののカメラを構えてハイドから出るや否や飛び去られることばかり。
しかしながら大好きなヨタカを間近でじっくり見れたので大満足の第一夜だった。

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#オレンジハナドリ #OrangeBelliedFlowerpecker

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#コシアカモリチメドリ #ChestnutRumpedBabbler

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@宿の庭
我々が泊まったのは保護区近くの村に在る一軒家で、我々の借り切りだった。
宿の敷地からでもある程度の鳥見ができて、コーヒーを飲みながらのお気軽探鳥で一日が始まる。

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@保護区近くの村

朝食は近所のモールのインド料理店で。
ナンに似た粉ものだけど、卵が練りこんであって少し甘くて美味しかった。

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何種類ものヤイロチョウ(Pitta)が出ると言われるジャングルへ分け入りハイドで待つも気配なし。

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#チビアオバト #小青鳩 #LittleGreenPigeon

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#ミドリヒメコノハドリ #GreenIora

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#コシアカモリチメドリ #ChestnutRumpedBabbler

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#コシアカモリチメドリ #ChestnutRumpedBabbler
@農園跡

場所を農園跡地に移し、なんとか数種類の小鳥に会えたけど、ちょっと欲求不満が残った。


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昨日に引き続きガイドさんの親戚の民家でランチ。
素朴ながら日本人の味覚に合いそうな郷土料理は好きだな。
ケージの中にいる #コシアカキジ はお父さんが山で捕まえた ♀ #腰赤雉
#CrestedFireback

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#カワリサンコウチョウ#AsianParadiseFlycatcher

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今回はガイドさん一押しのヤイロチョウやフクロウは外したけど、切り札の白いサンコウチョウには会えた。
メスも居たけど、超臆病で葉陰からでてくれなかった 。
近所のアジアンレストランでアジアンな夕食の後、ブルネイ最後のナイトサファリに出かける。

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https://youtu.be/xsOUHt0AzlY ←動画版です

サファリの帰路で今夜もヨタカに会えた。
ガイドさんが照らすライトを頼りにソロリソロリと近づくも、2メートル未満に近づいても一向に逃げない。
どうやら近くに別の個体が居るようで何度も鳴きかわしてたので、この辺で失礼することにした。

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#キングコブラ #KingCobra
この夜のサプライズはもう一つ。
ガイドさんが「キングコブラが居る」と叫ぶ先に体調3メートルばかりのコブラが居た。
怒ると首のあたりを平たく拡げて威嚇するらしいが、そのシーンを演出する度胸は無かった。

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早朝3時起きで空港へ向かう
経路で大きなモスクが在ったので立ち寄ってもらったが、まだ暗いのに礼拝に向かう人々がいた。

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@バンダル・スリ・ブガワン空港

航空会社のスカイラウンジでは、プライオリティパスが在れば無料で休憩や軽食ができるけど、やはりアルコール無しの日は続く。

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冬の道東で野鳥と海鮮を堪能なのだ(2020年12月)

マイレージの有効期限が迫っていてどこかへ旅せねばと思案してたら、野鳥つながりのPuiさんから「道東のユキホオジロを見に行きません?」とのお誘いが在った。
Puiさんとは何度も旅してるが、カメラの達人かつグルメでグルマンなお方なので楽しい思い出がいっぱい有る。当然ながら返事は「Yes」です。

■12月7日(月)

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地元の関西空港からはLCCのPeach航空が釧路空港との直行便を飛ばしているが、今回はANAのマイレージを消化することが目的の一つなので、LCCは使えない。

まず、関西空港を13:40発のANA1713便で新千歳空港まで飛び、新千歳空港を15:55発のANA4875便に乗り換えて釧路空港を目指すことにした。

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新千歳空港ではわずか25分の乗り換え時間しか無いのが心配だったが、遅延も無く間に合った。
昔は道内便の発着には丘珠空港が使われていたので、バス移動していた頃に比べると幹線から25分で乗り換えれる今は夢のようだ。

新千歳空港→釧路空港の便はデ・ハビランド・カナダの双発ターボプロップ機Dash8-200だ。
時代の趨勢はジェット機だけど、プロペラ機がブルンブルンと振動して飛ぶのが好きなので窓よりでエンジンが見える席を選んだ。

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釧路空港では先着したPuiさんがレンタカーで待ち受けてくれていた。
道東の日暮れは早い(4時頃には暗く成る)ので、今日は釧路市内のホテルにチェックインし、近くの炉端焼き店で再会を祝った。

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やはり、冬の北海道では貝でしょう!
これはつぶ貝とほっき貝の盛り合せ。

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大好きな真鱈の白子。
北海道では”たち”と呼ぶが、私の故郷の能登半島では”ダダミ”と呼んでいた。
”たち”の語源には諸説あるが、このサイトが詳しい。

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メニューに仙鳳趾の牡蠣が在ったのでたのんでみたけど、味は期待してた物とはほど遠い。
今回の旅の主目的?は牡蠣を腹いっぱい食べることでも在るので、機会を見つけて美味しい牡蠣を食べたい。

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きれいなお姉さんがコップ酒を注いでくれたのは嬉しいけど、コロナの感染を案じてかすぐに遠くへ行ってしまう ^^;

■12月8日(火)

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ホテルでの豪華なバイキング朝食でスタミナを貯めて、まずは鶴居村の鶴を見学に。

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鶴が白い息を吐く絵が撮りたかったが、現地入りしたのが8時を過ぎていたので無理だった。

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その後、Puiさんが事前に収集してくれていた情報を頼りに標茶町あたりの林でエゾフクロウの洞を何か所か訪ねてみたものの、どこもお留守でがっかり。

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林のカケスを追いかけていたら大きなノスリが枝に。
これが毛足だったら良かったのにね。

どうやら鳥運には恵まれて無いようなので、方針をグルメに変更して厚岸の町へ向かうことにした。

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道中の牧草地では白鳥の家族が日向ぼっこ中で、なんかほっこりする。

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