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2007年2月24日 (土)

ヤマセミの嘘つき!

私のホームグラウンドである大阪府貝塚市を中心とした日帰り範囲の地域での探鳥記です。
●北は北海道から南は宮古島まで、私のホームページ鳥たちのエリアへもお越しください。

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『ヤマセミの嘘つき!』

■2007年2月24日(晴れ時々曇り)
去年の暮れにふーさんからヤマセミ発見の情報を受けて以来、ヤマセミが気に成って仕方がない。ほんまに罪作りなおっさんですヨ(笑)
今朝も5時起き。とてもきれいな星空だった。

和歌山県の某村には夜明け前に着いたものの、朝の明ける時間がかなり早まっていて、どうやらヤマセミの「夜明け前の巡航」には間に合わなかった模様。
前回どおりカワガラスが何度か目の前を通過したが、高速すぎてファインダーで追えない。
待つことしばし....3時間。
今日もダメだった。
「三度目の正直」ってことわざがあるが、三度通ったのにヤマセミに会えないのはAshが不正直だから?それともヤマセミが嘘つきなのかな?

Mandarinduck  少しやけくそに成りかかっていた目の前をオシドリのペアが通過した。
オシドリ夫婦のような」の例えどおり、オシドリのペアは仲むつまじい。
仲の良いのは悪いことではないが、もしも片方が何かの理由で亡くなったりしたら残された方は余生を生きるのが辛くないんだろうか?
仲良しを裏返せば相手に依存して生きてるとも言えるので、相手を失うことは精神的に大きな痛手と思う。
Ashならば、行きつけのJAZZバーでマル・ウォルドロンのレフト・アローンなんか聞きながら、お酒で気を紛らわせることもできるけど。オシドリはできないよね。
そう遠くない未来の自分と家族に起こりえる人生を考えさせられてしまった光景だった。

Img_5637_1  一羽のヒヨドリが対岸の山茶花の蜜を吸いに来た。
少しばかりの花の蜜ではおなかの足しにも成らないだろうが、他に食べ物も無い季節の彼らにとっては貴重なカロリー源なのだろう。

Img_5649_1 帰り道に紀伊葛城山の山頂近くの粉川ハイランドパークへ立ち寄る。
昨年の晩秋に多くのヒタキ類に出会えたが、この時期では難しい。
数羽のメジロが、木の皮の隙間の虫を探して飛び回っていた。この季節に生きるのは小鳥たちにとって容易くない。

春よ来い、早く来い。

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『ヤマセミも三連休』

■2007年2月10日(曇り)
待ちに待った土~月の三連休。
前回は空振りに終わったヤマセミを観たくて、この日を指折り待っていたAsh。
週初めの週間予報では和歌山県の週末の天気は悪く半ば諦めていたが、ラッキーにも直前になって好転した。
金曜夜は目覚ましを朝4時にセットし爆睡。仕事だと早朝に起きるのは辛いけど、好きな探鳥なのでワンコールで起床できた。
暖かいコーヒーで脳みそも起床できたので、和歌山県へと車を走らせた。

道中の山道を横切るタヌキを見つつ、現地には6時過ぎに到着。
日の出までにはまだ時間があり、ほっと一息。
カワセミ師匠の「ふーさん」のアドバイスでは、ヤマセミは夜明け前に縄張りの調査飛行をするらしく、その際に人影が在った場所は避けるとか。
ホカロンを腰にあて、車中でレンズを構えて夜明けを待つ。

Img_5499 数週間前にこの場所でヤマセミをゲットできた「デンタ」さんのメールだと、車の中で頭を動かしただけで逃げるほど警戒心が強かったとか。Ashも窓は開けずにガラス越しで待つことにした。窓を閉めた状態だと500mm単焦点では取り回しが難しいし、ヤマセミを視界に納めることも難しいので、100~400ズームのワイド端を「デンタ」さんがヤマセミをゲットした杭に向けて待つことしばし。

6時40分ごろ、下流でヤマセミの鳴き声がするやいなや目の前の川面を白っぽいものが通過した。まだ夜明け前で暗くてシャッターは切れなかったが、水面すれすれを飛ぶ姿はヤマセミに間違いない。数分後に、今度は下流へ向かって飛行し、さらに数分後に上流へ向かって二羽が飛んだ。
「よっしゃ、これが噂の夜明け前の巡回なんや」と心躍らせて待つことしばし。

Img_5492_1 30分、1時間、2時間。対岸の森でカケスが鳴いている。3時間、4時間。ヤマセミどころか前回見れたカワセミやカワガラスの姿もない。
「ん。なんで?」。巡回の時には気付かれてないはずだし、その後も車中でじっと隠れているのに、どうして鳥の姿がないんやろ?
今日が曇天だから? 前日に小雨が降ったから? Ashの車の色が白いから?
かいもく見当がつかない。
5時間、6時間。雨も降ってきた。

