2009年7月 6日 (月)

宇宙から国境が見える

毛利宇宙飛行士がスペースシャトルの窓から地球を見て、『宇宙から国境は見えない』と言ったのは有名な話だが、下の写真をじっくり見ると色んな国境が見えてくる。
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例えば、朝鮮半島。
半島の南半分は明るく輝いているのに対して、北側にはほとんど灯りが見えない。
元はと言えば一つの国土だったものが、同胞が同胞を虐殺する悲惨な戦いの日々の末に、北緯38度線で二つの国に区切られたのは、ほんの半世紀前のことだった。
気候も地勢もほとんど似通った二つの国が、これほどはっきりと弁別できるのは驚異でもあり、恐怖さえ感じる。

アフリカ大陸の中では、南アフリカの部分が浮だって明るいのは、この国が世界有数の資源産出国であることに繋がるのは当然だろう。

ヨーロッパはどうだろう。
かつては東側諸国としてソビエト連邦の影響下に置かれた東欧諸国の国々の灯りは、西欧諸国に比べて見劣りがする。
ただ、旧東ドイツだけが暗さを感じないのは東西ドイツの統一後に西側の資本が大量に注入されたお陰だろうか。

物質資源の豊富さは、必ずしも人の心の豊かさと等しいとは言い切れないけれど、山菜の根を食べて飢えをしのいでいる人々の暮らしは、趣味や芸術などをエンジョイするにはほど遠い。

前掲の写真のオリジナルは、このアドレス。
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/image/0208/earthlights02_dmsp_big.jpg

NASAのサイトには、この写真以外にも宇宙や地球の色んな写真が載ってますよ。
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/archivepix.html

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2009年6月25日 (木)

道東の夏鳥(2009年夏)

一年のうちの半分近くをストレスとハードワークの中で過ごすAshにとって、年に一度の探鳥旅行は重要なカタルシスだ。
今年は、道東方面に五泊六日の探鳥旅行をすることにした。

■6月18日
13:00 関空発のANA便で女満別空港へと向かう。
今回の周遊コースだと釧路空港に着いたほうが便利なんだけど、残念ながら関西方面から釧路空港への直行便は廃止されてしまったので、女満別から時計方向に南下することになる。
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北へと向かう777。WingTipの青色が紺碧の空に溶け込んでいる

16:00 女満別着でレンタカーを借り、今晩の宿となる養老牛温泉の『湯宿だいいち』へと向かう。
女満別から養老牛温泉へは、美幌峠を経由して約3時間のドライブだが、久しぶりに見る道東の雄大な自然に目を奪われる。
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屈斜路湖越しに見えるサワンチサップなどの山々

18:00 養老牛温泉に到着。『湯宿だいいち』は人気投票でいつも上位にランクされる有名な宿だ。豪華なコース料理の夕食とバイキング方式の朝食がセットで\15,900は料理旅館としてはリーズナブルな料金だけど、こんなボリュームたっぷりの食事を一週間も続けたら病気に成るかも。
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味噌たっぷりの毛ガニが肴だとビールも旨い

この宿に泊まった目的は、今は希少種と成ってしまったシマフクロウをロビーから見れるから。
ちょっとずるいかも知れないけど、ビールを飲みながらロビーでくつろいでたらシマフクロウが5メートル先の生け簀へ魚を食べにやってくるんだから、軽装備の旅行者には有り難い。
しかし、残念ながら午後9:30ごろから翌日の午前3:30ごろまで粘ってみたが、ついにシマフクロウが姿を現すことが無かった。
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ISO感度を3200にセットし、止まり木に来るはずのシマフクロウを待ったが...

聞くところによると、このシマフクロウは近所の『藤や』という宿でも餌付けしているらしく、どちらの宿に食事に来るのかは鳥の気分次第のようだ。

  湯宿だいいち(\15,900) 
  TEL: 0153-78-2131、夕食は19時半が最終


■6月19日
北海道ではたくさんのオオジシギを見かける。養老牛温泉を出発して間もなくの牧草地でも何羽ものオオジシギがギュルギュルと鳴きながらディスプレイフライトしている。
オオジシギの特徴でもあるが、高くまで舞い上がった後で尾羽を拡げてバリバリと音を立てながら急降下する姿には驚かされる。
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ギュルギュルギュル、その後バリバリバリ

彼らが舞い降りる先は草むらなので 、絵になる写真を撮るのに難儀する。
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やっと撮れたのがこの一枚。

道東を旅したかった訳には、羅臼岳や阿寒岳などの山への憧れもあった。
Ashは山登りこそしないものの、雄大な原始の山には惹かれるものが多い。
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夏羽のアオジは勇ましそうなガングロだ

今日は雄大な山々を眺めながら知床半島を経由し、野付半島の宿へは夕方までに到着する予定だ。
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果てしなくまっすぐに続く道は北海道らしい光景だ

知床ではウトロに立ち寄って、時間があればケイマフリなど見たいものだと思いつつドライブしてる最中、毎朝飲んでる降圧剤を自宅に忘れてきたことに気付いた。
大阪のかかりつけ医に電話してみたが、薬を入手するには現地の医療機関で受診と処方してもらうことしか無いと言われ、清里という町の診療所を訪ねてみた。
診療所のドアを開けて驚いたのは、ロビーのソファーが老人で埋め尽くされていたこと。
初診のAshは4時間待ちで無いと診察してもらえないと言われガックリきたが、降圧剤なしでこれからの旅行を続けることに不安もあり、田舎の診療所で無為な4時間を過ごすことにした。
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知床への道中は斜里岳や海別岳などの美しい山が続くが、四時間の遅れで心は焦りっぱなし

16:00 やっとウトロの町まで辿りついたが、今晩の宿には18時までに到着しないといけないので、残念ながら羅臼岳は横目でちらりと眺めただけで通過。
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羅臼側からのキリが羅臼岳を包み始めた

知床峠には『熊の湯』という有名な露天風呂が在るのだが、今回はあきらめるしかない。いずれにせよ、知床半島は機会があれば再チャレンジしたい魅力たっぷりの土地だ。
峠からは北方四島が見渡せるはずだが、あいにくの濃霧で視界は数十メートルしか無い。
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何も見えない知床峠で記念写真をパチリ

道を急いだためか、標津の町には予定よりも少し早めに到着。
暇つぶしに漁港をぶらぶらしていたら、見慣れない鳥が目についた。ユリカモメだ。
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清楚なイメージのユリカモメも、夏羽では顔面が真っ黒になる


18:00 野付半島の付け根の標津の町に在る『船長の家』に到着。
この宿は釣り客に人気があるらしい。この夜も、札幌から川釣りに来たという同宿者から釣りたてのアマゴをごちそうしてもらう。
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このお盆の料理+花咲ガニで\6,300の宿泊料は大歓迎

宿の名に相応しく、近海で捕れた魚介類がたっぷりの夕食だ。
お盆の左横の白身の魚はオオカミウオ。見るのも食べるのも初めてだが、グロテスクな外観には似合わない美味だ。
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白身の刺身の正体はこいつだ。鋭い牙が獰猛な性格を物語っている

  船長の家(\6,300)、夕食は18時
  TEL: 0153-82-3051

■6月20日
08:00 民宿での朝食を済ませ、野付半島の探索を始める。
野付半島はオホーツク海に向かってススキの穂の形に伸びた日本最大の砂嘴(さし)で、湿地帯が半島の大部分を形成している。

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カッコーを発見、どうしてこいつらは人工物にばかり止まりたがるんだろう?

知床半島や根室半島ほどの知名度は無いものの、ここにはたくさんの自然が残されているのでバーダーにとっては魅力あふれる土地だ。


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道ばたの草むらでコヨシキリが体躯に似合わぬ大声でさえずっている

半島の中央部にはネイチャーセンターが在るが、その実態は道の駅のような観光施設で、トドワラというトドマツの枯木原の見学に訪れた観光客でにぎわっていた。

ネイチャーセンターを後にして半島の先端部を目指す。
大きな湿地の真ん中に、数羽のカラスやキタキツネに混ざって一羽のオジロワシを発見。
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ぬかるむ湿地を少しずつ前進して、なんとか10メートル程度まで近寄ることができた

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図体が大きい割には気が弱いのか、カラスにからかわれても怒りもしない

遠くの小枝にノゴマの姿を見つけたものの、あまりにも遠すぎて絵になる写真が撮れない。ノゴマも今回の旅のお目当ての一つだけに悔しい。
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二倍のテレコンバータを付けて撮った写真をトリミングしてもこのサイズ(悲)

この半島ではシマエビやホタテ、アサリ、ホッキ、ホヤなど数多くの魚介類が捕れる。
昨夜の宿でも、特産の海の幸づくしの夕食を楽しませてくれたな。
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漁を終えたフィッシャーマンたちが網の水洗いと手入れをしている

16:00 野付半島を十分に堪能できたので、今晩の宿が在る春国岱(しゅんくにたい)へと向かう。
宿の食事には少し早いので、風連湖に立ち寄ってみる。
ここは冬季に白鳥やオジロワシなどで賑わう湖だが、この季節には冬鳥には会うことができない。
遠くの草原でタンチョウがエサを食んでいる。
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気品のある姿に惚れて厳冬の鶴居村に通うバーダーも多い

今晩の宿、『フィールドイン風露荘』は、野鳥好きが高じて東京から道東に移住したオーナーが経営するこじんまりとした宿だ。
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林に囲まれた宿には、旅人のみならず多くの野鳥も訪れる

昨今は民宿とは名ばかりの大規模経営の似非民宿が多い中で、夫婦だけで地味に切り盛りしている宿こそ民宿の名が相応しい。
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書架には野鳥および野鳥の羽根に関する書籍がぎっしり並んでいる

  フィールドイン風露荘(\7,000)
    TEL: 0153-25-3905

■6月21日
07:00 宿からは車で10分で到着する春国岱の探索を始める。
春国岱は、オホーツク海と風連湖に挟まれた細長い砂州で、ノゴマやノビタキ、オオジュリンなど草原の鳥が多く見られる。
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野鳥の居る林に向かって木道が続く

林の手前の草むらから鹿の群れが顔を出す。
木道そばの掲示板には「熊に注意」と書いてあるのが怖いが、それほど豊かな自然が残されているということだろう。
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ここの鹿はあまり人を恐れない

木道近くの枯れ木に見たことの無い鳥が一羽。おー、アリスイではないか。
この鳥に会いたくて、この春には自宅近所の公園に通っても会えなかったのに、なんと北の湿地で会えるなんて大感激だ。

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あわてて撮ったのでピントが大甘だけど、かろうじてアリスイとは解るかな

林の中ではミソサザイやコマドリのさえずりが聞こえるものの、どうしても姿を見つけることができない。
ウグイスを始めとした林の鳥たちの臆病な習性は、彼らの写真を撮る立場からは辛いものがある。

オオアカゲラが真っ赤な木の実を咥えて枯れ木に止まって、木の実を木の窪みに埋めている。北国の長い冬に備えて食料の備蓄をしているのだろうか。
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オオアカゲラは個体数が少ないので、北海道でも稀にしか見かけない

湿原の小道を岬に向かって散策してみる。
何も無い湿原を散策するような変人は他には居ないようで周囲には人影もないが、ヒバリやセッカがAshの遊び相手に成ってくれる。
途中の休憩小屋の屋上に登れば湿原が一望できる。

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冬場の探鳥には格好のシェルターになるだろう

16:00 春国岱を堪能したので、今晩の宿が在る霧多布(きりたっぷ)岬に向かう。
目的地の霧多布岬は濃霧に包まれていて、かろうじて海面が見える状態だ。
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まさに霧たっぷりの岬と洒落てみても、何も見えないのはつまらないものだ。

今晩の宿は、『えとぴりか村』。
ここのオーナーも昨夜の『風露荘』のオーナー同様、東京の出身らしい。
北の大地には、花のお江戸の便利な暮らしを捨ててまで移住したくなる魅力が多いのだろう。
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えとぴりか村では野鳥撮影などで各地から訪れた夫婦連れ三組と同宿だった。

  えとぴりか村(\6,300)、18時までにチェックインのこと
  TEL:0153-62-2202

■6月22日

08:00 今朝も霧に包まれた霧多布の岬。
朝食前に宿の周囲を探索してみるが、あいにくの霧で何も見えない。
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朝露をびっしり含んだラベンダー

「この霧では湿原を散策するのは無駄」との宿の主人のアドバイスを参考に、湿原の北西の林道を迂回しながら釧路湿原へ向かう。
確かに林道まで霧は及んでいなかったので、周囲の見晴らしは良い。
火散布沼沿いにリルラン林道を南下中にビンズイに出会う。
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ビンズイを低地でふつうに見ることができるのも繁殖地ならではだろう

行き交う車もほとんど無いので、ジョギング程度のスピードでゆっくり走り、周囲の野鳥の気配を探る。
ウグイスが低木の梢でさえずっていたが、人の気配を感じると草藪に隠れてしまう。
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ウグイスの鳴き声は頻繁に聞くものの姿を見ることは稀だ

12:00 霧多布から牧草地帯を通り抜け、釧路湿原のシラルトロ湖に到着。
ここには野鳥の観察施設が在り、草原越しに湖も望めるらしい。観察小屋までの林ではたくさんのセンダイムシクイが鳴いているものの、その姿は全く見ることができない。
この湿原へはタンチョウヅルや猛禽類が冬場に訪れるらしいが、初夏の6月はノビタキが主役だ。

夜には釧路市内で呑む約束が在るので、早めに湿原を後にして釧路の街を目指す。
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湿原の向こうをJR釧路本線の列車がとおる

釧路の街の北側に拡がる釧路湿原は野鳥の宝庫としても有名だ。
Ashもこの原野がお気に入りで、特に釧路川の水門あたりの草っぱらに惹かれるものが多い。
水門に到着すると望遠レンズを構えた先客が前方の樹に止まったベニマシコを撮っていた。釧路市民の彼もこの水門近辺が好きで、しょっちゅう訪れているとか。うらやましい話だ。
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ノビタキとベニマシコのツーショットが撮れるのも北海道ならではだ。

釧路川の支流沿いにゆっくりと車を走らせていると、ノビタキの家族に出会った。
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わずか2メートルの距離にエサをくわえたメスが止まってくれたのでパシャリ

釧路港そばの『ラビスタ釧路川』にチェックインし、最上階の展望浴場で汗を流したうえで繁華街へと向かう。
釧路は、この春に札幌で知り合った画家のNさんの故郷でもある。
偶然にもNさんの帰郷期間中にAshが釧路に立ち寄ることが判り、お勧めの店で一緒に呑むことに成った。
栄町4丁目の『きや利』は、東京出身のおかみさんが切り盛りする、ちょうど良い広さの居酒屋だ。
おかみさんの自慢は日本酒の品ぞろえの豊富さとジャンボ餃子。確かに具たっぷりでジューシーな餃子はお勧めだが、それ以外も美味しい料理ばかりなので悩んでしまう。
Ashが嬉しかったのは、大好きな富山県岩瀬浜の銘酒「増寿泉」の大吟醸が在ったこと。
「増寿泉」は能登杜氏の三杯(さんばい)さんが丹精込めて創り上げてきた銘酒だが、大々的な宣伝で拡販しようとはしない蔵元の姿勢も在ってか、地元の富山県でも在庫しているお店は多くない。その増寿泉に北の大地で会えた喜びと、Nさんと一緒に呑めた喜びが重なって、この夜はかなり度を越してしまった。
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とても還暦を超えたとは信じられないエネルギーと若さを感じるおかみさん

  ラビスタ釧路川(\5,000)
  TEL:0154-31-5489


■6月23日
08:00 きょうは旅行の最終日。もう一度釧路湿原を探索してから女満別空港に向かう予定だったが、あいにくの豪雨で車から外には出れそうにもない。
Nさんと「きや利」のおかみさんのお勧めも在って、鶴居の温泉で旅の汗を流すことにする。
鶴居の町にはTAITOという立派な入浴施設も在るが、湯治場フリークのAshには場違いな感じがして、近所の民宿『つるい』で日帰り入浴(\380)をする。
泉質は、「モール泉 ナトリウム・塩化物泉弱アルカリ性低張性高温泉」だとか。
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ここの湯船は、ステンレスの牛乳タンクを真っ二つに割ったものを流用している。

お昼前後には雨が上がるとの予報なので、雄阿寒・雌阿寒岳を目指して「まりも国道」を北上するものの、雨脚が強くて周囲の景色が見えない。
もう少しで阿寒富士が見える頃、前方に通行止めのバリケードが張られていた。
どうやら豪雨のために地盤が緩んでいて路肩などが崩れる危険が在るらしい。
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仕方なく林道を迂回することにしたが、ここも閉鎖中だ。

阿寒の連峰はあきらめて、美幌峠を経由して女満別に戻ることにする。
この道中には、Ashが行ってみたい湯治場の一つでもある『三香温泉』があるので、立ち寄ってみることにする。
現地には着いたものの敷地は閉鎖されていて、どうやら休業中のようだ。
満点の星空が見れるという、ひなびた一軒宿は湯治客にはとても有名なのだが、経営者の健康がすぐれないらしくて、数年前には閉鎖されていたこともある。
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門の外から宿の様子をうかがうも人気は無い

15:40 女満別を発つ。
今回の旅ではお目当てのシマフクロウに会えなかったし、霧や豪雨に悩まされたけれど、北海道の雄大な自然とたくさんの生き物に会えたことで、明日からの仕事を頑張るエネルギーをチャージできたような気がする。
北海道は、本当に素晴らしい。
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能登半島沖の舳倉島は珍鳥・稀鳥の宝庫だ。

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちのホームページへもお越しください。

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2009年6月16日 (火)

まさかのノゴマ

ゴールデンウィークごろに、近所の畑でスズメくらいの大きさの鳥を見かけたのでパチリ。
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セッカ、ヨシキリ類、ムシクイ類にも似てるなぁ。
でも、同定できないんで鳥名探しの掲示板で質問してみたら、ノゴマ(♀)と教えてもらった。
ノドも赤くなかったし、まさか南大阪でノゴマが見れるとは思っていなかったので意外だったけど、どうやら北の大地への渡りの途中らしい。
ノドの赤いのはオスだけなんだね。

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2009年6月11日 (木)

グラン・トリノとパクス・アメリカーナ

『グラン・トリノ』を、ロードショーの最終日ぎりぎりの5月末に見に行った。
この映画には惹かれるものがあったけど、何故か主演のクリント・イーストウッドを全米ライフル協会会長だったチャールストン・ヘストンと勘違いしてて、観に行くことに抵抗があった。
チャールストン・ヘストンは俳優としては好きだったけど、全米ライフル協会の会長として銃暴力の頻発するアメリカでライフルや銃の所持を肯定する活動をし始めたころから嫌いになった。
『グラン・トリノ』のストーリーには、多くのメタファーが秘められている。

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<大まかなストーリー>
かつては朝鮮戦争に従事し、フォードの工場で組立工として働いていた老主人公。
すでに定年退職し、最愛の妻にも先立たれた彼には二人の息子や孫たちが居るものの、反りが合わず独り暮らしをしている。
最近、彼の住まいの近隣には東南アジアからの難民が多く住みつくようになり、白人は徐々にマイノリティに成りつつ在る。
黄色い連中がわがもの顔に白人の街を闊歩するのも面白くないし、彼らが乗りまわす車がHONDAやTOYOTAなのも忌々しい。

老人vs若者、白人vs東洋人、フォードvs日本車の対比は、かつては栄華を誇ったアメリカ帝国が衰退の一途をたどり、世界経済の主導権を中国などの新興国に奪われつつある現状を如実に物語っているのが面白かった。

しかし、それ以上に印象的だったのは、難民どおしのいさかいに主人公が短絡的な感情で介入したために難民どおしの抗争が激化し、主人公の隣人だった女子大生がレイプされてしまう。彼はその責任を感じてか、敵対する側のグループに単身乗り込んだのだが彼らから銃殺されてしまい、映画は終わる。

彼が難民どおしの抗争に介入した表向きの理由は正義感なのだが、実はチャーミングな女子大生にスケベ根性で惚れてしまったことが根底に感じられた。

アメリカ人である主人公が東洋人どおしの抗争にちょっかいを出して、かえって話をややこしくしてしまうというストーリーは、まさに前世紀からのアメリカが朝鮮やベトナム、中米の多くの国々、中東の多くの国々に対して防共や反テロリズムという大義名分でちょっかいを出した結果、にっちもさっちも行かなくなって結局は投げ出してしまう(=撤退する)というシナリオを連想させる。
大義名分では防共や反テロリズムを謳っているものの、真意では石油採掘権などの利権欲しさに中東に攻め入ったことは周知の事実だろう。

最近、ソマリアの海賊が問題に成っているが、この国だって内部の紛争にアメリカが勝手に軍事介入して無政府状態に成ってしまったために、国民としては海賊くらいしか生計の目処が立たないので、やむなく海賊行為をしてるんだという説もある。

この映画の主役でもあり監督でもあるクリント・イーストウッドが、この映画を通してアメリカ帝国の衰退と暴挙を訴えようとしていたのだったら、彼の勇気を心から褒め称えてやりたい。

『グラン・トリノ』オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/#/top

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2009年6月 5日 (金)

Yahooからの怪しいメール

私のYahooメールアドレスに不思議な内容のメールが届いた。
要約すると、
1)私のYahooメールで何らかのトラブルが発生してる
2)このトラブルを解決するためには、差出人欄に「@mail.yahoo.co.jp」を含むメールは迷惑メールと見なさずに受信するように設定すべし
3)受信設定したことをYahoo!ヘルプセンターまでメールせよ

深く考えずに読むとYahooからの正当なメールと思い込んでしまうが、不審な点もいくつかある。
1)メール返信先のドメインがYahoo.co.jpではなくてhelp-center.jpであること
2)差出人欄には本来のメールアドレスでなく任意の文が書けるので、「@mail.yahoo.co.jp」と書かれていたとしてもYahooが差出人ではない可能性がある
3)この設定をすることで危ないメールが受信トレイに入り、ウイルスに感染する危険が増える
4)help-center.jpへメールを返送することで、私のメールアドレスが知られてしまう
5)メール末尾のリンクをクリックすることで、クリック詐欺などの危険性がある
6)フィルター追加ページが、このメールで書かれた場所には無い
7)私がメール障害の報告をした訳でもないのに、いきなり「この度の障害」と書かれている
8)help-center.jpへメールを返送しなければYahooIDを勝手に削除するぞ、と書かれている
やはり怪しいなと思ってネットを検索してみたら、案の定このメールは怪しいとの書き込みが何件か見つかった。

危うくネット詐欺やウイルスに悩まされるところだった。

長文ながらメール全体を以下に添付します。
皆様、くれぐれも騙されないように。

●6月5日追記
これ以外にも、「[Yahoo!メール] 利用登録されたお客様へお知らせ」という表題のメールが来たけど、同様にhelp-center.jpへのメール返送を誘っているので騙されないこと!

