2017年10月18日 (水)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 8:比婆山の村

比婆山の麓に、我が家の家名と同じ名前の集落が在る。
昔から気がかりだったが、中国地方を経由しての帰路に立ち寄ってみた。

Map_hiba_2

(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年10月5日(木)
我が家と同じ姓の家庭は、恐らく日本全国を合わせても10軒前後だろうが、我が家の姓と同じ名前の集落が国内に3カ所ある。

20171005110056
(柚木駅近くの灰庭集落)

一つは、能登半島先端の珠洲市に在るルーツの集落、もう一つは新潟県柿崎市、そして広島県の比婆山の麓に在る。

20171005105807
(集落に在る祠)

私が能登半島の実家で暮らしていた少年期に、父親が何度も噛んで含めるように言って聞かせたのは、我々は平家一族の末孫だとのこと。

20171005105855
(祠の中には何枚かの木札があり、灰庭との記述もある)

その頃は父親の話に興味も無く殆ど聞き流していたが、私自身が齢を重ねるに連れ、この奇妙な名字のいわれが知りたく成ってきた。

20171005105743
(集落の老人が取り出してくれた木札)

おおよそ10年前に能登半島のルーツの集落を訪ねてみた。古老から集落の歴史や名字のいわれなどを聞くためだったが、情報を知っている世代はすでに他界していた。

20171005110737
(10軒ほどの小さな集落だ)

恐らく30年前に訪ねていたなら、何らかの手がかりに出会えただろうが、時すでに遅しだった。

平家一族は合戦に負けて全国へ散ったが、能登半島の先端へは平時国(たいらのときくに)一族が逃げ込んだ。

源氏の討伐隊を恐れて、名字を平から時国家に変えて豪農としての暮らしを続けてきた。
討伐隊に見つかれば、血を絶やすために女子供も含めて殺戮されるだろうから、先祖の恐怖は並々ならぬものだったと思われる。

20171005110613
(集落の側を流れる灰庭川)

父の話では、かつては西の時国家に対して東の灰庭家と称され、珠洲地方の豪農として生計を立ててきたらしい。

集落の属する地域には名字を冠した神社や川が流れ、かつては弓の練習をしただろう的場と言われる場所も在る。

20171005111258

(カーナビにも地名が表示されている)

数年前に新潟県柿崎市へ訪ね、家名に関する手がかりを探してみたが、残念ながら何一つ見つからなかった。

20171005121838
(郷土資料館での捜し物に疲れ、ランチで一休み)

この比婆山の集落で出会った老人も、残念ながら集落名のいわれを知らなかった。
地域の図書館を訪ね、郷土資料など検索してみたが、答えは見つからない。

今後は時を経るに連れて情報源は減る一方だろうから、何とかして私の代で答えを見つけたいと痛感した旅だった。

20171005145754

今回もルーツ探しのヒントが得られずに意気消沈だが、気を取り直して比婆山に登ってみた。

20171005160310
(竜王岳から毛無山を望む)

P1000354_r
(残念ながら大山の山頂は見えなかった)

比婆山の竜王岳からはぐるりが見渡せ、遠く大山も顔を出してくれた。

20171005174005

20171005182031

この夜は地元のひなびた一見宿でくつろいだ。
豪華すぎない料理がメタボで苦しむ私には逆に嬉しい。

■2017年10月6日(金)

20171006101221


20171006101239

20171006101325

この旅の締めと将来の金運アップを兼ねて、金持神社を訪ねてみた。
読みは“かもち”らしいが、中国山地のあちこちで興った、たたら製鉄用の砂鉄が採れる山をたくさん持っていた一族を指すらしい。

20171006114840

20171006113257


20171006114731

中国自動車道の蒜山ICを目指す途中で、美味しそうなそば屋を発見。
福井県大野で採れたソバを手打ちにしたザル蕎麦が美味しい。

これにて、9日間に渡った旅は終わり。
腹いっぱい遊びたいという願望は達成できたけど、2500Kmものドライブはしんどかった。

←7:下関でクジラへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 7:下関でクジラ

福岡の知人と分かれ、次は中国地方の山村を訪ねる予定だが、その前に下関に立ち寄って懐かしい味に舌鼓を打つことに。

Map_shimonoseki_2
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年10月4日(水)
20171004193518

