2017年12月15日 (金)

ハイチュウ大人買いの旅:西走編 (2017年12月)

今年もハイイロチュウヒがやって来た。
大人の私には、サンタがやって来るよりもハイチュウの方が嬉しいです。(笑)
 
11月には霞ヶ浦まで会いに行ってきたけど、愛媛県西条市も捨てがたいものが有り、四国まで走ってみました。
二者択一で悩んだときは、どちらも選ぶという大人買い的な決断ですね。
 
■12月12日(火)
早朝4時半に南大阪の自宅を出発し、阪神高速湾岸線~淡路島と走る。
 
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6時半頃に徳島に着き、鳴門西PAでコーヒーブレークです。
普段は遅くまで寝ているぐーたら生活だけど、鳥に会える日には不思議と早起きが苦に成らないですね。
 
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西条市に到着して、数年前に訪れた田んぼに行ってみたものの、耕地整理の真っ最中で大型の重機やダンプカーがあちこちで働いていて、猛禽類が飛ぶ雰囲気からほど遠い。
塒近くの場外車券売り場のパーキングに行ってみたけれど、カメラマンの姿も無く途方に暮れてしまった。
いったいハイチュウは何処に行ってしまった?
 
実は、西条に来ようと思ったのは地元のバーダーさんがブログに書いているハイチュウ情報に魅せられてだけど、バーダーさんが経営している蕎麦屋さんで情報が仕入れられるかもと思い向かってみた。
 
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石窯料理・石臼挽きそば「花園」と言うお店は、産業道路バイパスを山側に折れて少し走った所に在りました。
この日は今年一番の冷え込みだったので、暖かい天ぷら蕎麦は身体の芯から温もるので嬉しかったし、テイクアウトのピザ(マルゲリータ)も美味しかったな。
飲食店と言うビジネスは、お昼の短時間が勝負の書き入れ時なので、厨房で忙しそうに働いている方に声かけもできずに躊躇していた気弱な私。
 
会計の時に、意を決してハイチュウを見に来たと言ってみたら、仕事中にも係わらずピンポイントの場所を図に書いて教えて貰えた。
 
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厨房の壁には超アップのヤマセミのパネルが飾られていたのでスマホで撮っていたら、「玄関にも写真が在るよ」とのこと。
 
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玄関には、ヤイロチョウやヤマセミのパネルが飾られていて、すべて店主さんの撮影とのことで驚いた。
そして、お店が手空きに成ったら行くので先に遊んでてとの嬉しい言葉も。
ちなみに、森の中でそば屋はミタ(そば屋花園) が店主さんのブログだけど、西条のチュウヒの他にもヤマセミとオオタカのバトルや伊吹山のイヌワシなどが動画を交えて紹介されているので圧巻ですよ!
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チュウヒの狩り場は田んぼが広がる集落で、農道の脇にクルマを止めて待っていると何種類もの猛禽が飛び回っていた。
 
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これはオオタカです。
 
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これはチョウゲンボウ(オス)
 
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チュウヒがトンビにモビングされてますね。
鳥に興味ない人には同じように見えるかも知れないけど、チュウヒの方を応援したくなる私の気持ちってバーダーなら理解して貰えるかな?
 
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3時半頃に花園のオーナーさん合流し、道中の田んぼをチェックしながら塒と思われる場所に移動した。
 
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ここは石鎚の山々をバックに飛ぶ鳥が撮せるので素晴らしいです。
 
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憧れのハイチュウをたくさん見れたので、お腹いっぱい。
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4時半頃、塒近くの田んぼにハイチュウが戻ってきました。
 
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少し休んだ後に周囲を飛び回り、塒へと入りました。
もう少し暗くなってからコミミズクも塒入りしたけど、私のカメラでは無理でした。
この日の撮影は諦め、後は市内の居酒屋で恒例の反省会です。(笑)
 
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伊予西条駅から700メートルほどに在るルパン一世 は、女将が一人で切り盛りするこぢんまりとしたお店。
 
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女将のこだわりで集めたお酒は日本酒も焼酎も旨いものばかりだし、女将の酒への愛情が強く感じられたな。
 
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蔵本屋の市兵衛 は高齢の方が一人で作っているお酒らしい。
酒の味に疎い私にも旨さが強く感じられた逸品です。
 
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人生は出会った人に依って変わるとは言ったもので、今日ハイチュウはそば屋の花園さんとの出会いのお陰だし、ルパン一世は西条市から大阪の沖縄料理店に嫁いだ陽子ちゃんに教えてもらったお陰です。感謝感激!
 