■□ここから■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
表題:[Yahoo!メール] お客様へ重要なご連絡がございます。

Yahoo!ヘルプセンターです。

恐れ入ります、お客様よりご連絡をいただけませんと、当問題を解決する事が
出来ません。

本来メッセージ情報の削除等の負荷軽減の削除・整理・振り分け処理は、ユーザ
ー側で行う仕様になっており、お客様自身に操作していただくものとしておりま
す。
ですがこの度の障害に伴いまして、現在お客様のYahoo! JAPAN IDでログイン後
のページ上では、Yahoo! JAPAN からのお知らせが迷惑メールフォルダへ移動さ
れ、本来表示されるはずのものが表示できない状態に至っております。
【メールフィルターの再設定操作後】、
至急Yahoo!ヘルプセンター:support@help-center.jp まで、
ご連絡をください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■  必ずメールフィルター(受信処理)を再設定し大至急!!ご連絡ください  ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

▼ フィルター追加ページまでの操作方法 ─────────────────

【1】[Yahoo! JAPAN ID]で通常ログイン
    ※ベータ版をご利用の方は、前のバージョンに戻してください
【2】[メールオプション]を選択 
    ※ログイン後のトップページ右上
【3】[フィルターと受信通知設定]を選択
【4】[追加]ボタンを選択
【5】[フィルターの追加]ページが表示されます
____________________________________

続いてフィルターの追加ページでは、初期設定の登録を行います。
下記を参照し、必要記入欄にそれぞれ正しい情報をご入力ください。

▼ フィルター追加設定 ─────────────────────────

【6】[以下条件に該当する場合]の項目において、[Fromが【   】を含む]の
   空欄になっている枠内を選択
【7】空欄に、【 @mail.yahoo.co.jp 】を半角入力します
   ※ @mail.yahoo.co.jp は Yahoo! JAPANの公式ドメインです。
【8】[メールをフォルダに移動]の項目において、移動先フォルダを選択
  【受信箱】に設定します
【9】以上の設定を再確認し、問題がなければ画面左下の【保存】ボタンを選択
【10】[メールオプション] ⇒ [フィルターと受信通知設定]の順に選択
   下記表示があれば、フィルターの再設定完了となります。

____________________________________


┌─────────────────────────┐
│フィルターの名前:                │
│                         │
│ From: @mail.yahoo.co.jp            │
│                         │
│振り分け条件:                  │
│                         │
│ Fromが「@mail.yahoo.co.jp」を含む場合     │
│                         │
│配信先フォルダ:                 │
│                         │
│ 受信箱フォルダに移動する            │
│                         │
│                         │
│                         │
└─────────────────────────┘


※再設定完了前に、ご連絡いただきましても、対応致しかねます。また、当問題
が解決に至るまでは提供サービスにおける保障も致しかねますので、予めご了承
ください。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

又、この度の不具合に伴い、今後お客様からの本件におけるお問い合わせにつき
ましては、Yahoo!メールヘルプからのお問い合わせフォームを利用して承る事が
出来ません。
お問い合わせに関しましては、上記 Yahoo!ヘルプセンターにて承っております
ので、お間違えにならないようご注意ください。

尚、現状のまま手続きの放置とも言わざるを得ない状態が続く場合、Yahoo!
JAPAN の判断にてアカウントを削除させて頂く事も御座います。
※アカウント削除の際は、事前・事後の報告は行わず、以後同じパソコンや携帯
電話では二度と利用出来なくなります。

登録情報の変更や、Yahoo! JAPAN IDの削除などについては、混乱を招く恐れが
ありますので、本件が解決するまでは行えません。万一、無断で行われた場合、
手続きの放棄と同様に悪質と判断し、規約に伴うしかるべき対処を厳しく行いま
す。
※このまま負荷増加に伴う不具合により、障害が拡大しますと他のお客様にまで
迷惑が及ぶ事態へと発展してしまう恐れがございます。本件の障害に伴い如何
なる事態が起こりましても、Yahoo! JAPANでは責任を負いかねます。

 お客様におかれましては、Yahoo! JAPANとしましても何卒誠意あるご回答を
お待ちしております。
また、本件は至急問題解決を必要としておりますので、迅速にお手配くださる
ようお願い申し上げます。


-------------------▼ このメールの著作権について ▼--------------------

・Yahoo! JAPANより送信するお客様へのメール・またその回答は、お客様
 個人に宛ててお送りした事務処理案内であり、著作権法、商標法、意匠法等
 により保護されています。

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 転載、2次利用することは、如何なる場合でも利用規約により認められて
 おりません。

・万一上記に違反した場合には、Yahoo! JAPANは当該ユーザーのIDを削除し、
 将来に渡ってサービスを利用することをお断りする権利を有しております。

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2009年5月30日 (土)

だいせんじがけだらなよさ

昨夜は一人の社員の送別会だった。
わたしの右腕として10年間付き合ってくれた彼に、将来的には会社の経営を託すつもりで居た。
彼の主導で新規事業を立ち上げようと模索してきたが、いかんせん100年に一度の不況に遭遇して計画もとん挫した。
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日本がこの不況から抜け出だせる日はそう近いとは思えないし、仮に景気が上向いてきたとしても新規事業が成功する保証もない。
そんな状況でこの数年を悶々として来たわけだが、儲からない事業を延々と続ける体力・気力とも失せてきたし、お互いに残された時間も限られてきたので、明日からは別々の道を歩むことに決めた。

夫婦の関係に例えると協議離婚ってとこだろうか。
お互いを恨むこともののしることもないが、この10年の夢をやり直す痛手は共に味わって行かなければならないだろう。

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2009年5月23日 (土)

いっそパンデミックを選ぶか

仕事の関係で大規模な病院に行くことが多い。
きょうから5日間は東京の某大学病院での仕事だが、どの病院も新型インフルエンザへの対応や準備で大変なようだ。
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最近は関西地方の通勤電車の車内では過半数の人がマスクを着用しているが、やはり異様な光景だ。
海外のメディアでは日本人の対応の過敏さを面白可笑しく取り上げいるが、それは日本人がウォシュレットを開発するほど潔癖な国民であることに加えて、政府から示された行動指針が強毒性のウイルスを想定したものであることを念頭に入れていないためであろう。

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報道によると、中高年以上の多くの人々が今回のウイルスに対する免疫を持っているという。
これは意外な事実だが、今回のインフルエンザの流行をきっかけに調査した結果として初めて判ったほどだから、たぶん半世紀ほど前に何らかのインフルエンザが人知れず世界的に流行したのだろうが、記録に残るほどの死者も出なかったということではないだろうか。

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今回のウイルスは弱毒性らしくて、幸いにも日本国内での死者は発生していないが、近い将来には強毒性に豹変して猛威を振るうとの説も有る。

政府はパンデミックの防止にやっきになっているが、いっそのこと毒性が弱い間にたくさんの感染者を作っておいた方が、将来に強毒性に変貌したウイルスが上陸した場合には免疫の所有者が多いほうが被害を最小限にくい止めることができるのではないのだろうか

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2009年5月21日 (木)

油断一瞬、後悔一生

交通安全の啓蒙ビデオです。
ショッキングな映像だけど、誰にでも起こり得ると感じさせられた。
みなさん、安全運転しましょうね。

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2009年5月 6日 (水)

空き巣とAshの共通点

『どちらも人相が悪いな』なんて当たり前の指摘は別として、世間様が寝静まっている真夜中や海外や観光地への旅行でファミリーが楽しんでいるゴールデンウィークなどが稼ぎ時という嬉しくない共通点が在る。

Ashの仕事はいわゆるIT関連なのだが、サーバーなどを新製品に入れ替えたりシステムを変更したりするのは、お客さんが業務が何日も休んでいる期間が便利なわけだ。


■こんなことやってます

今年の連休も前半は大阪府下の客先に居たな。
真ん中の3日間は休めたものの、今日(6日)から静岡県で仕事をしていて、この後は東京へ向かうことに成っている。

そんな暮らしが数十年も続いているので、我が家では年末年始やゴールデンウィークには私が居ないのが当たり前に成っている。

大昔の思い出話だけど、ゴールデンウィークなのに我が家の豚児たちを何処へも遊びに連れて行ってやれないのを不憫に思い、あちこちに頼み込んでスケジュールを調整したら、なんとか数日の休暇が取れることに成った。
家人に、『今年のゴールデンウィーク、何処かへ遊びに行けそうだぞ』って言ったら、しばし無言でうつむいていた家人が嗚咽混じりに言ったことは、『うちの家でもゴールデンウイークできるん?。夢とちがうん?』。
そうか、ずっと辛い思いさせてたんやなと思って家人や豚児たちが愛おしく思えた。
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■この頃は可愛かったのになぁ....ぶつぶつ

そんな甘酸っぱい思いでも遥か昔話。豚児たちはエレキや部活で忙しくって私とは遊んでくれなくなったし、家人も自分の趣味や女友達とのお茶会で多忙なようだ。

今度の出張は富士山のすぐ近く。最寄の漁港では桜えび漁の真っ最中だが、今回ばかりは居酒屋を物色する時間が工面できなくって、ホテルの缶ビールで自分自身と乾杯!
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2009年5月 3日 (日)

また減った湯治場:札幌黄金湯温泉

札幌への探鳥旅行で立ち寄った北大近くの居酒屋「ゆかり」で近辺の温泉の話題に成り、Ashが大昔に行ったことが在るひなびた湯治場の黄金湯温泉が超デラックスな近代スパに変貌したことを知った。
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運悪く札幌の最終日は朝からミゾレが降る天気だったし、天気予報では終日の雨天らしいので野鳥は諦めて黄金湯温泉に行って見ることにした。

黄金湯温泉は札幌から定山渓へと向かうルートの途中に在る。行き交う車の屋根にはどっさりと雪が積もってるので、きっと昨夜の山間部は大雪だったのだろう。
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国道230号線を走り、温泉の案内看板を頼りに右折する。
懐かしい木造の建物を思い浮かべて緩い坂道を下って行ったら、なんとそこには近代的なスパが建ってた。
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↑今は黄金湯→小金湯に名前が変わったみたい

建物は昔の面影すら無いが、桂の巨木と数体のお地蔵さんは昔のままに温存されていたので一安心。
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午前10時の開店を待って入館する。利用料はタオルの借り賃を含めて900円。

昔は薄暗い廊下の先に薄暗い浴室が在って、タイル張りの丸い湯船を一人占めできたな。
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↑かつての薄暗い廊下
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↑かつての丸い湯船

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↑昔は石碑もいっぱい在ったんだけど

こんな少ない客で経営ができるのか少し気がかりだったけど、やはり経営難で近所のホテルに買い取られてしまったらしい。
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↑かつての建物

硫黄の匂いがするお湯は昔と変わらないけど、最近流行りのスーパー銭湯みたいにジェットバスやミストサウナやハーブの湯船に成ってたので、少し複雑な気持ちに成った。
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↑ラベンダーのつもりなのか毒々しい紫色のお湯が張られた湯船。当然、パスした!

Ashは湯治場が好きなので各地へ旅するごとにひなびた温泉場を訪ね歩いてるが、昔からの湯治場は徐々に閉鎖されていっている。
かつては、一年間の農作業を終えたお百姓さんが米や野菜などの食材を持ち込んで長逗留した場だったが、専業農家も減ってしまったうえに湯治以外にも多様なレジャーが溢れている現代では、その存在意義が無くなってしまったのかも知れない。
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↑かつてからは大変貌したAsh

そんな現代でも、秋田の乳頭温泉郷の鶴の湯や青森県の酸ヶ湯温泉など大規模な湯治場は、旅行業者や旅行雑誌とタイアップして観光客の取り込んで方向転換に成功しているようだが、やはり情緒に欠けるのが悲しい。

かつて、酸ヶ湯温泉で浸かったお湯が酢の匂いなのに感激した後で戸外を散策したら、なんと何か酸性の液体を保存する大きなタンクが設置されてたのに興醒めした思い出が有る。
■5月5日
鹿追:菅野温泉旅館が廃業の危機とのショッキングな記事を知った。
一度は行ってみたかった十勝の名湯なのに残念。

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2009年4月29日 (水)

アイヌの話が聞ける居酒屋

コミュニティの掲示板に、アイヌの話が聞ける居酒屋を探してることを書いたら、札幌に住んでるNさんという絵描きの女性が北大近くに「ゆかり」という居酒屋が在ると教えてくれたのは去年の夏のことだった。
その後は何かと多忙な日が続いたので、札幌に向かえたのはこの2月に成ったけど、おり悪く豪雪のために新千歳空港が閉鎖され、なんと5時間も飛行機に乗ってたのに関西空港に逆戻りした寂しい思い出がある。
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そんないきさつで、今回の札幌探鳥旅行ではぜひとも「ゆかり」に行ってみたくて、宿は「ゆかり」が在る北18条駅近くのホテルを予約した。
旅の初日は北大苫小牧演習林でゴジュウカラやミヤマカケスに遊んでもらって大感激。ここの野鳥たちは餌付けされてないのに人を怖がらないのが実に素晴らしい。人に虐められた記憶のDNAを受け継いでいないので人を怖がらないのかな。
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宿にチェックインし、さっそく「ゆかり」に向かった。
店主の宇田川さんは、自分で打った手打ちうどんと日本酒の店がやりたくて、東大考古学部の教授を退官した後に居酒屋を開業した方とか。
東大考古学部時代は、アイヌ研究の権威で在ると共にオホーツク文化の研究でも多くの実績を残しておられる。
日本のてっぺんに位置する東京大学の教授というキャリアから想像してたよりもずっとマイルドな方だった。
きっと考古学の世界では有名で偉い人なんだろうけど、そんな凄さの片鱗も見せずに居酒屋の親父に徹しているのは、凡人からは卓越した大きな何かを秘めた大人を感じさせる。
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考古学やアイヌにはほとんど無知なAshの質問に、素人でも解かりやすい言葉を選んで教えて下さったし。
Ashが思うに、自分の専門の話を素人にも解るように喋れる人が、本当に賢い人なんじゃないのかな。
店主の出身が道東の常呂なので、新鮮な海産物を食べさせて貰えるのが嬉しい。殻付きのウニの味は絶品だった。
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宇田川さんの連絡で、今回の縁を結んでくれた絵描きのNさんが、わざわざお店まで来てくれた。
まさか会えると思ってなかったNさんに会えたうえに、Nさんの連絡でAshが尊敬するアイヌ・アート・プロジェクトの結城さんとも電話でお話できたので、本当に思い出に残る楽しい夜だった。
その夜は、とても理知的で美人なNさんの夢を見て爆睡。

■居酒屋ゆかり
 札幌市北区北18条西5丁目2-3 高田ビル1階
 TEL 011-717-0148

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2009年4月26日 (日)

サッポロは雪

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仕事のことで落ち込んだ日々が続いてるんで、気晴らしと厄払いを兼ねてサッポロに来てみた。

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北の地では春の渡りもまだなので、鳥を見るには中途半端な時期なんだけど、やはり苫小牧の北大演習林や野幌森林公園などを探索してると、心のモヤモヤも消えてゆく。

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最終日の今日は雪。これではカメラも使えないので、どこかの温泉にでも浸かってぼんやり過ごそうかな。

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2009年4月10日 (金)

コサギのReady & Go!

陽気とサクラの花に誘われて近所の二色浜へ出かけました。
近木川の河口ではコサギが小魚を狙ってます。

①Ready 凄い体勢です。目線も怖い
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②Go 目の前の小魚めがけて...
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③無事Getできました。メデタシ
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その後で、久しぶりにトンボ池公園へ立ち寄るとクロツグミが居ました。暗くって枝カブリだけど、とりあえず証拠写真Get!
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2009年4月 4日 (土)

黒門市場の肉きざみうどん

大阪ミナミの台所を預かる黒門市場。その一角にとても旨いうどんを食わせてくれる大吉(だいきち)という店がある。

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ここは、テーブル席が6つしか無いこじんまりとした店なので、お昼の時間には満席で待たされることも有る。
これほど繁盛している店ならば店舗を拡げて店員などを雇えばもっと儲かるだろうが、この店の店主と奥さんの二人だけでテキパキと切り盛りしている姿には感心する。

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味にこだわる頑固な店主と、利発で愛想の良い奥さんの人柄に惚れて昔から通い続けている常連客も多いとか。

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この店のお勧めはいくつか有るが、数年前までは常連客のみ知る裏メニューだった肉きざみうどんが逸品だ。麺は一般的な太さのものと細麺とが選べるが、つるりと喉ごしの良い細麺を試してみて欲しい。

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先ず、麺の上にたっぷりと盛られた牛肉とアゲに箸を伸ばしてみる。
柔らかい牛肉から滲み出る美味しい肉汁とアゲの油の甘さが口の中で絶妙に混ざり合い、肉うどんでもきざみうどんでも味わえない不思議な味覚を楽しめる。

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仕事柄、全国へ出張することが多いが、正直言って関東ではうどんや蕎麦を喰う気には成れない。まず、あの濃口醤油のどす黒いつゆは見ただけで腰が引いてしまうし、昆布やカツオの出汁をたっぷり使った関西のつゆの美味しさを知るものにとっては、関東の汁は単に醤油辛いだけで飲む気にも成れない。

四国へ旅した際には讃岐のぶっかけうどんなどを食べることがあるが、どちらかと言えば麺と汁のハーモニーを楽しむというよりも、手早く安く満幅感を得られるのが売りでは無いだろうか。

やはり、うどんは大阪が一番と信じてるAshなので、長い旅を終えて久し振りに大阪に戻った日などは、大吉に行ける昼飯時が待ち遠しい。

もし、寒い季節にこの店へ立ち寄る機会があったなら、是非とも味噌煮込みうどんを賞味して欲しい。ぐつぐつと煮込んだうどんで身体の芯から暖まりますよ。

大きな地図で見る

お店は、日曜日と祝日がお休み。肉きざみうどんも味噌煮込みうどんも600円です。

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全面禁煙車で受動喫煙

JR在来線や新幹線が全面禁煙へと方向転換したことで辛い思いをしている愛煙家は多いだろうが、これは嫌煙家にとっても大きな問題だ。

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たとえ車両内で煙草が吸えなくなっても駅のホームには依然として喫煙コーナーが温存されているし、駅から一歩外へ出れば自由に煙草を吸えるわけだ。
遠隔地へ飛び立つ飛行機が燃料を満タンにするように、数時間の禁煙を余儀なくされる愛煙家は、新幹線に乗り込む直前に何本もの煙草を肺にため込んでから着席する。運悪く、そんなヘビースモーカーが隣に座ったとしたら、煙草を吸わない者にとって到着までの数時間は生き地獄にほか成らない。

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Ashも、大事なお得意さまと同行の所用で東京へ日帰り出張した際に、愛煙家であるお得意さまに合わせて喫煙車両に乗った経験が有るが、さすがに帰路の途中で気分が悪くなってトイレで吐いた体験がある。

昔は良かった。ヘビースモーカーには喫煙車両という選択肢が残されていたので、嫌煙家が彼らと隣り合わせになる確率は低かった。

かく言うAshも,30年ほど前までは毎日3箱は吸うヘビースモーカーだったので、愛煙家の心情は理解できる。
一昔前までは酒や煙草は男子の嗜みだったし、昔の映画では様々な名シーンで紫煙をくゆらす姿が描かれていた。
でも、どう考えても煙草のニコチンやタールは人体にとって百害あれど一利なしだし、喫煙習慣は、たかだか500年ほど前に西欧人がアメリカ大陸近辺に到達した際に現地民が吸っていたのを知ってから始まったばかりだから、塩や水のようにホモサピエンスが生きるのに必須な成分ではないはずだ。

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余談だが、Ashが嫌いな言葉の一つに「新大陸発見」がある。アメリカ大陸やオーストラリアは、欲深い西欧人たちが黄金の国ジパングを目指して新航路を開拓する前から存在していたし、彼らが上陸するより数千年も前から現地で暮らしを営んでた人々が居たのだから、決して彼らによって発見された訳でも創造された土地でもない。

閑話休題。
WHOの活動などによって世界の喫煙人口は徐々に減りつつある。
喫煙を大人への通過儀礼として覚えてしまった世代が心の芯に染み込んだ習慣を変えるのは至難の業だろうが、せめてこれから成人する世代には喫煙することの空しさ啓蒙し、一日も早く世界から根絶して欲しいものだ。

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2009年3月28日 (土)

沖縄の世界遺産

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我が家の豚児たちが春休みに成ったのでファミリーで沖縄旅行しました。
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現地では公共交通機関が充実してないんで、レンタカーを借りっぱなしだったけど、3000円/日程度の費用なのでタクシーを使うよりはずーっとリーズナブル。
まずは、首里城やちゅら海水族館、国際通りなど月並みな観光スポットめぐりですよね。
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この旅行で知ったのは、なんと9つもの世界遺産が沖縄に有ること。
そのほとんどは古い城址なんだけど、この城の石垣の微妙な曲線が描く美しさには感動しましたよ。
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このソーキそば、大きな豚のブロックが二個も入ってて500円なのはリーズナブル。
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2009年3月 1日 (日)

外見で損してるシメと私

ハチジョウツグミとアリスイが出たと聞いたので、近所のT公園へ向かった。
出発が遅かったためか、到着した時刻には公園内の駐車場も車で一杯だったし、園内は家族連れであふれていた。
こんな状態では野鳥観察は無理かな、と半ばあきらめつつも鳥が出たという場所に向かった。
この手の情報はとても速いスピードで伝播するらしく、すでに5~6人のバーダーが三脚を構えてハチジョウツグミとアリスイの出現を待っていた。
しばし待てど鳥の気配も無いので、この冬に何度かルリビタキに会えた場所へ向かってみた。

Siberianbluechat

今日も会えたルリちゃん、いつ見ても可愛いな。
その後、園内をぶらぶらしていると、目の前の芝生に一羽のシメが舞い降りて何かをついばみ始めた。

Howfinch

木の中に半ば隠れたシメは何度も見かけたが、これだけ近くでじっくりと見れたのは初めてだったので、嬉しかった。
それにしても、この鳥って頭でっかちで目つきが悪い外見のせいで、かなり誤解されているんじゃないだろうか?
犬に例えればブルドックのようなもので、仮に性格が温和で賢い生き物だったとしても、その外見で内面を勝手に連想されて損をしているケースって、人間の世界でもけっこう有るんじゃないかな。
可憐なルリビタキを見た直後だったので、この鳥の不細工さが自分自身にシンクロして不憫に思えた。

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2009年2月20日 (金)

札幌上空でUターン

冬の札幌でエゾフクロウやキクイタダキを見たくって今朝の札幌行きの便に乗ったものの、残念ながらこのブログを大阪の自宅で書く結果となった。

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関西空港に着いたら、千歳空港の悪天候のために出発遅延・さらに場合によっては引き返す可能性ありとのテロップ。

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約2時間遅れで関西空港を離陸したものの、千歳に近づいたころに機長から「空港の除雪作業のために着陸が1~2時間遅れます」とのアナウンス。

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雲しか見えない景色の中で札幌上空を2時間近くもぐーるぐる回ったあげく、降る雪の量に除雪作業が追いつかないので関西空港に戻りますとのアナウンス。
結局、5時間近くも飛んだあげく振り出しに戻ることに成った。

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窓ガラスに着いた氷の結晶が外の厳しい気候を物語っている。

どうやら、明日も同じような状況のようなので今回の探鳥旅行は諦めることにした。

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関西空港の発券カウンターで払い戻しの長蛇の列に並んでキャンセル手続き。

それにしても冬の北海道は厳しいな。
もう少し暖かく成ってから再チャレンジだ。

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2009年2月18日 (水)

2,087.56米ドル当たりました

最近、会員数が1億5000万人を突破して快進撃中のSNS「Facebook」に参加した。
趣味で海外のコインを収集しているので、Facebookは海外の人とコンタクトを取りやすいのが魅力だ。

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そのFacebookで遊んでいたら、いきなり真っ赤な画面が表示されて、私が2,087.56米ドルのロトくじに当選したと書いてある。
この手の当選詐欺はつい最近体験したところだったので怪しいと気づいたけど、約20万円という金額は現実的なので、もし注意力が無い時に見たら請求フォームに個人情報を書いてしまうところだった。

皆さん気をつけてね!