Img_5511 ついに痺れを切らせて、上流に向かって散策することにした。
500mほど上流のえん堤まで歩いてみたが生き物の姿は無い。次は500mほど下流の集落まで歩いてみた。カワガラスやセグロセキレイは見かけたが、ヤマセミの気配は無い。
今回は期待してただけにボウズは辛く、「なんで失敗したんやろ?」と思い直したが心当たりは無い。
「そうか、ヤマセミも三連休で家族そろってどこかへ遊びに行ったんや!」と勝手に納得して町に戻ることにした。
帰路、「デンタ」さんにメールしお会いすることに成った。和歌山市内の喫茶店ではデンタさんの撮られたヤマセミやたくさんの野鳥のアルバムを拝見でき、心が和んだAshでした。

P.S)日曜日、デンタさんから「今朝は4回見たで」との速報が入り、超複雑な気分になったAshでした。

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『海にカイツブリ?』

■2007年2月11日(曇り)

Img_5438  今日は諸情在って遠出もできず、近所の貝塚埋立地と二色浜を探索してみた。
広大な貝塚埋立地の半分程度はグランドや工場などに使われているが、残りは原っぱのままで放置されていて、ヒバリなど原っぱの住人の住処と成っている。

Img_5435_1 最近、下水処理場の敷地である大きな原っぱに入る方法を見つけることができたので、何度か通っているが、季節的にモズやヒバリツグミ程度しか見当たらず、暇つぶしに巨大飛行物など撮って憂さ晴らし。
貝塚市沖合いは関西空港に離発着する飛行機の飛行ルートなので、手に取れるような距離で飛行機が見れる。

Img_5476こんな日はやはり二色浜かと思い直し、二色浜に移動。
河口から浜を望遠レンズで見渡してみたが、見えるのはウとカモばかりで食指も動かず、河口で遊ぶことにした。
河口のヒドリガモやコガモの集団の中に一羽だけ変わった鳥が居た。
明らかにカイツブリ系の鳥とは思うけど、それにしては頬が茶色ではないし、カイツブリって池の鳥のはずなんで、???、とりあえず証拠写真を撮っておく。
自宅に戻って図鑑を調べると、カイツブリの冬羽は頬の色が赤くなく、さらに冬場には河口や海まで移動する、と書かれていたので納得。
それにしても、デカイ足ですよねえ。こんなでかい足で追いかけられると水中の小魚もひとたまりもないですね。

■2007年1月27日(曇り)
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『幻のヤマセミは幻に終わった』

■2007年1月27日(曇り)
木曜日にカワセミの師匠F氏より、「和歌山県の某所でヤマセミ発見」のメールが届いた。
「証拠写真にも成りませんが」とのご謙遜どおり、ピンボケの物体の色目から、かろうじて「ヤマセミのような鳥」と思える程度の写真。さすが師匠でも、突然のヤマセミ発見に気が動転したのか、その瞬間の心臓のバクバク音まで聞こえそうなピンボケ振り。
昨夜は午前0時まで会社で仕事をしてて終電にも乗れず、遅れついでに午前3時まで街山荘で呑んでた。
そのため、朝の九時起きはしんどかったけれど、心はやって曇天の道を和歌山へと車を飛ばした。
「某所」までは地道で1時間30分程度。何しろヤマセミが棲むほどの山村なので曲がりくねった狭い道ばかりで、さすがに運転は疲れた。
さっそくF氏に教えてもらった場所に車を横付けして待機したが、いっこうに生き物の気配が無い。車を降りて下流方面を探索すると、かすかにカワセミとカワガラスの鳴き声が聞こえてきた。と感じた瞬間、眼下の川面をカワガラスのペア(?)が横切る。
注意深く後を追いかけると、流れの真ん中に突き出した岩でゲットしたばかりの小魚を咥えている姿を確認。でも、残念なことにカメラは車の中だったので写真は撮れなかった。

Img_5376 車に戻り待機すること一時間。ポチャツという音の方向を見るとカワセミが小魚をゲットした瞬間だった。F氏の報告どおり、ここにはカワセミが居ることが確認できた。
後は本命のヤマセミを観たい、絶対に!。
さすがに午前3時まで起きてたので睡魔に負けそうには成ったが、なんとか車で待機すること2時間。カワガラスは何度か目の前を飛びすぎるものの、弾丸のような速さなのでファインダーが追いつかない。
いっこうにヤマセミの気配も無く、3時には帰路についた。
やはり、絶対数が減っているうえに警戒心の強い鳥なので、出会うことさえかなり難しい。
しかしながら、2時間弱のドライブでヤマセミに会える可能性の在る場所を知っただけでもラッキーな一週間だった。

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■2007年1月21日(曇り)

正月以来ずっと仕事に追いかけられっぱなしで探鳥にはご無沙汰してましたが、久しぶりに休みが取れたので和歌山県海南市の亀池遊園に行ってみました。
この池はカワセミ名人の藤野さんにルリビタキが多いと教えていただいた場所で、去年の秋に初めて遊びに行った場所です。
残念ながらその時にはルリビタキには会えませんでしたが、池を取り巻く遊歩道や周囲の森には小鳥たちがかなり多く、四季を通じて楽しめそうな予感がしました。

