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2012年10月

2012年10月24日 (水)

十勝岳遠征でナキウサギを堪能

札幌の知人と十勝岳あたりの小動物を見に行く約束をしたのは、この夏。

秋の行楽シーズンは宿の確保が難しかったものの、やっと10月中旬に夢が実現できました。

■10月17日(水)

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この季節の北海道への旅は防寒具が必須なんで、2本の望遠レンズとダウンジャケットやオーバーパンツを運ぶだけでも大変です。

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新千歳空港で待つ友人と合流して一路十勝岳へ。

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途中の鹿追の町で、地元のおかあさんたちが運営しているソバ屋へ立ち寄りました。

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14時閉店の寸前に飛び込んだにもかかわらず、美味しいソバを作ってもらいました。

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ソバ粉は地元産、具はお母さんが地元の山で採ってきた山菜。添加物にまみれた市販のソバとは一味違います。

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曇天の中を3時過ぎに現場に到着。
お山の日暮れは早くて、3時半には太陽が山に隠れてしまうので気ばかり焦ります。

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あいにくの小雨交じりの夕暮れに悲観してたら、近くの樹でエゾライチョウが餌を食みだしました。

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初めて見るエゾライチョウは、かなり存在感のある大きさです。
そのお肉が美味しいために狩猟対象鳥獣に指定されているらしいけど、最近は数が減ってきて絶滅危惧種にも指定されているとか。

辺りも暗く成ってきたので、お山のふもとの宿に戻って初日は終わりです。

■10月18日(木)

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早朝5時に起きて、露天風呂で身体を温めます。
お山の形が唇に似てますね。

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お山の気温は、わずか数度。風も強いので体感気温は、零度くらいかも知れない。
発熱下着やオーバーパンツで重装備してても芯から冷えます。

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早朝から粘った成果もあって、お目当てのナキウサギは何度か顔を出してくれました。

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ウサギと言っても耳が短いので、どちらかと言うと大型のハムスターに似てますね。
ピーと甲高い鳴き声は何かを警戒してるんだろうか。

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エゾシマリスも目の前をウロチョロしてます。
いまは、長い冬に備えた貯食のまっ盛りなので、リスさんは大忙しです。

日も暮れたので、宿の露天風呂が恋しく成りました。

■10月19日(金)

この日も午前5時に起床してお山に向かうものの、零下の気温に耐えるのは辛いものがあります。

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午前8時過ぎてやっと日光が差し込む岩場では、ナキウサギも太陽の暖かさを喜んでますね。
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北海道に棲む亜種のミヤマカケスが、周囲の木々で木の実を食べてます。

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ゴジュウカラは、北海道ではスズメよりもありふれた鳥で、あまり人を怖がりません。

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山に囲まれた岩場では午後3時過ぎには太陽が山陰に入ってしまい、気温が一気に下がります。
もうシャッタースピードも出ない暗さになったので、お山を撤収です。

私も友人も、旅館の豪勢過ぎる食事には否定的だったんで、今回の宿は素泊まり。
近所にはスーパーもコンビニもないので、30Kmほど離れたところのコンビニでカップ麺を仕入れてきたんだけど、さすが3日目となると飽きてきました。

■10月20日(土)

さすがにナキウサギばかりで飽きてきたし、何かまともな食事がしたく成ってきたので、札幌方面へ戻ることにしました。

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まだ夜明け前の北の大地では、東の空に何かの惑星が明るく輝いてます。

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午前7時過ぎに到着したのは千歳市の長都沼(おさつぬま)。
ここは灌漑用の水路で、この季節にはハクチョウやヒシクイなど大型の水鳥が飛来します。

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鳥の数では宮城県の伊豆沼や蕪栗沼に劣るものの、やはり豊かな自然の中で見る鳥はきれいです。

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この日は、時おり雲のかたまりが通過する天候なので、写真的には悪いコンディションですね。

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千歳方面よりも札幌市内のほうが天候が良いようなので、野幌森林公園へ移動です。
ひょっとして、例年の冬にはエゾフクロウが営巣する洞へ行けば紅葉の中のエゾフクロウが見れるかと期待したものの、洞は空っぽだったし紅葉にも早いようでがっかり。

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気を取り直して、市の南側にある滝野すずらん丘陵公園へ再び移動です。
真っ赤なツリバナに寄って来る小鳥も撮りたかったけど、人通りが多くて無理。

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でも、紅葉をバックにキバシリが撮れたのがラッキーかな。

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この夜は、能登半島の折戸という集落を共通のルーツに持つ、札幌在住のM君と札幌駅近くのベルギービール専門店「ポールズカフェ」で飲み会。
ベルギービールには上面発酵のエールや自然発酵のランビックなどが在って、いわゆる日本のラガー系のビールとは違う味わいです。アルコール度数の濃さも特徴かな。

M君と私のルーツは、かなり親密な関係に在って、彼がFacebookで私の苗字を検索してくれたのが、出会いのきっかけです。
私の苗字はかなり珍しいので、こんな出会いもあるんですね。