■12月13日(水)
早朝5時過ぎにホテルをチェックアウトし塒へ向かう。
 
現地へは6時前に着いてカメラの準備はしたものの、暗くて鳥の姿は確認不能です。
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ちなみに撮影日の西条市の日の出は7時3分なので、日の出の1時間前ですね。
上の写真はレタッチで露出補正したお陰で、かろうじてハイチュウとは解るかな。
その後、ヤマセミの出没場所を知っているらしい岡山のバーダー友達と駅前で合流し、高知県の大豊町に向かう予定だったが、色々あって夢かなわず。
想定外の尻すぼみの探鳥ツァーとは成ったもの、やはり四国は自然が豊かなので他の季節にも訪れてみたいな。
 
霞ヶ浦へ遠征したハイチュウ大人買いの旅:東奔編 (2017年11月) も見てくださいね。
 

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2017年12月14日 (木)

ハイチュウ大人買いの旅:東奔編 (2017年11月)

寒い季節に成ると、やはり北の国からやって来るハイイロチュウヒに会いたくなります。
ハイチュウが飛来するのは限られた箇所のみだけど、東日本では霞ヶ浦や渡良瀬遊水池が有名だし、西日本では四国の西条市や山口県で見られますね。
 
今年はどちらに行こうかずっと悩んでも決め切れないので、どっちも行くことにしました。
いわゆる大人買いと言われる選択肢です(笑)
 
■11月28日(火)
 
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霞ヶ浦へはLCCのピーチ航空を使って関西空港~成田空港を飛びます。
南大阪に住んでいる私にとって、遠い伊丹空港まで出かけるよりも近くの関西空港を利用できるのは便利だし、東京のど真ん中の羽田に着くよりも霞ヶ浦や渡良瀬遊水池に近い方が嬉しい。
更に、ピーチだと望遠レンズや三脚などの機材を貨物に預け、更に窓側の席を選んでも、片道が8,000円台なので助かります。
成田空港ではニコニコレンタカーを予約したけれど、36時間借りても6,800円の格安プライスが年金生活者には嬉しいな。
 
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ハイチュウが出る稲敷市の湿原は、空港からの一般道を約30Km走れば到着です。
現地には5名ほどの先客が居て世間話し中でした。チュウヒが出るのは夕方や早朝が多いので、真っ昼間には手持ち無沙汰だしね。
この湿原は、農作地にするために渡良瀬遊水池がら土砂を運んで埋め立てたらしいが、様々な理由で工事が中断しているんだとか。
我々バーダーにとっては、そのお陰で野鳥の聖地ができたのが嬉しいけどね。
 
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11時前に間際を飛んでくれたものの、とっさの対応に手こずってしまって、撮れたのは数枚だけ。
とにかくボウズだけは免れたので一安心かな。

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湿地の向こう側では何度もを飛ぶものの、とても遠くて絵に成らないですね。
 
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13時頃にコミミズクが飛んだけど、残念ながらこちらには向いてくれなかった。
 
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午後3時頃に、少し近くを飛び始めたけど、まだまだ遠いですね。
 
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陽が暮れてきたのでこの日の撮影は諦め、地元に住むバーダーのO氏の馴染みの割烹で懇親会を兼ねた情報収集会。
ちなみに、O氏は2017年7月に南タイ方面へ探鳥旅行した鳥友達です。
 
