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2017年10月18日 (水)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 8:比婆山の村

比婆山の麓に、我が家の家名と同じ名前の集落が在る。
昔から気がかりだったが、中国地方を経由しての帰路に立ち寄ってみた。

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(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年10月5日(木)
我が家と同じ姓の家庭は、恐らく日本全国を合わせても10軒前後だろうが、我が家の姓と同じ名前の集落が国内に3カ所ある。

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(柚木駅近くの灰庭集落)

一つは、能登半島先端の珠洲市に在るルーツの集落、もう一つは新潟県柿崎市、そして広島県の比婆山の麓に在る。

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(集落に在る祠)

私が能登半島の実家で暮らしていた少年期に、父親が何度も噛んで含めるように言って聞かせたのは、我々は平家一族の末孫だとのこと。

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(祠の中には何枚かの木札があり、灰庭との記述もある)

その頃は父親の話に興味も無く殆ど聞き流していたが、私自身が齢を重ねるに連れ、この奇妙な名字のいわれが知りたく成ってきた。

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(集落の老人が取り出してくれた木札)

おおよそ10年前に能登半島のルーツの集落を訪ねてみた。古老から集落の歴史や名字のいわれなどを聞くためだったが、情報を知っている世代はすでに他界していた。

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(10軒ほどの小さな集落だ)

恐らく30年前に訪ねていたなら、何らかの手がかりに出会えただろうが、時すでに遅しだった。

平家一族は合戦に負けて全国へ散ったが、能登半島の先端へは平時国(たいらのときくに)一族が逃げ込んだ。

源氏の討伐隊を恐れて、名字を平から時国家に変えて豪農としての暮らしを続けてきた。
討伐隊に見つかれば、血を絶やすために女子供も含めて殺戮されるだろうから、先祖の恐怖は並々ならぬものだったと思われる。

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(集落の側を流れる灰庭川)

父の話では、かつては西の時国家に対して東の灰庭家と称され、珠洲地方の豪農として生計を立ててきたらしい。

集落の属する地域には名字を冠した神社や川が流れ、かつては弓の練習をしただろう的場と言われる場所も在る。

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(カーナビにも地名が表示されている)

数年前に新潟県柿崎市へ訪ね、家名に関する手がかりを探してみたが、残念ながら何一つ見つからなかった。

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(郷土資料館での捜し物に疲れ、ランチで一休み)

この比婆山の集落で出会った老人も、残念ながら集落名のいわれを知らなかった。
地域の図書館を訪ね、郷土資料など検索してみたが、答えは見つからない。

今後は時を経るに連れて情報源は減る一方だろうから、何とかして私の代で答えを見つけたいと痛感した旅だった。

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今回もルーツ探しのヒントが得られずに意気消沈だが、気を取り直して比婆山に登ってみた。

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(竜王岳から毛無山を望む)

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(残念ながら大山の山頂は見えなかった)

比婆山の竜王岳からはぐるりが見渡せ、遠く大山も顔を出してくれた。

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この夜は地元のひなびた一見宿でくつろいだ。
豪華すぎない料理がメタボで苦しむ私には逆に嬉しい。

■2017年10月6日(金)

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この旅の締めと将来の金運アップを兼ねて、金持神社を訪ねてみた。
読みは“かもち”らしいが、中国山地のあちこちで興った、たたら製鉄用の砂鉄が採れる山をたくさん持っていた一族を指すらしい。

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中国自動車道の蒜山ICを目指す途中で、美味しそうなそば屋を発見。
福井県大野で採れたソバを手打ちにしたザル蕎麦が美味しい。

これにて、9日間に渡った旅は終わり。
腹いっぱい遊びたいという願望は達成できたけど、2500Kmものドライブはしんどかった。

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コメント

●●さんをはじめ、(ノートリ)ハチクマ他の沢山のワシタカetcのアップをありがとうございました‼

斧淵からの電話をいただいた時に、ワシタカの渡りを追って沖縄まで南下探鳥されると聴いたと(勝手に)思い違いしてしまっていました‼

キビナゴの刺身については、自身の鹿児島出張時に●●さんと鹿児島在勤中の後輩と一緒にいただいた時の醤油の甘さ(鹿児島では普通:麺つゆ的ではなく)にはびっくりさせられたこともありました‼

ご自身のルーツを追っての旅行他も堪能させていただきました‼/本当にありがとうございました‼

投稿: はたやん | 2017年10月19日 (木) 20:50

mailtoはたやん、いつもコメントありがとうございます。
キビナゴの刺身、酢味噌で頂く味も格別ですが、あんな小さな魚を一匹ずつ開いて骨抜きする手間を考えると、料理して下さった方に頭が上がりません。

今回は残念ながら食べ損ねましたが、あの甘醤油で馬刺しを食べたかったな。

投稿: Ashgarden | 2017年10月21日 (土) 17:36

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