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2014年9月

2014年9月 4日 (木)

北海道で初アオバト(2014年8月)

野鳥を見始めて久しいものの、なぜかアオバトには出会うチャンスが無かった私だけど、釧路郊外でアオバトの群れが見れると聞いて、急きょ道東の旅に出発です。

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■8月27日(水)

天気予報では札幌方面は晴れてるものの、今回の目的地の道東は傘マーク。
女満別空港に着いた昼過ぎには何とか青空が見えてたので、道中の好天を祈って出発。

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知床峠に着いたものの、霧雨でなんも見えません。やっぱり私は雨オコトなんかなぁ。

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条件がよければ北方領土が見渡せる峠なのに、数十メートル先しか見通せません。
羅臼岳に登る予定だったけど、雨のガレ場で滑るのも怖いんで、予定変更して峠を下ったところの熊の湯に向かいます。

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熊の湯は、羅臼の町へ向かう国道沿いにある無料の天然風呂で、地元の漁師さんや旅行客に人気があります。

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規模の小ささと設備の簡素さが幸いして、観光ツァーのコースに組み込まれる事も無く、知る人ぞ知る名湯のままなのが嬉しい。

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国道から露天風呂へ向かう橋からは羅臼の町へと流れる渓流を見下ろせます。

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北海道の田舎道ではひんぱんに見かけるキタキツネ。
野ネズミの死がいを見つけてしばらく思案してたけど、この後ガブリと食べてしまいました。

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雨のため羅臼岳に登れなかったのは悲しいけど、標津の町に向かう道中ではきれいな虹が見れたのがラッキー。

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標津での宿は船長の家という民宿。
オーナーが漁船の船長でもあり、オホーツクの新鮮な食材を堪能できます。

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この料理が付いて朝晩2食込みの料金が7000円はリーズナブル。

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五年ぶりの再訪だったけど、壁のオオカミウオは思い出どおりだったのがうれしくて、船長さんとツーショット。

■8月28日(木)

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トド原で有名な野付半島は民宿から車ですぐの距離です。
きょうは好天で国後島がすぐ近くに見えるのに、よその国だとは信じがたいです。
ましてや終戦前後のドサクサでソビエト軍が進駐してきて、今も不法占拠しているのは許しがたいです。

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道東方面には、北へ渡りそびれて留鳥としての生き方を選んだオジロワシが何羽も居ます。

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尾羽の傷み具合から察して老鳥かも知れないけど、オホーツクの海を渡る力も失せての決断なんだろうか。

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トド原にはハマナスが群生していて、すでに実が成っていたり花の状態だったりしてきれいです。
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草原の小鳥も数多く、ノゴマの幼鳥が近くまで寄ってくれました。

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オオジュリンもちらほらと見かけます。

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ここには数頭のエゾシカの群れが居るようで、かなり近くで草を食んでます。

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野付半島を後にして、標茶~鶴居経由でアオバトの待つ白糠海岸へ向かいます。

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鶴居の村ではツガイのタンチョウが残留してました。

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白糠町の刺牛集落あたりは、森が海岸までせり出してきてて、アオバトが水を飲むのに最適な地形です。

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到着したのは満潮の少し前の時刻。アオバトの群れが消えかかった岩礁の上を回遊しています。

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念願のアオバトが、こんなに近くでたくさん見れるのは最高の気分。

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釧路へ行きたい理由の一つが東京出身で日本酒命の女将のお店「きや利」。
女将の目利きで集めた美味しいお酒が蔵でうなってます。

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海産物の宝庫の釧路なんで、当然サンマだって一味違います。
刺身でも食べたサンマを焼いてもらったんだけど、内臓にはウロコがまったく混ざってませんでした。これは漁法にも拠るんだけど、刺し網で採った魚は中で暴れてはがれたウロコを飲み込むんだとか。

■8月29日(金)

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今日も朝から白糠海岸でアオバト撮りです。
満潮が10時なので岩礁も顔出してます。アオバトたちの平和な光景見てたら、突然にカモメがガブリ。よくある光景らしいが。

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地元バーダーの話しでは朝の方が群れが大きいらしいけど、あいにくの逆光です。
潮時も肝心で、岩礁がまったく隠れてしまったらアオバトが来ませんが、岩礁が大きいとアオバトたちがまったりとくつろいでしまって、波に洗われる緊張感に欠けます。

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今日の宿泊地は根室の春国岱(しゅんくにたい)。
道中は牡蠣の産地が何箇所もありますが、美味しい牡蠣の産地である昆布森漁港では採れたばかりの昆布を天日干ししてました。

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厚岸に来たからには牡蠣が食べたいんで、道の駅のレストランで焼き牡蠣を少々。

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根室近くの霧多布岬ではアマツバメが営巣していて、集団飛行が見られます。

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北海道ではありふれた光景なんだけど、山道をドライブしているとキタキツネに出会うことが多いです。

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春国岱に到着。
この広大な景色を私が独占状態なのは、なんと贅沢なことか。
林ではムシクイ類やケラ類がちらほら居ました。

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今夜の宿はバーダーさんには有名な風露荘。

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オーナーの高田勝氏は野鳥の羽根の図鑑「羽原寸大写真図鑑」の著者で、鳥関係の書籍や羽根の現物がいっぱいですが、残念ながら2013年9月21日に他界されました。

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やはり野鳥つながりの宿泊客が多くて、同宿はカナダからとフランスから野鳥関連の会議で来日した若い女性二人でした。

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宿の外は満天の星と天の川。
天の川見るなんて何年ぶりだろ?
空のきれいな地方へゆくのが楽しみです。

■8月30日(土)

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今日は旅の最終日。
山越えして女満別空港を目指します。

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美幌峠から見下ろす屈斜路湖は絶景です。
きれい、美味い、涼しい。

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こうして、仕事とまったく離れた時間を過ごすと、なんだか前向きな気持ちに成れます。

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