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ここは串カツのお店で、店主自ら釣った魚を食べられるのが売りなんだけど、逆に海が荒れた日はメニューが少なくなる。
 
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今日はマグロくらいしか無いよと言われたけど、そのマグロが旨い。
 
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なんと、鯛の串とは贅沢な。
O氏から、塒と予想されるピンポイント場所を教えてもらい、早めに就寝です。
O様、毎度ながらご馳走様でした。
 
■11月29日(水)
早朝4時半に京成成田駅のAPAホテルをチェックアウト。
途中のファミリーマートで朝食や飲み物を仕入れ、稲敷の湿原に向かう。

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カメラを塒に向けてセットして待つことしばし。
そして6時過ぎに待望の塒発ちです。
 

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予想が当たりすぎて私の真上を飛んでくれたものの、ピント合わせが間に合わなくて大汗。
しかし、その後に頭上を周回してくれたので何とかアップも撮れました。

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朝の陽差しを浴びて飛ぶハイチュウは綺麗だけど、やはり遠すぎるな。

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遠くの杭にノスリが舞い降りたけど、これも遠すぎて涙。
 
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草むらに潜んでいたコミミズクがチュウヒに追い立てられて、バトルの開始です。
試合はチュウヒの一方勝ちで、コミミズクには逃げるしか無いのが可愛そうだね。
 
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この湿地は猛禽類の宝庫で、チョウゲンボウも時々顔を出します。
 
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日中はハイチュウの出が悪いようなので、少し走って妙岐の鼻へ行ってみました。
 
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ここは霞ヶ浦に突き出した角のような形の湿地で、広大な茅原が広がります。
 
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この季節にはチュウヒの他にもオオジュリンやジョウビタキ、カワラヒワなどの小鳥が見られました。
 
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湖上を大きな鳥の一群が移動してましたが、ズームアップしてみると鵜でした。
 
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なんとカワラヒワの生る木も発見。
 
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大阪の酒友達に茨城県の地酒をお土産に買って、ピーチ機上の人と成りました。
愛媛県西条市へ遠征したハイチュウ大人買いの旅:西走編 (2017年12月) も見てくださいね。
 
 

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2017年10月18日 (水)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 8:比婆山の村

比婆山の麓に、我が家の家名と同じ名前の集落が在る。
昔から気がかりだったが、中国地方を経由しての帰路に立ち寄ってみた。

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(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年10月5日(木)
我が家と同じ姓の家庭は、恐らく日本全国を合わせても10軒前後だろうが、我が家の姓と同じ名前の集落が国内に3カ所ある。

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(柚木駅近くの灰庭集落)

一つは、能登半島先端の珠洲市に在るルーツの集落、もう一つは新潟県柿崎市、そして広島県の比婆山の麓に在る。

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(集落に在る祠)

私が能登半島の実家で暮らしていた少年期に、父親が何度も噛んで含めるように言って聞かせたのは、我々は平家一族の末孫だとのこと。

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(祠の中には何枚かの木札があり、灰庭との記述もある)

その頃は父親の話に興味も無く殆ど聞き流していたが、私自身が齢を重ねるに連れ、この奇妙な名字のいわれが知りたく成ってきた。

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(集落の老人が取り出してくれた木札)

おおよそ10年前に能登半島のルーツの集落を訪ねてみた。古老から集落の歴史や名字のいわれなどを聞くためだったが、情報を知っている世代はすでに他界していた。

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(10軒ほどの小さな集落だ)

恐らく30年前に訪ねていたなら、何らかの手がかりに出会えただろうが、時すでに遅しだった。

平家一族は合戦に負けて全国へ散ったが、能登半島の先端へは平時国(たいらのときくに)一族が逃げ込んだ。

源氏の討伐隊を恐れて、名字を平から時国家に変えて豪農としての暮らしを続けてきた。
討伐隊に見つかれば、血を絶やすために女子供も含めて殺戮されるだろうから、先祖の恐怖は並々ならぬものだったと思われる。

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(集落の側を流れる灰庭川)