下関で訪ねたかったのは、思い出の鯨料理店「くじら館」だ。
奇しくも初めて訪れた2011年02月19日は、日本の南極海調査捕鯨が反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の妨害に屈して活動中止を余儀なくされた日で、学校給食で食べた鯨の味を思い出しつつ時代の流れを痛感した。

当時のブログは→ 捕鯨打ち切りの夜に鯨を食す

20171004195441

店内は7~8人が座れるカウンターとお座敷の小部屋が一つだけ。無駄に大きすぎないことを評価してあげたい。
気さくな店員さんが「覚えてるよ~」と言ってくれたけど本当かな?

20171004194017

まず、お通しのまる(鯨の心臓)から。コリコリした食感が印象的。
当然ながら(?)日本酒は冷やの酔鯨、焼酎は白鯨を飲もうと決めてる。

20171004195139

これは希少部位三種刺し盛り。
上がさえずり(鯨の舌)、左が鹿の子(ひげ鯨の下顎)、右が尾の身(尾びれの肉)。
いずれも美味で、日本酒や焼酎が進みすぎるのが難点かも。

20171004201715

次は学校給食でもお世話になった竜田揚げだが、給食で食べたものより柔らかく臭みも無いので、別物の感じだ。

20171004212809

懐かしい鯨料理と言えば、やはり真ん中のベーコンかな。
左のハムのようなのは百尋(小腸の塩茹)、その他は忘れたな。

20171004215232

他にもいろいろ食べたが覚えていないのは残念。
締めは柳川風の一人鍋。
この後は近くのパーキングに止めた車に戻り、酔いが覚めるまで仮眠する。

P1000352_r

時刻は午前三時。昨夜はかなり飲んだけど、良いお酒だったし6時間の仮眠が効いたのか頭はスッキリしてる。さあ、これから比婆山の麓まで走るぞ。

←6:呼子のイカへ               8:比婆山へ→

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月17日 (火)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 6:呼子のイカ

鳥を見る旅は肥前鹿島干潟のクロツラヘラサギで終わり、これからは温故モードの旅が始まる。

Map_yobuko_2
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年10月4日(水)

肥前鹿島干潟は午前中に発ち、福岡で待つ旧友を訪ねて九州自動車道を北進する。
100Kmほど走った先の福岡市内で彼と合流し、すぐさま呼子の港へイカを食べに向かう。

20171004121819_2

呼子は初めての私を気遣って景色の良い海沿いルートを選んでくれた旧友の思いやりが嬉しい。
林の木漏れ日を浴びながら虹ノ松原を西進すれば呼子の港だ。

20171004125819_2

20171004141025

イカ釣り船が並ぶ呼子漁港。

20171004140209

彼のお勧めの「いか本家」は、イカの活け作りが食べられる有名店。

20171004131510

20171004131940

まず運ばれてきたのはイカ刺し。身が透き通っていて、グニュグニュと動くのが凄い。

20171004132551

20171004133619

セットの料理とアワビの刺身も食べてお腹いっぱい。
少し贅沢だけど、「旅先での小金はケチるな」が私のモットーだ。

20171004141923

道中のイカ売り屋台のお姉さんが別品さんだったので、「イカ撮らせてくださいね」と嘘をついてパチリ。きっとばれてるけど。

20171004143111

呼子の町は鯨漁で栄えた時代もあり、鯨に関する歴史建築も残っている。

20171014155415

商店街で鯨の軟骨の缶詰「松浦漬け」を購入。伊万里の地酒「松浦一」と併せたお土産は大好評だった。

20171004142324r

港に面した通りはイカ料理の店や一夜干しを売る屋台で賑わってたが、裏側の商店街は閉まっている店が目立った。いわゆるシャッター通りが日本中に広がっているのは寂しい。

写真の荒物屋も、大手のホームセンターやネット通販の攻勢には太刀打ちできまい。
店主の体力と気力が失せたときが、この店の終焉のような気がする。

20171004153826

旧友のH君とは福岡の町で別れ、今夜の目的地の下関へと向かう。

←5:肥前鹿島へ                    7:下関でくじらへ→

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月16日 (月)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 5:肥前鹿島