今日はあいにくの曇り空でしたが、やはりルリビタキに会いたくて車を走らせました。
Ashのホームグラウンドの貝塚インターから最寄の海南インターには高速道路を使うと一時間程度で到着します。

Img_5214_1今回は小学校近くの駐車場に車を停め、時計回りに池を回ることにしました。 先ず目指したのは小学校の近くの小さな入り江で、藤野さんの情報では昨年ここでルリビタキをたくさん見たとか。しかし、そこに居たのは数羽のアカウソでした。アカウソは昨年の末と今年の初めに紀泉高原キャンプ場で何度か見ましたが、地味な冬鳥たちの中ではピンクの胸をした鳥は目立ちます。

Palethrushまた、この季節にはツグミの類いの鳥を多く見ます。ツグミそのものもたくさん居ましたが、ツグミ亜科のシロハラも目立ちました。シロハラは臆病な鳥なので、なかなか茂みから出てくれません。
でも、ひょいと木の実を食べに身を乗り出した一瞬をシャッターに納めることに成功。イソヒヨドリ(♂)も一瞬だけ見かけたのです が、残念ながら写真は撮れませんでした。

Variedtitどの季節でも森の中で元気なのはシジュウカラやヤマガラですね。
今日も、捕らえた昆虫を両足で挟んで食べる姿を堪能させて貰いました。エサを両足で挟むのは図鑑に書いてあったヤマガラの食習慣どおりだったので感心しました。

   Img_5285_1                                                             曇天が気には成るものの、少し足を伸ばして去年の秋にアオジやメジロにたくさん会えた新亀池に立ち寄ることにしました。この池まで立ち寄る人はほとんど居ないようなので、のんびりと三脚を拡げることができます。池の奥に向かう道中では、カケスの声とアカゲラの声が聞こえます。木陰で枝から枝へ飛びわたる姿は見えるものの、なかなか被写体には成ってくれません。今回は証拠写真程度しか撮れませんでしたが、これだけ鳥が濃い場所なので将来有望です。難を言えばもう少し近い距離に在って欲しいところですが、贅沢は言えません。

Siberianbluechat2亀池への帰路で、目の前の小枝に一羽の小鳥が。もしやと思いファインダーを覗くと、なんと本命のルリビタキでした。この鳥は正月に紀泉高原キャンプ場でも見かけましたが、清楚な色合いがとても可愛い鳥です。

今回は収穫が多かったので、正月以来仕事尽くめの日々の鬱憤晴らしができました。
やはり、鳥たちの姿を見ていると心が安らぎます。  

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■2007年1月7日(曇り、強風)
Img_5048 楽しみにしていた正月開けの三連休なのに、台風並みの強風が吹き荒れて、探鳥には最悪のコンディションです。さらに気温はかなり寒くって、本格的な探鳥を目指していた気持もくじけます。まあ、ここは妥協して近場のお気に入りスポットへ出かけることにしました。

 Img_5051                                                    先ず向かった先は二色浜。いつもなら河口で海草を食んでいるヒドリガモ が、今日は川の中州まで上ってきています。やはり、この強風では高波のために海では過ごせないんでしょうね。ここでは、コガモも羽根を休めていました。

Img_5059 次に向かったのが泉大津の汐見公園。ここは昨年の秋にたくさんのヒタキ類に出会えてからお気に入りの場所になりました。ここでも強風が吹き荒れており、カワラヒワたちは揺れる小枝につかまってしんどそうにしています。そんな鳥をファインダー越しに見ているAshも酔いそうになってたほどです。

Img_5108 今日の三番目の探鳥地は昨年末にアカウソに会えて感激した紀泉高原キャンプ場。貝塚からは少し遠いものの車で一時間弱で到着しました。到着早々アカウソを探してみたものの、見える鳥はヒヨドリやメジロなどばかり。少しがっかりしていたところに目の前の枝に鮮やかな鳥が止まり、目が覚めました。ルリビタキです。この鳥を観るのは初めてですが、本当に奇麗な鳥ですね。さすがバーダー憧れの鳥のランキング上位になるはずです。

Img_5149 今日もアカウソに会えました。これからもここで何度も観れそうな予感がして嬉しい一日でした。

■2007年1月1日(曇り)
Img_5013 元旦早々とは言え、「やはり鳥の姿を見んことには年が始まらん」と、いそいそと近所の二色浜へ出かけました。河口には常連のヒドリガモと鵜の姿が見えほっと安心した反面、珍客が無いことに少し気落ちした初探鳥ではありました。近木川河口には冬の来訪者であるツグミやコガモの姿を確認できたので安心し、その後は呑ん兵衛の寝正月と成りました。

Img_5017 気のせいか今年はツグミの姿が少ないように思います。ツグミの飛来ルートの環境悪化のニュースがふと脳裏を横切り、辛い気持になった元旦でした。

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