タカの渡り@日の岬
■2008年9月27日
今年も秋のタカ渡りのシーズンが到来と聞き、紀伊半島の最西端に在る和歌山県御坊市の日の岬まで行って来た。
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御坊インターチェンジ近くのコンビニに立ち寄った際に見上げた空。もうすっかり秋の雲だ。
日の岬へは何度も来てるが、紀淡海峡をのんびりと行き来する貨物船を見下ろす景色が大好きだ。
もしも宝くじで3億円をゲットしたならば、絶対にこの地にログハウスを建てて海と夕日を見て暮したい。ヘミングウエイが住んだフロリダのキーウエストにも憧れるが、やはり日本語が使えない地での暮らしはしんどいし。
灯台近くの高台に到着。すでに20人近くのウォッチャー達がカメラをセッティングしてタカの通過を待っていた。
数年前に来た時も痛感したが、600mmや800mmの大砲の群れの中へは、たかだか500mm以下のレンズしか持っていない者は入りづらい。
そんなAshと同じ気持ちなのか、フィールドスコープ組や200~300mm組は大砲組から離れた隅っこでひっそりと待機していた。
ワシやタカは時刻表どおりに走る電車とは違って、何時に何羽が渡るかを知るすべも無く、ひたすら待つのみ。
この岬を渡るのは鳥だけではなく、アサギマダラなど長距離を渡る蝶なども見かける。
鳥以外は興味が薄いので、この写真の蝶は何という種類なのかも知らなかったが、後で図鑑を調べるとキアゲハだと解った。
この後、トンボがトンボを捕食するショッキングなシーンに遭遇してしまった。
ギンヤンマがシオカラトンボを捕まえて頭部をかじり出したが、最初は羽をバタバタさせていたシオカラが数分間で動かなくなり、さらに数分後には頭部が無くなってしまった。
とても残酷なシーンだが、これも自然界の掟なんだろう。
単発的には何種類かの鳥が通過するものの、大群の渡りを期待しているAshには少し不満だ。それと、とても遠い(のとAshの腕がヘボイ)ので証拠写真程度しか撮れない。
待つこと3時間、やっとお昼前に10羽程度の群れで『タカ柱』が立った。
彼らは、ここで捕まえた上昇気流に乗って四国まで渡り、いずれかの岬で同じようにタカ柱を立てるのだろう。
彼らの繁殖地である日本の自然環境が悪化しているが、越冬地の東南アジアの国々の方が悲惨な状態らしいので、とても気がかりだ。
来年も、この先もずっとタカの渡りが見れる地球であって欲しい。
●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。
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