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2014年5月

2014年5月24日 (土)

サンショウクイに雛が誕生

里山のサンショウクイ、卵が孵化したようなので訪ねてみました。

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清清しい青空に猛禽類が舞ってます。
この写真では同定が難しいけど、ハチクマあたりかな

昔から、この里山で活動している方から「サシバやね」って教えてもらいました。
ここ数年は、ツガイのメスが若いので、ちゃんと繁殖できてるのか心配とのこと。

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お母さんは巣の周囲を飛び回ってエサさがしです。大きな青虫をゲットですね。

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雛は2羽のようで、元気に育ってました。

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お父さんも真面目に子育てに参加かと思いきや……

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おやおや、お母さんに乗っかっちゃいましたね……まだ子育て中なのに、もう次の家族計画ですかぁ。

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赤ちゃんたちはお母さんのお腹の下でお昼寝中。
しっかり育って欲しいな。

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撮影終えて山道を歩いてたら、首の辺りにモゾモゾ感が。
なんと、こんな大きなお土産を持って帰るとこでした(汗

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けなげに子育てにはげむ夫婦の姿は素晴らしいです。育児放棄したりする人間様は、これを見て恥を知って欲しいな。

■5月29日
ずっと巣の観察をしていたバーダーさんから、「今朝、巣がもぬけの殻に成ってた」との悲報が入った。
昨日あたりからカラスが巣に近づいていたようだが、やはり襲われてしまったらしい。合掌

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2014年5月20日 (火)

近所の里山でサンショウクイが抱卵

紀伊半島の某里山でサンショウクイが営巣してるとの情報を頼りに、鳥友さんが営巣場所を探してくれました。

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サンショウクイの抱卵はお母さんの役割りらしく、私が着いた時にはお母さんが巣を守ってました。

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お母さん、外出のようですが、食事かな? それとも生理現象?

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すぐに、お父さんが飛来して。

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巣の傍の枝で風体よろしからぬ人間どもににらみを利かしてます。

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「ごるらー、どっか行かんかいワレ!」と怒鳴られてるように見えるのは考えすぎ?

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お母さんが戻ったんで、バトンタッチ。

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再び、抱卵開始です。

後は、カラスやヘビに襲われずに無事に成鳥に成って欲しいものですね。

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それにしても、サンショウクイの巣の場所は見つけ辛かった。レンズの向いている先に巣が在るんだけど、この距離から見つけるのは至難の業でしょう。
大昔にタコやナマコを初めて食べた人は偉いと思うけど、この巣を見つけた人も同様に敬服します。

 

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2014年5月14日 (水)

沖縄の離島へリセットの旅(2014年5月)

わけ在って、この春から社員の居ない会社に成ってしまい、25年間続いた生活がガラリと変わりました。

気持ちを切り替えねばと坊主頭にもしてみたけど、いま一つ踏ん切りつかない状態が続いてて、ふと思いついたのが離島への旅で気持ちをリセットすることです。

離島は大好きなんで、現実逃避できて夏の鳥に会えてお酒が飲めるという条件検索でヒットしたのが、沖縄から飛行機で30分ほどの粟国島(あぐにじま)と言う小さな島。

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(写真はokinawaweb.up.seesaa.netから借用)

ダイビングで有名な島らしいけど、バードウォッチングにも魅力的な島のようです。

粟国に珍鳥85種続々のような新聞記事もあるし、村のホームページでも粟国島で見ることの出来る野鳥を紹介しています。沖縄の舳倉島とも呼ばれる島を知りたくて心ワクワクです。

■5月9日(金)

沖縄本島から粟国島へはフェリーが通ってるものの、年一回のドック入り中だったので、軽飛行機で飛ぶことにしたけど……

なんと、持ち込める荷物が10Kgまでと知って唖然です。
今回はカメラ2台とレンズ3本と三脚を持って行くつもりなのに、カメラ1台とレンズと一脚ですでに9Kgに成って、泣く泣くEOSとズームは諦めました。
持参したのはBORG71フローライトレンズ+新ボディのBU-1+PENTAX K5-ⅡSです。