下のリンクは、最近届いた一億五千万円の当選詐欺のブログ
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-2b20.html

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2009年2月14日 (土)

イタチくん、トラツグミ食べたん?

先週、トラツグミが数メートル先で撮れたという場所を教えてもらったので、雨の止むのをまって出撃。
でも、待てど暮らせど鳥の気配がないので気落ちしてたら、目の前をイタチくんがノソノソと横切った。
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この公園には何匹かの野良猫が棲みついていて野鳥を狙ってるのは知ってたけど、イタチも居たんだ。

まあ、彼らも何かを食べないと生きてゆけないんだし食物連鎖は仕方ないけど、でもトラツグミに会いたかったな。
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近くの枝でさえずってたホオジロを撮った後で、近くの池を一周した。
この池にはミコアイサが一羽来てるけど、この白鳥も迫力があって思わずシャッターを切った。
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トラツグミ、明日は会えるかな?

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2月17日(日)

トラツグミが何羽か居ると聞いた岸和田市のT公園へ、昨日に引き続いて出かけた。
昨日は、トラツグミの出没場所でイタチがうろついてたので、もう食べられてしまった可能性もある。
今日も鳥の気配がないので諦めて、もう一か所の出没地である梅林へと向かうと...

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■500mm ノートリミング&ノーレタッチです

梅林の原ッパでトラちゃんが餌あさりをしてるのを発見し、連射開始。
なるほど、ネコ類の猛獣の名を冠しているだけあって、頭を低く垂れて草むらをのそのそと歩く姿はトラを連想させる。

昨日もお会いしたベテランバーダーのY氏が通りかかる。Y氏はこの公園に精通した方で、何か所もの野鳥情報を教えていただいた。

Y氏の後を追って朝の場所へ戻ってみると、なんとここでもトラちゃんが餌探しの最中。

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■500mm ノートリミング&ノーレタッチです

良かった、イタチに食われてなかったみたいで。

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2009年2月 8日 (日)

ミヤマくん、近すぎーっ!

最近の方針として、図鑑に載せるような「どアップ」よりも「野鳥の居る風景」のような詩的なものを狙ってる。

土曜日は天気も良かったし、先週の仕事も順調だったので、明るい気分で近所のT公園へ遊びに行った。
この公園ではミヤマホオジロやルリビタキが見れるので、きょうはどんな詩的な写真を撮ろうかと思い描きながら現地に行ってみると、なんと。
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ミヤマくんが、餌をついばみに足もとまで寄って来てしまう。
この日は500mm単焦点しか持参してなかったので、結果として「どアップ」ものしか撮れなかったのが涙。
贅沢な悩みだけど、これも餌付けの弊害かな。
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ルリビタキが石舞台の上でポーズを決めてくれたけど、あいにく暗い場所なんで写真のできはいまいちかな。

近所にいたベテランバーダーの話だと、この場所では鳥の目に光が当たらないのでフラッシュを焚く馬鹿が居るとのこと。
そんな身勝手までして自慢作を撮りたいんかなぁ...

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2009年2月 6日 (金)

牡蠣のカルチャーショック

能登半島の半農半漁の村で育ったAshが大阪に出てきたのは18歳の春。
見るもの聞くもののすべてが立派で洗練されてて、やっぱり都会はスゴイと感じさせられた。
阪急電車の梅田~十三間で三本の電車が同じ方向へ向いて走ってる光景を見たときなど、ローカルの単線しか知らなかったAshには、信じられない光景だった。

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■白米(しろよね)の千枚田■

そんなAshが、大阪のスーパーマーケットで驚かされたのは、そこで売っている牡蠣には加工用と生食用があることだった。

能登に住んでた頃には、近所の漁師がその日の朝に採ってきた牡蠣をパートのおばさん達が牡蠣小屋で剥いてる姿を当たり前のように見てたから、牡蠣って生で食べたい人はポン酢で食べて、鍋やフライにしたい人はそれなりの調理をするものだって思ってた。

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■届いたばかりの殻ガキ(まだ動いてる!)■

吉幾三のヒット曲じゃないけど、青春時代には何も無い田舎の村に生まれ育ったことが心の負い目に成ってたな。
でも、いま感じるのは牡蠣やアワビなどの海産物を始めとして、とても豊かな自然の中で生まれ育ったことが幸せだってこと。

Ashもそうだけど、能登の人は社交的な場所は苦手だし能弁でもないので、社会の表で活躍するよりも縁の下の力持ちに徹する人が多いと思う。
東京や大阪のお風呂屋さんや豆腐屋さんには能登半島の出身者が多いのも、朝早くから冷たい水を扱う辛い仕事にも辛抱できる人が多いからだろうな。

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■能登中島の奇祭「お熊甲祭り」■

ラッキーなことに、富山県に住んでる兄が送ってくれた岩瀬浜の銘酒『増寿泉』が一本残ってた。
さあ、今夜は同窓生の漁師が送ってくれた殻ガキを肴に美酒に酔いしれるぞ!

能登ガキにご興味ある方は、お気に入りの漁師の店(下村水産)へどうぞ

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2009年2月 1日 (日)

お馬鹿すぎる確定申告ソフト

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我が家が支払った昨年の医療費の総額が50万円近くに成ったので、医療費控除の確定申告をすることにした。

巷の話では、確定申告時期の税務署は大混雑で何時間も待たされるらしいし、わざわざ仕事を休んでまで医療控除の申請をしても、休んだ分の損失を差し引くとメリットが薄れてしまう。
さらに、インフルエンザの流行している時期に人ごみの中で数時間過ごすのもリスクが大きいと思ったので、自宅のパソコンで電子申告することにした。

電子申告なら税務署まで出向く必要が無いし、休日や夜に自宅のパソコンで処理ができるのも大きなメリットだ。

パソコンで確定申告するには、それなりの準備が必要だった。

①住民基本台帳カードの取得(2008年12月下旬~2009年1月初旬)
まず、私が申告者本人であることを電子的に認証してもらうために、居住する役所でICチップが組み込まれた住基カードを取得する必要がある。
役所の窓口で住基カードの交付申請を行うと、何日か後に交付書が送付されてくるので、この交付書と引き換えにカードが入手できるわけだ。
住基カードには写真入りと写真無しの2種類が在るが、写真付きの公的な身分証明としては運転免許証でこと足りるので、安い方の写真無しを選択。

窓口でカードを受け取る際に電子証明書発行申請を行って、この住基カードに電子証明を組み込む必要もあった。

②ICカードリーダの購入(2009年1月21日)
パソコンで住基カードを読み取るためには、ICカードリーダが必要だ。
SONYからこの日に発売されたPaSoRi(RC-S330)を、SofMapで2,980円で買った。
このRC-S330は、確定申告はのみならずEdyへのチャージやPiTaPaの利用履歴も確認できるので、プラスティックマネー時代には必需品に成りそうだ。

③パソコン環境の整備(2009年1月24日)
パソコンで確定申告するためには、各種のクライアントソフトや電子証明書をインストールする必要があったが、以下の「申告書等作成のための操作の手引き」に必要な手順が書かれていた。
https://www.keisan.nta.go.jp/h20/tebiki/syotoku/h20syotoku01.pdf

④利用者識別番号の取得(2009年1月24日)
e-Taxを利用するためには、「開始届出書」なるものを所轄の税務署に提出し、利用者識別番号を取得する必要があるらしい。
このページで必要事項を記入して送信したら、即座に利用者識別番号が通知された。
http://www.e-tax.nta.go.jp/todokedesyo/index.html

⑤医療控除申告書の作成(2009年2月1日)
昨日以来、寒々しい日が続いてる。
普段なら、休日には望遠レンズを担いで近所の野山へ野鳥を見に行くところだが、この寒さでは外出する気にすら成れない。
こんな日には、前から気に成っていた確定申告でもしてみるかと諦めて、パソコンの前に座った。
すでに住基カードやICカードリーダーは準備していたものの、何しろ今回が確定申告の初体験なので、何をどうしたら良いのか判らない。
とりあえず「確定申告」や「e-Tax」のキーワードでネットを検索すると、パソコンで電子申告用のデータを作成するには、e-Taxソフトをダウンロードして画面入力する方法と、国税庁のホームページで直接入力する方法が有るようだ。
とりあえず、国税庁のe-Taxダウンロードコーナーで、e-Tax共通ソフトなるものをダウンロードしてみた。
https://www.e-tax.nta.go.jp/download/e-taxSoftDownLoad.html

本来、家電製品やIT機器を買ってもマニュアルは読まない方針(?)なので、とりあえずソフトをインストールし、「利用者用ソフトウエア」なるものを起動してみた。
画面の上部にメニューバーが有り、似通った内容のメニューボタンが画面左側に成らんでいる。
ボタンを上から順に選んで、各画面の項目を眺めてみるが、それぞれの項目やボタンが何を意味しているのか、直観的には理解できない。
いくつかの画面を経たのち、「医療費に係る領収書等の記載事項」の画面まで辿りついた。どうやら、この画面で病院や薬局から貰った領収書を入力すれば良いらしい。

領収書の内容を入力し始めて、愕然とした。
確定申告が必要な人の多くは、病気治療のために何回も病院通いをしている訳だから、同じ診療機関や薬局の領収書が山ほどある訳だ。しかし、このソフトでは医療を受けた人の姓名、病院名や所在地などを次行にコピペする機能が無いうえに、誤って入力した行を削除する機能も備わっていない。

イライラしながらも何ページ分かを入力できたので、入力内容を確認しようと[次ページへ進む]ボタンを押したつもりが、このボタンが[次ページの削除]ボタンだった。
少し気の利いたソフトならば、大量データの削除の前にはダイアログで確認するステップが有るものだが、このe-Taxソフトは苦労して入力したデータをあっさりと消してくれた。

気を取り直してデータを入力し直し、送信する段階まで辿りつけたが、どんな手順でどのデータを送信すれば良いのかも見当がつかない。
何度かチャレンジしたが、何かの手順が誤っているようでエラーコードが表示されるばかりだ。
このインターフェースも利用者を小馬鹿にしている。エラーの内容を知りたければエラーコードでメッセージ一覧ページを検索せよとの意向らしい。

半ば嫌気がさして時計を見ると、12時を過ぎている。
せっかくの休日を半日近くもつぶしたのに、まだデータ送信もできていない。
気を取り直して昼食をし、もう一度ネットを検索してみる。
いくつかのブログを見直すと、電子申告するにはe-Taxソフトよりも国税庁のホームページで直接入力する方法が楽だったという書き込みが目にとまった。

初心に戻り、国税庁のホームページを見直してみる。
ホームページに在る医療控除申告書の作り方のビデオも見た。

「医療控除申告書の作成方法や具体的な入力例」
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/sakuseihou.htm

まず、「確定申告書等作成コーナー」画面の「作成開始」ボタンを押してみる。
https://www.keisan.nta.go.jp/h20/ta_top.htm

この画面は、e-Taxソフトのようなお役所言葉ではなくて一般市民でも理解できる平易な言葉で書かれている。
それぞれの画面で表示されるメッセージも適切だし、領収書の入力画面も午前中のe-Taxソフトでイライラさせられたのがウソのように、小気味よいユーザーインターフェースに成っている。
何と数十分ですべてのデータの入力が完了し、無事に送信もできた。
送信受付確認画面には、8万円以上の税金額が還付されると書かれていた。
これで、昨年末からの準備作業と今日の半日の労苦が報われた訳だ。

e-Taxソフトも確定申告書等作成コーナーのWEBページも、同じ目的で作られたものだろうが、正直言ってe-Taxソフトは使い物に成らない。

e-Taxソフトの馬鹿なところは、画面に表示される用語が専門用語ばかりなうえに、作業手順も利用者のスキルや利便性をまったく考慮していないところにある。
つまり、e-Taxソフトとは既存の紙ベースの申告書類がパソコン画面で入力できるだけのワープロソフトでしかないようで、企業の経理部門や税理士など税務のプロには便利なツールなのかも知れないが、税務知識に乏しい一般市民が使いこなすにはハードルが高すぎる訳だ。

こんな、お馬鹿なソフトだって何億もの国費を投じて大手ソフト会社に開発させたんだろうし、毎年の保守費用も相当なものだろうが、このシステムを設計したお馬鹿なSE連中は、ソフトを使う立場の一般市民の観点でシミュレーションなどしなかったんだろうな。
SE失格だね。

■2009年2月24日追記■
このe-Taxソフトは、某ソフトウエア会社が開発した「電子帳票入力/出力システム開発支援ツール」というものを使って作ったらしい。

一般に、電子帳票とは旧来の紙ベースの書類をパソコン画面で入力したり参照したりするだけの単純な機能に過ぎないので、申告書類を電子化したからと言って「e-Taxソフト」なんて大げさな名前を付けたりするから、皆が勘違いして貴重な時間をロスするんだよ、国税庁さん。

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2009年1月18日 (日)

餌付けは悪いのか?

半年ほど前に鳥友に成ったTスターさんに教えてもらった岸和田市のT公園へ行ってみた。
この公園ではひと月前までオジロビタキが見れたらしいけど、残念ながら抜けた後らしい。
Siberianbluechat

でも、『今はルリビタキやミヤマホオジロなどが見れますよ』との美味しい情報に釣られてT公園へ行ってみると、なんと5メートルほどの至近距離でルリビタキやミヤマホオジロが愛嬌をふりまいてくれた。
周囲を見渡すと、400~600mmの大砲を抱えた何人ものバーダーがミヤマホオジロを狙ってる。

Yellowthroatedbunting

こんなマイナーな公園の特定の場所に大砲が集まっている光景も不自然だし、いつ行ってもルリビタキやミヤマホオジロが見れるってのも変だなって思ってたら、やはりその理由が有りました。ミルワームやピーナッツが鳥たちの撮影に絶好の場所に撒かれてたんです。
Ashの住む南大阪の大泉公園は珍鳥が見れることで有名だけど、その公園に行って驚いのは、ミルワームなどでの餌付ばかりか、『綺麗な絵』に成るようにと実や花のついた枝が地面に突き立てられてて、たくさんの大砲組がその『絵』を狙ってレンズを向けてることだった。

Blackfacedbunting

Ashは野鳥が好きだし、彼らが幸せそうに暮らしてる光景を見てハッピーな気分に成れるけど、餌付けで野鳥たちを一か所に引き寄せるのに疑問を感じる。
餌付けの弊害はいろいろと考えられる。

①野鳥たちが人間に依存しすぎると、本来の野生が失われてしまう。
②一か所に集中すると、鳥インフルエンザなどの病気に大量に感染する恐れがある。
③栄養豊富な餌をたくさん食べてるとメタボな鳥に成ってしまう。

Palethrush_2

とは言うものの、鳥たちにとっては餌の乏しい時期を乗り切ることは大きな試練だろうし、この冬の間に命を落としてしまう鳥も多いのではないだろうか。
そんな鳥たちが命を繋ぐためには、適度の食糧を支援してあげる『餌づけ』も必要なのかも考えさせられた一日だった。

Smew

隣接する池にはたくさんのカモたちに混ざって数羽のミコアイサも見かけた。
この池にはハクチョウやアヒルもたくさん居て、子供たちが撒くパンの耳などに群れている。
このパンの耳が、この鳥たちが厳しい冬を乗り切る糧に成っているのかも知れない。

Tuftedduck

今日の収穫の一つは、Ashよりも一回り先輩の福田さんと知り合えたことか。
聞くところによると、現在の彼は週3日程度の出勤の他はゴルフに出かけたり望遠レンズを担いでバードウォッチングをしたり悠々自適の日々らしい。さらに、健康維持のために日本百名山に数えられる山々を登っているとか。
最近はすっかり気持ち的に老けこんでしまったAshだったが、バイタリティ溢れる先輩に巡り合って元気づけられた。

■2009/02/07追記■
「鳥たちを自然のままにしておくべきだ」という意見もあるが、今の地球に自然って残ってるんだろうか?
数万年も残っていた野原や海岸はブルドーザで壊されてしまい、野獣や野鳥の生態系はとても厳しいのが現状だ。
Img_5870

そんな行き過ぎた自然破壊に気づいた人たちが細々と生態系の復活活動を始めたが、その成果が表れるまでの数百年を野獣や野鳥は生き延びれるのだろうか。
そんな観点では、「計画性のある餌付け」も必要悪かと思う。

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2009年1月12日 (月)

冬の富山はブリやちゃ

出張のために、昨年末からの半月間を富山で過ごした。
冬の北陸には雪景色が似合うが、一昔前に比べると降雪量は大幅に減っているらしい。
やはり、これも地球温暖化の影響だろうか。

Castletoyamainsnow
■雪に覆われた富山城だが、この景色もたった一日だけだった

当然の話だが、出張先では家族や友人や行き付けの呑み屋などいわゆる生活基盤がないために、仕事オンリーの生活に限定されてしまいがちだ。
そんな日々に潰されてしまわないためにも、出張先のアフターファイブや休日では積極的に地域の暮らしに溶け込むように努力している。

Neartoyamastation

気候の良い季節には望遠レンズを担いでバードウォッチングをしたり、露天風呂めぐりなどをすることが多いが、冬の北陸では積雪のために行動が制限されがちなので、どうしても飲み屋街めぐりで『地方文化の研究』をする破目と成ってしまう。

Sashimiandsake
■程よく脂ののった寒ブリには地酒(満寿泉)が合う

冬の北陸を代表する魚と言えば富山湾で獲れる天然ブリだろうか。
東京や大阪の居酒屋で出てくるブリには養殖ものが多いが、富山で水揚げされるブリは全て天然ものらしい。

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■カマの塩焼きは大きすぎて一人では食べきれない

富山湾の魚が美味い訳はいくつも在るだろうが、やはり立山連峰からのミネラル豊富な雪解け水で繁殖するプランクトンを食物連鎖の底辺とする漁場の豊かさだろうか。

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ブリに比べて知名度は低いが、幻魚(ゲンゲ)も北陸ならではの味覚だ。
特に、揚げたての幻魚は柔らかい身のサクサク感と表皮のゼラチン部分の食感が混ざって、とても美味しい。
今では幻の魚と呼ばれているが、かつては外道扱いされていて市場にも流通していなかったとは、なんとも勿体ない話だ。

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■このイルミネーションのモチーフは江戸時代に津軽や蝦夷地との間を行き来した北前船だろうか

モノトーンに成りがちな冬の北陸でも、最近はLED照明のイルミネーションで街角の随所が飾られている。

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たかだか数泊しか滞在できない短期出張族にとって冬の北陸を食べつくすのは至難の業だろうが、幸運にもこの冬には数度の富山出張が続いたおかげで、バイ貝やシロエビなども味わうことができた。
可憐な姿のシロエビは、あまりにも可愛すぎて食するには残酷すぎる気がするが、やはり美味しいものを食べたいという本能には負けてしまう。

Miltofcodfish

幼少時を能登半島の漁村で過ごしたAshにとって、思い出の魚としてタラを外すことはできない。
北陸で食べるのは主に真ダラだ。
交通機関が貧弱で、今ほど食品の流通機構も発達していなかった昭和中期の北陸では、厳冬の季節に真ダラを一本買いして鍋で食べるのが贅沢だった。
特に、汁もので味わう真ダラの白子のかすかなほろ苦さは、田舎を離れて数十年を経た今でも記憶に残っている。
この夜は富山市内に住む兄一家との会食だったが、懐かしいタラを食べながら幼少期の思い出話に花が咲いた。

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■満寿泉には能登杜氏の四天王に数えられる三盃さんの情熱と経験が注ぎ込まれている

