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2012年7月

2012年7月22日 (日)

昆虫沼に踏み込んでしまったようで

鳥(虫?)友さんたちの作品に刺激されて、Amazonでクローズアップレンズを買ってしまいました。

クローズアップレンズにはACという種類の高級品も在ったけど、とりあえずは廉価なMCでお試しです。

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きょうは、昆虫の師匠のIさんといっしょに和泉葛城山に登ってきました。

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昆虫は、半ば発酵した食べ物に集まって来るらしくて、Iさんが前の日に仕掛けておいてくれた桃の果肉にいろんな昆虫が集まってました。
上の写真は、最近ファンに成ったゾウムシ。長い鼻がゾウさんとそっくりです。

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クワガタも美味しい果肉に釣られて寄ってきましたね。クワガタはちょっと触れただけで、ポトリと草むらに落ちてしまいます。これは他の昆虫も同じで、鳥などからわが身を守る本能なんだと、Iさんのコメント。

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今回のサプライズは、まん丸目玉で睨みつけてるように見えるイモムシ。

これは、アケビコノハの幼虫で、蛇の顔に擬態してるとのこと。たかが虫に、これだけの知恵が在るというのは、生命の神秘でもあります。

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黒いバッタと思ったけど、図鑑で調べたら「ヒメギス」というキリギリスの幼虫らしい。

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お山には虫や鳥だけでなく、きれいな花もたくさん咲いてます。アザミですよね。

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ベニシジミの(たぶん)雌雄。ちゅっちゅとキスをしてるみたいでした。

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名前の不明なデンデン虫。クローズアップレンズを使うと、かなり接近して撮影できるけど、どこにピントを合わせたらよいのか難しいです。

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オスからの交尾を受け入れる体制でお尻を上げているところ。名前は未調査。

■Jly/23/2012:おそら(雲・太陽など)の師匠から間違いを教えていただきました。
  
蝶はスジグロシロチョウといいますが、意味の解釈が真逆です。
  これは交尾拒否姿勢なのです。

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ヒョウモンですね。

今回は、初めて使ったクローズアップレンズで難儀したけと、鳥の居ない季節には楽しい遊びが増えました。

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2012年7月21日 (土)

見逃したカラシラサギに仙台で会えた

今回は、近所の湿地へ3度もかよって会えなかったカラシラサギに、東北の被災地で会えたと言うお話し。

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7月11日から20日までは、宮城県の仙台市と石巻市への出張でした。

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仙台は杜の都と称されるだけあって、公園や街路には大きな樹がたくさん植えられてて、なかなか風情があります。
ただ、この日は梅雨前線の影響で雨の一日だったのが残念だったな。

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仕事が順調に終わったんで、さっそく仙台での夜のスタート。
やっぱり、仙台で食べる牛タンはボリュームたっぷりで柔らかいので感激します。
仙台の牛タンを知ってからは、東京や大阪で食べる牛タンが薄っぺらくて固いんで、人生を損したような気がします。

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お店で呑んだのは、洞爺湖サミットの乾杯で使われた「磯自慢」。
蔵元は静岡の焼津で、なかなかしっかりした味のお酒でした。

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仙台とは二晩でお別れして、高速バスで石巻へ移動です。
震災前にはは仙石線というローカル線で結ばれてたんだけど、津波で線路が寸断されてからは途中駅で連絡バスに乗り換えないとダメなので、乗り換えなしで行ける高速バスの方が人気が在りますね。

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石巻に着いて、町に石ノ森章太郎のキャラクターがあふれてるのにビックリ。
彼の出身地は、もっと北の方の登米(とめ)という町なんだけど、学生時代には石巻が行動範囲だったご縁で、町興しの一環として漫画館などが建てられてます。

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石巻での3日目は、お仕事も小休止。
あいにくの雨空だったけど、レンタカーを借りて北上川の河口まで走ってみました。

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北上川の河口は10キロにわたってヨシ原が続いてて、日本の音風景百選にも選ばれてるらしいです。

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ヨシ原と言えば、やはりオオヨシキリの出番ですね。雨にも関わらず、あちこちでギョギヨシの声が響いてました。

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雨で車に缶詰なので、暇つぶしでサギを追いかけてたら、一羽だけ雰囲気の違う鳥が。
なんと、6月下旬に近所の干潟へ三度もかよって会えなかったカラシラサギが居りました。

