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2014年1月

2014年1月21日 (火)

道南の冬鳥たち(2014年1月)

道南の鵡川町に来るコミミズクとハイイロチュウヒに会いたくて旅してきました。

■1月17日(金)

今回は二泊三日の短い旅なんで、朝8時発の関西空港便で札幌に飛びます。

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出発直前のロビーから見た臨空ゲートタワー。
当初の予定では二つのタワーが左右対象に建つはずだったのに、新空港バブルがはじけたので独り寂しく建ってます。

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空路の天候は曇りながら、はるか遠くには頭を雲の上に出した富士山が望めます。

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新千歳空港には10時前に到着。
予約してあったレンタカーを運転して、おおよそ50Km先の鵡川町に向かいます。
鵡川はシシャモ漁のある町なので、カネダイ大野商の焼きシシャモで腹ごしらえ。

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ちなみに、スーパーで売っているシシャモは、本当はカペリンと言う別の魚ですね。
オスもメスも食べたかったんだけど、約10匹が刺さった串ごとでしか売ってもらえないので、今回はオスにしました。
お店の人の話では、メスよりもオスの方が身に脂が乗っていて美味しいんだとか。
メスは、タマゴの方に養分を取られてしまうんで、身はスカスカに成るとのこと。これって、人間の女性が骨粗鬆症に成りやすいのと同じ原因なのかな。

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さて、鵡川河口に到着です。
冬の北海道は豪雪だと思ってゴム長を履いて来たのに、雪はほとんど積もってませんでした。
道民の知人の話だと。鵡川や苫小牧は太平洋側気候に属しているので、雪は少ないらしいです。

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河口では、右岸へ行っても左岸で待っても鳥の気配が在りません。
半日待って日が暮れて、空に月が出るまで待ったのに、この日はボウズで終わりました。(涙)

■1月18日(土)

今朝は8時前に苫小牧のホテルを出発。

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どうせ、コミミズクが現れるのは夕方近くだから、午前中は支笏湖に繋がる千歳川で鳥を探すことにします。
朝8時頃の気温が、なんとマイナス15.4度。これでは、アツアツの恋人同士でも冷めてまうやろ〜。

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昨年の探鳥旅行で千歳川に来たときには、ヤマセミやキクイタダキ、シマエナガなどに会えたのに、今日は朝もやの中をカモが泳いでいるだけでがっかりです。
同じようにヤマセミを探しに来たご夫婦に昨日の鵡川でのボウズ体験を話したら、今年は鵡川河口ではなくて近くの漁港に出るんだよ、と教えてもらいました。

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千歳川から鵡川まで胸躍らせて走ってお目当ての漁港へ着くと、何台もの車が止まっていて、カメラマンたちが何かを追いかけてました。

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関西では稀にしか見ることができない冬鳥のベニヒワです。50羽ほどのベニヒワの群れが雑穀を求めて移動しているところでした。
それにしても、ひっきりなしに移動するので、望遠レンズ抱えて追いかけるのは大忙しです。

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ここの草原にはハイイロチュウヒのメスが棲みついていて、数十分ごとに餌探しで飛び回ってくれます。
本当はオスが見たいんだけど、チュウヒが見れるだけも幸せなんで贅沢言えないです。

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コミミズクがでそうな時刻が近づくと、あちこちからカメラマンの車が集まってきます。

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3時過ぎて、ついに主役の出番です。
それにしても遠すぎて、なかなか絵に成る写真が撮れません。

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はるか樽前山(と思う)を背景にぐるぐると回ります。

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カラスに追いかけられたりして大変そうでしたが、一時間ほど皆を楽しませてくれました。

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夜は、恵庭市に住む知人を訪ねての飲み会。
駅前商店街のこんどう家では、美唄焼き鳥が食べれます。
美唄の焼き鳥は、炭坑が栄えていた頃に坑夫さん達が安くてスタミナ付くものを好んだので、玉ひもやモツや皮のミックスです。去年の春に美唄市へ行った際に食べたよしと言うお店が良かったです。

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お酒は新十津川町の金滴彗星が美味しかった。
金滴酒造は道内の酒米を使用して美味しいお酒を造ろうと頑張っている小さな蔵元なんだけど、最近になってブレークし始めましたね。

きれいなお姉さんに注いでもらったんで、なおさら美味しい感が大です。

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去年の6月に奥尻島への連絡船で知り合ったN君と、半年ぶりの再会。
彼とは年齢も趣味も違うけど、酒を飲むことでは意気投合ですね。

■1月19日(日)

今朝はホテルから車で10分程度にある北大の演習林で昼ごろまで遊びます。

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ホオジロガモ(メス)

苫小牧研究林は苫小牧の市街地に隣接した3000ヘクタールほどの平坦な林で、真ん中を幌内川が流れ、散在する小さな池には水鳥が羽根を休めています。


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森林部には多種多様な樹木が植えられていて、種子や木の実は小動物やミヤマカケスなどの野鳥たちの貴重な糧となります。

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シマエナガの可愛さは格別です。
毛玉のようなメタボ体型に、ヒョンとしたおとぼけ顔。特に正面顔は可愛すぎです。
今回も、数羽のシマエナガが寄り添った「エナガ団子」が見たかったけど、チャンスに恵まれませんでした。

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ヤマガラなど、この森の小鳥たちはハイカーや近隣の住民から愛されていて、とても人懐こいです。

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コツコツという小さな音がする方向に目をやれば、たいがいはコゲラですね。

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ホオジロガモ(オス)です。

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日本にも赤い鳥は多いけど、アカゲラの赤はとても鮮やかです。

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ハシブトガラもとても人懐こくって、手乗りでひまわりの種を食べてくれます。

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忍者のように逆さで木の幹を移動するゴジュウカラ。
ハイカーにもらったひまわりの種は樹皮の隙間に溜め込みます。

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チュウサギは大阪などではありふれた鳥だけど、北海道では数少ないんだとか。


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この、おとぼけ顔で見つめられたらメロメロに成ってしまいます。可愛すぎ!

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苫小牧研究林を昼前に発って、またもや鵡川の漁港に来ました。

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昨日は3時ごろにコミミズクが出てくれたんだけど、今日はさっぱりです。
ハイイロチュウヒが大サービスで何度ものショータイムに出演してくれたのが救いかな。
今回は、芸術写真は撮れなかったものの、コミミズクとシマエナガには会えたし、美唄焼き鳥も食べれたのでメデタシメデタシかな。

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