富山の味覚の余韻を味わいながら最終のサンダーバードに飛び乗った。
久しぶりの自宅に戻ると、なんと富山の兄から富山県岩瀬浜の銘酒『満寿泉』の新酒が届いていた。
やはり、近くの他人より遠くの親戚の方が心が通じるのかな。

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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2008年12月26日 (金)

川エビの食いかた

『川エビの食いかた知っちゅん?』
カウンターの隣に座ってたオッちゃんが、いきなり声をかけてきた。

数日前から、高知県中部を流れる仁淀川下流の町へ仕事に来ている。
地方出張では必ずと言ってよいくらい、夜の飲み屋街を歩いて地酒と地物の肴を食べさせてくれそうな店を物色することにしている。

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川エビとは言えど、土佐の居酒屋で出てくるのは東京や大阪の居酒屋チェーンで見かけるスジエビの類いではなく、四万十川などでも生息する天然物の手ナガエビなのだ。
オッちゃんが言うには、川エビは尻尾の方から食べないと口やのどに刺さって怪我をするらしい。
オッちゃんは、物知らずの都会人の食べっぷりを見るに見かねて声をかけてくれたのだが、やはり彼が言う方法で食べるほうが理に適っていた。

せっかく地方に来たからには、いわゆる居酒屋チェーンで全国共通メニューの料理を食べるのは馬鹿げてるので、その土地の旬の食材を肴に飲むことにしている。

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最近はカツオを塩で食べるのが流行っているらしいので、『カツオを塩タタキで』と注文してみた。
店主いわく、この季節はカツオではなくてヨコ(クロマグロの幼魚)をタタキにするらしい。
この土地の名産であるニンニクをたっぷりとまぶしたタタキが運ばれてきた。
確かに、塩で食べる方が赤身本来の濃厚で柔らかな食感を堪能できるので、塩タタキが流行っている訳も理解できる。

タタキの横に並んでるのは地酒の瀧嵐(たきあらし)。
一般に土佐の酒は辛口なのだが、豪快な土佐料理にはこの辛さがぴったりだ。

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ヨコのタタキもそうだが、このカンパチの刺身も切りの分厚さには驚かされる。
土佐で食べる刺身はネタが新鮮なので美味しいのは当たり前だが、この重量感あふれる切り方にも『いごっそう』の土佐人気質を感じさせられる。

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四国はその名のとおり四つの国で成り立っているが、土地ごとに県民性の違いが強く感じさせられるのが面白い。
土佐人の気風で感じるのは、『いごっそう』や『はちきん』の言葉どおりの豪胆さと明るさだ。
この気風は南国土佐のカラッとした気候に所以するところが多いのだろうが、土佐の男たちの多くは沖縄や南西諸島の男たちと風貌や体形が似ているので、遥か昔に南方の国から渡来した民をルーツに持つところが、瀬戸内海側住民の県民性と大幅に相違する訳ではないだろうか。


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地方出張では酒の他にもたくさんの楽しみが有るが、ひなびた湯治場でのんびりと時を過ごす贅沢も好きだ。
かつては日本全国に多くの湯治場が有り、この季節には一年間の農作業の疲れを癒すために近隣のお百姓が米や味噌を持参して長とう留したものらしい。
この町にもかろうじて一軒だけ蘇鶴温泉という湯治場が残されているが、年老いた経営者の気力と体力が続くのは長くはないだろう。

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四国の川は四万十が有名だが、高知中央部にも仁淀川や鏡川などの清流が多い。
今回の旅のお目当ての一つとして、今では絶滅が危惧されているヤマセミを探すことがあった。
今回も、ブログなどの数少ない情報を頼りに仁淀川の中追渓谷や鏡川の菖蒲地区などを訪ね歩いてみたが、残念ながらヤマセミには会うことができなかった。

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しかし、どの川も自然が多く残されているために、鮎やヤマメの他にも川エビやモズクガニなどの生き物も多く、それらの生き物を餌とする動物や鳥類も豊富に残されているわけだ。
この流域でたくさんのカワガラスを見ることができるのも、川が豊かな証拠だろう。

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鏡ダムの湖畔では、一羽のノスリがじっと枝に止まっていた。
日が昇って体温が上がるのを待っているのだろうか。

Img_5471

渓流伝いに山道を歩いていると、突然に数個の岩が川に落ちてきた。
崖のあたりを見ると、数匹のニホンザルが何かの木の実を食べている。
これからの季節は食糧事情が厳しく成る一方だろうから、少しでも多くの栄養を蓄えて生き延びて欲しいものだ。

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ヤマセミを求めて鏡川を更にさかのぼってみた。
お腹がすいてきたので立ち寄った山村の食堂でヤマセミのことを尋ねると、更なる上流の菖蒲という村あたりで見かけたとのことだ。
『菖蒲で勝負の前に腹ごしらえだ』と意気込んで注文したシシうどん。
猪肉は硬めだったが、美味しかったし身体の芯から温まった。

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しかし、菖蒲の村で出会った猟師の方々に尋ねてみると、『夏に、下流の小学校あたりや発電所近辺で見たけど、この季節はどうかな?』とのこと。
やはり、どこを探しても見つからない。

今日もボウズで打ちひしがれて宿に向かったが、帰路で立ち寄った吾北町のムササビ温泉は高知県内では珍しい含鉄泉で、お湯は茶濁色をしている。

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伊野の駅前には数件の居酒屋が有るが、店主の食材へのこだわりが味わえる山海亭が気に入った。
数人が座ればいっぱいに成ってしまうカウンター越しに店主と語らえる店の大きさも好きだ。
ここで食べさせてもらった肴の一つが、ウツボのたたき。
関西人はアナゴを好むが、ウツボは外観こそアナゴに似ているものの皮のあたりのコリコリとした食感は絶品だ。アナゴ同様に小骨が多い魚らしくて、骨抜きの作業が大変らしい。

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店主の勧めでジャコ天を食べてみた。ジャコ天は宇和島で何度か食べたことがあるが、この店で仕入れているジャコ天は当日の朝に獲れたばかりの魚で作るとのことで、プリプリとした弾力性のある歯ごたえは絶品だった。当然、味も良い。

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今回の旅では不幸にもヤマセミにこそ会えなかったものの、高知中部の清流と野鳥を堪能できたし、地酒と地物の肴と温泉も満喫できたので至福のひと時だった。


大阪に戻れたのはたったの一泊だけで、今晩のサンダーバードで厳冬の富山県へ向かう予定だ。
さぁ、こん夜はブリ大根で富山の銘酒『満寿泉』を飲もうか。

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2008年12月19日 (金)

人間(クズ)は乗せない宇宙船

キアヌ・リーブス主演の『地球が静止する日』を見てきた。
大まかなストーリーは、
①高度な文明を持った宇宙生命体が、ずっと前から地球を観察してた。
②人類が余りにも無謀に地球を痛めつけているため、このまま放置しておくと地球が破滅してしまうと判断した。
③地球を救うためには、人類以外の生き物を宇宙船に収容した後に、すべての物を食べつくす昆虫(ハムナプトラに出てくるスカラベのようなもの)で人類とあらゆる人造物を消滅させる。
という概要だ。
映画の出来そのものは1.5流程度に思えたが、ここ数カ月前から世界を震撼させている恐慌の兆しと、人類の文明が消滅するという映画のストーリーが重なって、とても興味深く見ることができた。
何よりも、地球を痛めつけている主犯のアメリカで作られた映画と言うことがブラックジョークだった。
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話は変わるが、政府は2009年度の経済はゼロ成長とする見通しらしい。
いつもアメリカの手のひらを舐めて尻尾振ってきた日本政府。
さて、飼い主のアメリカが重病にかかって飼い犬の世話どころじゃ無い窮状に陥った今と成っては、他の飼い主を探すか自立するしか無いのだろうが、世間から総スカンをくらってる我々には野良犬に落ちこぼれるシナリオしか残されていないのでは無いだろうか。

Ashは昔から思うことなのだが、欧米や日本など先進国は物質面ではすでに十分すぎるくらいに豊かなのだから、もうこれ以上に経済が成長する必要など無いのではなかろうか。

ほんの一部の先進国が、世界中の資源を好き放題に消費し続けてきた結果として、資源の枯渇や地球環境の汚染など深刻な問題を引き起こしてきている。

とばっちりを受けてるのは後進国の人々のみならず、人間以外の生き物すべてではないだろうか。

かつて、穢土と化した娑婆を浄化するために神が下した決断は、大洪水を起こして世の中の穢れを洗い流すことだった。
神は、NOAに『すべての生き物を一つがいづつ方舟に乗せよ』と命じたのだが、この神の決断に大きな過ちが有ったのでは無いだろうか。

本質的に邪悪で利己的で攻撃的な生き物(=人間)が、この地球に存続する限り、洪水を何度起こしても地球は浄化できないはず。

ノアの方舟には人間は乗せるべきじゃ無かったんだと思う人は『地球が静止する日』を見るとすっきりしますよ。
このブログの写真は、NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration)が公開している夜の地球。
いかに一握りの人々が地球を独占しているのかが人工照明の明暗で判る。もちろん、日本人も地球にとってはガンのようなものですね。

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2008年11月29日 (土)

カモ救出作戦

今日は善いことができたんです。
養魚池に張られたテグスに絡まってたカモを助けることができました。
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今日はまずまずの好天だったので、トリ友のTさんに勧められた岸和田市のトンボ池公園に行ってみました。
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この公園は自宅から10Km程度の近所だけど、子供向けの遊具が多くて騒がしいところだと思い込んでたので、ずっと敬遠してたんです。

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でも、公園の上空にはノスリやハヤブサが飛んでたし、ジョウビタキやカワラヒワにも会えたので大満足。
青空をバックに雄飛する猛禽類は、いつ見ても惚れぼれしますね。

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ホオジロが近くの枝に止まってくれたので、パチリ。

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午後に成ると家族連れなどの人出が多くなってきたので、この公園をあきらめることにして、先日タマシギを見た田んぼへと向かいまいた。
何気なしに田んぼのそばの池を見ると一羽のカモが不自然な形で浮かんでます。

望遠レンズで覗くと、なんと何本ものテグスが羽根に絡んでて身動きがとれない様子。
このままだと餌も採れないし、きっと衰弱して死んでしまう。

Img_4832 

近くにいた人たちに池の管理者を訪ねてみたけど、誰も知らないらしくて途方に暮れてしまった。
テグスを切って助けたかったけど、あいにくナイフもハサミも持ち合わせてないので困ってると、軽トラで通りかかったオッチャンが『テグスやったら焼いたら切れるんと違う?』とライターを貸してくれた。

まず池の手前側を探し、カモに架かっている数本のテグスをライターで焼き切った。
カモは何とか宙づり状態から抜け出せたけど、まだ羽根にはテグスが絡まってるので、きっとどこにも行けないだろう。

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次に、池の反対側に回ってテグスを手繰り寄せてみた。
人間を怖がって水中にもぐろうとするカモをなだめるながら、何とか捕えることができた。

カモは架かったテグスを外そうとして何度も身体を回転させたらしく、想像以上に複雑に絡んでいる。

テグスをライターで焼き切ろうとしたけど、風が強くって火が点かない。
ちょうど犬の散歩をしてた老夫婦が通りかかったので、持ってたショベルを借りてテグスを切ることができた。
その間のカモは少し不安そうにAshを見てたけど、抱きかかえて池に放してやったら一目散に萱原へ飛び去った。メデタシメデタシ(^^)!

Img_4825 

今回のアクシデントで多少の怪我をしてる模様だけど、なんとか回復して元気に成って欲しいな。

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2008年11月23日 (日)

本当は怖いタマ姫

この夏に近所の探鳥地で知り合いに成ったTさんのブログで見たタマシギがとても可愛くって、図々しくもTさんにお気に入り撮影地を教えてもらった。
Img_4661

メールで送ってもらった地図を頼りに田んぼの周囲を何度も行ったり来たり。でも、どこにタマシギが居るのか皆目見当もつかない。
そうこうしているとTさんが自転車でやって来て双眼鏡であちこち探してたが、しばらくすると『居ました、この畝(うね)の先の方に!』と指さしてくれた先に居ましたね、タマシギのペアが。
正直言って、可愛いの一言に尽きます。三頭身の幼児体型とまんまるメダマ。歌舞伎役者のような白いアイライン。
せめて、もう少し目立つような色合いなら良いのに、周囲の田んぼの土と同じ色なのでAshのような初心者には探すのがひと苦労でした。

Img_4682
でも、Tさんから聞いた話によると、タマシギのメスは産卵が終わるとすぐにペアを解消して、別のオスと交尾するのだとか。だから、子育ては残されたオスが一手に引き受けざるを得なくなり、育児期間の間のオスはまともな食事にも在り付けないのだとか。

人間の世界だと、幼い乳飲み子を抱えた男ヤモメくらいか。可愛く見えるタマ姫の残酷な生態を知って背筋を寒いものが伝ったAshでした。
Img_4710

近所の池にはカイツブリやカワセミなども豊富なようなので、お気に入りの探鳥地が増えたAshは幸福な一日でした。Tさん、ありがとう。
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チュウサギとコサギ。左右は大小の対比で、上下はシンメトリーなとこが面白かったので思わずパチリ。

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2008年11月16日 (日)

おぉー寒ぶ!

天気予報では午後から晴れるってことだったんで、久しぶりに二色浜へ出かけてみたけど、ずっと曇天でした。
Img_4616

いつも見かけるイソヒヨちゃんも寒そう。
あんまり近づくとヤキトリに成っちゃうよ!、とは言っても火は点いてないもようでひと安心。
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いつもはヒドリガモ一色の河口に一羽だけオナガガモが混ざってました。
オナガガモは初めて見ましたが、スマートで高貴な感じがする鳥でした。
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2008年11月 9日 (日)

トンビってお嫌いですか?

渡良瀬遊水地で撮った写真を整理してて気づいたんだけど、トンビってあまりにも冷遇されてません?
Blackkite2 
確かに、トンビはカラスやスズメみたいにありふれてて、わざわざトンビを撮るために出かける人は少ないけど、こうして写真で見てみると結構ナイスな鳥と思います。
Blackkite 

これはカラスに追いかけまわされてるとこですが、図体が大きい割にはけっこう弱気な奴かも知れません。
Carrioncrow 

こんなとこを見ると、トンビに惚れてしまいそうです。

渡良瀬遊水地のフォトアルバムへも遊びに来て下さい。
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/photos/watarase/index.html

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2008年11月 6日 (木)

渡良瀬遊水地のチュウヒ(2008年冬)

■11月2日(晴)
大きなハート型の池と、それを取り巻く雄大な湿地帯。
ものの大きさを例えるのに東京ドーム何個分とかで表現するが、そんなチンケな基準では表現しきれないほど大きなスケールの湿地が関東平野に残されている。


大きな地図で見る

この人造の湿地である渡良瀬遊水地が造られた経緯をご存じか?
かつて、上流の鉱山から流出した廃液のために、流域の多くの住民が公害に苦しめられた。時の政府はその公害の拡散を防ぐために、この地の集落を半ば強制的に撤去させて広大な沈殿池を造成した。その詳細は日本の近代史や反公害活動を記した書物などに多く残されているが、お上はこの土地を洪水を防ぐための貯水池だとうそぶく。
ことの真偽はどう在れ、巨額を投じた造成工事の結果として広大な湿地帯が野鳥や草花の聖地として残されたことは、自然保護の観点からは極めてラッキーなことだ。

Rimg0021   

ここはチュウヒなど猛禽類の宝庫としても有名で、Ashもハイイロチュウヒが見たくて初冬の湿地帯を一泊二日の旅行で訪ねてみた。
チュウヒは湿地帯の葦原をねぐらとして利用するが、日中はノネズミなどの餌を求めて近所の畑などへ出かけるらしい。
彼らは日の出前にねぐらを飛び去り、夕暮れ間近の時刻に戻ってくる。
雄飛するチュウヒを見るのに適した場所は何カ所か在るが、お勧めは新赤麻橋近くの高台=通称鷹見台だろうか。

Rimg0027

旅の初日、現地に着くやいなや鷹見台に立ってみた。
昨年の暮れに訪れた際には、たくさんのチュウヒが眼下をグライドする姿を堪能できたが、今回は時期が早いのか数時間粘っても一羽も見ることができない。
夕暮れまでには時間がたっぷり在るので、渡良瀬川沿い探索してみた。
昨年はノスリやベニマシコまでもが見れた場所だが、やはり時期が早すぎたのか、数羽のジョウビタキが見れただけ。

Img_4079
少し気落ちして、もう一度鷹見台に戻ってみると5~6組のバーダーが東側の草原にレンズを向けていた。でも、あまりもの鳥の少なさに誰もが手持ちぶさたそう。

それよりも残念なのは、この場所が騒音をまき散らすバイク族のたまり場に成っていることだった。彼らの改造バイクから意図的に吐き出されるカミナリのような爆音は、雄大な大自然の静寂をぶちこわしにする。こんな馬鹿たれ供に比べれば、自然の摂理に従って種をつなごうと営んでいる鳥たちのほうが、ずっと高尚に思えてならない。

さらに、この湿地の一画にはパラグライダーの基地もあり、彼らを上空に運ぶためのヘリコプターが頻繁に離着陸を繰り返している。

Img_4489

騒音源は他にもある。あちこちでラジコンの模型飛行機や有人の軽飛行機で遊ぶ人も多く、皮肉にも洪水を防ぐという主旨で造成された湿地は騒音の洪水と化してしまった。
鳥の数が少ないのは、これらの騒音の影響も在るのだろうか。

夕暮れ間近、一羽のオオタカが鷹見台に飛来したが、もうシルエットしか撮れない暗さだ。

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チュウヒのねぐら入りを見るために、ゴルフ場近くの葦原に場所を移す。
目的地では、すでに数人の先客が望遠レンズをセットしてチュウヒの戻りを待っていた。聞くところによると、彼らのお目当てもハイイロチュウヒらしいが、まだこの季節ではチュウヒそのものの数が少ないらしい。

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日没までに何羽かのチュウヒが戻ってきたが、どれも遙か彼方の葦原に舞い降りるので、絵になる写真がまったく撮れない。地元のバーダーの話では、日によってねぐらが変わるので舞い降りる場所は特定しづらいとか。

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期待していた成果も得られず、遊水地に隣接した古河市のビジネスホテルへと車を走らせる。
カーナビをセットして湿地帯を周回する道路を走ると、他県に入った旨のアナウンスが頻繁に流れるのが興味深い。この湿地帯は、埼玉、栃木、群馬、茨城の北関東四県が複雑に入り組んだ場所に位置するからだ。

■11月3日(曇)
旅の二日目はあいにくの曇天。チュウヒがねぐらを飛び立つという夜明け前の時刻に葦原へ行くのは諦めて、渡良瀬川の東側の湿地帯や田園地帯を走ってみた。

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耕作地でノネズミなどを狩るチュウヒを探したが、見ることができるのはトンビやカラスばかり。鷹見台の対岸の集落まで来てみたが、かろうじて一羽のチュウヒがグライドするのが見れただけ。夕刻も迫ってきたので、ゴルフ場に向かう。

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きょうは、昨日に確認した着地ポイント近くに場所を変更して待ってみたが、どのチュウヒも皮肉なことに昨日の撮影場所近くへ舞い降りて行く。やはり、ねぐらは一定の場所でないようだ。

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きょうも午後5時近くまで粘ってみたが、あいにくの曇天のためISOを1600にアップしてもシルエットしか撮れない暗さに成ったので、今回の旅行を終えることにした。

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次回は真冬に再訪して、是非ともハイイロチュウヒをゲットしたいな。

昨年冬の探鳥記はこれ⇒渡良瀬遊水地のチュウヒ(2007年冬)

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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2008年10月29日 (水)

花畑牧場の生キャラメル

札幌での仕事帰りで新千歳空港です。
関空行きの便には少し時間があるので空港内をウロチョロしてみました。
最近のマスコミで頻繁に紹介されている花畑牧場の生キャラメル。
やはり噂どおりの人気で、写真のような行列に並ばないと買えないようです。
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さらに、この行列に並んだとしても先着順に売れて行くので、確実に買えるという保証は無いとか。

Ashは、見込みのない行列に並ぶのはあきらめて、近くのレストランで北海道の海の幸であるホタテ貝とイカの沖漬けを魚に生ビールで独り乾杯!
真っ昼間からのビールだけど、やはり一仕事を終えた後のビールは旨いですぅ。
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行列に関する小咄が有って、何かの行列を見かけた人が列の最後尾に並んでる人に聞いた。
『なんで並んでるんですか?』
『さー、訳は判らないけど行列が有るんで並んでるんですよ』

空港内の売店では、生キャメルブームに便乗していくつかのメーカーから類似品が販売されてるけれど、誰も見向きもしません。

花畑牧場の商品ばかりに人気が集中する訳は、先ほどの小咄のみならず、この商品の開発者と販売者が芸能界の有名人である田中義剛氏であるからでしょうね。

彼ほどの有名人が売っている商品が、テレビなどのマスコミで取り上げられることの宣伝効果は絶大なものと思われます。

ただ、田中氏の偉いところは、この商品の開発と販売に賭ける先見性と情熱、それに北海道に対して大きな愛情を持っていることです。
きっと、この花畑牧場の生キャラメルは、そんな彼の生き方に好感を持つ人が多くてブームに成ってるのでしょうね。

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食べ物の旨い不味いは個人の主観と味覚に左右されるだろうし、何よりも食べ物を美味しいと感じるのは素材の善し悪しだけでなく、食事そのものに喜びと夢を感じれることなんだろうなと北の幸を肴にビールを飲むAshでした。
■2008/12/12追記
このブログに投稿されたコメントによると、生キャラメルのレシピは田中義剛氏の大学時代の先輩から伝授してもらったものらしい。
その先輩が販売しているブランド(North Plain Farm)も空港で売られているようだが、マスメディアでの知名度の低さから旅行客には見向きもされないとか。
機会があれば両者を食べ比べてみたいものだ。

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2008年10月28日 (火)

ちょっと札幌まで

仕事関係の急用ができて、関空発の最終フライトで札幌へ向かうところです。
この季節の北海道はバードウォッチングや露天風呂の魅力たっぷりなんだけど、今回は深夜近くに札幌へ到着した後は徹夜の仕事が待ってるので、ススキノに繰り出す時間も無いのが寂しいな。
悪いことは重なるもので、明日の午後には大阪のオフィスに戻って資料作りが待ってるので、野幌森林公園の秋の鳥達にも会えないのも辛い。