カーフェリーのドック入りというアクシデントで五島福江へ渡ることを諦めたものの、次の行き先が決めれぬままに北へと走る。
Map_kashima
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)
■2017年10月3日(火)
20171003181200
佐賀県あたりでMAPを調べると、近くにラムサール条約湿地の肥前鹿島干潟が在ることを知り、立ち寄って見ることにした。
Ov0a1461r_r
見晴台に立つと、なんとクロツラヘラサギが6羽。念のために写真を撮ってみたが、夕暮れ時なのでピントも合わず、翌朝に再チャレンジすることにした。

Ov0a1500_r

この干潟には多くのシギチが立ち寄るようだし、都会の湿地のようにカメラマンが騒がしくないのが嬉しい。
20171003193634
例によって地元の温泉で汗を流し、コンビニのパーキングで仮眠する。
■2017年10月4日(水)
20171004061154

早朝6時過ぎ、有明海を染める朝焼けが今日の旅を祝福しているようだ。
Ov0a1521_r

Ov0a1586_r

朝焼けの中を飛び回るカモ類も美しい。
Ov0a1643r_r

クロツラヘラサギ、昨夕に出会った干潟にこそ居無かったものの、目の前を飛んでくれたのが嬉しい。
今日は福岡市に住む旧友と呼子のイカを食べに行く約束が有り、鳥見もそこそこに
北へと走ることにした。
←4:佐多岬へ                6:呼子のイカへ→

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 4:佐多岬

この旅を始めるまでは「佐田岬」と「佐多岬」の区別も定かでは無かったが、何とか日本本土最南端の岬までたどり着いた。
Map_sata_2
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)
 
■2017年10月2日(月)
タカ渡りの追っかけも最後の4カ所目。
桜島や開聞岳を右手に見ながら海沿いの道を南下し、日本本土最南端の佐多岬を目指す。
途中のコンビニで夜食とビールを仕入れ、北緯31度線モニュメントに着いたのは19時過ぎ。
薄闇に浮かぶ灯台のシルエットを確認し、シュラフに潜り込んだが、想定外の暑さで寝苦しかったのは黒潮が洗う岬のせいか。
Ov0a1173_r_2

午前6時過ぎに大きな太陽が水平線から顔をのぞかせる。
真一文字の水平線から徐々に姿を現す陽の出は荘厳そのものだ。
Ov0a1185_r

夜が明けて最初に飛んだのは数羽のミサゴ。海面近くをゆっくりと飛翔して獲物を探していた。
Ov0a1370_r
背後の山陰からノスリが現れ、徐々に高度を上げながら南へと流れる。
Ov0a1360t_r

時としてタカ柱を作るサシバやハチクマに比べ、ノスリの渡りは単独行や少数が多いように思う。
Ov0a1281_r

岬に居着きのハヤブサが、近くをトンビやカラスが通る度にスクランブル発進して蹴散らしていた。小さいくせに好戦的なのは営巣でもしているためか。
Ov0a1351_r

それにしても、今日はノスリしか通らないのが不思議だ。昨日の昼に都城の金御岳を通ったサシバの群れは、いったい何処に行ったのか?
20171002105207

実際の佐多岬最南端の場所は数百メートル先なのだが、観光客が多いうえにホテルの改築工事の作業音がうるさいので、このモニュメントのパーキングのほうが落ちついて過ごせる。
20171002062003

今日の夜は薩摩川内市に住む級友との40年ぶりの再会が待っているので、タカの追っかけは昼過ぎで終わり。
20171002125753

帰路の無人販売所では6~7個入りのミカンが100円で売られていた。安かったのでジュース代わりに2袋買って、北の街を目指す。
20171002210520
昔の勤め先の同僚Sくんと。
お互い頭の色は白くなったのに、身振りや話し方は昔と変わらないのが嬉しい。