父の話では、かつては西の時国家に対して東の灰庭家と称され、珠洲地方の豪農として生計を立ててきたらしい。

集落の属する地域には名字を冠した神社や川が流れ、かつては弓の練習をしただろう的場と言われる場所も在る。

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(カーナビにも地名が表示されている)

数年前に新潟県柿崎市へ訪ね、家名に関する手がかりを探してみたが、残念ながら何一つ見つからなかった。

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(郷土資料館での捜し物に疲れ、ランチで一休み)

この比婆山の集落で出会った老人も、残念ながら集落名のいわれを知らなかった。
地域の図書館を訪ね、郷土資料など検索してみたが、答えは見つからない。

今後は時を経るに連れて情報源は減る一方だろうから、何とかして私の代で答えを見つけたいと痛感した旅だった。

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今回もルーツ探しのヒントが得られずに意気消沈だが、気を取り直して比婆山に登ってみた。

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(竜王岳から毛無山を望む)

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(残念ながら大山の山頂は見えなかった)

比婆山の竜王岳からはぐるりが見渡せ、遠く大山も顔を出してくれた。

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この夜は地元のひなびた一見宿でくつろいだ。
豪華すぎない料理がメタボで苦しむ私には逆に嬉しい。

■2017年10月6日(金)

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この旅の締めと将来の金運アップを兼ねて、金持神社を訪ねてみた。
読みは“かもち”らしいが、中国山地のあちこちで興った、たたら製鉄用の砂鉄が採れる山をたくさん持っていた一族を指すらしい。

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中国自動車道の蒜山ICを目指す途中で、美味しそうなそば屋を発見。
福井県大野で採れたソバを手打ちにしたザル蕎麦が美味しい。

これにて、9日間に渡った旅は終わり。
腹いっぱい遊びたいという願望は達成できたけど、2500Kmものドライブはしんどかった。

←7:下関でクジラへ

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鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 7:下関でクジラ

福岡の知人と分かれ、次は中国地方の山村を訪ねる予定だが、その前に下関に立ち寄って懐かしい味に舌鼓を打つことに。

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(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年10月4日(水)
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下関で訪ねたかったのは、思い出の鯨料理店「くじら館」だ。
奇しくも初めて訪れた2011年02月19日は、日本の南極海調査捕鯨が反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の妨害に屈して活動中止を余儀なくされた日で、学校給食で食べた鯨の味を思い出しつつ時代の流れを痛感した。

当時のブログは→ 捕鯨打ち切りの夜に鯨を食す

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店内は7~8人が座れるカウンターとお座敷の小部屋が一つだけ。無駄に大きすぎないことを評価してあげたい。
気さくな店員さんが「覚えてるよ~」と言ってくれたけど本当かな?

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まず、お通しのまる(鯨の心臓)から。コリコリした食感が印象的。
当然ながら(?)日本酒は冷やの酔鯨、焼酎は白鯨を飲もうと決めてる。

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これは希少部位三種刺し盛り。
上がさえずり(鯨の舌)、左が鹿の子(ひげ鯨の下顎)、右が尾の身(尾びれの肉)。
いずれも美味で、日本酒や焼酎が進みすぎるのが難点かも。

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次は学校給食でもお世話になった竜田揚げだが、給食で食べたものより柔らかく臭みも無いので、別物の感じだ。

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懐かしい鯨料理と言えば、やはり真ん中のベーコンかな。
左のハムのようなのは百尋(小腸の塩茹)、その他は忘れたな。

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他にもいろいろ食べたが覚えていないのは残念。
締めは柳川風の一人鍋。
この後は近くのパーキングに止めた車に戻り、酔いが覚めるまで仮眠する。

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時刻は午前三時。昨夜はかなり飲んだけど、良いお酒だったし6時間の仮眠が効いたのか頭はスッキリしてる。さあ、これから比婆山の麓まで走るぞ。

←6:呼子のイカへ               8:比婆山へ→

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2017年10月17日 (火)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 6:呼子のイカ