近代になって交通アクセスが便利になるのと反比例して旅の情緒は薄らいでしまう。
今回のリベンジのためにも、次回は是非ともプライベートで冬の北海道に再チャレンジしたいな。

写真は上から
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①南海泉佐野駅に到着しようとする特急ラピート
 この駅から関空までは100円の特急券で乗れるんですよ。
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②閑散とした出発ロビー
 この時間でも伊丹空港はにぎわってるんだろうな。
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③同じゲートから相前後して南北の最果てへの便がでる
 どちらもプライベートで遊びに行けばパラダイスなんだけど、仕事で行くのはなおさら辛いところです。

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Ash

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2008年10月19日 (日)

南大阪の住民から見た伊丹空港

Ashは関空(関西国際空港)まで電車で15分ほどの距離にある町に住んでいて、仕事で全国へ出張する際には関空を利用することが多い。
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電車や地下鉄を乗り継いで北大阪にある伊丹空港(大阪国際空港)や新大阪へ向かうことに比べれば、わずか15分で到着できる関空を利用するほうが遙かに便利だ。
ところが、その関空の利便性が開港当初に比べてかなり低下してしまったのが、とても辛い。

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このブログは出張先の横浜郊外のコーヒーショップで書いている。
ここでの仕事は11時ごろには終わる予定だが、その直後に京急電車で羽田空港に向かっても12時発の関空行きには間に合いそうもない。
その次の関空行きのダイヤを調べると、20時ごろまで便がない。なんと、東京と大阪を結ぶ幹線であるにも関わらず8時間もの空白が存在する訳だ。
もっとも、他社の便を利用すればもっと早い時刻に関空に戻れるのだが、同じエアラインで東京~大阪を往復すればビジネス割引きで安く乗れるのに、倍近くの通常料金を払ってまで他社の便に変更する気には成れない。

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■お昼のゴールデンタイムの関空行きの便は皆無に近い

かつて、関空からもたくさんの国内便が飛んでいた。
しかし、航空燃料の負担が多いことや大阪市内を含む北大阪住民の利便性を重視してか、ビジネス客の多い羽田便などは朝と夜の数便ずつを残して大部分の便が伊丹にシフトされてしまった。
さらに、使用する機材も小型化されて、すぐに満席に成るために予約が取れないことも多い。
今回の出張でも不承不承ながら伊丹からいくつかの電車を乗り継いで関空近くの自宅に戻ることに成るはずだ。

Ashには姉が居て、伊丹空港の着陸コースの真下の豊中市に住んでいる。
騒音公害で伊丹空港の廃止運動が盛んだった頃、姉宅でくつろいでいる最中に頭上を低空で通過する際の爆音と振動には驚かされたものだった。

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■豊中市上空を低空飛行で通過する着陸機

住宅密集地の上空を頻繁に飛行機が通過する怖さに加え、防音のための二重サッシを締め切っても会話が遮られる不便に耐えかねて『空港出て行け』の運動が起こったのは当然だろう。
その後の経緯は周知の通りであり、国土交通省は騒音公害の無い泉州沖の海を埋め立てて新空港を建設することに決めた。
新空港の計画では単に海を埋め立てて空港を造っただけではなく、空港関連企業や各種関連施設の建設用地として対岸にりんくうタウンが造成されたし、航空会社や関連企業の従業員の住宅需要を想定して、空港埋め立ての土砂を削り取った跡地に大阪府が1300億円の費用を投じて阪南スカイタウンも造成した。

当然、これらの事業は伊丹空港のすべての機能を関空に移転することを前提として計画されたものなので、いざ関空の事業が本格化された後で手のひらを返したように興った伊丹空港存続運動によって空港機能の移転が部分的に成り、様々な面で歯車が狂ってしまったわけだ。
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■いつもガラ隙きの空港特急ラピート。鉄人28号も泣いている。

現在、空港対岸の泉佐野市を始めとして、南大阪の多くの自治体が関空バブルがはじけたために危機的な財政運営を余技なくされている。
実際、りんくうタウン駅周辺の地価は、この十年で三分の一以下に下落してしまったし、阪南スカイタウンもまだ半数が売れ残っているありさまだ。

関空バブルのとばっちりを受けたのは自治体だけではなく、地域の住民の多くは関空バブルの際に購入した狂乱的な価格の土地やマンションのローンの支払いで辛さだけが残された人生を送らざるを得ない。
こうした状況に置かれた南大阪住民にとって、伊丹存続派の人々の言動は身勝手で理不尽なものに思えるわけだ。
何しろ、騒音公害の無い場所という条件で遙か泉州沖の大阪湾を埋めて造った関空なのだから、伊丹に比べて交通アクセスが悪いことや莫大な建設費用の返済のために空港利用料が高いのは当然なのに、今さら『うるさい危ない空港は出て行け』と猛反対していた舌の根も乾かないうちに航空便の囲い込みに躍起になり、果てには国際便を復帰させる案までちらほらしている。
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■対岸のゲートタワーは双子の高層ビルが連絡橋を挟む計画だったのに。

今さら伊丹の完全閉鎖を強行するには問題が多いが、せめて関空の存続を最優先したバックアップ空港として存続する道は選べないものだろうか。

北大阪方面や阪神間の住民には関空がどう見えてるのかを、ぜひ聞かせてほしい。

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2008年10月 9日 (木)

大腸ガンじゃ無かったんや

きょうは会社を休んで大腸の内視鏡検査を受けてきました。

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結果からご報告すると、『ノープロブレム』でした。
思い起こせば、この春に受診した人間ドックで腸からの出血を指摘され、その後に受けたレントゲン検査で腫瘍のようなものが見つかったのが初夏でしたね。
もし腫瘍が悪性だったら大腸ガンの可能性も有りと告知され、大ショックでした。

その後、わたしの仕事の都合がつかなかったことや、更なる検査への踏ん切りがつかなかったことなどで今日まで延び延びには成ってたけど、正直言って腫瘍のことが気がかりなので何をするにも消極的に成ってたんです。

でも、今日の結果を聞いて大安心(^_^)
これで安心して鳥も見に行けるしお酒も美味しくいただけます。
これからは、思いっきり生きるゾ!
ちなみに、以下のリンクが春からのAshの心の葛藤の変遷です。
■もう終わったか

■検査疲れ
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_52a6.html

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2008年10月 4日 (土)

秋が来ました

この夏はサンコウチョウを追いかけて近所の山に通ったものの、結局は鳴き声しか聞けなかった。

そんな夏鳥たちは南の国へ去ってしまったけど、今は秋の鳥たちがAshを誘ってくれます。

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野に咲く花で...、風の冷たさで...、鳥たちの渡りで...。
人それぞれに季節の変化を知るセンサーは違うものの、確実に秋が来ましたね。

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2008年10月 1日 (水)

一億五千万円貰えるって!?

差出人が書かれていない国際郵便が届いた。
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発送元は中国の北京で、封書の表面には『重要書類在中』とか『証明書控え』とか『DIRECT ALLOCATION PAYMENT』などと、とても重要な書類が入っている旨の文言が連ねられている。

興味津々で開封してみると、『賞金割当通知』というタイトルの書類が入っていた。
文面を要約すると、私が何かの懸賞に当選しているのに一億五千万円もの賞金を受け取っていないらしい。
更に、この賞金を受け取るには3000円の手数料が必要なので、私のクレジットカードの番号や所有者名と有効期限を書いて書類を返送しろと書いてある。
腑に落ちないのは、この郵便物の発送地が中国なのに関わらず、返送封筒の宛先はカナダのオンタリオ州なことだ。
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当然、一億五千万円もの大金がタナボタで転がり込むのは嬉しいことだけど、クレジット情報を他人に教えるということは、私のクレジット口座でインターネットショッピングが自由にできることなので、この郵便物の目的は考えるまでもなく詐欺そのものだ。

インターネットで検索してみると、同様の事例の報告が何件かヒットした。
このような詐欺を『当選商法』と呼ぶらしく、今はまだ件数が少ないが今後は増えることが予想される手口らしい。

以下の項目に一つでも該当する人は、要注意ですよ。
①お金に困っている
②一攫千金を夢見てる
③人を疑うことを知らない
④おっちょこちょいな性格だ
⑤海外の宝くじを買ったことがある
⑥海外の懸賞に応募したことがある

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ちなみに、国民生活センターのサイトに最近の「当選商法」の事例や対策方法が紹介されているので、参考にされたい。
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/sn-20080723.html

ウイルスメールやワンクリック詐欺サイトはウイルス対策ソフトが見つけてくれるけど、郵送物の見極めは受け取り者がするしかない。
まあ、世の中に美味しい話はころがっていないってことですよね。

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2008年9月29日 (月)

一万円以下じゃなくって未満では?

9月29日の朝日新聞朝刊に、『劇団四季、S席料金値下げし9800円に 客層拡大狙う』という見出しで、劇団四季が最も高額のS席1万1550円を9800円に引き下げるという記事が掲載されていたが、引き下げ額中の最高額でも一万円に満たない訳だから、この記事内容は『一万円以下』ではなくて『一万円未満』と書くべきではないか?

天下の朝日がこんなレベルの日本語も知らないようじゃ恥ずかしいぞ。

http://www.asahi.com/culture/update/0928/TKY200809280170.html

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2008年9月28日 (日)

タカの渡り@日の岬

■2008年9月27日

今年も秋のタカ渡りのシーズンが到来と聞き、紀伊半島の最西端に在る和歌山県御坊市の日の岬まで行って来た。
大きな地図で見る

御坊インターチェンジ近くのコンビニに立ち寄った際に見上げた空。もうすっかり秋の雲だ。
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日の岬へは何度も来てるが、紀淡海峡をのんびりと行き来する貨物船を見下ろす景色が大好きだ。
もしも宝くじで3億円をゲットしたならば、絶対にこの地にログハウスを建てて海と夕日を見て暮したい。ヘミングウエイが住んだフロリダのキーウエストにも憧れるが、やはり日本語が使えない地での暮らしはしんどいし。
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灯台近くの高台に到着。すでに20人近くのウォッチャー達がカメラをセッティングしてタカの通過を待っていた。
数年前に来た時も痛感したが、600mmや800mmの大砲の群れの中へは、たかだか500mm以下のレンズしか持っていない者は入りづらい。
そんなAshと同じ気持ちなのか、フィールドスコープ組や200~300mm組は大砲組から離れた隅っこでひっそりと待機していた。
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ワシやタカは時刻表どおりに走る電車とは違って、何時に何羽が渡るかを知るすべも無く、ひたすら待つのみ。
この岬を渡るのは鳥だけではなく、アサギマダラなど長距離を渡る蝶なども見かける。
鳥以外は興味が薄いので、この写真の蝶は何という種類なのかも知らなかったが、後で図鑑を調べるとキアゲハだと解った。
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この後、トンボがトンボを捕食するショッキングなシーンに遭遇してしまった。
ギンヤンマがシオカラトンボを捕まえて頭部をかじり出したが、最初は羽をバタバタさせていたシオカラが数分間で動かなくなり、さらに数分後には頭部が無くなってしまった。
とても残酷なシーンだが、これも自然界の掟なんだろう。
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単発的には何種類かの鳥が通過するものの、大群の渡りを期待しているAshには少し不満だ。それと、とても遠い(のとAshの腕がヘボイ)ので証拠写真程度しか撮れない。
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待つこと3時間、やっとお昼前に10羽程度の群れで『タカ柱』が立った。
彼らは、ここで捕まえた上昇気流に乗って四国まで渡り、いずれかの岬で同じようにタカ柱を立てるのだろう。
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彼らの繁殖地である日本の自然環境が悪化しているが、越冬地の東南アジアの国々の方が悲惨な状態らしいので、とても気がかりだ。
来年も、この先もずっとタカの渡りが見れる地球であって欲しい。

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2008年9月26日 (金)

検挙されて良かった

赤っ恥を世にさらすことに成るが、先日スピード違反の検問で検挙されてしまった。

時速60KM制限の場所でを81KMで走ってたので、21KMのスピードオーバーなのだが、周囲の車より少し速いかなって感じだったので、突然に手旗を持った警官が前方に現れた時には正直言って驚いた。

現住所など簡単な質問をされた後で、左手の人差し指に朱肉を付けさせられて拇印を数カ所押す。
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このわずかの間にAshの脳裏を横切ったのは、『なんで、スピード違反なんてアホなことをしてしまったんやろ』という後悔と同時に『やっと捕まえてもらってホッとした』という安堵の気持ちだった。

この20年間ほどは交通違反で検挙されたことが無いAshだ。当然ながらゴールド免許だが、実は数え切れないほどのスピード違反を繰り返してきていたので、先日まで検挙されなかったのは単なるラッキーでしかないだろう。

ここ数年間の愛車は『駆けぬける歓び』がキャッチコピーのドイツ車であり、巷の評判通りにパワフルなエンジンとスポーティな足まわりの愛車のハンドルを握ると、つい自分がスポーティでパワフルで在るかのように勘違いしてしまって、ラフな運転をしてしまう。

ちなみに、高速道路などでは少し深めにアクセルを踏んだだけで、あっと言う間に■60KMから■80KMのスピードがでてしまうし、信号待ちでシグナルが青に変わった際でも周囲の車には負けたことがない。まあ、フェラーリやポルシェは別格だが。Rimg4191

そんなカーライフが続いてただけに冷やっとする危険なシーンはしょっちゅうで、我ながら『きっとその内に大事故を起こして、自分が大怪我をするか人様を大怪我させてしまい、結果として人生が破滅する日が来るかもな』と感じてた。

でも、そんな自分を諫めてくれる人や改悛するようなきっかけがないままに今日の日が来たわけだ。

これをきっかけに真面目なドライバーに成ろうと思う。

ワイルドな車をジェントルに乗るのが本当の大人なんだろうし。

 

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2008年9月21日 (日)

家族が増えた:)、ゼニガメ兄弟

娘の希望でカメを飼うことに成り、近所のペットショップでゼニガメの赤ちゃんを二匹買ってきた。
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Ashが娘と同じ年齢のころには犬などのペットを飼っていたし、娘の同級生の多くも何らかのペットを飼っているようなので、ペットを飼いたいという娘の気持ちが解らないことも無い。
娘が本当に欲しかったのは犬だったのだが、娘はきっと毎日のお世話をしないので結局は家人の負担が増えるという理由で犬は却下。
ハムスターは寿命が短いので老齢に成って不自由な姿を見るのが不憫だし、死んだ姿を見るのも切ないという理由で、これも却下。
(実際、この春に買ったハムスターの赤ちゃんは、わずか一週間であの世に旅立ってしまったしweep

ヘビやトカゲ、カメの類は嫌いな人が多いが、娘は何を思ってか『じゃー、カメにする』と決めたので、居間の窓際でカメを飼うことに決まった。
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最初は『えーッ、カメ飼うんsign02』と懐疑的・否定的な意見が多かったマイファミリーだったが、こうして無邪気に水遊びをしている姿を見ると、なかなか可愛いものだ。
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何よりも、『カーくんとターくん』と名付けて弟が二人増えたかのように喜んでる娘の表情が一番の収穫かな。
カメの雌雄は外観からは判断しづらいので、この二匹が兄弟なのか姉妹なのかは不明だが、それは娘にとって重要な問題ではないのだろう。

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2008年9月19日 (金)

東京~大阪が30分の超々特急

下々の民を見下ろして空を飛ぶことが大好きなAshだが、訳け在って新幹線で東京出張することに成った。
のぞみは速くなったとは言え、2時間半も堅いシートで同じ姿勢を続けるのも辛いもんです。
でも、わずか数百円の追加出費で東京~大阪間をわずか30分で移動する『夢の超々特急』bullettrainが在ることをご存じか?
080229164828   
この超々特急とは、ビールのロング缶と何らかのアテを買って新幹線の出発早々に飲み始めれば、誰でも目が覚めたら目的地に着いているという種明かしだ。bleah

でも、東京→大阪の移動でこの秘策を使うときには新大阪止まりの車両を選んでおかないと、気がついたら博多の車庫だったという悪夢を見るはめに成るかもね。

そんな訳で、今日は30分で新大阪に戻ってきたところです。

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2008年9月 7日 (日)

クモ、捕食者の芸術作品

野鳥を探して山道を歩いている時、あちこちに貼りめぐられたクモの巣には閉口する。
我々にとって厄介もののクモの巣ではあるが、捕食者として生きる道を選んだ彼らにとっては命をつなぐための大事な猟具だ。
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一寸の虫にも五分の魂とは言うが、このクモの巣からは小さな虫けらごときが作ったものとは侮れない緻密さと美学を感じさせられる。

人類は叡智を持った高等生物と自画自賛しているが、彼らだって何百代も何千代もつないだ命で積み重ねた叡智を、このような構造のネットに進化させて来たわけだ。

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普段なら三脚の先で払いのけてしまうクモの巣だけど、その美しさと彼らの叡智に敬意を表して、今日はしゃがんで通り抜けたAshでした。

この一週間はサンショウクイの姿を追い求めて神於山をさまよい歩いたけど、丸坊主でした。

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2008年8月31日 (日)

サンショウクイが旅立つ日も近いですね

数日ぶりに晴れ間が見えたので、家の近所をドライブがてらに回ってきました。
和泉葛城山の麓の山村では、50羽ほどのツバメの群れが何かの羽虫を追いかけて飛び回ってました。
ヒナの巣立ちまでは番いごとに暮らしてたのに、旅立つ日が近づくに連れて大きな群れに成って行きますね。
Img_1983 

一方、岸和田市郊外の神於山(コウノサン)ではサンショウクイの小群が梢の間を飛び回ってました。
これはオス。眼窩の黒いストライプが特徴的ですね。
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これはメスです。オスのような眼窩の黒い線は有りませんね。
サンショウクイは高い梢を好む鳥なので、重たいレンズを抱えて追い回すのは重労働です。
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これは神於山で見かけたトカゲ。小さな身体ながら虹色の体色はとてもきれいでしたよ。Img_2302

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2008年8月21日 (木)

阪急淡路駅1番ホームの怪

ずっと前から気に成ってることだけど、阪急電車の淡路駅のどこを探しても1番ホームが見つからない。

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※この画像は淡路駅とは関係ありません。

普通に考えると、駅のホームって1番から順に増えてゆくんだろうけど、どうして淡路駅には1番ホームが無いんだろう?

こんな駅って珍しいだろうから、何らかのミステリーやジョークに使えそう。
例えば好きでない人にデートに誘われた時、『阪急淡路の1番ホームで7時に待ってて』などと言っておけば上手に断れるのでは?

確かに、この駅は京都線、北千里線と地下鉄堺筋線がクロスするのでホームの構成も複雑なんだろうけど、昔は存在したはずの1番ホームが消滅した経緯を誰か知ってたらコメントください。

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2008年8月18日 (月)

照準器用マウントの自作

主な被写体が遠方の野鳥なので400~500mmの望遠レンズを使用することが多いけど、長い球で被写体をレンズの視野内に短時間に捕捉するには照準器が必須アイテムですよね。

と言うわけでWALTHERのPOINT SIGHT DUALを買ったものの、フィールドスコープを含めると照準器が必要なレンズは3本もあるので、これらのレンズで一個の照準器を共用する方法を考えてみました。

★初回作
POINT SIGHTそのものにはマウントベースが付属していなかったので、近所のホームセンターで手頃な素材を物色すると、20mm(幅)X2.5mm(厚)のアルミ板が見つかりました。

寸法や形が異なる3本のレンズで照準器を共用するには、ベルトなどでレンズに巻きつける方法が無難です。

同じホームセンターで、リング付きのベルクロベルトを売っていたのでマウントベースにねじ止めし、レンズ側には5mmのスポンジを張って完成!
なんと、材料費は1000円未満でした。

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さっそく、フィールドスコープに装着してみました。
左右の位置調整は照準器を持ってグイグイとずらします。上下方向は前後のベルクロの締め具合を加減してやれば簡単に調整できます。
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この方式のメリットは、ベルクロを剥がすだけで短時間に別のレンズに付け替えられること。
マウントベースにするアルミ板の側面は、照準器のツメの角度に合わせてヤスリがけしたほうが、しっかり固定できます。

この作品の欠点は、レンズに装着するごとに照準の位置合わせが必要なことと、三脚を担いで移動中に振動のために照準がずれてしまうことですね。

★第2作
最近、カメラのアクセサリーシューに取り付ける方式の照準器が発売されたけど、Ashが持っているWALTHERには使えないとか。

まだ使えるWALTHERを捨てて照準器を買い替えるのも悔しいので、同様の製品を自作してみることにした。
今度も近所のホームセンターに行き、アクセサリーシューに入るサイズのアルミ板を物色しました。
ぴったりサイズの板は見つからなかったものの、20mm(幅) X 2mm(厚)のアルミ板の幅を少しだけヤスリがけしたら、アクセサリーシューにぴったりと納まりました。
アルミ板をU字型に曲げるのに少し苦労したけど、ペンチと何らかの冶具を使えばだれでも曲げれると思います。

あとは、アラルダイト(2液混合型強力接着剤)でマウントベースに接着して、完成。
今回の追加費用は200円程度。
市販の商品とそん色のないものが、数百円で手に入ったので大喜びのAshでした。
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100-400ズームに取り付けたもの。これで来週からの鳥観の楽しみが増えましたね。

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しかし、この作品ではアクセサリーシューに差し込む部分のアルミ板を削りすぎたためか、照準器がガタついてしまって角度が定まりません。
それに、ファインダーと照準器が離れすぎてるのも気に入りません。

★第3作
アクセサリーシューにしっくりとなじむ物は無いかとカメラ店を探してたら、、『E-519 エツミホットシューアダプター』というものが見つかりました。これは、ホットシューの無い一眼レフカメラにコードレス接点式のストロボを装着するときに使うものとか。
なんとかこれを利用すれば、照準器をホットシューしっかりと装着できそうです。
ちなみに料金は1000円ほどでした。
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このアダプター、上半分とコードはAshにとって不要なのでニッパーで割り取り、下半分をマウントベースに接着することにしました。

出来上がった作品がこれ。
作業は意外と簡単に終わったので、今までの作品作成時の苦労がウソのようです。
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この作品、シンプルながらもホットシューにしっかりとなじむし、何よりもファインダーと照準器との間の目線移動が少なく成ったのがうれしい。
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偶然出会ったバーダーが持ってた同様の市販品を見たことがあるが、取り付け部やアングル部で数センチの高さが有るので、ファインダーとの目線移動が辛そうな感じだった。
POINT SIGHTは、キーレンチで上下方向や左右方向の角度を微調整できるので、マウントベースへの接着時に真っすぐに成るように気をつけておけば、特にアングル部は不要と思う。


早速、Ashのお気に入りの探鳥地の一つで試してみたが、とても快適に鳥が追えるので大満足。
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2009/02/08
ホットシューアダプターをアルミ板に接着する場所が前すぎると、ファインダーを覗くときに照準が顔に当たってしまうので、ご注意を。

●北は北海道から南は宮古島までAshの目で見た鳥たちの庭へもお越しください。

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2008年8月15日 (金)

検査疲れ...