20171002194244

今回の旅に先立って「鹿児島で食べたい物は何か」と聞かれ、「キビナゴとさつま揚げ」と返事しておいたら、ちゃんと準備してくれていた。
20171002194253

独身寮で共に暮らした日々のことや昔話に花が咲き、床に入ったのは日が変わった頃だった。
■2017年10月3日(火)
20171002233012

今回の旅で、関西以西のサシバの渡りルートは大まかに押さえたものの、やはりバーダーの聖地と言われる五島福江にも行ってみたい。
これからカーフェリーを二つ乗り継いで長崎に渡り、更に五島福江へのフェリーに乗り継ぐ。
20171003080604

観光シーズンでも無いので、乗客も車もまばらだ。
20171003105352

船旅では、客室に居るよりも展望デッキで風を感じながら海を見る方が好きだな。
20171003133735

長崎港のフェリーターミナルで乗船手続きをしようと窓口に行ったが、フェリーがドック入りのために一日に二便しか無いとの掲示を見て唖然とした。
20171003152245

このまま五島福江へ渡っても帰りの便も少ないだろう。
長崎名物の皿うどんを食べながらも、決断できずに唯うろたえるばかり。
仕方が無いので、もう一人の級友が住む福岡を目指して走ることにした。
←3:金御岳へ                 5:備前鹿島へ→

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2017年10月13日 (金)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 3:金御岳

中国地方の北ルートで渡る群れも、四国地方の南ルートで渡る群れも、九州の東岸で合流して南の国を目指す。
私も四国から九州へと渡り、合流地点と成る宮崎県都城市の金御岳(かねみだけ)へ向かった。
 
Map_kanemi_2
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)
 
■2017年9月30日(土)
20170930150508_2
 
佐田岬半島の三崎港からカーフェリーに乗り、関サバで有名な佐賀関港へと渡った。
バーダーの聖地である五島福江に興味あるけど、佐田岬で会ったバーダーさんは「今頃行っても何もおらんで」と言う。
 
■2017年10月1日(日)
P1000236_r_2
 
思案のあげく東九州道をひたすら南下し、都城の金御岳(かねみだけ)に着いたのは日が変わった頃だった。
標高472メートルの高台からは都城の街が見下ろせるが、とりあえずシュラフに潜り込む。
 