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夜の便で沖縄へ飛んで、国際通りのビジネスホテルにチェックイン。
印刷したメニューしか無いような居酒屋チェーンは敬遠して、こじんまりした割烹に入ってみました。
やはり沖縄なんで、オリオンビールでスタートですね。ビールの肴は「すくがらす豆腐」という塩漬けの小魚をトッピングした冷やっこです。

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女将さんや常連客さんとの与太話しで楽しいひと時を持てて、閉めはモズクの天ぷらと泡盛です。
仲間由紀恵さんのお爺ちゃんが、宮古島の出身だとか教えてもらった。

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翌朝は早起き必須なんで、早めに切り上げてホテルに戻りました。

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■5月10日(土)

ホテルのある旭橋駅から那覇空港までは、県内唯一の鉄路「ゆいレール」に乗れば10分ほどで到着です。

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空港では、一階の奥にある第一航空のカウンター(と言うより小部屋)で搭乗手続きします。搭載重量に限りある小型機なんで、全員の体重を計ってから座席が決まります。
これって、でぶっちょが片側に集中しないように配慮してるんだろうな。

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那覇~粟国島を飛ぶのは英国ブリテン・ノーマン社の9人乗り双発機のBN-2で、愛称はアイランダー。
日本でもっとも小さな旅客機だそうで、沖縄の離島と新潟の佐渡島で使われてます。

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エンジンをかけるとバリバリバリとすごい音と振動がして、飛んでる間もゆらゆら揺れるしで驚いてる間もなく粟国島に到着です。

後で知ったんだけど、この便で同乗したお兄さんは篠宮龍三さんという有名なダイバーさんしい。彼らとは民宿も同じだったけど、潜りのことに無知な私は気づかなかったな。

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滞在中は、村の観光協会が運営するレンタカーをキープしました。
これは、i-MiEVという電気式の軽自動車で、村では6台所有してます。

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(トゥージと呼ばれる水瓶)

実際、バーディングには電気自動車やハイブリッド車が最適です。
車の中からだとかなり近くまで野鳥に近づけるし、移動するときもエンジン音が無いので鳥も逃げないですね。

レンタカー代は初日が5000円で二日目以降が3500円。この金額なら妥当かなと思ってたら、なんと1Kmあたり50円の従量料金が必要でした。
一般的な軽自動車は悪条件でも1リットルで10Kmは走れるので、島のレンタカーの従量料金をガソリン代と比較すると、約4倍に成ってしまいます。
この四月から運営を始めたようだけど、料金体系を見直さないとエコカーが泣きますよ。

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先ずは、今回のお目当ての一つでもあるミフウズラを探すために内陸部の耕作地帯をぐるぐる回ったものの、出会うのはサギ類ばかり。

チュウサギは繁殖期なので胸や背中にたくさんの飾り羽根が現われ、くちばしも真っ黒に成ってます。

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農道は農作業の車とヤギさんが優先。のんびりとした光景ですが、このために遠回りさせられました。

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かなり走り回ったけどウズラには会えそうに無いんで、サンコウチョウが居ると言う大正池に行ってみました。

大正池は薄暗くてジメジメしてて、まさにサンコウチョウが大喜びしそうな環境です。

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折り悪く小雨が降り出したんで車に戻って思案してたら、目の前の草地を初めて見る鳥が歩き回ってます。
アカガシラサギですね。頭部と胸が赤褐色なのは夏羽の特徴らしいです。

この後、ぬかるみでスタックしてしまい、観光協会の方のジープで引きだそうとしてみたものの、らちが明かずに代車と交換してもらいました。(悲)

観光協会の皆さんには、何かとお世話に成りました。

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畑で見かけた子は色づきがいまいちなんだけど、幼鳥なのかな、それとも換羽中?

