« 好まれない鳥: ヒヨドリ | トップページ | はたして500mm単焦点は最終兵器か »

2007年10月20日 (土)

新潟福島潟のオオタカ(2007年)

ヒシクイの越冬地として有名な新潟県の福島潟へ行ってきました。
この潟には晩秋から初春にかけてヒシクイの他にもマガンや白鳥、鴨などの水鳥がたくさん飛来します。
この潟では、そんな可憐な水鳥たちを捕食して生きている猛禽類もたくさん見られます。Img_8495_2 
(昨年撮った湖面を飛ぶヒシクイです)

福島潟に来るのは今度が二度目ですが、前回には至近距離にオオタカが留まっていたにも拘らず痛恨のバッテリー切れで、シャッターを切れませんでした。
Img_8336_2
(これは去年撮ったオオタカの成鳥ですが、残念ながら枝かぶりしか撮れませんでした)
今回はそのリベンジなんです。

■10月11日

難波9:10発のリムジンバスで伊丹空港に向かう予定でバスターミナルに着くと、「阪神高速が故障車のために大渋滞してて、所要時間は60分以上です」とのアナウンス。新潟行きのJALは10:05発なのでチェックインの所要時間を差し引くと、とうてい間に合いそうにありません。
次のJALは15時台なので、それでは新潟に着いても今日の探鳥は諦めるしかないか、と暗い気持ちで時刻表を調べてみると、12時台にANAの便が在ったので、取り合えず押えておきました。JALのチケットもキャンセルせずにオープンに切り替えて、後は運を天に任せてバスで仮眠です。
渋滞の原因だった故障車が路肩に撤去されたため想定より早く空港に着き、なんとか予定のJALに間に合って、ほっと一息。

北へ向かう便に乗るときは、いつも右側の窓を予約します。それは、窓から北アルプスや富士山や恐山などが見えるからです。今日のフライトでも奇麗な富士山や御嶽山の山頂を見ることができました。
Img_3217_3
(御嶽山の山頂付近です)

Img_3216_2
(これはアルプス越しの富士山。山頂に少し雲がかかってますね)

空港から福島潟までは車で30分程度。
タクシーで移動する手もあるけど、レンタカーの方がいろんな面で自由なので、Ashは地方への旅行にはほとんどレンタカーを利用します。

沼では、南方の山を背景に数百羽のヒシクイの群れが飛んでました。
もう少しして本隊が飛来すると、数千羽の群れに成るとのこと。想像するだけでも壮観です。
Img_3259_2
(ヒシクイの群舞)

今回の本命はオオタカに絞ってるので、カモやヒシクイには目もくれずに昨年の冬にオオタカの成鳥を撮り損ねたポイントに直行しました。地元の人の情報では成鳥も居るようだが、今日はまだ誰も見ていないとのこと。

一脚に100~400ズームをセットし、石像のように微動だもせずに待つこと30分。対岸の樹に若が飛来してカモを狙い始めました。地元民の情報では、若はまだ狩りが下手で成功する確率はかなり低いそうです。しかし、若が湖面を回遊し始めるとカモたちはパニック状態になって水しぶきを上げながら逃げ回ります。
Img_3402
(このシーンの良い写真が撮れました)

この後は近くの杭に移動し、水中の何かを狙ってるようでした。若とは言え、獲物をねらう眼光には鋭いものが在ります。
でも、オオタカもミサゴのように魚を食べるんだろうか?
Img_3547
(魚を狙う?)

ヒシクイの話題に戻ることにして...
この鳥の名はヒシの実を食べる習性から名づけられたと思われますが、地元民の話では最近はヒシを食べずに落穂を食べることが多いとか。どうやらヒシクイもコシヒカリに美味しさを知っているようですね。
Img_3628
(ヒシの実)

余談ながら、この沼にはオオタカの他にもハヤブサやノスリ、ミサゴ、チョウヒなどの猛禽類が生息しています。今回は少し時期が早かったようでチュウヒは一羽しか来ておらず、それも1Kmほどの遠方を飛んでいる姿を見かけただけなので写真は撮れませんでした。
Dcp_2621
(これは去年撮ったチュウヒです)

オオタカの若がカモを狩る写真、我ながら良いチャンスにめぐり合えてラッキーでした。
この写真を撮るために一泊二日で粘った価値がありました。次回は是非とも成鳥がカモをゲットしたシーンを撮ってみたいものです。
今回の本命では無いものの、ヒシクイの雁がねも奇麗なものでしたよ。
Img_3373

ずっと立ちっぱなしで頑張った為に腰にかなり来ましたが、帰路の飛行機は沈む夕日を見ながら二日間の思い出を反すうする幸せいっぱいのAshでした。Img_3828

Ashの見た野鳥たち、是非私のホームページで見てくださいね。

|

« 好まれない鳥: ヒヨドリ | トップページ | はたして500mm単焦点は最終兵器か »

バードウォッチング」カテゴリの記事

探鳥」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

野鳥」カテゴリの記事

コメント

Ashさん、はじめまして!

私は福島潟のすぐ近くで語学教室を細々と行っているものです。以前・・・といってもかなり前ですが、ビュー福島潟で自然観察員のお手伝いのような仕事をしていましたので、県外から多くの方が遠く福島潟までいらっしゃっていることは知っていたのですが、まさかこういう風に「お会い」するとは思いませんでした(笑)。

今年もガハハン、ガハハンとオオヒシクイたちがやってきました。気持ちのいい秋です。
ぜひまたいらっしゃって下さいませ。
嬉しくて思わず長文の書き込みになり、失礼を致しました。

投稿: mau | 2007年11月14日 (水) 11:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183463/16811701

この記事へのトラックバック一覧です: 新潟福島潟のオオタカ(2007年):

« 好まれない鳥: ヒヨドリ | トップページ | はたして500mm単焦点は最終兵器か »