20171001062556
 
夜が明けると、朝靄がかかった町並みや近傍の山々が見えてきた。極めて日本らしい光景だ。
 
P1000242_r
 
突然に後方の空に噴煙がたった。誰かが桜島が噴火したと言ってたが、地元民は誰も振り返ろうともしない。きっと日常的な事なんだろうな。
 
Ov0a0638_r
 
展望台の側の木々には、前夜にねぐら入りしたサシバが数十羽居て、陽が上がって上昇気流が活発に成るのを待ち構えている。
 
Ov0a0802_r
いよいよ、ねぐらから飛び始めた。
 
Ov0a0884_r
 
近くを回ってから再び林に戻ったのは、まだ舞い上がるだけの上昇気流が無いのだろうか。
 
Ov0a0996_r
 
都城の街や周囲の山を背景に、徐々に高度を上げるサシバが美しい。
 
P1000285_r
 
北の方からもサシバの群れが何度も通過し、気がつくと数十羽のタカ柱が立っていた。
 
P1000281_r
 
遙か高い空を、北の方からの群れが通過する。写真には 3羽居るのが解るかな。
 
20171001133604
 
お昼頃には通過する群れも減ってきたので、私も次の撮影ポイントに向けて移動することにした。今朝噴煙を上げた桜島が、何事も無かったようにそびえている。
 
20171001151246
 
地元の共同風呂の江ノ島温泉は、ちょっと年季が入ってるけど観光施設じゃ無いんで、我慢ね。
 
20171001151639
 
昭和の香りがプンプンする庶民のお風呂です。
 
20171001155452
 
温泉のすぐ側には、江ノ島と呼ばれる小島と、背後の雄大な桜島がそびえている。
 
P1000298_r_2
 
桜島を右手に見ながら更に南進中。夕暮れの空に開聞岳が浮かび上がってきた。
 
20171001174956
 
あまりにも夕焼け空が綺麗だったんで、途中の鹿屋海浜公園でしばし休憩。
目指す佐多岬はまだ遠い。
←2:佐田岬へ                  4:佐多岬へ→
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月12日 (木)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 2:佐田岬

四国でのサシバの渡りルートは大まかに2系統有って、一方は佐田岬を経由し、他方は南宇和の高茂岬を通る。

どちらに行こうか悩んでたら、岡山在住のバーダー友達が「私は佐田岬の権現山に行くよ」とのことなので、私も佐田岬に向かうことにした。

Map_sada
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)

■2017年9月29日(金)
鳴門から佐田岬に行く高速道路にも2系統有り、一方は海沿いの高松道で、他方は吉野川沿いの徳島道。

距離的には徳島道が近くて有利なんだけど、片側一車線しか無いので「ごゆっくりの車の後に付いたら悲惨だよ」とのアドバイスを参考に高松道を走ることにした。

単調な夜の高速道路を250Kmほど走り、途中の深夜スーパーで缶ビールと食料を仕入れて目的地に着いたのは午前2時。缶ビール2本飲んだあたりで眠たくなり、シュラフに潜り込む。

■2017年9月30日(土)
20170930055717

車外の騒がしさに目覚めると、なんときれいな朝焼けが。なんと、すでに数名のカメラマンが展望台でカメラをセットしてるではないか!

私も大慌てでカメラをセットし、地元バーダーさんから情報収集した。

20170930061128_3

彼らの話では、鷹は佐田岬半島の付け根あたりから飛んできて展望台上空や海上を飛ぶらしい。

20170930080218_2

しばらくすると岡山のバーダー友達のH氏も到着し、共に鷹の到来を待つ。

Ov0a0003_r

私の印象では最も多いのがハチクマで、その後をノスリとサシバが続く感じ。

Ov0a0328t_r

この日は天候も良かったので、サシバの羽根の透けた感じが良いですね。

Ov0a0196_r

もうすぐマイフィールドでも会えるノスリだけど、この個体は寒がりのようで、もっと南の国へと渡ります。

Ov0a0471_r

権現山の素晴らしい点は、目線より下を飛ぶタカが見れることですね。マイフィールドの大阪南部の山では高高度を飛ぶハチクマの下側からしか見れません。

Ov0a0511_r

頭のすぐ上を通過するハチクマも居て、フレームからはみ出しそうな大きさに焦ります。もちろん、これはノートリです。

Ov0a0155t_r

時々アマツバメも通過します。

Ov0a9680t_r

このハチクマは「そのう」が大きいんで、たくさん栄養蓄えて遠くまで飛べそうですね。

Ov0a9705t_r

海の近くなんでミサゴも飛びますし。

Ov0a9932t_r

ハイタカなども飛ぶんで、退屈せずに過ごせます。

Ov0a9872t_r

ハヤブサがトンボにちょっかい出したものの、見事に身を交わされました。

Ov0a9891r_r

かなり低いところを飛びますが、タカ柱は思ったほど立ちませんね。どこか他の場所で高度を上げるんだろうか。

20170930144806

13時を過ぎると鳥の数も減って来たので、次なるポイント目指して移動することにしました。

20170930150034

Goodby 佐田岬!