この初夏に受けた人間ドックで便に潜血反応有りと宣言され、半信半疑ながら受けた大腸のX線検査で腸に腫瘍が在ると診断された。

この齢になると身体のあちこちにガタが出てきてるのは痛感してるけど、まさか自分がガンと縁が在るとは思っても居なかったんで、この診断はかなりショックだった。

腫瘍が悪性かどうかは、大腸にカメラを入れて検査しないと分からないらしく、今日は一日かけて内視鏡の検査を受けてきた。

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腸の中が鮮明に見えるようにと、午前中いっぱいは2リットルの薬剤を飲んで腸の洗浄。
タイマーとにらめっこで10分おきにコップ一杯づつ苦い薬を飲むんだけど、正直言って辛かった。
これがビールだったら何リットルでも飲めるのにな。

お盆のど真ん中なので病院が空いてたのが幸いだったけど、腸の奥までグイグイと入ってくる内視鏡のあまりの痛さにギブアップしてしまった。

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と言うのも、この検査に先立って「腸は柔らかい場所なんで、内視鏡を無理に奥まで入れる時に腸を破いてしまうことが在るんですよねー。だいたい2年に1回くらい失敗してるかなぁ。」と言われてたので、内視鏡が腸に入ってくる痛みよりも腸が破れて緊急手術をする場合の恐怖のほうが先立ってしまい、『もう止めて!』と泣きを入れてしまった。

という訳で、結果が出せなかったけど、「今後は血液検査など定期的にやって状況を追跡しましょう」とドクターに慰められて戻ってきた。

まあ、私の苗字のごとく黒でも白でもない灰色の状態ですが、後はあまり無理せずに人生をエンジョイしろってことか。

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2008年8月10日 (日)

狂気の時代を経て

あと一週間弱で終戦記念日です。

とは言うものの、終戦当日にこの世に生を授かっていた方々はすでに少数派と成り、終戦の実感が徐々に薄れてきていますね。

下の写真は明治時代から終戦直前まで間に発行された一銭硬貨の推移ですが、年代が終戦に近づくにつれて徐々に素材や寸法がしょぼく成って行きます。

ちなみに、それぞれの硬貨の素材は、
 明治16年⇒銅
 昭和10年⇒青銅
 昭和18年⇒アルミニウム
 昭和19年⇒スズ
です。

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日本の通貨の基本単位としての一銭の素材や寸法が、戦局が厳しくなるに連れて徐々にみすぼらしく成って行くことで、当時の日本の窮状がしのばれます。
その当時は、全国の寺院の釣鐘や家々の鍋釜までが供出を強制させられて、兵器や軍事用品に作りかえられましたね。
たとえ一億総火の玉に成って大和魂で頑張っても、資源の乏しい日本が長期戦に耐えられないことは自明の理ではあっただろうに、その当時には軍部の蛮行を誰も抑えれない空気だったんでしょうね。

もう一組の写真は、康徳元年に発行された壱角硬貨です。
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『康徳元年、なんじゃこりゃ?』、この硬貨の発行年を初めて見た時の実感です。
資料によると、康徳元年とは1934年のことであり昭和9年に相当します。
この硬貨は、かつての大日本帝国が中国の東北部に傀儡政権を介して起こした満州帝国の通貨であり、康徳は満州国で使用されていた元号です。

この通貨の価値も、康徳12年=昭和20年に日本がポツダム宣言を受諾し敗戦したことによって自然消滅してしまったわけですね。

日本が戦争の狂気に突入たことの真相や戦争に対する評価は各論あると思いますが、もう2度とこのような悲惨な時代は体験したくないものです。

趣味で世界のコインを集めています。
コインはお喋り』へも遊びに来て下さいね。

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2008年7月27日 (日)

検査前日

数か月前の人間ドックで、『ヒトヘモグロビン』が検出されたので精密検査を受診せよ、と言われた。

『ヒトヘモグロビン』とは何を知らなかったのでネットで検索してみると、いわゆる人間の血のことらしい。

普段の食生活で肉や魚を摂取すると食物に含まれるヘモグロビンが腸にも届くのだが、人間の血は食肉人種でもない限りは腸で見つかることは無い。

ドックの報告を聞いた時には、『もしかして大腸ガン?』などと思い込んでかなり落ち込んでしまったが、悶々と暮らしてても精密検査を受けても身体の状態は変わらないんだからと意を決して腸の検査を受けることにした。
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明日の検査は腸に造影剤を注入して写真撮影するらしくて、腸から異物を排除するために前日の食事は写真のような特殊なものを与えられた。

メニューはお粥主体のシンプルなもので、一日分のカロリーを合計しても800KCalにしか成らない。

最近は、お腹の『はみ肉』が目立ってきたので気に成ってたけど、きょう一日の超健康的な食生活のおかげで、少しばかりのメタボ対策になるんじゃないかな。

検査結果が出るのは8月1日。
その日は祝い酒になるのかやけ酒に成るのか定かじゃないが、何れにせよ酒を飲むんだろうな。
◆8月1日
ドクターの診断ではX線の画像に腫瘍のようなものが在るとのことで、内視鏡で精密検査することに成った。
検査日はお盆のど真ん中の8月15日。この検査の後で、最終的な結論が出されるのだが、何れにせよ心安らかに過ごせない夏と成った。

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2008年7月21日 (月)

宮古島探鳥記(2008年夏)

愛鳥家が見てみたい鳥ベスト3のうちの2種であるアカショウビンとサンコウチョウが同時に見れる南西諸島の島。
そんな宮古島への2度目の探鳥記です。

※ブログ中のアカショウビンとはリュウキュウアカショウビンを指します。

<7月某日>
毎夏には探鳥旅行をすることにしているAshだけど、今年は行き先を絞り込めずに悩んでる。
去年行った道北のサロベツ湿原や利尻島もきれいだったし、南西諸島のアカショウビンにもまた会いたい。知人から聞くと屋久島の自然もけっこう良いらしい。

そんな悶々とした気持ちの日に、一昨年にアカショウビンが縁で知り合いに成ったKさんから、「今年もアカショウビンを見てきた」と聞いた瞬間、一気に宮古島に決定。

<7月17日(木)>
今日は出発の日なのに、皮肉にも数日前に発生した台風7号がゆっくりとした速度で南西諸島に向かっているらしい。
もしも宮古島に上陸するのなら、暴風雨の中ではテントも張れないしレンズも出せない。
でも、飛行機もレンタカーも民宿も予約したからには飛ぶしかない。

Photo
(国際気象海洋のサイトより)

宮古空港へ着くと、オキナワレンタカーのスタッフが待っていてくれた。
沖縄や南西諸島には地元資本のレンタカーが何社か在り、かなり格安の予算で利用できるのがうれしい。

レンタカーに荷物一式を積んでお目当ての山林へと向かう道中でいきなりのスコール。
台風が接近しているこの日を選んだのは、やはり間違いだったのか...
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現地に着いたころには雨もあがり、なんとかレンズを出せそうな空模様に成った。
でも、相変わらず風は強くて、時おり吹く風でブラインドが押し倒されそうに成る。

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池の周囲にはロープが張られ、写真のような警告看板が立っていた。
どれも、一昨年に訪れた時には無かったものなので、この山林へ訪れるバーダーが確実に増えていることと、バーダーのモラルが低下していることが想像できる。

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もしかすると、この山林へ訪れたバーダーのうちの何人かはAshのブログから情報を得たかも知れないと考えると、複雑な心境に成る。
今回のブログでは島の名前や山林の場所などを伏せておこうかとも思ったけれど、時すでに遅しの感が有るので、後はバーダーの良心にゆだねるしか無いのだろう。

このブログを見たバーダーには迷彩テント(最低でも迷彩シート)の持参をお薦めしたい。
鳥たちから身を隠すことによって、数メートルの傍までキョロちゃんが来てくれるんですよ。
この写真、500mm単焦点でノートリミング。

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とても臆病なオオクイナでも、こんなにリラックスして水浴びをする姿を見せてくれるのは迷彩テントのおかげですね。

迷彩グッズはこのショップなどでも買えるので、ぜひお試しを。ちなみにAshが使っているのは日本野鳥の会のワンタッチ迷彩ブラインドという優れものです。
とても重宝するブラインドだが、強いて難点を挙げると前方の切り込みの位置が低いので、それに合わせて低い椅子が必要なことだろうか。

Img_0743

到着初日にお目当てのアカショウビンとオオクイナが見れたので、早々に今回の宿がある来間島(くりまじま)へと向かう。
来間島は宮古本島の西にある小さな島で、その面積のほとんどがサトウキビ畑と山林だ。
ここには数件の民宿と土産物屋、それにレジャー船などがあるものの、島外からの大規模な資本に侵されていない聖域と言える。
前回もお世話になったペンションたきなかは、元公務員のお父さんと心やさしいお母さんやお手伝いのおばさん達が温かくもてなしてくれるので、大好きに成った。

宿の食事は自家栽培の野菜類やお父さんが浜で釣ってきた魚などがメインなので、沖縄の家庭料理が味わえる。
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(これは朝ごはん。野菜たっぷりのヘルシーメニューだ。)

夜は500円で泡盛が飲み放題で、お父さんから島の昔の暮らしなど興味深い話が聞けて時の経つのを忘れてしまう。
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島のヤモリも泡盛の匂いに釣られて(そんなこと無いか)、降りてきた。
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玄関のドアにさりげなく組み込まれたステンドグラスがお洒落だね。
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<7月18日(金)>
天気予報では雨の確率が60%だったけど、青空も見えてるので山林へと向かう。
きょうが平日のせいなのか台風を嫌ってか、山林ではAsh以外のバーダーは見かけない。
おかげで静かな環境の中で鳥を堪能できそうだ。
きょうも水浴びに来たオオクイナ。すぐ傍のテントの中に人間が居るとも知らずにリラックスしてる。でも、何かの拍子に林の中にいちもくさんに逃げ込むほど本来は警戒心の強い鳥だ。
Bandedcrake

どこからともなくカラスバトが飛来してきてしばらく樹上から池の周囲を警戒していたが、危険なものが無いと思ってか、水を飲みに降りてきた。
この島にはたくさんの種類のハトが生息していて、その中でもキンバトやカラスバトの姿はとても美しい。
カラスバトはトンビ程の大きさで、その名のとおりカラスのような鳴き声がする。
木漏れ日を浴びて輝く姿に見とれてしまう。
Japanesewoodpigeon

これらのハトからは都会の公園で見かけるハトのような薄汚さとは別世界に棲む神々しささえ感じ取れる。
キンバトは南方に棲む鳥で、この島が生息地の北限に成る。
Emeralddove

<7月19日(土)>
今日も心地よい朝だ。どうやら台風は台湾方面へ進路を変更したらしい。
普段の暮らしではパソコンや携帯が手放せないが、せっかく南の島に来たからにはテレビやOA機器とは縁のない生活を満喫したいものだ。
きょうで山林通いも三日目だが、なぜか長い尾羽が優美なオスのサンコウチョウに会えていない。もう繁殖の次期も過ぎたので明るい時間には森の奥深くにひそんでいるらしい。
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テントからわずか2mの距離でキジバトが日向ぼっこをしている。
鳥たちのこんな自然な姿を間近で見れるのも迷彩テントの大きな成果だ。Img_0771_2

三日間もテントにこもっていてもオスのサンコウチョウに出会えず、気分転換で山林の中を散策してみる。
林の中を注意して探していくとリュウキュウコノハズクを見つけることができた。
一昨年に見たものは目をつぶっていたのだが、今回はぱっちりと目を開けてAshを睨みつけている。
この表情からヒョウキンそうな鳥と思われがちだが、夜になると野ネズミなどを狩るハンターに変身する。
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さらに林道を進むと、こんどはアオバズクがAshを見下ろしていた。
重たいレンズを担いで林道を歩きまわるオヤジは、彼らの目にはどのように映っているのだろうか。
Img_1261

林の探索で気分一新したので、再びテントで鳥を待つことにする。
すると、突然に数羽のオスのサンコウチョウが飛来し目の前の枝に止まってくれた。
残念ながら、枝カブリのうえにピントの甘い絵しか撮れなかったけど、一応は念願のオスが見れたので幸せだ。
Img_1637

山林での目的をほぼ達成したので、島をドライブしてみることにした。
まず向かったのは北のはずれにある池間島。この島には湿原があると地図に書いてあるが、車で湿原らしい場所の周りを何周もしたが入口が見当たらない。
湿原は諦めて池間大橋のたもとのエリグロアジサシの営巣地へと向かう。
ここは、規模は小さいものの一昨年に来た時も間近で営巣姿が見れたので、Ashのお気に入りのスポットだ。
Img_1856

続いて向かったのは東平安名岬。
絶壁から見下ろした海の青さとサンゴ礁の白さが目に焼きつく。
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しかし灯台の近くは観光バスがあふれ、スピーカーからは大きな音で下手なカラオケが流れている。そんなわけで灯台には見切りをつけて島の西岸を北上することにした。
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海岸沿いにペンションへ戻る途中の高台に見えた展望台。
ステンドグラスを通して柱に映った光がきれいだった。
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今晩も、お父さんを中心に予算500円ぽっきりの宴会が始まった。
宴に同席したのは、所沢から来た一卵性親子のように仲の良い母と娘、それに茨城県からの男性5人のグループ。それと、宿のお手伝いをしながら都会暮らしで疲れた心のリハビリをしている女の子など。
このペンションはこじんまりとした家庭的な大きさと、お父さんの引力およびお母さんの温かみのにつつまれるせいか、同宿の人たちとはすぐに友達に成れる。Rimg4027

<7月20日(日)>
四日間の旅行などあっという間に過ぎてしまい、もう島を去る日に成ってしまった。
今朝は少し早起きしてペンションの周囲を散策してみた。
朝日の中の来間大橋。
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展望台からは来間島全体を見渡せる。
東側からは海峡を隔てた対岸の本島に林立する本土資本のリゾートホテルが見える。
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展望台の屋根に鎮座しているシーサーは島の西側のサトウキビ畑を見下ろしている。
東側の景色とは対照的だ。
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サトウキビの葉づたいに、セッカがチッチッチッとせわしなく飛び回っている。
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畑一面のヒマワリが朝の陽に向かって輝いている。昼の間ずっと太陽を追いかけていても眩しくないのだろうか。
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宮古本島に渡り、サトウキビ畑をグルグルとドライブする。
スプリンクラーでサトウキビに撒く水のしぶきがきれいな虹を作っている。
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畑では10羽ほどの見慣れない鳥が何かをついばんでいたが、ツバメのようでケリやチドリのようでもあり、種類の見当がつかない。
後で図鑑で調べると、ツバメチドリと言う鳥だったが、そのものズバリの名称に納得。
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この鳥の成鳥は黒い涙を流したような表情が特徴的。
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3時発の那覇行き便までは半日近くあるものの、さすがに三日間も遊びまくったためか島を散策する元気も無くなってしまった。
波音が聞こえる海岸で車を止めてしばしのお昼寝タイム。観光旅行に来た訳じゃないんだから、名も無い浜で何もせずにボーっとできるのも贅沢かも。
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那覇を経由して関西空港に向かうに連れ、眼下に広がる景色はトロピカルなものから普段見慣れたものに変って行く。
さあ、この数日でたっぷりと充電できたんだから、明日からの日常生活を嘆くのはよそう。

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一度目の探鳥記、宮古島探鳥記(2006年夏)へも遊びに来て下さいね。

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2008年7月12日 (土)

群青の空と黄金色の海?

梅雨が明けきらずにぐづついた空模様の日。
こんな日でも雲の上は快晴で、あちこちに入道雲が出てます。
もう、雲の上では真夏なんですね。
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それにしてもボンバルディアに乗るたびに冷や冷やします。
この日のフライトでもエンジン部分がかなり振動してたけど...
まあ、夏だから暑気払いでいいか。
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三枚目の写真は山口県沖でみた光景。船から何やら黄金色のものが放出されているんだけど、一見して土砂では無いような。
とすると、『う●こ』の可能性大だけど、もし本当ならこんな沿岸部で放出してて問題無いんだろうか?
もっとも、魚たちにとってはエサなんだろうけと、我々はその魚を食べるんですよね。
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2008年7月 8日 (火)

諫早の海で思うこと

長崎出張のついでに長崎の野鳥を見ようとネットを検索したら、諫早湾ごしに雲仙が望める轟渓谷でアカショウビンが見れるとの情報。
本来のスケジュールの一日前に長崎に入り、レンタカーで轟渓谷へ向かったものの、肝心の渓谷は水遊びのファミリーでおお賑わいだった。
緑の濃い季節=鳥が見えない季節なので、陽射しの強い日中に姿を見せてくれたのはメジロくらい。
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そんな訳でアカショウビンやオオルリには会うことが出来なかったが、緑の深い渓谷を散策していると、どこからともなく漂ってくる植物の芳香に心が安らいだ。これが本来のアロマセラピーだろうか。
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渓谷を見下ろす尾根からは諫早湾ごしに雲仙が望めた。この海はわれわれ凡人には理解できない政策で半分を埋め立てられてしまい死の海と化してしまったので有名だが、こうして生の海と死の海の双方を対比して見るにつけ、何時もながらのお上の暴挙と蛮行に怒りを感じる。
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減反政策で百姓に米造りを禁じる一方で、海産物の宝庫ともいえる諫早の海を埋め立てて農地を増やそうとしている。
残念ながらせき止められた水域の半分は埋め立てられてしまったが、漁師たちの涙の抗議や世間から非難の目を感じながら、この地で農業を営むことができる勇気ある百姓はいるのだろうか。
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この長大な堤防を作ることによって懐が潤ったゼネコン、そして彼らと結託して蛮行を強行したアホなお上連中。この世に正義が在るのなら双方ともに抹殺されるべきではないのだろうか。
ホテルの庭で見かけた野うさぎに、少しばかりだが怒りを静めてもらった。
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2008年6月28日 (土)

やっぱりミソっちは可愛い 《雨の金剛山にて》

この週末は雨模様なのでバードウォッチングは諦めてたけど、なんとか午前中は空が持ちそうだったので金剛山へと車を飛ばした。
やはり梅雨時期のせいか登山客は心なしか少なく、その分だけのんびりと散策できた。
ロープウエイの手前の登山道を少し登ると、オオルリやミソサザイの囀りが聞こえる。
今回の機材は500mm単焦点x1.4倍コンバータ。
こずえ近くのオオルリまでは届かないが、渓流で遊ぶミソっちの姿はたっぷりと堪能させてもらった。

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■これ、ミソっちのお決まりのポーズ。ちびのくせに大きな声で囀るのが好き。

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■このポーズも、まるでお団子のようで可愛い。

渓流のミソっちとの遊びも堪能できたので、次は頂上近くのオオルリを目指す。

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■しばらくは心臓破りの坂が続くけど、この金剛白龍大神の鳥居を過ぎれば、もうすぐ千早園地。


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■園地で一休みしてたら、ポツリポツリと雨が。
今回はオオルリに会えないままロープウエイで下山するはめに成ったけど、久しぶりに会ったミソっちに心が癒された。

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2008年6月25日 (水)

もう終わったか.....

この前の定期検診で肺炎が見付かったとの中間報告を聞いて落ち込んでたところへ検診の最終結果が届いて、大腸からの出血があると書いてあった。
これって、暗に『大腸ガン』の可能性を指した報告なんで、今日はかなり落ち込んでしまった。
こんな悩みって職場のメンバーにも家族にも打ち明けられないんで、昨夜は行きつけのJAZZBARへ飲みに行った。

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この店に通い始めてから、もう8年。
同じ景色の中でいつも通りに飲んでるつもりでも、昔に比べたら酒も弱くなったし身体の免疫力も低下したように感じる。

マスターから『今日はピッチが早すぎ!』っていさめられたけど、やはり今日の診断結果がショックだったような。
外見は努力して若作りしてても身体は正直なもんで、年齢相応にあちこちにガタがでてきた。
幸いにも抗生物質を飲んだら肺炎の症状は消えたけど、次から次と巡ってくる体調の異変には気が滅入ってしまう。

まあ、こうして悔やんでてもしょうがないんで、早期発見早期治療で身体の疫病神でも退治するか。

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2008年6月 8日 (日)

肺炎に成ってた

この3月初旬ごろに風邪をひき、一ヶ月ほどは大きな息をすると胸が痛んだりしてました。

ノドや鼻の粘膜系もヒリヒリした状態が続いてて、きっとこれは出張続きでホテル暮らしが長いので、エアコンの乾いた空気に粘膜がやられたんだろうなって思ってました。

でも、風邪をひいてから何ヶ月も過ぎた今でも咳き込んだり深呼吸をすると胸が痛んだりするんで、少し心配してたんです。

先日、毎年行ってる定期健診を受けたところ、『レントゲン検査で肺の一部に陰りが見つかったので、大きな病院でCTスキャンを受けてください』と言われてビックリ。

さっそく掛かり付けの病院へCTスキャンの予約をしたものの、予約が混んでるので受診できるのは半月後と言われました。

CTスキャンを受ける日までは、小心者のAshの心にはいろんな葛藤が渦巻き、正直言って仕事をしてる時もお酒を飲んでるときも心ここに非ず状態でしたね。

もし肺がんや肺結核だったとしたら長期の入院が必要だろうし、その間の会社の経営や家族のことも心配でした。
それに、肺結核だったら家族や仕事関係で接触した人たちに結核菌をばら撒いてたかも知れないんで、多くの人たちに迷惑をかけることに成ります。

肺がんだとしたら、もしかすると余命数か月と宣言されるかも知れないので、TVドラマの『明日の喜多義男』みたいに、残された日々に自分のやりたかった夢を成し遂げるべきか、それとも自暴自棄に成って酒やオンナに逃げるか。
何れにせよ、仕事の整理をしたり遺言も書かないといけないしで、忙しい余命なんだろうな。

偶然にも、少し前にジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演した『最高の人生の見つけ方』という映画が公開された時も、さっそく観に行って来ましたね。
この映画にはとても共感を覚えましたんで、Ashと同じ境遇の人は、ぜひ見に行ってください。

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そして、一昨日がCTスキャンの予約日。先日撮影したレントゲンフィルムと昨年分のレントゲンフィルムを見比べていた医師がAshに告げたのは、『これ、単なる軽度の肺炎なんで、抗生物質を一週間も飲めば治りますよ。CTスキャンなんてするまでも無いね』の一言。

嗚呼、この半月間の深刻な葛藤はいったい何だったのか!
余命いくばくも無い薄倖の美男子には成り損ねてしまったけど、人生の幕引きをする必要も無かったんだと思うと嬉しくって。

でも、担当医に肺炎に成った訳を聞いてみると、『高齢に成るに従って喉に入ってきた食べ物やつばを肺と胃に振り分ける機能が衰えてくるんですよね。あ、これ一般論なんで気になさらずに』と言われました。

何れにせよ、そろそろ自分の身体と会話しながら生きてゆく年代であることを痛感しつつ、3本目のビールを空けようとしてるAshです。

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2008年5月31日 (土)

アイヌが先住民とは認めるけど...