彼とは、近くのバー「竹内」で、アイラモルトのウイスキーで二次会。
お互いに酒が強いのも、同じ血をひく間柄だからか。

今夜の宿は円山公園に近いビジネスホテルです。

■10月21日(日)

昨夜は呑みすぎたのであまり歩き回る気にも成れず、円山公園を散策することにしました。
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公園の中心部には北海道神宮が在って、中国系の観光客でにぎわってます。
然別湖の近辺でもたくさんの中国系観光客でにぎわっていたので、多くの基幹産業を失ってしまった北海道にとって歓迎すべきなんでしょうが、皆さん騒がしすぎるのが困ります。

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公園では、エゾリスやシマリスを多く見かけます。
人間の近くの方が猛禽に襲われるリスクも少ないので、彼らが習得した新しい生き方なのかも知れません。

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アカゲラやシジュウカラを見ながら公園を散策するものの、やはり昨夜の酒がたたったのか体力不足で、早々と宿に戻りました。

■10月22日(月)

長かった北海道遠征も最終日。
今回の遠征の目的の一つだったシマエナガに会いたくて、この春に行ったことのある千歳川流域へ向かってみました。

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春には、この場所からヤマセミやキクイタダキが見れたし、たくさんのシマエナガにも会えたのに、この時期の千歳川は釣り客が多くてバーディングは無理と解りました。

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思い直して千歳市内の鏡川へ向かってみました。

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運が良ければダムの辺りでヤマセミが見れるらしいけど、この日に出会えたのはカワガラスのみ。
カワガラスは、ちょこまか動くうえに色も暗いのでAFが合わず、いつも泣かされます。

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ずっと楽しみにしてた北海道遠征だったけど、6日間は少し長すぎたかもと後悔しながら出発ロビーのベンチでばててました。

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2012年10月 8日 (月)

近所の山へクマタカ探しに

秋のタカ渡りのシーズンだけど、サシバは渡りのコースの和歌山県で見れたし、きょうは午後から所用があるので、近所のお山へクマタカ探しに行ってきました。

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いつもの枯れ木をチェックしても気配が無いので、カケスの谷まで降りてしばらく待ってたら上空を猛禽が舞いだしました。
ラッキーにも、本命のクマタカです。

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上空にはノスリも舞ってます。

ブログ見られた方からハチクマだよ、と教えて頂きました。

2枚目の猛禽は下記特徴からハチクマ幼鳥 中間型だと思います。
①翼先分離が6枚である(ノスリは5枚)
②頭部が翼の前縁から長く突き出して見える
③翼先(初列風切P5~10)が黒くつぶれて見える=幼鳥の特徴

ハチクマの渡りコースではないので、まさかと思いましたがラッキーでした。

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クマタカは枯れ木に止まりたかったようだけど、近くの木をねじろにしてるカラスが出撃。
勇ましい名前を冠しててカラスよりもずっと大きい鳥なのに、気が弱いのか平和主義なのか無抵抗で逃げ回ってます。

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きょうは天気も良いので、ヤマバトも気持ちよさそう。

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2012年10月 2日 (火)

そろそろタカ渡りが始まるね(追記あり)

先週は、土曜日が仕事でつぶれ、日曜日は台風で外出できなかったので、残念な週末でした。

きょうは天気も回復したので、土曜日の代休で和歌山県の雨の森まで遊びに行ってきました。

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雨の森はヒタキ類やムシクイ類が豊富な森だし、自宅からは高速道路で50分ほどで行けるので、わたしのお気に入りの探鳥スポットです。

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展望台からは高野山~紀泉山系~紀淡海峡まで見渡せるし、空気が澄んだ日には遥か六甲山まで見えます。

駐車場から展望台までは徒歩で数分なので、私のような無精者には嬉しいロケーションですね。

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近畿地方のタカの渡りでは日の岬が有名だけど、和歌山市と海南市の境界でも個体数は少ないものの、サシバやハチクマ、ノスリなどが渡ります。

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渡る鳥の数は少ないものの、展望台にはいろんな鳥が遊びに来てくれるので、退屈はしないでしょう。
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わたしは、日の岬の喧騒が好きじゃないんで、誰も来ない展望台で一日を過ごせたのが幸せだったな。

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ハエトリグモも遊びに来てくれましたが、コンデジのマクロモードでは、この大きさが精いっぱい。
マクロレンズだと、きっと本格的なクローズアップが撮れるんだろうな。

■10月6日(土)

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週末には本格的な渡りが在るものと期待して、早朝のアケボノの時刻に再び来てみたものの、お昼過ぎまで粘って見れたのはアカハラダカの小群だけ。

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でも、エゾヒタキやコサメヒタキが目の前でフライキャッチする姿を見ながらほおばるオニギリは最高に美味かった。

午後からは、和歌山市在住でバーダー卒業生のWさんと、紀美町のル・クード・ヴァンというおしゃれなカフェで久しぶりに会ってのよもやま話しでした。

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