← 1:鳴門海峡へ                3:金御岳へ→

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月11日 (水)

鷹追西走・食訪東奔の旅 (2017年9月) 1:鳴門海峡

毎年の秋には、東北や信州で営巣したタカ類が南の国で越冬するために長い旅を行います。
今年生まれたばかりの幼鳥を伴っての旅のため、途中でのアクシデントを避けるために集団で旅する光景が圧巻なので、タカの渡りルートに沿って旅をしてみました。
 
Map_naruto
(タカ渡りルートの図:ネットより借用)
 
■2017年9月28日(木)
最初のウォッチング場所は渦潮で有名な鳴門海峡の近辺。
ネットの情報ではいくつかのポイントがあるようだが、鳴門でのタカ渡りは未体験なので、前日に現地入りして候補地を選ぶことにした。
 
20170928154050
 
その前に、四国八十八カ所霊場巡りの第一番札所である霊山寺で旅の息災を祈ります。
 
P1000221_r_2
 
私が四国霊場巡りの旅を始めたのは、ほぼ30年前。
突然に一人ぼっちに成った辛さから逃げる為だったか、何かの救いを求めてだったか、もう記憶が定かではないけど。
 
20170928175626_r
 
20170928174449_r
 
息災の祈願の後は腹ごしらえです。
ラーメン界の頂点を目指したのが店名という東大ラーメン大道本店を訪ねて、徳島市に向かいました。
平日の中途半端な時刻だったためか、並ばずに入れたのはラッキーです。
豚骨醤油のスープと生玉子が特徴ですね。
写真の餃子セットは850円なり。
 
20170928165129_2
 
徳島市に来たついでに、眉山(標高:280M)に登ってみました。
市街地が一望できる絶景だけど、カラスが多すぎるのが残念だったな。
 
029_17
(鳴門近辺の鷹見マップ:ネットより借用)
 
鳴門近辺には数カ所の鷹見ポイントが在るようなので、車で回ってみました。
「鳴門山」や「孫崎」は観潮の観光客が騒がしいし、場所も狭いらしいのでパス。
「ぼら山」「いわし山」は途中までしか車が入れないし「黒山」は駐車場所が無いので、これらもパスです。
 
20170929192553
 
最終的には「四方見」が良さそうなので市内に戻り、コンビニのパーキングで晩飯と晩酌、そして翌朝までの仮眠です。
今回もウレタンマットとシュラフ携行なので、宿泊場所は自由に選択できます。
でも、人気の無い場所は物騒なのでコンビニが一番ですね。
 
■2017年9月29日(金)
Ov0a9473_r
 
朝8時に四方見展望台に着くと、すでに数名のカメラマンやバーダーが待機中でした。
鳴門山展望台あたりにも数名のカメラマンが見えます。
 
20170929074834_r_2
 
眼下の入り江には釣り用のイカダが浮かび、のどかな光景です。
 
Ov0a9458_r_2
 
Ov0a9587_r_2
 
Ov0a9555_r_2
 
9時ごろから、ぼつぼつと柱が立ち始めました。
それにしても、遠すぎて芥子粒ほどなのが残念。
 
Ov0a9333_r_2
 
結局、愛想の良かったのはこの個体だけで、11時頃には柱もめっきり減ったので撤収です。
 
20170929161600
 
四国で鷹の他に見たかったのは「ヘンロ小屋」
四国出身の建築家さんが先導して、歩き遍路さんが休憩できる場所を作り続けてます。
最近は、タクシーをチャーターしたり、ガイド付きのツァーでお気軽に回る人が多いようだけど、私の体験では自分の脚でテクテク歩いてこそご利益が在りそうです。
団塊世代の方々が増えてますよね。リタイア後は収入こそ減るものの、自由になる時間はたっぷり在るので、再び歩き遍路がトレンドに成るかも知れないな。
 
20170929163014
 
やはり讃岐の国に来たんで讃岐うどんですね。
うどん2玉=230円、げそ天=160円はリーズナブルです。
だけど、個人的には出汁がしみ込んだ浪速のうどんが好きだな。
20170929173739
 
スーパー銭湯で加齢臭も流したし、四国西端の佐田岬権現山に向かって走ります。
                           2:佐田岬へ→
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月 7日 (月)

