バラ園でテントウ虫の変態見っけ
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大阪では282年ぶりの金環食。今回を逃すと2312年まで見れないらしいんで、ぜひとも見たいものですね。
写真にも撮りたいんで、太陽を見るためのレンズフィルターをネットで検索したら、何と13、000円もするんで、手が出ません。

代わりと言っちゃなんだけど、楽天でドイツ製のアストロソーラーというフィルムが2、800円で売ってたのでGETしました。(19日現在では、売り切れてますね)
とりあえず、SIGMA APO 500mmとBORG71FLの対物レンズに帽子のようにかぶせる物を作成。
余ったフィルムは、あり合わせの紙箱をくりぬいて直視用のメガネ(?)2個に変身。
フィルムの表面が波打ってても気にしなくても良いらしいです。

試しに何枚か撮ってみたものの、黒点さえ映せなくて惨敗。明日は、もっと良い条件を探って、せめて黒点くらいは撮りたいな。
仕事関係の知人から、堺市内の某公園で珍しい鳥を見たとの情報を伝え聞いて、プチ遠征してみました。
この季節に、情報に当てはまる鳥はただ一種。まさかとは思いつつ、広くもない公園を一回りして見たけど、見つかるのは野良ネコのみ。

失望と納得の入り混じった気持ちで、近くの灯台まで足を延ばしてみました。
この灯台は135年も前に建造されたもので、国の史跡にも指定されてるんです。

駐車場には、気に成る掲示板が。
もしかすると哲学的な深い啓示(=掲示)かとも思ったけど、単に出入口が同じという意味でした(笑)

気を取り直して、埠頭や船が見れる大正区まで足を伸ばしました。

facebook繋がりの人の情報では、IKEAの隣の草っぱらで何種類もの野鳥のさえずりを聞いたとか。

確かに、セッカやヒバリが飛び回ってさえずってます。きょうは天気も良いので、野鳥のさえずりを聞いてると心が和むな。
ちょうどお腹もすいたし、せっかく大正区まで来てるんで、スマホで沖縄そばの店を検索(大正区には沖縄出身の人が多いので、沖縄料理の店も多いんです)

大きな豚肉のかたまりが入ったソーキそばと島ラッキョウを食べて、初夏の沖縄へ心の旅ができた好日でした。
■5月21日
当日は週間天気予報で悲観していたほどは悪天候に成らず、雲の切れ間から青空が見えてました。

これが大阪から見えた最大の食状態。本物のレンズフィルターじゃないんで、思いどおりの写真は撮れなかったけど、この目で見れた感動はずっと覚えてるだろうな。
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最近は仕事が思いどおりに行かないためか、イライラのしっぱなしです。
こんな心境では血圧にも悪いし、いっしょに仕事してるメンバーも不愉快だろうと思って、仕事を早退して「ジョン・カーター」という映画を見てきました。

映画の出来は今一つでしたね。
なんと火星に高等生物が住んでいて、偶然に地球からワープした男が南北戦争+白人とインディアンの争いのようなものに巻き込まれたうえでヒーローになるという荒唐無稽な物語り。
http://www.disney.co.jp/johncarter/
私の直感どおり、ネットの噂では記録的な大赤字になりそうなんだとか。
ところで、私のイライラの原因は会社の売り上げ不足。
ゴールデンウイークのせいも在ってか、なんと一か月に必要な経費の3%しか売り上げが無くて、今月末は資金繰りで一苦労しそうです。
正直言って、映画の赤字のことを笑ってる事態じゃないです。
こんな時、泣きつく相手も八つ当たりする相手も居ない自分が不憫だけど、男は黙って独り酒です。