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雨脚は強くなる一方で車に缶詰。アマサギもびしょぬれです。

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ツバメチドリも雨が止むのをじっと我慢中。

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レンズも出せない状況に成ったんで、本日のバーディングは切り上げて民宿「風月」に向かうことにしました。

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民宿の看板娘(?)は、富士山の見えるところから来たと言うアルバイトのお嬢さん。
よく気がつくベッピンさんですが、ダイビングの島だと言うのに潜れないんだとか。

この夜は、風力発電設備の工事で来てるお兄さんと三人で飲んで、締めは自室で泡盛の水割りです。

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■5月11日(日)

昨日の大雨とは一転してさわやかな朝に成りました。
先ず、つい最近ヤツガシラが通過したという船着場近くの緑地帯を「念のため」に探してはみたものの、やはり何も居ませんでしたね。

海岸沿いには木道や展望デッキが在って、イソヒヨドリやチドリ類がたくさん居ます。

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この島にはたくさんのセッカも居て、どこへ行ってもチッチッチの鳴き声が聞こえます。

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公民館(集会場?)の池にはバリケンが居ました。
南米原産のバリケンは、かつて食用として移入されたものの、お肉の味がいまいちだったんで放棄されたものが、今では日本全国に拡散して繁殖してます。

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せっかく沖縄に来たからにはサンコウチョウに会いたくて、何度も大正池に足を運んで、やっとゲットできたのがこの写真。
サンコウチョウは暗い場所に生息する習性のうえ、ここの個体は人馴れしていないので、なかなか姿を見せてくれずに難儀しました。

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階段の柵に飛来したのはリュキュウキビタキ。
焦点を合わす間もなく飛び去ってしまったんで、この証拠写真のみです。

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島の西南側の漁港あたりでは、たくさんのシロガシラを見かけます。
鳴き声がオオジュリンに似てるんで、ちょっと焦ります。

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今回もミフウズラとは縁が無かったようです。
あちこちの農道をぐるぐる回ってる間に二度ほど目の前に現れたものの、あっと言う間に草むらへ逃げ込んでしまいます。

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大正池展望台は、島の全景が見渡せる絶景です。

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展望台の目の前のこずえにアマサギが止まってます。何を考えてるんだろ?

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お腹が空いたので、島で2件しかない食堂の一つの寿(ことぶき)で沖縄ソバです。
ソバは沖縄の定番ファストフードだろうな。

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中学校の前には、おそらく島内で唯一と思われる信号機が在るんだけど、いつ見ても青です。
こんなん意味無いやんと思うけど、島の子供たちが都会に出てもカルチャーショックに成らないようにとの、親心を強く感じましたね。

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沖縄らしい民家は意外と少なくって、ほとんどがコンクリの建物に成ってました。
やっと見つけた一軒だけど、残念ながら廃屋ですね。

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再び大正池の周囲を散策してたらコサメビタキが来ました。やはり、この池が島一番の探鳥スポットのようです。

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島の北東側には村民牧場が在って、牛が放牧されてます。
暗くて狭い牛舎に閉じ込められてる牛たちに比べて、いかに幸せなことか。
後ろに見えるのは、粟国の塩で有名な沖縄ミネラル研究所 です。

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小さな島は回りつくしたんで、島の北側にある洞寺(てら)の見晴台で暇つぶし。
普段の暮らしでは、町の騒音や冷蔵庫のコンプレッサーなどの生活音から逃げられないけど、ここで聞こえるのは潮騒とセッカの鳴き声だけです。
貸し切りのパティオでのんびりしてたら夕方に成ったんで、民宿に戻ります。

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■5月12日

朝の第一便で那覇に戻ります。
空港の売店では島の土産をいくつか買いたかったけど、重量制限のために自宅用だけです。

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那覇からの便が30分も遅れてやっと到着。それにしても小さな機材ですね。

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帰路は機長の斜め後ろの2B席。運が良ければ副操縦席の1Bに座れるらしいです。
最近は大型のハイテク機ばかりに成ったけど、メーターもアナログだし有視界飛行しかできないようなレトロさが楽しい。

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やっと乗り込んだのに、那覇の管制官から「雲が低すぎて着陸できない」との連絡が入り、待合室で待機です。

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一時間ほど後に、飛べるかも知れないとの連絡が入って再搭乗したものの、なかなか出発許可が出ずに機内で缶詰です。
当然ながら(?)エアコンも無い機内の夏場の必需品は、この団扇ですね。