鳥を見る旅は肥前鹿島干潟のクロツラヘラサギで終わり、これからは温故モードの旅が始まる。

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(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年10月4日(水)

肥前鹿島干潟は午前中に発ち、福岡で待つ旧友を訪ねて九州自動車道を北進する。
100Kmほど走った先の福岡市内で彼と合流し、すぐさま呼子の港へイカを食べに向かう。

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呼子は初めての私を気遣って景色の良い海沿いルートを選んでくれた旧友の思いやりが嬉しい。
林の木漏れ日を浴びながら虹ノ松原を西進すれば呼子の港だ。

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イカ釣り船が並ぶ呼子漁港。

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彼のお勧めの「いか本家」は、イカの活け作りが食べられる有名店。

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まず運ばれてきたのはイカ刺し。身が透き通っていて、グニュグニュと動くのが凄い。

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セットの料理とアワビの刺身も食べてお腹いっぱい。
少し贅沢だけど、「旅先での小金はケチるな」が私のモットーだ。

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道中のイカ売り屋台のお姉さんが別品さんだったので、「イカ撮らせてくださいね」と嘘をついてパチリ。きっとばれてるけど。

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呼子の町は鯨漁で栄えた時代もあり、鯨に関する歴史建築も残っている。

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商店街で鯨の軟骨の缶詰「松浦漬け」を購入。伊万里の地酒「松浦一」と併せたお土産は大好評だった。

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港に面した通りはイカ料理の店や一夜干しを売る屋台で賑わってたが、裏側の商店街は閉まっている店が目立った。いわゆるシャッター通りが日本中に広がっているのは寂しい。

写真の荒物屋も、大手のホームセンターやネット通販の攻勢には太刀打ちできまい。
店主の体力と気力が失せたときが、この店の終焉のような気がする。

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旧友のH君とは福岡の町で別れ、今夜の目的地の下関へと向かう。

←5:肥前鹿島へ                    7:下関でくじらへ→

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2017年10月16日 (月)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 5:肥前鹿島

カーフェリーのドック入りというアクシデントで五島福江へ渡ることを諦めたものの、次の行き先が決めれぬままに北へと走る。
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(タカ渡りルートの図:ネットより借用)
■2017年10月3日(火)
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佐賀県あたりでMAPを調べると、近くにラムサール条約湿地の肥前鹿島干潟が在ることを知り、立ち寄って見ることにした。
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見晴台に立つと、なんとクロツラヘラサギが6羽。念のために写真を撮ってみたが、夕暮れ時なのでピントも合わず、翌朝に再チャレンジすることにした。

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この干潟には多くのシギチが立ち寄るようだし、都会の湿地のようにカメラマンが騒がしくないのが嬉しい。
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例によって地元の温泉で汗を流し、コンビニのパーキングで仮眠する。
■2017年10月4日(水)
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早朝6時過ぎ、有明海を染める朝焼けが今日の旅を祝福しているようだ。
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朝焼けの中を飛び回るカモ類も美しい。
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クロツラヘラサギ、昨夕に出会った干潟にこそ居無かったものの、目の前を飛んでくれたのが嬉しい。
今日は福岡市に住む旧友と呼子のイカを食べに行く約束が有り、鳥見もそこそこに
北へと走ることにした。
←4:佐多岬へ                6:呼子のイカへ→

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鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 4:佐多岬

この旅を始めるまでは「佐田岬」と「佐多岬」の区別も定かでは無かったが、何とか日本本土最南端の岬までたどり着いた。
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(タカ渡りルートの図:ネットより借用)
 