南タイ探鳥記(2017年7月) 5日目

■2017/07/24

今日でタイともお別れ。
特に観光予定も無いので、夜の帰国までぶらぶらと過ごします。

20170724082507


20170724084510_2

少し遅い朝食は、モーテルまで出前してもらったジョーク(タイ式おかゆ)
淡白かつピリッとしてるので、飲みすぎた翌朝には合うかも。

20170724101128

20170724100255_2

モーテルのオーナーさんに、地元の市場へ連れて行ってもらい、土産物などを物色。
空港の売店よりも、かなりお安く仕入れれます。

20374781_10155514913116168_39083403

目に留まったのが、デーツ。
ドライフルーツならタイ土産らしいんで、即決で何個も買ったけど…
後で確認したら、産地はチュニジアで販社はマレーシア(笑)。
デーツは、イスラムの国ではラマダンの断食で弱った体力を回復するためのスーパーフードなんだとか。
美容にも宜しいようで。

20170724103538_2

なにしろ暑い国なんで、適宜の水分補給は必須。

20170724105634_2

せっかくタイに来たんで、タイ式マッサージです。
残念ながら看板のような美人のお姉さんは居なかったけど、2時間で400バーツは約1,200円なんでリーズナブルですね。

20170724141410

昨夜と同じ面子でお別れの食事会。
みなさん女性とは思うけど、確信無いです。

20170724135238_2

タイ式すき焼き。
実際には水炊きに近い料理なんだけど、何故かタイすきと呼ばれてます。

20170724135839

生ガキや海鮮系の料理。
質素なガッパオライスも良いけれど、やはり本格的な料理は旨し。

20170724195548_2

スワンナプーム空港まで送ってもらい、O様は少し早い便で東京へ旅立ちました。
初めての南タイだったけど、野鳥や風景のきれいさに感激でした。

特に、満天の星空が見れたのは嬉しかったな。

南タイ探鳥記(2017年7月) 3~4日目へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月 2日 (水)

南タイ探鳥記(2017年7月) 3~4日目

今日から3日間はエンジンボートをチャーターして、ダム湖の奥深くの秘境で自然を満喫します。
Map

■2017/07/21

20170721061307

ダム湖の船着き場にほど近いモーテルは上質な部類だったけど、タイではバスタブ付きのお風呂が無いので、風呂好き国民にはちょっと悲しい。

20170721061332

例によって小鳥のさえずりで目覚めたものの、朝の6時はまだ眠いです。

20170721070420

タイ式食堂での朝食。
少しづつ現地に解け込んできてる(笑)

20170721071543

デザートのマンゴスチンは、現地ではキロ単位で売ってるけど、かなり安いです。
自然な甘みが好きですね。

20139878_10155487220921168_27045396

朝食も終え、船着き場を目指します。

20228462_10155487220446168_67375908

このあたりの道は信号も少ないし、まっすぐなのでドライブが楽しいですね。

Img_0251

地元の食料品店でケース買いしたビールと、ミネラルウォーターやマンゴスティンをボートに積んで、1時間半の船旅です。

Img_0265

この湖は川をせき止めて作ったダム湖で、切り立った山々の絶景に心躍ります。
村を失った原住民は、移転補償を受けたり周囲の国立公園のレンジャーなどで生計を立てています。

Img_0253

チャーターしたボートには、我々とガイドさんの他にも船頭さんと奥さんとお子さんが乗っています。

Img_0244

1時間半後に到着した宿。
見えているのはゲストハウスです。
さっそくスーツケースなどを下ろして探鳥に出発です。

Ov0a2640t

この湖で見たかったのは、大きなクチバシが特徴のサイチョウ類。
写真は、オオサイチョウ(Great Hornbill)