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那覇から「やはりダメ」との連絡が入り、いったん解散することに成りました。
ちょうどお昼だったので郵便局の集配車に便乗して村に逆戻りです。
きょうも定番の沖縄ソバを食べてたら、空港から「天候が回復したんで急いで戻って来て」との電話。
食堂の女将さんも同じ便で那覇に飛ぶとのことで、空港へ便乗させてもらったのがラッキー。

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那覇空港には4時間遅れで到着したものの、関西空港への乗り継ぎには何とか間に合いました。

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今回は、これと言って珍しい鳥に会えたわけでもないし、土砂降りで散々だったけど、当初の目的だった心のリセットはできたように思えます。

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また、渡りの最盛期に再訪してみたいな。

 

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2014年5月 3日 (土)

道具は揃ったけど、腕前がまだ

最近のバーディングには、トミーテックのBORGレンズを持参してるんだけど、天体望遠鏡が設計のベースの白くて軽いボディは、悪く言うと「玩具っぽく」見えたのは、玩具メーカーの製品だからかな?

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今日は、BU-1という新設計のボディが届いたので装着してみたけど、剛性も操作性も向上したのでなかなかの仕上がりです。

BU-1ボディに71フローライトレンズれば、ちょっとカメラレンズっぽく成ったかな。
レンズの実力では、CAN?NやNIC?Nの超高価な大砲に勝るとの評価が高いです。

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71レンズでは大きく写りすぎて図鑑の写真しか撮れないんで、50ミリレンズを使ったサブ機材も持参です。

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さあ、来週の探鳥旅行が楽しみ。

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四天王寺さんと阿倍野ハルカス

最近は働くことにちょっと疲れました。
鳥を見たりお寺さんの散策したりと、暮らしの糧を得るための行動と対極に身を置いてみたら、働くことの本質が見えるかなと思って四天王寺さんに来てみたけど……
 

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特に催し事も無い平日だったので、境内をのんびり散策できました。
樹木も手入れされていて清清しい気持ちになります

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のぼりをよくよく見ると…

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こりゃ傑作、大工道具が文字に成ってる。

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阿弥陀堂越しに21世紀の建築技術を結集した日本一の高層ビルディング「阿倍野ハルカス」が見えます。

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五重塔をローアングルでパチリ。

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塔内の木佛

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境内の随所で見られるロウソクには供養した人の願いが込められてます。

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格子を通してかすかに太子奥殿が望めます。

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回廊のぐるりにはたくさんの行灯があります。点灯されている情景が目に浮かびます。

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6世紀の建築技術の粋を傾注して建てられた五重塔と21世紀の近代建築の雄、阿倍野ハルカス。
比較するのも野暮だけど、日本でだけ見ることができる素晴らしい光景です。

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これは転法輪。
合掌しながら右に回すとお釈迦様の教えが伝わります。

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何でしょう?

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金堂の屋根の両端につけられている鴟尾(しび)。
青空バックの金色がきれい。

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野鳥撮影が趣味の私なんで、一応パチリ。

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境内で過ごすと時の経つのを忘れます。
こんな時間を過ごすことができてよかったな。

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寿命が万年と言われるカメだけど、このカメさんたちはいつの時代から世の移ろいを見てきてるんだろうか?

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「写真取らせて下さい」とお願いしたら快く微笑んでくださいました。

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中門の金剛力士像(吽形)

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同じく、中門の金剛力士像(阿形)

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四天王寺建築の特徴は、中門~塔~金堂~講堂が一直線に配置されていること。

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天気が良いので、 境内に住んでる(?)ネコもまったりとくつろいでます。

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  弘法大師さんかな?

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域内には名門の四天王寺学園が。
茶髪、ミニスカの入り込む余地も無い高偏差値の学校です。

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参道の商店街に在る蕎麦の店「はやうち」

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ここで蕎麦を食して、蕎麦焼酎を飲むことが今回の目的の一つでもあります。

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蕎麦とお酒なんてミスマッチだろうと思ってたけど、意外と合いますね。

静かなジャズピアノのBGMを聴きながら至福のひと時を過ごせました。

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夕陽丘から見る通天閣も素晴らしい。

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えびす町始発のチン電に乗って浜寺公園まで。
チン電は生活の匂いがして、なんだか楽しくて切ないです。

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