映画館の近所をぶらついてたら、南海難波南口近くの細い路地裏に立ち飲みの居酒屋発見。

櫛羅(くじら)という変わった名前のお店は、奈良県御所市の千代酒造という蔵元の直営店で、何種類ものお酒が一杯400円程度で飲めます。

お酒に詳しい店主の話しを聞きながら、コップの冷酒を2杯と小鉢を2皿。
これで1500円程度だったので、仕事帰りの気分転換に立ち寄れそうです。
今日は偶然にも善いお店が見つかったので、ふてっ面にぼた餅の気分かな。
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久しぶりに、近所の人工干潟へ遊びに行ってきました。
ゴールデンウィーク中は悪天候が続いたし家事の手伝いもあったので、バーディングは久しぶりです。
ちょうど干潮の時刻に干潟に到着したら、地元のバーダーさんたちのワークショップに出くわしました。
トウネンやハマシギの群れの中に舞い降りたチュウシャクシギは、やはり存在感があります。
3月ごろから近所で見かけるようになったコアジサシは産卵の時期なのか、捕えた小魚をくわえたツガイで飛び回ってました。
水中にターゲットの小魚を見つけ、これから急降下でダイビングです。

たった一羽だけダイゼンにも会えました。
まだ夏羽に換羽中なのか、まだホッペもお腹も黒くないですね。
たった一時間余りのバーディングだったけど、好天のフィールドで磯の香りも堪能できて、リラックスできましたよ。
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最近、なんとなく体調がすぐれない。
肩や腰が痛むし、胃腸の調子も良くないんで、「やる気」も今一つです。
病院でMRIやCTの検査など受けてみたけど、致命的な異常は無いって言われたんで、胃腸薬を飲んで肩腰にはシップでしのいるけど、体調は最悪。
原因は日ごろの生活習慣と酒とメタボだとは解ってるけど、生き方をクルリと変えるのは難しいです。
出張や商談の時には接待のお酒から避けて通れないし、会社で仕事をしてると何かとストレスや悩みが多くて、そんな一日の「締め」でグイっと呑むのが習慣に成ってしまってて。
「断酒してみる」って家人に言ったら、「家でぶらぶらしてたら、お酒呑むくらいしか無いんと違う?」と懐疑的な反応ですね。
今までも一週間ほどの断酒は何度もしてるんだけど、お酒を止めて数日後には胃などのチクチクする痛みが解ります。
嵐の中では小鳥のさえずりが聞こえないように、アルコールで感覚がマヒしてる状態では身体の悲鳴が聞こえないんだろうね。
今日からの10日間、断酒にチャレンジしますね。
負けそうに成ったらつぶやくんで、応援お願いします。
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4月は函館への出張が2回も続いたので、合計で半月ばかり函館で暮らしてました。
函館の風景と言えば、やはり函館山から見下ろす街灯りだろうか。
素晴らしい夜景の一つとして有名だけど、町の人によると「景気が悪くなってからは灯りも寂しくなった」らしい。
そして、食べることではイカサシやイカソウメンが圧倒的に有名だね。
写真のイカはまだ生きていて、身がピクピクと動くし皮膚の色が刻々と変わるので食べるのにちゅうちょしたけど、結局は食欲に負けて全部がお酒の肴に成ってしまいました。
人間とは残酷な生き物です。(汗
この町を表現すると、やはり明治~昭和の色が濃く残った落ち着いた町だろうか。
他の地方都市のような高層ビルも見当たらないし、おしゃれなお店も少ないようだけど、逆にそんなレトロな雰囲気に惹かれます。
この町の風景を特徴づけてるものの一つが、市内を走る市電ですね。
市電はホテルと出張先との往復や町の散策で何度も利用したんだけど、レトロな市電に乗ってゆっくりと変わる風景を眺めるのも「おつ」な物ですよ。上の写真はハイカラ號です。
市電には数名の女性運転士も居るんです。
トミーテックが2005年から売り出してる、「鉄道むすめ」という萌えキャラシリーズでは、函館市電の車掌と運転士が柏木ゆのと松風かれんという名前で紹介されてますね。
