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2008年11月

2008年11月29日 (土)

カモ救出作戦

今日は善いことができたんです。
養魚池に張られたテグスに絡まってたカモを助けることができました。
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今日はまずまずの好天だったので、トリ友のTさんに勧められた岸和田市のトンボ池公園に行ってみました。
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この公園は自宅から10Km程度の近所だけど、子供向けの遊具が多くて騒がしいところだと思い込んでたので、ずっと敬遠してたんです。

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でも、公園の上空にはノスリやハヤブサが飛んでたし、ジョウビタキやカワラヒワにも会えたので大満足。
青空をバックに雄飛する猛禽類は、いつ見ても惚れぼれしますね。

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ホオジロが近くの枝に止まってくれたので、パチリ。

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午後に成ると家族連れなどの人出が多くなってきたので、この公園をあきらめることにして、先日タマシギを見た田んぼへと向かいまいた。
何気なしに田んぼのそばの池を見ると一羽のカモが不自然な形で浮かんでます。

望遠レンズで覗くと、なんと何本ものテグスが羽根に絡んでて身動きがとれない様子。
このままだと餌も採れないし、きっと衰弱して死んでしまう。

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近くにいた人たちに池の管理者を訪ねてみたけど、誰も知らないらしくて途方に暮れてしまった。
テグスを切って助けたかったけど、あいにくナイフもハサミも持ち合わせてないので困ってると、軽トラで通りかかったオッチャンが『テグスやったら焼いたら切れるんと違う?』とライターを貸してくれた。

まず池の手前側を探し、カモに架かっている数本のテグスをライターで焼き切った。
カモは何とか宙づり状態から抜け出せたけど、まだ羽根にはテグスが絡まってるので、きっとどこにも行けないだろう。

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次に、池の反対側に回ってテグスを手繰り寄せてみた。
人間を怖がって水中にもぐろうとするカモをなだめるながら、何とか捕えることができた。

カモは架かったテグスを外そうとして何度も身体を回転させたらしく、想像以上に複雑に絡んでいる。

テグスをライターで焼き切ろうとしたけど、風が強くって火が点かない。
ちょうど犬の散歩をしてた老夫婦が通りかかったので、持ってたショベルを借りてテグスを切ることができた。
その間のカモは少し不安そうにAshを見てたけど、抱きかかえて池に放してやったら一目散に萱原へ飛び去った。メデタシメデタシ(^^)!

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今回のアクシデントで多少の怪我をしてる模様だけど、なんとか回復して元気に成って欲しいな。

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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2008年11月23日 (日)

本当は怖いタマ姫

この夏に近所の探鳥地で知り合いに成ったTさんのブログで見たタマシギがとても可愛くって、図々しくもTさんにお気に入り撮影地を教えてもらった。
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メールで送ってもらった地図を頼りに田んぼの周囲を何度も行ったり来たり。でも、どこにタマシギが居るのか皆目見当もつかない。
そうこうしているとTさんが自転車でやって来て双眼鏡であちこち探してたが、しばらくすると『居ました、この畝(うね)の先の方に!』と指さしてくれた先に居ましたね、タマシギのペアが。
正直言って、可愛いの一言に尽きます。三頭身の幼児体型とまんまるメダマ。歌舞伎役者のような白いアイライン。
せめて、もう少し目立つような色合いなら良いのに、周囲の田んぼの土と同じ色なのでAshのような初心者には探すのがひと苦労でした。

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でも、Tさんから聞いた話によると、タマシギのメスは産卵が終わるとすぐにペアを解消して、別のオスと交尾するのだとか。だから、子育ては残されたオスが一手に引き受けざるを得なくなり、育児期間の間のオスはまともな食事にも在り付けないのだとか。

人間の世界だと、幼い乳飲み子を抱えた男ヤモメくらいか。可愛く見えるタマ姫の残酷な生態を知って背筋を寒いものが伝ったAshでした。
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近所の池にはカイツブリやカワセミなども豊富なようなので、お気に入りの探鳥地が増えたAshは幸福な一日でした。Tさん、ありがとう。
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チュウサギとコサギ。左右は大小の対比で、上下はシンメトリーなとこが面白かったので思わずパチリ。

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2008年11月16日 (日)

おぉー寒ぶ!

天気予報では午後から晴れるってことだったんで、久しぶりに二色浜へ出かけてみたけど、ずっと曇天でした。
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いつも見かけるイソヒヨちゃんも寒そう。
あんまり近づくとヤキトリに成っちゃうよ!、とは言っても火は点いてないもようでひと安心。
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いつもはヒドリガモ一色の河口に一羽だけオナガガモが混ざってました。
オナガガモは初めて見ましたが、スマートで高貴な感じがする鳥でした。
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2008年11月 9日 (日)

トンビってお嫌いですか?