■2017年10月2日(月)
タカ渡りの追っかけも最後の4カ所目。
桜島や開聞岳を右手に見ながら海沿いの道を南下し、日本本土最南端の佐多岬を目指す。
途中のコンビニで夜食とビールを仕入れ、北緯31度線モニュメントに着いたのは19時過ぎ。
薄闇に浮かぶ灯台のシルエットを確認し、シュラフに潜り込んだが、想定外の暑さで寝苦しかったのは黒潮が洗う岬のせいか。
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午前6時過ぎに大きな太陽が水平線から顔をのぞかせる。
真一文字の水平線から徐々に姿を現す陽の出は荘厳そのものだ。
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夜が明けて最初に飛んだのは数羽のミサゴ。海面近くをゆっくりと飛翔して獲物を探していた。
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背後の山陰からノスリが現れ、徐々に高度を上げながら南へと流れる。
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時としてタカ柱を作るサシバやハチクマに比べ、ノスリの渡りは単独行や少数が多いように思う。
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岬に居着きのハヤブサが、近くをトンビやカラスが通る度にスクランブル発進して蹴散らしていた。小さいくせに好戦的なのは営巣でもしているためか。
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それにしても、今日はノスリしか通らないのが不思議だ。昨日の昼に都城の金御岳を通ったサシバの群れは、いったい何処に行ったのか?
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実際の佐多岬最南端の場所は数百メートル先なのだが、観光客が多いうえにホテルの改築工事の作業音がうるさいので、このモニュメントのパーキングのほうが落ちついて過ごせる。
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今日の夜は薩摩川内市に住む級友との40年ぶりの再会が待っているので、タカの追っかけは昼過ぎで終わり。
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帰路の無人販売所では6~7個入りのミカンが100円で売られていた。安かったのでジュース代わりに2袋買って、北の街を目指す。
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昔の勤め先の同僚Sくんと。
お互い頭の色は白くなったのに、身振りや話し方は昔と変わらないのが嬉しい。

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今回の旅に先立って「鹿児島で食べたい物は何か」と聞かれ、「キビナゴとさつま揚げ」と返事しておいたら、ちゃんと準備してくれていた。
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独身寮で共に暮らした日々のことや昔話に花が咲き、床に入ったのは日が変わった頃だった。
■2017年10月3日(火)
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今回の旅で、関西以西のサシバの渡りルートは大まかに押さえたものの、やはりバーダーの聖地と言われる五島福江にも行ってみたい。
これからカーフェリーを二つ乗り継いで長崎に渡り、更に五島福江へのフェリーに乗り継ぐ。
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観光シーズンでも無いので、乗客も車もまばらだ。
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船旅では、客室に居るよりも展望デッキで風を感じながら海を見る方が好きだな。
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長崎港のフェリーターミナルで乗船手続きをしようと窓口に行ったが、フェリーがドック入りのために一日に二便しか無いとの掲示を見て唖然とした。
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このまま五島福江へ渡っても帰りの便も少ないだろう。
長崎名物の皿うどんを食べながらも、決断できずに唯うろたえるばかり。
仕方が無いので、もう一人の級友が住む福岡を目指して走ることにした。
←3:金御岳へ                 5:備前鹿島へ→

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2017年10月13日 (金)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 3:金御岳

中国地方の北ルートで渡る群れも、四国地方の南ルートで渡る群れも、九州の東岸で合流して南の国を目指す。
私も四国から九州へと渡り、合流地点と成る宮崎県都城市の金御岳(かねみだけ)へ向かった。
 
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(タカ渡りルートの図:ネットより借用)
 
■2017年9月30日(土)
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佐田岬半島の三崎港からカーフェリーに乗り、関サバで有名な佐賀関港へと渡った。
バーダーの聖地である五島福江に興味あるけど、佐田岬で会ったバーダーさんは「今頃行っても何もおらんで」と言う。
 
■2017年10月1日(日)
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思案のあげく東九州道をひたすら南下し、都城の金御岳(かねみだけ)に着いたのは日が変わった頃だった。
標高472メートルの高台からは都城の街が見下ろせるが、とりあえずシュラフに潜り込む。
 
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夜が明けると、朝靄がかかった町並みや近傍の山々が見えてきた。極めて日本らしい光景だ。
 
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突然に後方の空に噴煙がたった。誰かが桜島が噴火したと言ってたが、地元民は誰も振り返ろうともしない。きっと日常的な事なんだろうな。
 