JR函館駅の近くには有名な朝市のお店がたくさん在って、私が行った日には中国系の観光客で賑わってました。中国系の団体旅行者は大沼公園などでも多く見かけたけど、少しでも地域経済を潤してくれるなら大歓迎です。
朝市の建物には海鮮系のどんぶりを食べさせるお店が何軒もあるんだけど、朝からボリュームたっぷりのどんぶりはキツイなと迷ってると
建物の2階に500円ぽっきりでドンブリのセットを食べさせるお店がありました。量は少ないけど、これでも充分に函館情緒が味わえますよ。
駅の対岸には有名な「函館どっく」が見えます。今でも函館の主要な企業なんだろうけど、日本の造船業界は韓国などの低賃金の企業に押されてじり貧だという話は、四国の今治などでも耳にしたのが寂しいです。
函館の市電は、湯の川と谷地頭いう二つの温泉郷を往復してます。
谷地頭温泉は昭和の時代から在る公衆浴場で、広い湯船と露天風呂をエンジョイできて420円は安いです!
他方の湯の川温泉も市電停留所近くに無料の足湯が在って、観光客などが利用してました。
函館山のふもとの立待岬あたりからは海越しに市街が見えます。
函館は、慶応から明治にかけての旧幕府軍と新政府軍の戦い(函館戦争)の舞台だったんだけど、この海には今でも沈んだ軍艦が残っているんだろうか。
奇しくも数ヶ月前に、浅田次郎の「壬生義士伝」を読んだばかりなので、遥か北の最果てまでのがれてきて無念の死を遂げたサムライたちの怨念を感じます。
この日は温泉でくつろいでから函館山の夜景を楽しみ、「締め」でホテル近くのバーでお気に入りのアイラモルトのウィスキーを呑みました。
今回の出張は遊べる日が少なくって、ほとんど仕事場とホテルの往復の日々でした。
でも、毎晩のご接待の酒席は皆勤賞もので、お陰さま(?)で体重が数キロも増えたのが悩みですわ。
函館を去る前日に訪れたのが、バーダーにはアカショウビンの飛来地として有名な大沼森林公園。
この日は曇天だったし霧が出てたので、湖面に映る駒ケ岳は見えなかったけど、残雪と黒い岩肌のコントラストがきれいな峰でした。
池の周囲の林ではこの季節の小鳥がたくさん居ます。上の写真は北海道の固有種のヤマゲラです。
大沼公園駅から橋を渡れば森林公園と国際セミナーハウスが在ります。
やっと雪が溶けたばかりの木道を歩くとたくさんの小鳥やエゾリスに会えました。
アカハラは用心深くて、なかなか被写体に成ってくれません。
林ではアカゲラやウグイス、ゴジュウカラ、ソジュウカラなどに遊んでもらって、この夜は公園近くのクロフォード・インに早々とチェックイン。
夜の食事は黒豚のハンバーグと近所の農園で水耕栽培した野菜サラダ。
サラダの野菜はシャキシャキとしてて味も濃かったので感激したな。
外のウッドデッキにはバードフィーダーが在って、朝にはシジュウカラなどが食事に来る光景が見られます。
この出張では、ご接待の暴飲暴食が続いてて飲み食いすることが嫌に成りかけてたけど、こうして独りで至福のひと時を過ごせて幸せです。
大沼公園駅には、他にもプリンスホテルが在るんだけど、プリンスは隣接するゴルフコースの客が多くてざわついてるらしいです。個人的な好みでは、静かな時間が過ごせるクロフォードの方が好きですね。
翌日は、朝食の後で池の周辺や林の中を探索です。
北海道ではノビタキがスズメよりもありふれた野鳥に思えるほど多いです。
林には何羽かのノスリが棲んでいて、野原の小動物を探して滑空してます。
函館空港から大阪へ戻る便が数時間後に迫ったものの、やはり絵ハガキに在るような駒ケ岳が写った水面を撮りたくって、道道338が函館本線を跨ぐ高架橋へ行ってみました。
すでに2名のカメラマンが来てたので、状況を聞いてみると「もうすぐ珍しい貨物車が通る」んだとか。鉄道には興味無い私には、このディーゼル機関車の珍しさが理解できません。
前回の北陸出張に引き続いて、悪天候に悩まされたバーディングだったけど、きれいな空気を吸って野山で遊べただけでも寿命が3年ほど延びたような気がします。
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3月29日からの一週間は、北陸の芦原温泉に在る某医療機関への出張でした。
出張でいろんな町に行けるのは嬉しいもんだけど、生まれ育った北陸への出張は心躍りますね。