渡良瀬遊水地で撮った写真を整理してて気づいたんだけど、トンビってあまりにも冷遇されてません?
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確かに、トンビはカラスやスズメみたいにありふれてて、わざわざトンビを撮るために出かける人は少ないけど、こうして写真で見てみると結構ナイスな鳥と思います。
Blackkite 

これはカラスに追いかけまわされてるとこですが、図体が大きい割にはけっこう弱気な奴かも知れません。
Carrioncrow 

こんなとこを見ると、トンビに惚れてしまいそうです。

渡良瀬遊水地のフォトアルバムへも遊びに来て下さい。
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/photos/watarase/index.html

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2008年11月 6日 (木)

渡良瀬遊水地のチュウヒ(2008年冬)

■11月2日(晴)
大きなハート型の池と、それを取り巻く雄大な湿地帯。
ものの大きさを例えるのに東京ドーム何個分とかで表現するが、そんなチンケな基準では表現しきれないほど大きなスケールの湿地が関東平野に残されている。


大きな地図で見る

この人造の湿地である渡良瀬遊水地が造られた経緯をご存じか?
かつて、上流の鉱山から流出した廃液のために、流域の多くの住民が公害に苦しめられた。時の政府はその公害の拡散を防ぐために、この地の集落を半ば強制的に撤去させて広大な沈殿池を造成した。その詳細は日本の近代史や反公害活動を記した書物などに多く残されているが、お上はこの土地を洪水を防ぐための貯水池だとうそぶく。
ことの真偽はどう在れ、巨額を投じた造成工事の結果として広大な湿地帯が野鳥や草花の聖地として残されたことは、自然保護の観点からは極めてラッキーなことだ。

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ここはチュウヒなど猛禽類の宝庫としても有名で、Ashもハイイロチュウヒが見たくて初冬の湿地帯を一泊二日の旅行で訪ねてみた。
チュウヒは湿地帯の葦原をねぐらとして利用するが、日中はノネズミなどの餌を求めて近所の畑などへ出かけるらしい。
彼らは日の出前にねぐらを飛び去り、夕暮れ間近の時刻に戻ってくる。
雄飛するチュウヒを見るのに適した場所は何カ所か在るが、お勧めは新赤麻橋近くの高台=通称鷹見台だろうか。

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旅の初日、現地に着くやいなや鷹見台に立ってみた。
昨年の暮れに訪れた際には、たくさんのチュウヒが眼下をグライドする姿を堪能できたが、今回は時期が早いのか数時間粘っても一羽も見ることができない。
夕暮れまでには時間がたっぷり在るので、渡良瀬川沿い探索してみた。
昨年はノスリやベニマシコまでもが見れた場所だが、やはり時期が早すぎたのか、数羽のジョウビタキが見れただけ。

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少し気落ちして、もう一度鷹見台に戻ってみると5~6組のバーダーが東側の草原にレンズを向けていた。でも、あまりもの鳥の少なさに誰もが手持ちぶさたそう。

それよりも残念なのは、この場所が騒音をまき散らすバイク族のたまり場に成っていることだった。彼らの改造バイクから意図的に吐き出されるカミナリのような爆音は、雄大な大自然の静寂をぶちこわしにする。こんな馬鹿たれ供に比べれば、自然の摂理に従って種をつなごうと営んでいる鳥たちのほうが、ずっと高尚に思えてならない。

さらに、この湿地の一画にはパラグライダーの基地もあり、彼らを上空に運ぶためのヘリコプターが頻繁に離着陸を繰り返している。

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騒音源は他にもある。あちこちでラジコンの模型飛行機や有人の軽飛行機で遊ぶ人も多く、皮肉にも洪水を防ぐという主旨で造成された湿地は騒音の洪水と化してしまった。
鳥の数が少ないのは、これらの騒音の影響も在るのだろうか。

夕暮れ間近、一羽のオオタカが鷹見台に飛来したが、もうシルエットしか撮れない暗さだ。

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チュウヒのねぐら入りを見るために、ゴルフ場近くの葦原に場所を移す。
目的地では、すでに数人の先客が望遠レンズをセットしてチュウヒの戻りを待っていた。聞くところによると、彼らのお目当てもハイイロチュウヒらしいが、まだこの季節ではチュウヒそのものの数が少ないらしい。

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日没までに何羽かのチュウヒが戻ってきたが、どれも遙か彼方の葦原に舞い降りるので、絵になる写真がまったく撮れない。地元のバーダーの話では、日によってねぐらが変わるので舞い降りる場所は特定しづらいとか。

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期待していた成果も得られず、遊水地に隣接した古河市のビジネスホテルへと車を走らせる。
カーナビをセットして湿地帯を周回する道路を走ると、他県に入った旨のアナウンスが頻繁に流れるのが興味深い。この湿地帯は、埼玉、栃木、群馬、茨城の北関東四県が複雑に入り組んだ場所に位置するからだ。

■11月3日(曇)
旅の二日目はあいにくの曇天。チュウヒがねぐらを飛び立つという夜明け前の時刻に葦原へ行くのは諦めて、渡良瀬川の東側の湿地帯や田園地帯を走ってみた。

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耕作地でノネズミなどを狩るチュウヒを探したが、見ることができるのはトンビやカラスばかり。鷹見台の対岸の集落まで来てみたが、かろうじて一羽のチュウヒがグライドするのが見れただけ。夕刻も迫ってきたので、ゴルフ場に向かう。

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きょうは、昨日に確認した着地ポイント近くに場所を変更して待ってみたが、どのチュウヒも皮肉なことに昨日の撮影場所近くへ舞い降りて行く。やはり、ねぐらは一定の場所でないようだ。

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きょうも午後5時近くまで粘ってみたが、あいにくの曇天のためISOを1600にアップしてもシルエットしか撮れない暗さに成ったので、今回の旅行を終えることにした。

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次回は真冬に再訪して、是非ともハイイロチュウヒをゲットしたいな。

昨年冬の探鳥記はこれ⇒渡良瀬遊水地のチュウヒ(2007年冬)

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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