日本政府が今国会で採択する決議の原案から①が削除され、②が残された。

①「アイヌの人々が労働力として拘束、収奪されたため、その社会や文化の破壊が進み、『同化政策』により伝統的な生活が制限、禁止された」

②「アイヌの人々は独自の言語、宗教や文化の独立性を有する先住民族である」

※以上 朝日新聞 5月31日 朝刊の記事より引用
 ちなみに『アイヌ』とは『人間』を意味することばなので 、上記の『アイヌの人々』という表現は不適切なんじゃないのかな。

この決議案の意味をAsh的に理解すると、『アイヌは昔から日本のどっかで自分らの生き方で暮らしてたみたい』けど、『俺ら日本政府は、アイヌを辺境の地に追いやって彼らの土地を奪ったり、彼らを日本人の奴隷とすべく文化や言葉も奪ったなんて記憶にないね』と言ってるのと同じじゃない?

洞爺湖サミットを目前にして、『日本だって先住民のことを慮ってる先進国なんよ』ってことを諸外国アピールをするための国会決議なんだろうけど、もっとも大事な事実や彼らに対して行ってきた蛮行を認めないという決議は、諸外国からの評価を下げる効果しか無いんではないだろうか?

アイヌの伝統文化を音楽活動を通じて伝えようと活動しているアイヌアートプロジェクトの結城さんとは谷町九丁目のJAZZバー『街山荘』で何度かお会いしたが、奇しくも5月30日の朝日新聞に彼の活動が掲載されていた。
Photo
恥ずかしながら、結城さんと(この頃はデブっちょでムーンフェース状態の)Ashのツーショットです。
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◆街山荘のURL
 http://machi-sanso.com/
 街山荘は7月に梅田の阪急東通りへ移転します。

◆どうやらアイヌアートプロジェクトのホームページページは閉鎖されたようです。
 このURLはドラマーの方のホームページですが、このページも最近になって閉鎖されてしまいました。 何故?
http://daitoudaitou.blog120.fc2.com/

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2008年5月 8日 (木)

恥かしながら佳作をもらいました

昨年の10月に新潟県の福島潟で撮ったオオタカの写真がコンテストで佳作を貰いました。
賞とは言っても、「大賞」の下の「優秀賞」の下の「特別賞」の下の「入選」の下になる「佳作」なんで、人様に自慢できるもんじゃないですが、自分の撮った写真が賞を貰うのは生まれて始めてだったんで、とても嬉しいです。わーい(嬉しい顔)
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★福島潟に行ったときのブログはこれ。
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_73f9.html

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2008年5月 6日 (火)

弘前のさくら祭りとねぷたパレード

毎年、ゴールデンウイークの時期には弘前城公園の桜が満開に成って、恒例の『さくら祭り』が催されます。
ところが、地球温暖化のためか今年の桜は祭りよりも早い時期に開花のピークを迎えてしまったようで、さくら祭りの時期にはお堀の周辺の桜はほとんど葉桜に成ってしまいました。一部のツァー客は予定をキャンセルしたらしくて、観光関係者には今年の異常気象が大きな悩みの種のようです。
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幸いなことに、天守閣付近ではきれいな枝垂桜(しだれざくら)が真っ盛りで、たくさんの花見客で賑わっていました。
名峰岩木山を背景に咲く桜は淡いブルーと淡いピンクの取り合わせがとてもみごとです。

城内の公園ではたくさんの花見客がお弁当やお酒を持ち込んで酒宴の最中でした。
いくつかのグループは津軽民謡や踊りに興じてましたが、都会での花見のように無粋なカラオケで喧騒を撒き散らしている風景に比べて、とても素朴で和気藹々とした情緒を感じさせてくれました。
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奇しくも、このさくら祭りの時期に弘前に居合わせた幸運を喜びながら屋台の焼き鳥を肴に缶ビールを飲んでたら、今日の夕方から通りでパレードが在って、そこにねぷたが来るという話を教えてもらって大感激。
缶ビールと満開の桜にしとど酔っぱらってしまったので、とりあえずホテルで仮眠して酔いを醒ましてから街中へ繰り出すことにしました。
弘前のねぷたには興味が在ったし一度は見てみたいと思ってたけれど、まさか季節はずれのこの時期にねぷたが見れるとは予想もしてなかっただけに、さらに大感激。
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ねぷたの由来や民俗学的な知識には疎いAshだけど、この絢爛豪華なねぷたを担いで練り歩く民衆のエネルギーの源は、永くて辛い北国の冬の季節を終えた喜びなんではないだろうか。


初めて見たねぷたで感激したのは、そのメカの凄さですね。
通りに点在する信号や通りを横断している電線よりも背の高いねぷたが、それらの障害物を横切る際には、ねぷた全体が下に沈みこんだり回転したりしてスルリと通過します。

この夜のパレードでは、ねぷたの他にも岩木山参りの「お山参詣」や「よさこい津軽」なども繰り出して北国の情緒を満喫させてもらいました。
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2008年4月29日 (火)

白神山地の春鳥たち(2008年4月)

広大な面積のブナ林が手付かずで残されていたために世界遺産に指定された白神山地。
そのふもとに在る、『十二湖』と呼ばれる湖沼群へ行ってきました。

大きな地図で見る

今回の旅の基点は弘前市。
この時期の弘前市では『さくら祭り』が開催されるために全国から観光客が集中するので、ホテルや飛行機は一ヶ月以上も前から確保しておく必要があります。
なんとかレンタカーも確保できたので、前夜は早々と9時にベッドイン。

28日は、早朝4時に起床。
まずは鯵ヶ沢(あじがさわ)という海辺の町に向けて、岩木山を左手に見ながら北上です。
最近は遅寝遅起きのぐーたら生活が続いてて、朝焼けを見るなんて久しぶり。
夕焼けを見ると哀愁を感じますが、朝焼けには荘厳さを感じさせられます。
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海岸沿いをドライブし、白神山系が一望できる漁村にたどり着いたのは午前6時。
普段なら、まだイビキかいて寝てる時刻です。
昨夜確認した天気予報のとおり、残念ながら白神の上空は雨雲で覆われています。
さあ、十二湖までもう一息。
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午前6時に十二湖に到着し、先ず向かったのは『鶏頭場(けとば)の池』。
ここは、十二湖の中でも野鳥の観察スポットとして有名だと、弘前市在住のバーダーNさんに教えてもらいました。
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それにしても、強烈に寒いうえに風も強いんでカメラを持って移動するだけでも惨めな気持ちに成ってしまいます。
ゴールデンウイークを過ぎた頃には、この鶏頭場の池にアカショウビンが来るらしいんで、もしかして気の早い奴が来てるかと少しは期待してたけど、この寒さではムリですねぇ。

リュウキュウアカショウビンは数年前に宮古島で見たけれど、本アカショウビンは京都の芦生原生林で声を聞いたことがあるだけです。

下のリンクは宮古島のブログ。
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_5db7.html

気を取り直して池の周囲をうろついてたら、枯葉の上で何か動くものが。
証拠写真程度のピンボケしか撮れなかったけど、なんと初めて見たトラツグミでした。
ピョンピョン飛び跳ねて藪の中へ逃げ込む姿はツグミそのものです。
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余りにも寒いんで頭がキーンとします。
もうすぐ5月だし、大阪では半そで姿でうろちょろしてたので、青森へも軽装で来てしまった自分の軽率さを恨みます。
泣きっ面を蜂が刺すように雨も降ってきたので、とりあえず車へ戻ろうとした途中で見かけたキビタキくん。Ashにとっては今年の初キビタキです。
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雨宿りをかねて数時間の仮眠をした後に向かったのは、鶏頭場の池の隣に在る青池。
この池、コバルトブルーで澄んで底まできれいに見えるので、観光客にも人気のスポットらしいです。
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それにしても、たった数時間仮眠した後に目覚めたら、周囲は観光バスでやってきた団体さんだらけで大賑わいです。

まあ、これも世界遺産効果なんだろうけど、手旗を持ったガイドさんの後を団体さんがゾロゾロ歩いてるような場所では野鳥はムリと諦めて、Nさんに教えてもらったもう一つのスポット『長池』に向かうことにしました。
青池から長池までの林道の両脇はブナの原生林が残されていて、白神らしさを味あわせてくれます。
十二湖は白神山には近いものの世界遺産の指定地域外なので、こうして自由に観光旅行ができるわけですね。
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ブナ林ではオオアカゲラを見かけました。
つがいらしい2羽で追いかけっこしてたけど、今年も繁殖に成功してたくさんの子孫を増やして欲しいな。
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長池は観光コースから外れているために、静かな雰囲気の中で自然を満喫できます。
この日は数羽のカモとオシドリのペア、それにオシドリの幼鳥がいました。
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コマドリやミソサザイは、鳴き声が聞こえるだけで、なかなか姿を見せてくれません。
せっかく来たんで姿くらいは拝みたいのにと、長池と鶏頭場の池を何度も行ったり来たり。
ほぼ諦めかけてた目の前に、ひょんとミソっちが飛び出してくれました。
やはり、いつ見ても可愛いチビさんです。
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寒さと大自然を堪能できたので、海岸沿いを北上して弘前へ戻ります。
途中の原っぱでノスリが獲物を探して飛行する姿に遭遇しました。
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日本一の夕日、と看板が出てたところで見た夕日。
日本で一番かどうかは別として、今日の感動を締めくくってくれる一瞬です。
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夕暮れの岩木山。
岩木山をこの方角から望むのは初めてだけど、どこから見ても津軽のシンボルにふさわしい名山ですね。
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青森から大阪へ戻るフライトで見下ろした白神山地。
この広大な山地には動植物や未知の菌糸などいろんな命がぎっしり詰まってまってて、まさに命の宝庫と言えます。
まだ雪をかぶってますね。
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2008年4月18日 (金)

霞ヶ浦のチュウヒ(2008年4月)

茨城県と千葉県の二県にまたがった日本で二番目に大きな湖、霞ヶ浦。
Ashが小学校で習った教科書には、帆を張った漁船がワカサギ漁をしている写真が載っていたのを覚えていますが、最近の漁獲量は最盛期とは比較に成らないほど落ち込んでいるとか。

この霞ヶ浦の南西部に『妙岐の鼻』と呼ばれる鳥のクチバシのような形をした葦原が在り、そこではチュウヒ・オオヨシキリ・オオジュリンを始めとするたくさんの野鳥が生息しています。

筑波山のふもとの大学への出張ついでに、妙岐の鼻へチュウヒを観に行ってきました。

■こんな広大な葦原なのに、遊んでたのはAsh独りだけ。贅沢な遊びです。
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妙岐の鼻には、二箇所の観測小屋のほかにも駐車場やトイレなどバードウォッチャーのための施設が整備されていて、とても便利です。
しいて注文をつけるなら、歩いてゆける距離にコンビニかレストランが在れば食料やオヤツの確保に事欠かずに済みますが。

■葦原を悠々とグライドするチュウヒ。
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■Ashの推測では、この葦原には3~5羽のチュウヒが棲んでいるようです。
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■もう少し暖かくなるとオオヨシキリなども渡ってくるらしいですが、この季節の葦原で見れるのはチュウヒ・オオジュリン・アオサギ・トンビくらいでしょうか。
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■オオジュリンです。
葦の茎から昆虫か種のようなものをほじくり返して食べてました。
この日は風が強くって、何枚も撮った写真のほとんどが葦をかぶった絵ばかりだったのが残念です。
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■近所の集落にワカサギの天ぷらで有名な『水神屋』という食堂が在りました。
この食堂は水神社の傍に在って、ヘラブナ釣りの愛好家のサロンのような雰囲気でした。
ワカサギの天ぷらはボリューム満点で美味しかったですよ。
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■妙義の鼻へ行く前に、水鳥の越冬で有名な稲浪干拓地に立ち寄って見ましたが、すでに北の国へ飛び去ってしまった後のようで、水路にはオオバンしか居ませんでした。
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■これがGoogle Mapでの妙岐の鼻です。ズームダウンすれば霞ヶ浦での位置関係が解かります。
鳥のクチバシに似てると思いません?

大きな地図で見る

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2008年4月13日 (日)

春です、ミソッチの季節です

惚れた相手に会えない時間が永いほど思いはつのるものですが、Ashは去年の春にミソッチ(=ミソサザイ)に片思いハートし、何度も金剛山の頂上までデートに行ったのですが、会ってももらえませんでした。涙

ミソッチが金剛山にやってくるのはゴールデンウイーク前後とか。でも、その頃のAshは出張などが多くって鳥見どころじゃないんです。

Ashは考えました。「人間にだって世間一般のルールから外れて行動する奴が居るんだから、きっとミソッチにもそんな奴が居るはず」と。

Rimg3523 正解でした。金剛山頂の葛城神社近くのブナ林へ行くと、数羽くらいだけど、そんな連中が大きな声を張り上げて縄張りの宣言をしてました。
ミソッチはキクイタダキに次いで小さな鳥と言われてますが、小さいながらも大きな声を張り上げて、尻尾をピーンと立ててディスプレイする姿は見ごたえがあります。声ばかり綺麗でも姿を見せてくれないウグイスはミソサザイを見習って欲しいですね。

金剛山は麓の千早赤阪村からロープウエイで登れるんですが、今回は徒歩で登ることにしました。走る人

Rimg3530 山上の園地にはロープウエイだとわずか5分程度で行けるのに、Ashの足だと1時間半もかかってしまいました。
でも、テクテクと歩いている間でも小鳥たちの声は聞けたし、空気は美味かったし、何よりもお腹のメタボ対策にも成るしで、たまには歩くのも良いものです。

Img_8230 この山のカケスは人馴れしていて、ほんの数メートル先を横切ったりして驚かせてくれます。
ここと同じ南大阪地域でも、他の山のカケスは警戒心が強くって、なかなか近寄らせてくれません。金剛山のカケスには人を恐れないDNAが流れてるのかな?
今日は天気も良かった晴れので、カケスがとても綺麗に見えました。

Rimg3526 一時間半をかけて、ようやく山上の園地に到着です。
ここから先はダイヤモンドトレール(=通称ダイトレ)を歩いて葛城神社を目指します。
ダイトレは適度に整備された自然歩道なので、歩くのは楽チンです。この日も、たくさんの登山客やメタボ対策の室内犬なんかが歩いてました。

Img_8175 ちょっと一休みしてオヤツを食べてたら、ダイトレの両脇の林からコツコツと音が聞こえてきました。
音の正体はコゲラくんです。
春は食料も豊富に成るので、コゲラ君も幸せそうですね。

Img_8190 ダイトレを登ること数十分。葛城神社下のブナ林に到着です。
ここには誰かが作った小さなエサ場が在って、シジュウカラやヤマガラなどが頻繁にエサを食べに来てました。
野鳥を餌付けすることには賛否両論が在りますが、冬場の厳しい食糧事Img_8181情に負けて命を終えてしまう鳥たちを救うという観点では適度な餌場も必要なんでしょうね。
このは前出の鳥たちの他にもウグイスやオオルリの声を聞きましたが、 残念ながらカメラに収めることはできませんでした。

Rimg3529 ミソッチとの初デートが成功し、幸せいっぱい気分ハート達(複数ハート)で下山です。
下山時には少しばかり心の余裕ができたのか、登山時には見えなかった周囲の木々にも興味がわきます。
でも、悲しからずや植物にはまったくの音痴なので名前も判りません。これはネコヤナギですか?

Img_8151 これは山頂の園地近くで出会った鳥ですが、恐らくカヤクグリ。
とても警戒心が強い鳥だったので100mほどの距離で飛び去ってしまいました。
何とか数枚の写真を撮ったのですが、遠すぎたようです。
トリミングしてみましたが、ぼやけましたね。

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2008年3月21日 (金)

エンジニアのエスプリ

SF映画史上に残る名作として名高い『2001年宇宙の旅』の原作者、アーサー・C・クラーク氏が、彼の第二の故郷であるスリランカで他界したことを数日前のニュースで知った。
スタンリー・キューブリック監督の手で映画化されたこの作品は、『難解、理解不能』と酷評されることも有ったが、送り手の意図の一つに人類の英知を超越した何らかの存在の示唆が在ることは明白だろう。

Ashはこの作品の強烈なファンであり、この作品を見た回数が映画館とDVDを合わせると数十回にも達するが、およそ半世紀近くも前に制作された作品であるのが信じられないほど完成度の高い名作である。

この作品の主役とも言える存在が、宇宙船ディスカバリー号のすべてをコントロールする巨大な人工頭脳『HAL』と、謎の漆黒の長方体『モノリス』だろう。

Chandra_edited1映画の話題から逸れるが、Ashの手元に一台の古びたノートPCがある。
このPC、おおよそ10年ほど前に日本IBM社やリコー社の技術者の手で企画と開発がされたが、製造台数も販路も限定されていたために、その存在を知る人は極めて少ない。

『チャンドラ』と呼ばれたこのPC、CPUスペックや記憶容量などでは現在の市販機より見劣りするものの、B5サイズのボディにCFスロットx3、USB,FD,シリパラやオーディオなど多様なインターフェースが装備されたモデルは、当時としては画期的かつ先進的な存在であり、玄人筋からは高い評価を受けていた。『チャンドラ』の外観は、『2001年宇宙の旅』の主役の『モノリス』に酷似しており、この商品を企画したスタッフの多くが、かのSFの名作の影響を強く受けていたことを連想させる。

さらに驚いたのは、このPCのマザーボードの名前が『クラビウス』であること。
そう、『クラビウス』は『モノリス』が発見された月面基地の名前であり、『チャンドラ』は人工頭脳『HAL』の設計者であるチャンドラ博士のことですね。

昨今は先端技術の面で新興諸国に追い上げられ追い越されて苦悩する日本ではあるが、今後も『チャンドラ』の技術者たちのようにエスプリと余裕を感じさせてくれる商品を生み出して欲しいものである。

蛇足ながら、『HAL』の名前はコンピュータ業界のガリバーであるIBM社のイニシアルを一字づつ前に進めたものである。つまり、IBMよりも一歩前に進んでいる技術ってところだろうか。

コンピュータソフトの世界でも、思わずにやりと笑わされるエスプリを感じたソフトが在った。
かつて、パソコンがMS-DOSであった時代、カノープス電子という会社がコマンド形式でグラフィックを描画するドライバを販売していた。
このソフトはかなりの優れものであり、カノープス電子のエンジニアのスキルの高さには一目置いていた。
ある日、いつもどおりにEGR98を起動すると、『このコンピュータはあと○○秒で爆発します』との警告が表示され、あたふたとしていると『エープリル・フール』と表示された。

そうか、今日は4月1日だったんだ。

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2008年3月17日 (月)

嗚呼、思い出の横浜黄金町

京急線で横浜駅から三つ目の駅、黄金町。
この界隈、今では高層マンションが立ち並ぶ住宅街ですが、かつては横浜スタジアム近くの寿町と並ぶ日雇い労働者の街(ドヤ)でした。
まあ、大阪では釜ヶ崎、東京の山谷のような街ですね。
Ashは、数日前からこの駅に近い某大学病院の仕事のために駅前のホテルに宿泊中なんですが、今朝は線路を挟んだ向かい側の旧ドヤ街を散策して来ました。

Dsc03486_3 ■今でも旧青線地帯(私娼街)の名残りを強く残している。

実は、この黄金町には古くて甘酸っぱい思い出があるんです。
40年ほど前、Ashは愛知県の某大手自動車関連メーカーに就職しました。
その工場にはたくさんの若者が働いていて、お昼休みには敷地内の公園は若者たちで埋め尽くされていました。
地方から出てきたばかりのAshには友人も少なくて、おおむねベンチで独りでボーっと本を読んでることが多かったですね。
ある日、そんなAshにJunと呼ばれている女の子が声をかけてくれたんです。
Junのことは余り知らなかったけど、同僚たちの話を総合すると、年齢はAshより少し上らしく、近隣の暴走族のマドンナ的存在だったようです。
その後、Junとは何回か食事をしたり、彼女が運転するベタベタに車高を落とした改造車でドライブしたりしたんですが、その工場でラインに立って一生を過ごすことに疑問を持ったAshは、その夏に退職して大阪の会社へ再就職しました。

その当時は携帯電話もメールも無かったので、Junとのコミニュケーションの手段はAshが暮らしてた独身寮の公衆電話からJunの自宅へ電話するか、文通くらいに限られました。