前半の三日間で仕事のめども着いたんで、日曜の夜は金沢の片町へ繰り出して独り酒。
片町には、ぼんぼりというひいきのお店が在って、北陸の海の幸を肴に遊穂(ゆうほ)という地酒を飲むのが最高です。
この夜の肴は、真鱈の白子の焼きものと、ゲンゲ、ハタハタ。冬の北国の海の幸ざんまいですね。
ゲンゲはグロテスクな外観だけど、ゼラチン質たっぷりのヘルシーで美味しいお魚です。
出張先での独り酒は寂しい時もあるけど、ぼんぼりでは女将さんや板さんの「適度の」気配りで楽しく呑めました。

翌4月1日は朝から悪天候だったのでバーディングは諦めて、能登半島の七尾市まで両親の墓参に行ってきました。私が住む大阪から能登半島までは遠すぎて、お盆や彼岸の墓参は行けないのが後ろめたいんだけど、やはり墓参を済ませた後は心が安らぎますね。

この夜は富山市に住む兄との呑み会。七尾から海岸づたいに氷見漁港を経て富山市の岩瀬浜に着いたのは夕暮れで、夜には兄の家族といっしょに地物の魚を食べさせてくれる好っちゃんで食事です。

好っちゃん(よっちゃん)は、素材にこだわりをもったご主人のお店で、富山の美味しいお魚を堪能できます。

越中バイと呼ばれるバイ貝が最高ですね。富山湾の1000~1500メートルの深海に棲むオオエッチュウバイは、都会の居酒屋で食する小粒のバイ貝とは歯触りも味もまったく違います。ほろ苦いお尻も美味です。
今回はホタルイカのお刺身を食べるのが夢だったんだけど、悪天候続きで漁が難しい日が続いてて生のホタルイカは難しいかも。
ダメ元でご主人に聞いてみると、「一人前だけなら在るよ」との嬉しい返事。
物流が発達してからは全国でボイル物や沖漬けが食べれるけど、刺身となると話が違います。
有名な話だけど、ホタルイカの内臓には小さな寄生虫が居て、宿主が死ぬや否や内臓から身体に移動するんで、刺身で食べるには新鮮なものを手早く調理して内臓を取り去る必要があるらしい。だから、ホタルイカの刺身は地元の富山でしか食べれないんですね。

富山グルメは他にもたくさん在って、氷見ブリも美味しいし、魚津漁港では冬場のカワハギを「魚津寒ハギ」というブランドで売り出してます。
カワハギは肝が主役なので、身が可哀そうですね。かすかにビターな肝で呑むお酒は最高です。

