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2007年3月

2007年3月10日 (土)

見られてる

私のホームグラウンドである大阪府貝塚市を中心とした日帰り範囲の地域での探鳥記です。
●北は北海道から南は宮古島まで、私のホームページ鳥たちのエリアへもお越しください。

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■2007年3月10日(晴れ後曇り)

きょうは、大阪と和歌山の県境にある紀泉高原キャンプ場まで出かけてみました。
春の到来とともに野山はいっせいに木の芽や若草が芽吹き、生き物たちはほっと一息ついているようでした。

Yellowthroatedbunting 野鳥を探して野山を歩いているとき、ほんの近くからさえずりが聞こえるのに小鳥たちの姿がまったく見当たらないことがあります。
カメラのシャッターに指をかけ、じっと息を潜めて待つこと5分・10分・15分・・・
少し退屈して周囲の景色を見ようと横を向いたとたん、目の前の藪や木々からいっせいに何羽もの小鳥たちが飛び立つことがあります。
バードウォッチングをしているつもりが、逆にマンウォッチングされてたのですね。
こちらは小鳥たちをいじめたり襲ったりするつもりはまったく無くても、向こうは人間のことをあまり信用していないようです。
Img_5807 ある本には、人間がヘビなどの爬虫類を見て嫌悪感や恐怖感を持つのは、太古に恐竜に追い掛け回されてたころの記憶がDNAで受け継がれてきてるからとか。
確かに、人間はかなり前から鳥たちを捕らえて食料にしたり、羽を飾りに使ったりして来てたので、彼らのDNAには人間=野蛮で危険な生き物の記憶が在るのかも知れません。
鳥や動物たちに信頼されて、木陰からマンウォッチングされないように成るまでは、あと何千年も必要かも。

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2007年3月 3日 (土)

あまの街道

私のホームグラウンドである大阪府貝塚市を中心とした日帰り範囲の地域での探鳥記です。
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『あまの街道』

■2007年3月3日(晴れ時々曇り)

P1000014きょうは、Mixiで知った「あまの街道」へ行ってみました。
街道内の案内板によると、「天野街道とは河内と和泉を分ける陶器山丘陵の尾根を通り、河内長野市の天野山金剛寺(僧行基が創建、別名女人高野)への参詣道」とのこと。
要は南大阪の泉北ニュータウンと狭山ニュータウンに挟まれた細長い丘陵の尾根伝いの数キロメートルの小道のことです。

Ashの住む貝塚市からこの地までは車で一時間弱の距離です。
泉大津と富田林を結ぶ府道38号線を走り、街道の入り口にある花屋の空き地に車を止め、まずは天野山金剛寺に向かって歩いてみました。
P1000015 このあたりは古くからの集落で、のどかな農村風景が続きます。
一軒の民家の入り口に風変わりなカエルの石像を見つけ写真を撮っていると、その家のおばあさんから「このカエルさんが在ると、色んなものが自分に帰ってきて幸せに成るんよ」と教えてもらいました。

さらに足を進めると周囲はブドウ畑に変わりました。農作業中のオヤジさんに聞くと、このあたりは大阪狭山市と河内長野市と堺市の境界で、「昔は自然が多かんやけど、近所にゴルフ場ができたりして、変わってしまって」と嘆いていました。

P1000018_1 金剛寺までは遠いと聞き、ここでUターンして陶器山に向かうことにしました。
道中の草むらにタヌキの死骸を発見。目だった外傷も無く、近所は車も通らない場所なので死因は不明ですが、タヌキも生息できる(できてた?)場所なんやと勝手に納得。成仏してくれよ。

Img_5756_1 さらに足を進めると、今度は道の真ん中にタヌキが寝そべっているのを発見し、びっくり仰天。
「今日はタヌキ日和かい」と思いつつ、よくよく見ると正体はタヌキに似たネコでした。それにしても高貴で高価そうなネコでしたよ。

P1000016 尾根道の周囲は雑木林に囲まれ、野鳥の姿も多いです。
また、かなたに和泉葛城山系や双方のニュータウンも望め、遠距離を眺望する機会に恵まれない都会人にとってはオアシスと言えます。
この適度の勾配と距離の小道は、ニュータウンから徒歩でも通えるロケーションのせいか、軽装でウオーキングやランニングを楽しむ人を多く見かけました。

P1000019 街道の周囲は大規模な宅地開発のために自然と呼べるものは皆無に近いですが、この尾根道は宅地造成に適していなかった地形が幸いして辛うじて残されたわずかな聖域です。
しかしながら、街道のあちこちに新たな造成地が作られつつあり、木立に囲まれた街道が単なる通路に成り下がってしまう懸念は大いに感じられます。

P1000020 この聖域を守ろうと、近所の住民が主体になってNPO活動をしています。
偶然、道中でNPOの方にお会いしあまの街道が直面している問題などをお聞きできました。NPOのホームページはNPOあまの街道です。

Img_5664 少し寂しく複雑な気持ちで歩いていると、近くで「コツコツ」という木をつつく音が。居ました、コゲラくんが。
コゲラは、ちょこまか動く鳥なのでピンボケ写真しか撮れないことが多いんですが、今日は少しはましな写真が撮れたので嬉しかったな。

この街道は適度に整備されており、ベンチやゴミ箱やトイレもあります。家族連れや女性のハイカーも快適に自然を楽しめそうですよ。
Img_5759 途中でエナガの群れに遭遇したものの、深い小枝の影だったので写真は諦めました。
ヒヨドリは多いものの、今日は興味の対象外なのでパス。
ほぼ行程の終わりごろの路上に一羽のアオジを発見。
この鳥もツグミやジョウビタキ同様に春の到来とともに北の地に旅立ってしまうのが寂しい気もしますが、その後にはたくさんの夏鳥が来てくれますね。


Img_5785 道中で知り合った方から「陶器山の近所の桃畑にメジロ来るよ」と聞き、自然と足が速まります。
目指す陶器山近辺の桃畑に到着。くしくも今日は桃の節句でしたが、たくさんのメジロが桃の蜜を吸いにきてました。
冬の間は食物に乏しく、辛い生活を過ごしていた彼らにも楽しい季節がやってきましたね。
本日の目標も達成でき、ちょうどタイムアップと成ったので、今日の散策を終えることに決めました。

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