Ov0a5409t

これは、キタカササギサイチョウ(Oriental ZPied Hornbill)
数羽の群れで上空を横切っていきます。

Ov0a3333

ミナミカンムリワシ(Crestedd Serpent Eagle)
興奮したり威嚇するときには冠を立てるんだけど、我々が近づいてもまったりとしてました。

Ov0a2692

シロハラウミワシ(White-berried Sea Egale)
筏小屋の周辺にも数羽が住み着いているけど、とても凶暴です。

Ov0a4778

ウオクイワシ(Grey-headed Fish Eagle)
とてもレアな鳥らしく、ガイドさんが「ライファー、ライファー」と大興奮だった。

Img_0187

ゾウも居ます。
行動するのは主に夜間らしいが、筏小屋から数十メートルの林でも見れました。

Ov0a5530

きれいなカワセミ類が多いのも、この湖の魅力ですね。
コウハシショウビン(Stork-billed Kingfisher)

Ov0a4479

命が豊かな湖なので、獲物には不自由していない模様です。

Ov0a5507

カニクイザル(Crab-eating Macaque)

Img_0218

穏やかな湖面を、時にはエンジンを止めて漂って鳥に近づきます。
近辺には数組の釣り客が見受けられるだけなので、ほぼ貸切り状態で鳥や生き物を観察てきます。

Ov0a5561

サンバー鹿(Sambar Deer)

Img_0093

いったん筏小屋に戻ってランチタイム。
ガッパオライスとビールは定番だけど飽きないですね。

Img_0096

デザートのラグビーボールスイカが旨し。

Img_0099

テーブルの真横にはピラニアに似た魚が泳いでいて、食べ残しを投げてもらってます。

Img_0087

ランチの後はお昼寝タイム。
そよ風が心地良いです。
団体の観光ツァーでは、絶対に味わえない至福のひと時。

Ov0a2823t

ダスキールトン(Dusky Leaf Monkey)
家族連れで、樹から樹へと移動中でした。

Ov0a2945t

インドトサカケリ(Red-wattled Lapwing)

Img_0193

お風呂もシャワーも無い僻地なんで、湖での沐浴がデフォなんだけど、すぐ隣でぽっちゃんトイレが在るのを知った私には無理だった。

Ov0a5851r

自動車や町の騒音がまったく無い夜。
小屋の外には満天の星空が拡がってます。
幼い頃に見た、田舎の村の夏の空を思い出します。

■2017/07/22

Ov0a6122

赤い目が印象的な、オオバンケン(Greater Coucal)
バンケンには北タイでも何度か合ったけど、オオバンケンは数少ないとのことです。

20424101_1383879288394222_690677633

マレーウオミミズク(Buffy Fish Owl)
夜にボートを出して探しに行ったけど、夜の撮影に不慣れな私には撮れなかった(涙)
これは、同行のO様に寄贈して頂いたもの。

Ov0a4084

筏小屋の周辺には数羽のシロハラウミワシ(White-bellied Sea Eagle)が住み着いてて、油断してる人を目がけて襲いかかります。

Img_0078

小屋から一歩でも外に出るときは、ワシ避けの棍棒が必須で、手ぶらで出るとレンジャーのオッチャンに大声で叱られます。

Img_0236

棍棒を持ってても、こんな有様です(汗)

Img_0199

楽しかったスローな日々はあっという間に終わり、明日は再び享楽の谷間へ(笑)。
最後の晩餐は、ちょっと贅沢にね。

■2017/07/23



Img_0222

お世話に成った船頭さんと息子さんには、船着き場でお別れです。

20170723123550

ガイドの車でプーケット空港目指して、ひたすら走ります。
カントリーウエスタンのBGMが、意外とマッチする光景です。

20170723144433

プーケット空港でガイドが降ろしてくれたのは、なんと国際線のビル。
シャトルバスを探して国内線へと急ぎます。

20170723162718

バンコクには、国際線のスワンナプーム空港と国内線用のドンムアン空港が在ります。
LCCのAirAsiaなんで、着くのはドンムアン空港ですね。

20170723193608

今夜はO様の知人が経営するモーテルとは聞いてたけど……
これ、もろにお二人様用やな。

20170723202657

タイ女性3人との合コン。
久しぶりに揺れないテーブルでの食事は嬉しい。

南タイ探鳥記(2017年7月) 2日目へ     南タイ探鳥記(2017年7月) 5日目へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«南タイ探鳥記(2017年7月) 2日目