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冠羽やクチバシや脚の特徴からしても間違いなくカラシラサギ。地元で見逃して寂しい思いをしてただけに嬉しかったな。やっぱり、神様って居るんかな。

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出張中のお楽しみはご当地メニュー探しですね。
見た目には普通のラーメンだけど、スープも麺も冷たい「冷やしラーメン」です。
お隣の山形県が発祥の地らしいけど、冷やし中華と違って味はラーメンそのものなんで、不思議な体験でした。

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これは「石巻焼きそば」。
基本はソース焼きそばなんだけど、麺の色が茶色いのが特徴です。
お味は、まあ普通のソース焼きそばですね。

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ホテルの窓から見た早朝の石巻市街。中央の白い建物は被災者住宅です。
見えてる範囲は津波の被害を受けて無いものの、海岸沿いのダメージは大きくて、見るのが辛くなります。
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私のような旅行者は大災害の感傷にジーンと浸ってれば良いかも知れないけど、この町で暮らしてる人たちは、そんな生ぬるいことも言ってられない現実が在ります。

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一週間を超えるお仕事も無事終わったので、休日勤務の代休としてレンタカーで最終日を締めくくることにします。

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登米近辺には、伊豆沼や化女沼(けじょぬま)などのラムサール指定湿地が在ります。
この日は、朝から伊豆沼⇒長沼⇒化女沼⇒蕪栗沼と探索したものの、予想どおり沼には鳥の気配が少なかったですね。

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蕪栗沼は伊豆沼ほどは有名ではないものの、訪れる人も少ないし自然も豊かに残されてるんで、私のお気に入りです。冬には雁でいっぱいになる田んぼも、この季節にはサギが主役です。

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仙台市近郊の海岸沿いには、蒲生海岸や野蒜海岸などお気に入りのバーディングポイントが在ったけど、津波で破壊されてしまって面影もないです。

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諦めきれずに高速道路で南下して名取地区や亘理地区を走ってみたものの、野鳥の居た田んぼの草地は塩害で枯れてしまってて死んでます。
だけど、人が来なくなった田んぼは野鳥にとっては天国かも知れないね。

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阿武隈川の河口ではホオアカに会えました。

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同じく、阿武隈川で見つけたオオヨシキリ。
鳴き方がへたくそだったし、表情も幼いんで幼鳥かと思う。

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この日照りでは、水浴びできるカワラヒワが羨ましい。

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河原でバテてたのはイカルチドリかな?
とにかく暑い日でした。

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名取地区の農道で見つけた赤いサンダル。
このサンダルの持ち主の子がどう成ったかと考えると、やはり感傷的に成ってしまいます。

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海岸地区は震災復興の作業車がたくさん働いてたけど、次の旅では感傷的に成らないほど復旧してて欲しいものですね。

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2012年7月 9日 (月)

大台ケ原で遊んだ夜は満天の星

夏に成ると満天の星空が見たくなって、今まであちこちの高原に出かけてたけど、今年は夏鳥のバーディングを兼ねて奈良県の大台ケ原へ行ってきました。

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ふもとの村々にとっては、林業が昔からの主要な産業です。
かつては馬車と筏で木材を切りだしてたけど、最近は人手不足のためにヘリコプターで運んでしまいます。

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かつては、筏を組んで木材を運んだ川だけど、今では何箇所もダムができてしまって筏は無理ですね。

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山頂に近付くとともに、蝶の種類も変わってきます。

それにしても、南大阪の我が家からわずか3時間で標高1600メートルの別天地に着けるのは幸せです。

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秋の渡りの途中で見るアサギマダラは羽根が傷ついて痛々しいけど、この季節の個体はきれいですね。

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チョウチョと遊んでると、突然頭上で猛禽が通過。
トンビのようでもあるけど尾羽の形が違うので「クアタカかも!」と心躍ったけど、よく見ると尾羽がボロボロの年寄り(?)トンビでした。

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大台ケ原ドライブウエイからの遠望です。紀伊半島の峰々がきれい。

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大台ケ原にはお昼ごろに到着。駐車場の食堂で腹ごしらえして、バーディングに出発です。
5・6月ごろは満車状態だったらしいけど、意外と空いてたので梅雨の最中だったのが幸いしたのかも。

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最初に歩いたのは、「苔探勝路」。ここは、もっとも短いコースなので足慣らしに最適です。