「わたし、学校の勉強は嫌いだったから」と謙遜するJunから届く手紙の文字は、お世辞にも上手とは言えなかったし、誤字や脱字ばかりだったけど、彼女が暴走族仲間にも話したことの無いだろう心の奥底や、彼女の暗い生い立ちなどを一生懸命に書いてくれました。
名古屋と大阪という遠距離の交際ながら、数ヶ月に一度程度はお互いの本拠地を訪ねあってのデートもしました。


Dsc03485_3 ■人間用セルフコインシャワー、なんのこっちゃら。でも、いかにもドヤ街らしいビジネスでもある。

ある日、Junから「わたし、本当はJunじゃ無くってスンジャなんだ」と告られました。
「えっ、それってどんなこと?」と聞いたAshに、両親は北朝鮮籍であり、実の母親はJunが小さい頃に離婚して消息不明なこと、将来は北朝鮮に移住するかも知れないことなどを教えてくれました。
たとえ本当の名前がJunで無くっても、AshにとってはJunそのものに変わりが無いことを答えると、すごく喜んでくれたJun。
でも、表向きには強がりで暴走族のマドンナの彼女が、ふとした瞬間に見せる陰りの理由が少しは解かったような気がしたAshでした。

たまには、時の経つのも忘れてお泊りすることも在った二人だったけど、「わたしたち結婚してないんだから、変なことしたら駄目だよ」と諭されて、素直に「うん」と従う純真なAshちゃんでした。
「なんであの時にケダモノに成っとかへんかったんやろ」と後悔したことも在るけど、子供どおしの関係だったからこそ今でも美しい思い出として残ってるんだろうな。

Dsc03488 ■朝の大岡川ではカモメが朝食の餌探しで忙しそうだった。

その年の大晦日、会社の独身寮で一人寂しくテレビを見ていたAshにJunから電話が在り、「お母さんが見つかった。横浜の黄金町という街のホテルに居るらしい」、「いますぐ会いに行きたいんだけど、一緒に行ってくれる?」とのJunの言葉が終わるのももどかしく、愛車のホンダN360ツーリングスポーツを愛知県に向けて駆ったAshでした。
ツーリングスポーツとは言っても、わずか牛乳瓶2本ほどの容量しかないKカーなので、名神高速をぶっ飛ばしたときのエンジンの音が悲鳴に聞こえて、少し可愛そうだったことを覚えてます。
Junとは高速道路のインターチェンジで落ち合い、そのままAshのN360で横浜へ向かった二人。車中では普段のように軽口を交わすことも無く、時折り覗いたJunの横顔はとても緊張してて、今にも泣き出しそうだった。

まもなく新しい年を迎えようとする時刻に、お母さんが居るらしい黄金町のホテルに到着。Ashは車に残り、Jun一人でホテルのフロントに向かった。
Junが戻るまでの時間はとても永く感じたが、おそらく10分程度だったろう。うつむき加減で、とぼとぼと車に戻ってきたJunの顔は蒼ざめていて、目からは大粒の涙がこぼれていた。
どうやら、お母さんは数日前にこのホテルをチェックアウトし、どこか遠くの飯場へ行ってしまったらしい。
飯場の名前や場所は誰も知らないらしく、もうお母さんを探す手がかりも無くなってしまったJun。
二十年近くもこの日を夢に見てきた彼女にとって、とても残酷で辛い大晦日だったに違いない。

Dsc03484 ■40年も経てしまった今、どこが思い出のホテルだったのか見当もつかない。

Junとはその後も何通か手紙を交わしたが、ある日の夜に彼女の継母からAshに電話が掛かってきた。
「娘は北朝鮮籍の人と見合い結婚させます。あなたたちが好き会ってるのは知ってるけれど、日本人と朝鮮人が結婚しても子供たちには国籍が無いんだよ。だから、あなたは娘と別れなさい。」と。
電話の向こうで、Junのすすり泣きが聞こえた。今のAshならば色んな反論を言う知恵も勇気も在っただろうが、その当時の素直で弱いAshには、お母さんに対する反論の一言も言えずに電話を切ってしまった。

その後、風の便りでJunは北朝鮮籍の人と結婚したと聞いた。結婚相手はとても暴力的で、Junはあまり幸せで無いらしいとも。
Junの消息はそれっきり途絶え、はたして彼女が今も日本で暮らしているのか、北朝鮮へ渡ったのかも知るすべは無い。
もし、どこかで生きているのなら幸せであって欲しい。

Dsc03489 ■かつては、このヌード劇場も労働者たちの熱気が溢れていたんだろうか。

今では、むくつけきメタボ親父に堕ちてしまったAshだけど、実はこんな純真無垢な一瞬もあったんですよー。

話変わって、井筒監督作の「パッチギ」に出演してたキョンジャ役の沢尻エリカちゃんは、Junとの思い出をオーバーラップして見て来ただけに、例の「別にぃ」発言はかなりのショックだったな。

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2008年3月11日 (火)

カーと鳴いたカケス

この冬は、1月に続いて二度目の野幌森林公園訪問です。
■百年記念塔
Dsc03470 この公園は札幌市からも近いし、四季を通じて多くの鳥たちに会えそうな予感がして、Ashの「お気に入り」に加わえました。
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■適度に整備された、とてもきれいな林です。
Dsc03471_2100-400ズームを担いで公園を探索していると、目の前に一羽のカケスが留まってくれました。居合わせた地元バーダーの方と「逆光なので写真は辛いね」などと話してたら、そのカケスの方角から「カー、カー」と言うカラスの鳴き声が。

■今回は写真は撮れなかったので1月のネタです
Jay 目を凝らし見直しても、声のする方角にはそのカケスしか居ないので不思議に思っていると、カケスくんは隣の樹からまた隣の樹へと移動し始めました。すると、どうでしょう、「カー、カー」もカケスと一緒に移動するではありませんか! これは驚きました。
確かに、何かの書籍でカケスは鳴きまねをするとは見たような気がしますが、これほど上手に真似るとは凄い。
どんな声でも出せるんなら、あの「ギャー、ギャー」という西岡すみ子の悲鳴のような鳴き声は止めて、可愛い鳴き声にすれば良いのにね。

■大赤ゲラくん
Img_7093 この日の初物は大赤ゲラです。比較対象物が無かったために普通の赤ゲラに比べて大きいのかどうかは解かりませんでしたが、胸の縦じまが灰色と緋色のグラデーションなのが、とても印象的でした。
Ashの地元の紀伊半島にも生息するらしいけど、これが初見でした。

■エゾフクロウが来ることがあるウロ
Img_7100 エゾフクロウが来ると言われているウロにも立ち寄ってみましたが、今回は坊主でした。
その後はウトナイ湖に回ったのですが、特筆するべき収穫も無くて、羽田に向けてホッカイドーを発ったAshでした。

■ウトナイ湖で見たヒヨドリ
Img_7150_2 彼らの環境適応能力は凄いですね。ほとんど日本中で見かけます。
私も同類か(笑)

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2008年3月10日 (月)

長期出張で鼻血ブーの訳

Ashは以前から出張が長期間に成ると鼻血がでます。
とは言っても噴水のように噴出す程ではなくって、チーンするとティッシュに血が点く程度なんですが。

若い頃は、男性のナニが溜まり過ぎて鼻血がでるんかもと思ってたけど、半分ほど枯れた年齢でも状況は変わらないのが不思議でしたね。
S1 今回の出張は関東一円と北海道の計5箇所を20日間連続出張の予定なんですが、出張開始早々に風邪を引いてしまい、大好きなバードウォッチングも控えぎみに、仕事先とホテルベッドの往復生活が続いてます。

ほとんどのホテルで言えることは、掛け布団の厚みが申し訳程度しかないこと。
その為に、この季節に暖を取るにはエアコンを運転するしかありませんよね。
一晩中エアコンを動かしてると空気がとても乾くので、のどはヒリヒリするし、目や鼻などの粘膜系へのダメージは大きいです。
S2 予防措置としてバスタブに熱湯を張っておいたりはするものの、やはり苦しいですね。
そこで気づいたのが、永年のミステリーと成ってた長期出張鼻血ブーの原因がホテルのエアコンで粘膜を遣られてしまうためってこと。

やはり我が家の暖かい羽毛布団でぐっすり眠りたいな。
そんな訳で、今週の半ばには一日だけでも大阪帰りをしたいと夢見てるAshでした。
■河口湖あたりからの富士山
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■羽田から千歳への機上から東京の街を見下ろす
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■千歳到着直前に見えた冬の勇払原野
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■野幌森林公園の開拓百年記念塔
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2008年2月29日 (金)

たまには新幹線もえーなぁ

職業柄、一年のうちの何十日かを出張先で過ごすAshですが、特に年度末の数ヶ月は日本全国のあちこちへ出張ざんまいの日が続きます。
きょうも、これから神奈川県の茅ヶ崎へ新幹線で向かうところで、3月20日までは関東地方の数カ所と北海道への巡業の日々です。

Ashは、関西空港に電車で15分で行ける貝塚市に住んでいる関係で、ほとんどの出張は飛行機便です。
大阪の北部に住む人にとっては、東京への出張は新幹線の利用がアクセス面でも経費の面でもベストチョイスだと思いますが、Ashの住む南大阪からは、新大阪に出るまでに南海電車と地下鉄を乗り継いで一時間ほどかかるんです。
それに、飛行機なら一時間ほどで東京に着くのに比べて、新幹線だと「のぞみ」でも二時間半もかかるんで、待たされることが嫌いなAshは、どうしても飛行機派に成ってしまいます。

今回の出張先は神奈川県の茅ヶ崎市。
飛行機で羽田へ飛んで、そこから京急とJRを乗り継いで行くこともできますが、金銭的にも時間的にも飛行機利用のメリットは無いんで今回は新幹線で行くことにしました。

普段は飛行機の窓越しに下々の民の暮らしぶりを見おろすのが生き甲斐(?)のAshなので、新幹線に乗るのは久しぶりです。
なんやかんやと新幹線を毛嫌いしてるAshですが、久しぶりに乗った新幹線にいくつかの魅力を再発見してしまいました。

T1_2 まず、新幹線ではチクワやイカ燻を充てに缶ビールをお気軽に飲めること。
確かに飛行機でもオカキ+ビールのセットは機内販売してるけど、スチュワーデスのお姉さんに三本目のロング缶を注文するのはちょっと気が引けて、いつも欲求不満に成ってました。
それに比べて新幹線では車内販売のお姉さんが通りかかるたびにビールを頼んでも、ニコニコした笑顔で売ってくれますよね。

それと、飛行機では携帯電話はもちろん、パソコンやデジカメが使用禁止なのが辛いです。
電波を発信する機器を動かしていると管制塔との無線通信に支障があって航空事故が起こるってのが使用禁止されてる理由らしいけど、海外ではパソコン使用がオーケーのエアーラインも有るんで、何が真実なのか疑心暗鬼に成ってしまいます。

T2 ■京都駅です。
古都のイメージをぶち壊してしまう巨大でグロテスクな建築物が視界をさえぎってる為に、京都の町を観ることができません。
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T3 ■豊橋で「ひかり」を降りて「こだま」の接続待ちです。
 「こだま」は、「のぞみ」や「ひかり」の通貨待ち合わせのために、それぞれの駅で何分も待たされてしまいます。
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T4 ■豊橋の駅は、ひっそりとしてて独り旅の寂しさを痛感させられます。
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T5 ■小田原で乗り換えた在来線。
 花金の夜なので、こんな時間に電車で通勤する人も少ないようで。
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T6 ■やっとたどり着いたホテルを見上げる。
 これからの一週間は、このホテルで暮らすことになります。
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T7 Ashは、毎日の通勤や出張には「お供」としてPDAを連れて歩いてるけど、先日まで使ってたZAURUSに変わって、今回の出張からはイーモバイル社のEM・ONEが「お供」に成りました。
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実はこのブログと写真も、EM・ONEを使って新大阪から小田原へ向かう新幹線の車内で書いてます。
EM・ONEにはカメラも付いてるし、ZAURUSに比べて通信速度もけた違いに早くなったので、これからは出張の喜びが増えます。
今後のブログでも、EM・ONEが活躍しますんで宜しくね。

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2008年2月16日 (土)

星野道夫とメモリーカード

正確な場所はヒミツですが、Ashのホームグラウンドから日帰りの距離に猛禽類の聖域が在るんです。

この季節には、写真のケアシノスリを始めとして、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ミサゴやコミミズクなどを見ることができます。

Dsc03378 今日は、ケアシノスリが立ち寄ると言われている樹の傍の草薮で、木枯らしが吹く中を半日も潜んでたのですが、余りの寒さにガタガタ震えっぱなしでした。そんな最悪の環境で500ショット近くも撮影したのに、使い物になる写真はほんの数枚だけ。

大容量メモリーカードの時代に成って、何千ショットも撮れるようになったし、たとえ何百ショット撮っても不要なコマを削除すれば良いので、あまり財布を気にしなくても済みますよね。
少し前まではフィルムカメラの時代だったので、お気軽に何百ショットも撮れなかったことを考えると、とても贅沢で幸せなカメラライフかと思います。

Img_6965木枯らしが吹く草原の中でひたすらケアシノスリの来るのを待っていた間、Ashが大好きなカメラマンであり随筆家でもある星野道夫さんのことを考えてました。
彼はイヌイットの暮らしに憧れてアラスカへ渡り、雄大な大自然の中で
ホッキョクグマやカリブーなどの動物や、可憐な野の花などの写真を撮りましたが、カムチャツカ半島でグリズリーに襲われて若干44歳の命を閉じました。佳人薄命。

星野道夫さんの公式サイトです⇒ http://www.michio-hoshino.com/

ブルックス山脈のふもとの草原で何十日もテント暮らしをし、カリブーの大群が現れるのをひたすら待ち続けていた、星野道夫。
彼の手には数十コマのフィルムしか装てんできない銀塩カメラしか無かったので、毎回のシャッターを押すごとに「このショットは、わずかに残ったコマを使うのに値するか?」と煩悶してたんでしょうね。
もし彼が大容量メモリーカードのデジタル一眼レフの時代に生きてたなら、何百倍もの傑作が生まれていたかもと思うと、あまりにも早すぎる他界が残念でなりません。

それに引き換え、何百ショットも無駄なコマを撮っても駄作しか残らない私の非力さには我ながら愛想が尽きます。

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2008年2月11日 (月)

偽木とサンニッパ

Bluerockthrush_m大阪南部で珍鳥が頻繁に渡来する場所として有名な堺市の大泉(おおいずみ)公園。
車でならAsh宅から30分程度の近さに在りながら、今日まで足を向けたことが無かった場所ですが、臨海工業地帯の埋立地へ鳥を観に行ったついでに立ち寄ってみました。
臨海工業地帯の埋立地では久しぶりに磯ヒヨドリの♂に会えて幸せいっぱいのAshです。

この公園は、人口80万人強の政令指定都市である堺市の中心部に位置する関係で、多くの市民の憩いの場でもあります。
Ashが行った日も、たくさんの家族連れやスポーツ愛好家で賑わってました。

Redbreastedflycatcher かなりざわめいた公園でありながら、一年を通じて珍鳥がおとづれることが多く、Ashが行った日も「オジロビタキ」や「ハチジョウツグミ」などの珍鳥が来ているとかで、何人ものカメラマンが三脚にサンニッパ(大砲のような望遠レンズ)を乗っけて珍鳥を狙ってました。当然、カメラはプロ向けの高級機ばかりで、アマチュア用カメラのAshは肩身が狭い思いで身を小さくしてた次第です。
図鑑によると、オジロビタキは日本に飛来するのが稀な冬鳥で、山地の林に生息するとか。
でも、何十人ものカメラマンから数メートルの距離でのんびりと木の実をついばんでいる姿は、図鑑の説明とは食い違いすぎているので、少し不思議な気分。
しかし、注意して見てみると、オジロビタキがついばんでいる木の実も止まっている枝も誰かが餌付けのために持参したものらしい。
Coot2 バーダーにとって珍鳥との出会いは感激の一瞬でもあるが、こうして偽木と餌を与えられて必要以上に人馴れしている姿には、違和感を覚えてしまいます。ここでは、オオバンさえもアヒルのように近づいてきます。


オジロビタキを取り巻く連中から離れて、近くの人口渓流へ行ってみると、ここでは一羽のカワセミを取り囲んで10人近くのサンニッパ。
Kingfisher2 ここのカワセミも異様に人馴れしていて、Ashからわずか2~3メートルの枝まで飛んできて止まってくれました。
普段から思い通りの写真が撮れなくて欲求不満ぎみのAshではあるけれど、こんなに近くでポーズを取ってくれるカワセミ君を目の前にして、なんだか複雑な心境に成ってしまいました。

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ソーセージは無いよ!


P1000071 大阪日本橋筋のハム屋さんにはソーセージを売ってません。
この写真のハム屋さん、いわゆるアマチュア無線機材のお店なんです。

Ashも高校生時代にアマチュア無線に憧れ、アルバイトで貯めた小遣いをポケットに近所のハム屋さんへ受信機のパーツを買いに通ったもんでした。
でも、今の時代にはアマチュア無線の機材を自作する人も居なくなり、パーツショップというビジネスモデルは成立しなくなったようです。
そう言えば、今年の初めに東京の秋葉原の老舗パーツショップ 「高速電脳」が倒産したとのニュースが在ったけど、ハム屋さんにもしんどい時代に成ったのかも知れません。

P1000072 かつては、日本橋筋にも多くのハム屋さんが在ったのですが、最近はフィギュアやアニメキャラクターのお店に駆逐されてしまい、見る影もありません。
減ったのはハム屋さんだけじゃなくて、かつてジョーシン電機と店舗数を競い合ったニノミヤも廃業と成ったし、和光デンキや中川無線も消え去ってしまった。
お店と同様に、通りを歩いている人種も様変わりしてしまい、ちょっと小太りでデイバッグをかついだ、いわゆる「お宅ファッション」のお兄さんが増えてきましたね。

P1000067 そんな日本橋筋のど真ん中に在る餃子の王将のメニューはご覧の通り。
ランチメニューの名前がハード・ソフトやWindowsなんて、いかにも日本橋筋らしいですね。
でも、ギョウザの味はほかのお店と一緒だったよ。

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2008年1月14日 (月)

しばれた心をぬぐだめる(冬の弘前)

Dsc03320 弘前市は県庁所在地こそ青森市に譲ったものの、弘前城や多くの洋風建築が残された落ち着いた雰囲気の城下町です。
この街の中央に位置する弘前公園は、その中央の天守閣を取り囲むように幾つかの堀が配され、樹齢およそ500年の古木が多く残されている名園です。
公園には数千本の桜の樹が植えられており、毎年のゴールデンウィーク頃には多くの花見客で賑わうとのことです。

Img_5944 冬の弘前公園を、地元バーダーのNさんの案内で遊んできました。
さすがにオシドリなど秋鳥の姿は見られませんでしたが、カモ、カワアイサ、白鳥などの水鳥や、アカゲラ、シジュウカラ、ウソ、シメ、ツグミ、エナガなどの冬鳥で賑わっていました。
この公園にはオオタカも飛来するらしいですが、残念ながらこの日には見れませんでした。
暖かい季節には多くの草花や樹木の愛好家で賑わう公園ですが、さすがにこの季節に公園を散策する人は少なくて、ほぼ貸し切り状態の公園を堪能できますよ。

Img_5968 この公園ではアカゲラも繁殖していて、この日も一つがいのアカゲラが園内を飛び回っていました。
写真のアカゲラは、なんと樹のこずえに止まっています。
こんな位置のアカゲラを見るのは初めてで珍しくて、思わず何枚ものシャッターを切ってしまいました。

Img_6020 エナガがシジュウカラなどとの混群で園内を回遊していました。
まるでヌイグルミのようにふっくらした体型と愛らしい表情のエナガはAshの好きな鳥の一つですが、なにしろチョコマカと動き回る奴なんで、写真を撮るのは一苦労です。

Img_5986 公園も堪能できたのでNさんともお別れし、夕方のフライトまではレンタカーを駆って地元の露天風呂めぐりです。
青森県は多くの温泉に恵まれていますが、Ashが好きなのは露天風呂、それもいわゆる湯治場のようなひなびた温泉地に憧れます。
でも、残念なことに昔からの湯治場の雰囲気を守っている温泉地は激減しましたね。

八甲田山の麓の酸ヶ湯(すかゆ)温泉はヒバの千人風呂が有名で、ここも混浴です。
http://www.mountaintrad.co.jp/aomori/skyu/sukayu/data.html

昔話だけれど、、Ashが湯船に浸っていたら二十歳代の女性がお母さん(と思われる方)と一緒にすぐ近くに入ってきました。
その時は棚からボタモチの幸運で、心臓ドキドキの状態でしたね。
さすがにお湯が熱かったので湯船から出たかったのに、その頃のAshは若かったので身体の一部が「お湯から出ることをはばかる状態」だったので難儀した思い出があります。

Dsc03342 今回は時間の都合で酸ヶ湯温泉を諦め、岩木山の麓の嶽(だけ)温泉に向かうことにしました。
岩木山の頂上から、弘前の町や白神山地、日本海などの絶景を見るのも楽しみだったのに、突然に雪が降り始めて視界も数十メートルに落ち、津軽岩木スカイラインのドライブは諦めて嶽温泉へ直行です。

Dsc03340 嶽温泉は津軽藩の時代から湯治場として栄えてきた名湯で、今でも昔ながらの情緒が味わえる温泉が残されています。
Ashが行ったのは山楽(さんらく)という旅館で、嶽温泉では古い部類に属する旅館とのこと。
http://www9.ocn.ne.jp/~sanraku/

Dsc03338  ここは入湯と食事ができますが、先ずはしばれた身体を暖めるために帳場で入湯料300円とタオル代200円を払って、屋外にある露天風呂へと向かいます。
銭湯並みのお手ごろ価格で天然掛け流しの露天風呂を満喫できるなんて、青森県民が羨ましいです。

Dsc03324他の混浴風呂も同じだけど、入り口だけは男性用と女性用に分かれているものの、脱衣場から先は混浴です。
今回は残念ながら酸ヶ湯温泉のようにラッキーなハプニングには遭遇できなかったものの、雪の降る景色を眺めながらの露天風呂もなかなかのものでしたよ。

Dsc03333 温泉の資料によると、泉質は白濁した硫黄を含む酸性泉です。
降りしきる雪の中を硫黄の匂いに包まれての入浴ですが