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2018年7月 4日 (水)

吉備中央町でブッポウソウ(2018年7月)

吉備中央町のバーダーさんから、ブッポウソウが孵化したとの連絡が入ったので、梅雨の合間を縫って岡山県まで遠征した。
 
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■7月1日(日)
目的地は人気の観測場所なので、祝祭日はカメラマンが多くて座席の確保が難しいらしい。
撮影は月曜日の早朝からだが、余裕を見て前日に移動することにした。
 
日曜日に高速道路を走るのは経済的なメリットが在る。
我が家から現地までは通常料金が6,000円だが、ETCの休日割引制度を利用すれば、なんと4,760円で済む。
浮いた1,240円でおいしい食事ができる訳だ。
 
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田舎道を走るときには、毎度のように茅葺き屋根の家を探すのだが、それらしい造りの建物は見つかるものの、ほとんどが金属製の屋根に変わってしまっていて残念だ。
 
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屋根の葺き替えには、多くの工数や材料が必要だ。
かつては、集落の共同体での相互扶助で順番に葺き替えを行っていたが、一億総サラリーマン化した今日では工数の相互扶助など無理だし、素材の茅の確保も儘ならない。
 
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茅葺き屋根の農家は昭和生まれ田舎育ちのジジイのノスタルジアかと思いながら、吉備路を走っていたら前方に立派な茅葺きが見えた。
これは、そば河原邸と言う蕎麦屋さんらしく、元は庄屋の建物を移築したらしい。
 
今晩の目的は、空気が澄んだ田舎で満天の星空を見ることだったので、ネットで事前に情報収集していた場所を訪ねてみた。
 
ネット情報ではお薦めの撮影スポットとされていた、高梁市のうかん常山公園へ行ってみたが、風体のよろしく無い連中がいっぱい居る。
どうやら、地元の珍走団のたまり場と化しているようで、とても深夜に独りで居れる場所では無いので他を探すことにした。
 
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汗をかいたし、長時間の運転で腰も張ってきたので、次の撮影地探しの前に温泉でひと風呂浴びることにする。
近くの温泉を検索して、日帰り入浴ができるか聞いてみたが、何処も「もう日帰り入浴の時刻は終わったので無理だ」と言う。
諦めずに数件目の電話をしたら、湯の瀬尾温泉の方が「良いですよ、どうぞお越しください」との有難い返事だった。
 
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硫黄の香りがするお風呂から下を覗けば河原沿いにキャンプ場も見える。
 
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お腹が空いていて何か食べたいと言ったら、大急ぎでカツカレーを作ってくれた。
よほど私が空腹だと思ってか、お皿からこぼれそうなてんこ盛りだ。
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ずっと運転してたから肩こりが酷いと言ったら、「もう一度お風呂で暖まりなさい」と言ってくれた女将さん。その言葉だけで、ほっこりしたよ。
 
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女将さんに「星空を見に来た」と言ったら、近くの天文台を教えてくれた。
 
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着いたのはアストロコテージガリレオで、吉備中央町が運営しているらしい。
悲しいかな予約制なので建物へは立ち入れず、近くの草むらに車を停めて夜を待った。
 
 
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しかしながら、この場所には大きな問題が在って、本来ならば周囲の暗さが必要なのに、なんと近くの岡山空港の誘導灯に明るく照らされていて、とても天体撮影どころでは無い。
 
最終のフライトは21時半頃なので、それまでは缶ビールを飲んで車内で仮眠とする。
夜中に目覚めて空を確認したが、あいにくの曇天でとても天の川は無理だった。
 
■7月2日(月)
早朝4時に目が覚めた。
地元バーダーのKさんが座席を確保して下さっているので、約束の5時半に現地に到着。
 
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ここ横山様は腰痛封じの地蔵尊なので、お願いを込めて賽銭をはずませてもらった。
 
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今年は四羽が孵化して、順調に育っているんだとか。
 
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地元有志の方々のご尽力で、現場には屋根付きのハイドが在ります。
撮影用の椅子や、休憩所、トイレ、飲料の販売機が備えられていて便利ですね。
すぐ近くに駐車場もあります。
 
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Kさんに確保して頂いた撮影場所は最高で、止まり木と巣箱の両方が一望できます。
 
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ブッポウソウは、周囲の田んぼでトンボなどを捕まえて、この止まり木で一休みした後に巣箱へと向かいます。
 
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巣箱では数秒ほど餌やりとフンのケアをし、すぐに次の餌探しで飛び立ちます。
 
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どんな生き物も次の世代に命をつなぐ行為には真剣です。
この点で、最も劣っているのが人間かも知れない。
 
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この素晴らしい撮影環境を維持するためにも、募金箱に感謝の気持ちを表したいですね。
更に、腰痛の地蔵尊にも願掛けを忘れずに。
 
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横山様に居合わせたバーダーさんから、県の西部の学校でアオバズクが営巣しているとの情報を貰えたので、少し走ってみた。
目印の楠に二羽のアオバズクが居て、眠たそうにしていた。
カメラマンが集中するとまずいので、詳しい場所は書けません。
 
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前夜が曇天で星が見えなかったので、県の南西部の浅口市に在る岡山天文博物館へ行ってみた。
残念なことに月曜日は休館日だったので、立ち入ることもできないし、すぐ側の遥照山温泉も同様に休業日だった。 
月曜日は休館の施設が多いので、旅行時には事前のチェックが必要だと痛感した。
 
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次なる星空観察候補地は、その名も美星町だ。
途中で、矢掛町と言う小さな城下町に立ち寄ってみた。
 
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ここでも、矢掛屋と言う日帰り温泉で汗を流す。
この日は温泉施設のメンテナンス日だったので、午後三時まで待たされたけど、おかげで一番風呂に入れたのがラッキーだったな。
 
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こじんまりした露天風呂だったが、とても綺麗で快適。
 
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美星町に着いて先ず訪れた美星天文台は、ファミリー向けの観光施設っぽさに馴染めなくて、少し走った山に在る井原市星空公園で夜を待つことにした。
 
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遥か向こうの山に、先ほど訪れた岡山天文博物館が見える。
ここで夜を待とうと思っていたが、あいにくの台風7号の影響で空は曇ってきたし、明日の天気予報は雨らしいので、今回の旅は中断して帰宅することにした。
 
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自宅への帰路。
どのパーキングエリアも大型コンテナ車が溢れている。
荷出し人の都合に合わせて出発し、荷受け人の指定した時刻に届けるためには、こうして何処かで時間調整する羽目に成る。
弱い者へシワ寄せが来る、世の中の縮図を見ているような……
お役人が提唱しているモーダルシフトは遥かに遠い。

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