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2006年7月

2006年7月13日 (木)

宮古島探鳥記(2006年夏)

Ashが大昔から漠然と憧れてきたトロピカルな南洋の小島へ俗世間を忘れに旅をした際のブログです。

■2006年7月1日(大阪は雨)

ついに待望のアカショウビンに会える日が来た。
出発地の関西空港は惨めな雨空。でも、目的地の宮古島は快晴との天気予報。
これからの4日間、どんな出会いが在るかと思うと心が躍る。
Dsc01396_2

下界は梅雨の真っ只中でも、雲の上はいつも青空だ。
だから私は国内移動であっても空を飛ぶのが好き。
空路の眼下は、四国~宮崎~屋久島~沖縄と徐々にトロピカルな景色に変化していく。
Dsc01399

宮古空港に到着。
この空港はサシバの姿を模してデザインされたとか。
サシバの季節にも来てみたい。
スカイレンタカーは空港からもほど近い。
このレンタカーは本土資本のレンタカー会社に比べてとても廉価で、
さらに出発前の確認作業と説明が手際よくって気に入った。
Dsc01401

空港から宿泊先のペンションがある来間島までの道はサトウキビ畑に囲まれて、どこまでも続く。
ペンションの傍まではカーナビでたどり着けたが、肝心の建物が見つからない。携帯で電話したら、お父さんが近くまで迎えに来てくれた。
Dsc01405_1

宮古島のペンションは若いダイビング客が多く、夜に悪乗りで馬鹿騒ぎされるのを諦めていたが、このペンションのお父さんお母さんは元公務員。お父さんの人柄のおかげか、かなり落ち着いた雰囲気で過ごせた。
ペンションたきなかのお父さんお母さん、お世話になりました。
Takinakazenbou1_2

今回の旅の目的はアカショウビンに出会うこと。
でも、島の探鳥地の情報が全くわからずに当惑していると、ペンションのお父さんが見かねて、知人であるカメラマンの与儀一夫さんを紹介してくださった。
Dsc01403_1

与儀さんは宮古写真愛好家協会の会長もされている方で、宮古島の自然を紹介した写真集も発行されている。与儀さんの作品についてはこちらをクリックしてください。
ペンションで泡盛を飲みながらアカショウビンのことを色々とお聞きしていたら、「明日は私が探鳥ポイントに案内してあげる」との思いがけないお言葉。
当てもない向こう見ずの旅の第一夜は思いがけない展開でスタートした。

■2006年7月2日(南西諸島は晴れ)

与儀さんのRVの先導で大野山林に向かう。
前回の来島時に熱帯植物園には来たが、大野山林は観光ルートでは無いので気づかなかった。
地道を少し走り、車止めで下車して林間の道を徒歩で目的地に向かう。
途中、与儀さんがアオバズクの居る樹を教えてくださった。
間上から大きな目玉で睨まれて少し引いてしまった。
Brownhawkowl

いよいよ、アカショウビンの出現スポットに到着。
与儀さんから、迷彩色テント、蚊取り線香、携帯扇風機、ミネラルウオーター、椅子など探鳥用具一式をお借りしての至れり尽くせりの探鳥だ。
近くでアカショウビンの鳴き声がすると思うまもなく、来ました、ついに念願のアカショウビンが。それも三羽も一緒に見れるとは、凄すぎる。
Rubbykingfisher

この森の凄さはこれだけではない。
なんと、この森はサンコウチョウの探鳥ポイントでもあったのだ。
アカショウビンと入れ違いに何羽ものサンコウチョウが水を飲みにやってくる。
サンコウチョウは英名でBlack Paradise Flycatcherと呼ばれるに相応しい奇麗な鳥で、特に雄が長い尻尾をしならせながら優雅に飛ぶ姿は極楽浄土の鳥を思わせる。
Blackpaladiseflycacher

車止めまで戻って装備の整理中に、傍の樹をふと見たら手の届く距離にコノハズクが留まっていた。迷惑そうに片目を開けて睨まれているのも無視して写真を撮らせて頂いた。
アオバズクもコノハズクも、観るのは生まれて初めてだったので、大感激。
I_scopsowl

■2006年7月3日(南西諸島は晴れ)

昨夜はペンションのお父さん、与儀さん、同宿の連中との泡盛パーティで遅くまでしこたま呑んだのに、不思議と体調は悪くない。
泡盛は、呑み易いし翌日にも残らない。何よりもリーズナブルな価格なのが気に入った。
今日は一人で島を一周する予定で、とりあえず東平安名崎へと向かう。
真っ青な空と真っ青な太平洋を見ながらのドライブは快適だ。
それにしてもこの島にはハトがやたらと多い。
Dsc01407

前回の来島時には、この岬でクイナとイソヒヨドリを見たのだが、残念ながらコンパクトカメラしか持参してなかったので、絵になる写真は撮れていない。今回もイソヒヨドリの雄を狙うも、なかなか近寄ってくれないが、やっと、近くの樹に止まった幼鳥の写真をゲット。
Bluerockthrush_baby

さらに、岬を下ったところの漁港でエリグロアジサシを発見。5メートルほどにまで接近できた。島を半周して池間島に渡る。
この島は秋にサシバの通過でにぎわうらしい。
Blacknapedtern

地図には池間湿原なるものが在るはずなのに、地図の場所に向かう道が無い。
ぐるぐると回っているうちに、池間灯台あたりで鷲鷹の一種を発見。
さてはサシバか、と大慌てで手持ちで撮影したが、やはりピンボケで鳥種の特定ができるまでの写真が撮れなかった。
与儀さんのお話では、「落ち鷹かも知れないが、落ち鷹はあまり人目につく場所に出ないはず」とのこと。いったい何の鳥なのかミステリーだ。
Hawkunknown

ペンションでの夕食の後、同宿のメンバーで近所の浜まで夕焼けと星空を見に行った。
太陽が水平線に沈んだ後も刻々と夕焼けが変化していく様は筆舌に尽くしがたい。
さらに、数十分後には満点の星空に魅了された。
今回は半月だったので、天の川を見るにはコンディションが悪かったが、島全体に無用な明かりが無いため、月明かりで人の顔が判別できたことがとても新鮮だった。
Img_2473

■2006年7月4日(南西諸島は晴れ)

今日で宮古ともお別れだ。
フライトは夕方なので、もう一度大野山林へアカショウビンを観に行く。
今日はアカショウビンの巣を発見できたし、アオバズクも何組か観ることができた。
この森で、天然記念物に指定されているキンバトを見れたことも大きな成果だっだ。
Emeralddove

関西空港へ向かう便の窓から東平安名崎を見下ろす。
今回の探鳥旅行は、島の人たちの暖かいもてなしと、島の奇麗な自然のおかげで、本当に心が洗われました。
また来たいな、絶対に。
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ニ度目の探鳥記、宮古島探鳥記(2008年夏)へも遊びに来て下さいね。

■2010年10月にサシバの渡りを求めて伊良部島へ渡った日記です
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-6635.html

■2013年にダブル台風の中を難儀した四回目の宮古島探鳥記です
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-e69f.html

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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