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色んなコケ類が、おとぎの国の家みたいで楽しいです。

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次に向かったのが、日出ヶ岳。駐車場から30分程度のコースです。

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苔探勝路ルートでも日出ヶ岳ルートでも、たくさんのミソサザイがさえずってます。

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終点近くの150メートルほどの階段を登り切れば、日出ヶ岳の展望テラスに到着。
気象条件が良ければ、早朝に富士山が見えることも在るらしいです。

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近くの枯れ木にゴジュウカラが来ました。北海道の某森林公園のように餌付けで手乗りのゴジュウカラは可哀そうな気もするけど、ここの鳥は餌付けされてませんね。

ここではカッコウやカケスにも出会いました。

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かなりの数の鹿が住んでるようですが、木の皮をはいで食べて木を枯らしてしまう害が出てるようで、あちこちに鹿避けのフェンスが張られてました。

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今回の一番の目的は、満天の星空を見ること。写真では上手に伝えられないけど、数え切れないほどの星を見てると心がジーンときます。

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紀伊半島は飛行機の通過ルートなので、星を撮ってるとこんな写真に成ることも在りますね。

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駐車場で車中泊して、鳥のさえずりで目覚めたのは午前五時。夏とは言え標高1600メートル地点の夜は寒かった。
100円ショップで買ったアルミ防寒シートに包まってみたものの、寒くて辛かった。

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きょうは、比較的ゆるやかな道で構成される中道ルート。終点近くでは、紀伊の峰々が遠望できます。

この場所では、自動車のエンジン音や冷蔵庫のコンプレッサ、テレビ、人の会話などの人工音がまったくなくて、聞こえるのは鳥のさえずりだけ。

梅雨の時期の平日のせいか、道中で出会う人も無くて、広大な高原を貸しきり状態で遊べるのは至上の贅沢です。

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ひらひらと飛ぶアサギマダラ。秋には遠く台湾やフィリピンあたりまで旅するんですね。

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中道コースを往復して食堂で昼食をとった後は、坂を下りて教会コース。
筏場という地名から、かつては大台ケ原の木材を川で運んでことが解ります。

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ここでもミソサザイがたくさんいました。と言うより、ミソサザイ以外の鳥にはほとんど会えないのが寂しい。今回はコマドリやコルリなどにも会いたかったけど、夢果たせずです。

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やはり、きれいなアサギマダラを見るとシャッターを切ってしまいますね。

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帰路は、天川村~黒滝村を経て一般道でのんびり走ります。

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大台ケ原を源とする清流。きれいすぎます。

カワガラスが「ジー」と啼きながら通過するものの、速すぎてレンズで追いきれませんね。

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黒滝村の道の駅で出会ったツバメの赤ちゃん。黄色いくちばしが可愛かった。

■使用した機材

 BORG71FL+PENTAX AFコンバータ + PENTAX K-r

 Velbon 1脚+マンフロット ティルト雲台

 RICOH CX3

 ※BORGの軽さは感激です。ゴーヨンでも同じ大きさの鳥は撮れますが、ゴーヨン担いで山道を歩き回ったら死んでしまいます。きっと

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2012年7月 1日 (日)

コアジサシの子育て見てきました

近郊の浜でコアジサシが営巣しているとは聞いてたものの、しがない給与生活者の身では平日に遊びに行けません。

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さて、待ちに待った日曜日。あいにくの梅雨の会い間をぬって話題の浜へ行ってみました。

教えてもらった情報でもおおよその場所へは行けるけど、赤ちゃんを見つけるのは難しいからと、鳥友のF師匠が現場まで来てくれました。

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確かに、赤ちゃんを見つけるのは難しいです。丸い石ころが二つにしか見えないけど、左側は赤ちゃんです。

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でも、親鳥が近くまで来ると大きく口を開けて動きまわるんで、存在が知れてしまいますね。

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親鳥の能力にも関心します。砂利だらけの浜で我が子の居場所を捜しあてれるだけでもすごいです。

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口わたしでもらったのは、何かの稚魚のようです。

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こちらは別のファミリー。夫婦でやさしくヒナを見守る姿からは深い愛情が伝わってきます。

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食事が終わるとママのお腹の下で一休み。ここにはカラスも居るし、きょうは冷たい雨も降ってるしね。

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雨脚が強く成ってきたのでバーディングは中止です。短時間しか遊べなかったけど、コアジサシの親子が見れて幸せな一日でした。

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