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展望台の側の木々には、前夜にねぐら入りしたサシバが数十羽居て、陽が上がって上昇気流が活発に成るのを待ち構えている。
 
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いよいよ、ねぐらから飛び始めた。
 
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近くを回ってから再び林に戻ったのは、まだ舞い上がるだけの上昇気流が無いのだろうか。
 
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都城の街や周囲の山を背景に、徐々に高度を上げるサシバが美しい。
 
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北の方からもサシバの群れが何度も通過し、気がつくと数十羽のタカ柱が立っていた。
 
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遙か高い空を、北の方からの群れが通過する。写真には 3羽居るのが解るかな。
 
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お昼頃には通過する群れも減ってきたので、私も次の撮影ポイントに向けて移動することにした。今朝噴煙を上げた桜島が、何事も無かったようにそびえている。
 
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地元の共同風呂の江ノ島温泉は、ちょっと年季が入ってるけど観光施設じゃ無いんで、我慢ね。
 
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昭和の香りがプンプンする庶民のお風呂です。
 
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温泉のすぐ側には、江ノ島と呼ばれる小島と、背後の雄大な桜島がそびえている。
 
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桜島を右手に見ながら更に南進中。夕暮れの空に開聞岳が浮かび上がってきた。
 
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あまりにも夕焼け空が綺麗だったんで、途中の鹿屋海浜公園でしばし休憩。
目指す佐多岬はまだ遠い。
←2:佐田岬へ                  4:佐多岬へ→
 

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2017年10月12日 (木)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 2:佐田岬

四国でのサシバの渡りルートは大まかに2系統有って、一方は佐田岬を経由し、他方は南宇和の高茂岬を通る。

どちらに行こうか悩んでたら、岡山在住のバーダー友達が「私は佐田岬の権現山に行くよ」とのことなので、私も佐田岬に向かうことにした。

Map_sada
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年9月29日(金)
鳴門から佐田岬に行く高速道路にも2系統有り、一方は海沿いの高松道で、他方は吉野川沿いの徳島道。

距離的には徳島道が近くて有利なんだけど、片側一車線しか無いので「ごゆっくりの車の後に付いたら悲惨だよ」とのアドバイスを参考に高松道を走ることにした。

単調な夜の高速道路を250Kmほど走り、途中の深夜スーパーで缶ビールと食料を仕入れて目的地に着いたのは午前2時。缶ビール2本飲んだあたりで眠たくなり、シュラフに潜り込む。

■2017年9月30日(土)
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車外の騒がしさに目覚めると、なんときれいな朝焼けが。なんと、すでに数名のカメラマンが展望台でカメラをセットしてるではないか!

私も大慌てでカメラをセットし、地元バーダーさんから情報収集した。

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彼らの話では、鷹は佐田岬半島の付け根あたりから飛んできて展望台上空や海上を飛ぶらしい。

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しばらくすると岡山のバーダー友達のH氏も到着し、共に鷹の到来を待つ。

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私の印象では最も多いのがハチクマで、その後をノスリとサシバが続く感じ。

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この日は天候も良かったので、サシバの羽根の透けた感じが良いですね。

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もうすぐマイフィールドでも会えるノスリだけど、この個体は寒がりのようで、もっと南の国へと渡ります。

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権現山の素晴らしい点は、目線より下を飛ぶタカが見れることですね。マイフィールドの大阪南部の山では高高度を飛ぶハチクマの下側からしか見れません。

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頭のすぐ上を通過するハチクマも居て、フレームからはみ出しそうな大きさに焦ります。もちろん、これはノートリです。

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時々アマツバメも通過します。

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このハチクマは「そのう」が大きいんで、たくさん栄養蓄えて遠くまで飛べそうですね。

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海の近くなんでミサゴも飛びますし。

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ハイタカなども飛ぶんで、退屈せずに過ごせます。

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ハヤブサがトンボにちょっかい出したものの、見事に身を交わされました。

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かなり低いところを飛びますが、タカ柱は思ったほど立ちませんね。どこか他の場所で高度を上げるんだろうか。

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13時を過ぎると鳥の数も減って来たので、次なるポイント目指して移動することにしました。

国道九四フェリー 航送運賃=8,700円

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Goodby 佐田岬!

