チェンマイの野鳥(2016年1月) 2日目
■1月14日
ホテルの朝食は写真のように質素なんだけど、夜の飲み食い量が半端じゃないんで、これくらいのほうが在り難いです。
朝食の後は、ホテルから徒歩で行けるチェンマイ大学のお花畑で軽く探鳥。
ここには大学の儀式や記念撮影で使うためのお花がたくさん栽培されてて、そのお花に色んな鳥が集まってきます。
◎カノコバト
日本のハトとの違いは、首のあたりの鹿の子模様ですね。
◎インドハッカ
この鳥は町のあちこちに居ます。日本に例えればムクドリくらい「普通」の鳥です。
◎ノビタキ(メス)
きれいなお花畑なので、どの写真もきれいに撮れて嬉しいです。
カメラマンもほとんど居ないので、のんびり遊べます。
お花畑の後は、チェンマイ在留邦人のMさんのご案内での探鳥です。
先ず向かったのは、有名な観光名所ドイ・ステープから更に山奥の山岳民族の村ドイ・プイ。(ちなみに、「ドイ」はタイ語で山のことです)
赤い車はソンテウと呼ばれる乗り合いバスです。
バスはサービスエリアごとに色分けされていて、赤いのはチェンマイ市街用です。
ドイ・ステープ山の頂上(1080m)には有名なドイ・ステープ寺院が在りますが、探鳥しか眼中に無い我々は素通りしました。罰当たりかな(汗)
今年のドイ・ステープ山は桜の開花が遅れているとかで、本来なら花の蜜に集まる鳥がたくさん見れる場所なのに残念です。
◎ハイイロオウチュウ
Mさんのお気に入りのドイ・プイの林に居ました。
この鳥は、宮古島探鳥で伊良部の松の木に止まっていたのを見たのが初見です。
◎アオノドゴシキドリ
ゴシキドリは、鳴き声こそあちこちで聞こえるものの、なかなか姿を見せてくれません。
この写真は貴重な一枚となりました。
◎アカバネモズチメドリ
タイにはチメドリ科に属する鳥が多いです。ちなみに、ソウシチョウなどもチメドリ科ですね。
◎タテフヒヨドリ
この枝から、時おりフライキャッチで虫を捕ってました。
ドイ・プイ山とはお別れしてチェンマイ市内に戻ります。
途中に山岳民族の村を見下ろせる広場があり、民族衣装や野菜、果実などを売ってます。
かつて、山岳民族は大麻などの栽培で生計を立てていましたが、政府の指導で農業や観光土産の生産などにシフトしています。
この日のランチはチェンマイ名物のカレー味ラーメン(?)「カオソーイ」です。
カレー風味+ココナツミルク+香草の不思議な味で、スパイシーな味が癖になりますよ。
ランチの後、チェンマイの水源地へと向かいます。
ここの湿地にもたくさんの野鳥が居ます。
◎タカサゴモズ
黒い頭が精悍ですね。
◎コウラウン
漢字では紅羅雲と書きます。
黒いトサカと赤のアクセントが印象的です。
◎シマキンパラ
茂みの中で小鳥の群れがガサゴソしてたんで、じっくり見るとシマキンパラの給餌中でした。
体長に大差ないんで巣立ち間近かな。
◎アカガシラサギ
日本では南西諸島あたりまで遠征しないと会えないですが、チェンマイでは普通に居ます。
◎コシジロヒヨドリ
コウラウンとも似てますが、トサカとほっぺたの赤が無いですね。
次はラマ9世公園へ移動です。
◎オニカッコウ
葉陰でガサゴソしてましたが、かなり大きな鳥でした。
きょうの探鳥はてんこ盛りの成果で大満足でした。
Mさんのご案内で、競馬場近くの飲茶のお店へ向かいます。
飲茶店の向かいの池では競馬馬の行水中。
飲茶店では、ショーケースの中を指差して食べたいものを選ぶと、蒸しあがったセイロをテーブルまで運んでくれるシステムです。
どのセイロもお値段は同じ。
日本円で百円もしないうえに、色んな味が堪能できて退屈しないですね。
タイでは、オンザロックでビールを飲みますが、アルコール度数の低いビールが水で薄められてしまうんで、日本人にはちょっと物足りないかも。
あん蜜のようなデザートも、ほんのりした甘さが良かった。
お腹がいっぱいに成ったので、ホテルへと戻ります。
Mさんの知り合いのタイ式マッサージ店で、今日の疲れをほぐします。
エッチなお店じゃないんで安心ですね。
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