← 1:鳴門海峡へ                3:金御岳へ→

 

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2017年10月11日 (水)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 1:鳴門海峡

毎年の秋には、東北や信州で営巣したタカ類が南の国で越冬するために長い旅を行います。
今年生まれたばかりの幼鳥を伴っての旅のため、途中でのアクシデントを避けるために集団で旅する光景が圧巻なので、タカの渡りルートに沿って旅をしてみました。
 
Map_naruto
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)
 
■2017年9月28日(木)
最初のウォッチング場所は渦潮で有名な鳴門海峡の近辺。
ネットの情報ではいくつかのポイントがあるようだが、鳴門でのタカ渡りは未体験なので、前日に現地入りして候補地を選ぶことにした。
 
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その前に、四国八十八カ所霊場巡りの第一番札所である霊山寺で旅の息災を祈ります。
 
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私が四国霊場巡りの旅を始めたのは、ほぼ30年前。
突然に一人ぼっちに成った辛さから逃げる為だったか、何かの救いを求めてだったか、もう記憶が定かではないけど。
 
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息災の祈願の後は腹ごしらえです。
ラーメン界の頂点を目指したのが店名という東大ラーメン大道本店を訪ねて、徳島市に向かいました。
平日の中途半端な時刻だったためか、並ばずに入れたのはラッキーです。
豚骨醤油のスープと生玉子が特徴ですね。
写真の餃子セットは850円なり。
 
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徳島市に来たついでに、眉山(標高:280M)に登ってみました。
市街地が一望できる絶景だけど、カラスが多すぎるのが残念だったな。
 
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(鳴門近辺の鷹見マップ:ネットより借用)
 
鳴門近辺には数カ所の鷹見ポイントが在るようなので、車で回ってみました。
「鳴門山」や「孫崎」は観潮の観光客が騒がしいし、場所も狭いらしいのでパス。
「ぼら山」「いわし山」は途中までしか車が入れないし「黒山」は駐車場所が無いので、これらもパスです。
 
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最終的には「四方見」が良さそうなので市内に戻り、コンビニのパーキングで晩飯と晩酌、そして翌朝までの仮眠です。
今回もウレタンマットとシュラフ携行なので、宿泊場所は自由に選択できます。
でも、人気の無い場所は物騒なのでコンビニが一番ですね。
 
■2017年9月29日(金)
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朝8時に四方見展望台に着くと、すでに数名のカメラマンやバーダーが待機中でした。
鳴門山展望台あたりにも数名のカメラマンが見えます。
 
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眼下の入り江には釣り用のイカダが浮かび、のどかな光景です。
 
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9時ごろから、ぼつぼつと柱が立ち始めました。
それにしても、遠すぎて芥子粒ほどなのが残念。
 
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結局、愛想の良かったのはこの個体だけで、11時頃には柱もめっきり減ったので撤収です。
 
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四国で鷹の他に見たかったのは「ヘンロ小屋」
四国出身の建築家さんが先導して、歩き遍路さんが休憩できる場所を作り続けてます。
最近は、タクシーをチャーターしたり、ガイド付きのツァーでお気軽に回る人が多いようだけど、私の体験では自分の脚でテクテク歩いてこそご利益が在りそうです。
団塊世代の方々が増えてますよね。リタイア後は収入こそ減るものの、自由になる時間はたっぷり在るので、再び歩き遍路がトレンドに成るかも知れないな。
 
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やはり讃岐の国に来たんで讃岐うどんですね。
うどん2玉=230円、げそ天=160円はリーズナブルです。
だけど、個人的には出汁がしみ込んだ浪速のうどんが好きだな。
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スーパー銭湯で加齢臭も流したし、四国西端の佐田岬権現山に向かって走ります。
                           2:佐田岬へ→
 

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