兄との再会の楽しい夜を過ごして、翌日は富山新港の海王丸バードパークへ立ち寄ってみたんだけど、あいにく野鳥園は工事中で入れませんでした。
背景の立山連峰も、この日はかすんでました。
4月3日と4日は、芦原温泉での仕事の後半戦。
やっと仕事から解放されて、待ちに待ったバーディングを始めようとしたら、運悪く記録的な春の嵐の襲来です。
今回のバーディングの成果は、帰阪途中で見かけたミサゴだけの悲惨な結果だったけど、冬の北陸グルメと温泉を満喫できたんで、かなり幸せな出張でした。
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きょうから三日間の横浜出張。
横浜は中華街や外人墓地など観光名所は多いけど、出張での独り旅では行動範囲も限られてしまいます。
たった一人で円卓の中華料理は食べれないし、ミニのおねーさんが両脇に座ってくれる伊勢崎町にも興味ないし。増してや、惨めな雨の夜だし。
馬車道近くのホテルにチェックインして近所をうろつくと、けっこうショットバーが多いですね。
ここには、何件かの老舗JAZZバーも在るんだけど、残念ながらそのうちの一軒の「ジャズメンクラブ」は、オーナーさんが2月に急死したために廃業したらしいです。
そんな訳で、今晩はもう一軒の老舗の「エアジンジャズクラブ」で遊んできました。
天井に張られた浅川マキLIVEのポスターが、お店の年季を感じさせてくれます。
出張では、取引先の同行者のご接待のために美味くないお酒が多いんだけど、こうしてJAZZを聞きながら独りバーボンを飲んでると、至福の時間がゆっくりと流れてゆきます。
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クリスマスから年末年始にかけて無休の出張ざんまいだったので、かなり自虐的に成っているようで、周囲から「最近、愚痴が多いですね」と指摘されてしまった。
こんな時は自分にご褒美をあげるべきだと考えて、4泊5日の札幌周辺バーディングをしてきました。
■3月1日(木) シマエナガとの出会いに胸ふくらませて出発
AM8:00のANA便で関西空港を出発です。
関西空港はLCCのPeach航空が今日から就航するんで、取材ヘリが何機も飛んでましたね。
伊丹空港に多くの路線を取り戻されて以来寂しい思いをしてた南大阪住民にとって、関西空港の復権は嬉しいニュースです。
今回の旅のお楽しみは北海道にしか居ないシマエナガに会うこと。
シマエナガは、顔が真っ白でふっくらとしてて、身体もメタボ体型がとても可愛いです。
十和田湖を眼下に見ながら約2時間のフライトで新千歳空港に到着して、レンタカーに乗り換え。
今回の旅行はレンタカーを借りっぱなしで札幌周辺の探鳥地をくまなく回るつもりです。
最初に向かった勇払原野の東の鵡川町(むかわちょう)は「本物のシシャモ」の産地として有名ですね。(豆知識:ソフトバンクのお父さん犬のカイくんは鵡川の出身です)
ちょうどお昼前に町に着いたので、町内のカネダイ大野商店に立ち寄ってみました。
このお店は創業90年近くのシシャモ専門店で、本物のシシャモしか取り扱っていないのが自慢だとか。
ちなみに、わたしたちがスーパーで買って食べてるのはカペリンと言う魚で、本物のシシャモとは違います。
お店の中で食事もできて、オス5ひき+メス5ひき+ご飯+味噌汁のセットが1400円。
ちょっとリッチな昼食だったけど、すごく美味しくて幸せだった。
ちなみに、オスのほうが脂が乗ってて味が濃いんだとか。
シシャモご飯で腹ごしらえしてから向かったのが鵡川河口。
ここはコミミズクが立ち寄る場所として有名で、今年も正月あたりはお祭り状態だったらしいけど、すでに道東方面に抜けてしまった後らしい。
コミミズクは居ないと聞いてても諦めきれずに河口の人工干潟に向かうと、遠くを飛ぶ大きな鳥が……
おお、なんとオオワシが目の前を飛んでましたよ。
冬の北海道にはオオワシやオジロワシが飛来して、それを目当てのバーダーさんも多いんだけど、オオワシに遭遇するチャンスはかなり少ないです。もっとも、道東あたりの観光船で見に行けば餌付けでメタボなオオワシやオジロワシには会えるけどね。
対岸の木にはオジロワシも居ましたが、かなり遠いです。
気温は氷点下なのでカメラのバッテリーが仮死状態に成り、ほんの数枚シャッターを切っただけで電池切れに成ってしまいます。
情報では、夕方まで待てばハイイロチュウヒに会えるかも知れないらしいけど、その数時間が待ちきれなくて沙流川(さるがわ)沿いの二風谷(にぶたに)まで走ってみました。
二風谷にはアイヌの萱野茂さんが戦後まもなくから収集したアイヌ民具の資料館が在り、アイヌの暮らしや文化を知ることができます。
アイヌの血に誇りを持ち、アイヌの文化や歴史が消え去ろうとしていることに危機感を抱いて、民具の保存活動に私財を投じた萱野さん。国会議員としてアイヌの人権の復権に活躍されましたが、惜しいことに2006年に他界されましたね。
そんなアイヌ文化資料館も、冬季なので閉鎖されてたのががっかりだけど、当然でもありますね。
この日の日没は17時20分ごろ。日没前に成ると周囲の田んぼなどで過ごしてたハクチョウたちがねぐらに戻ってきます。
今日はコミミズクにもハイイロチュウヒにも会えなかったけど、オオワシに会えたんで好調なすべり出しですね。
今晩は苫小牧市内のビジネスホテルで宿泊です。
■3月2日(金) 野鳥が手のひらに止まるのも考えもの
北海道大学の苫小牧研究林はJR苫小牧駅の北東3キロメートルほどに位置して、約3000ヘクタールの広大な森林です。
この森が好きで何度も通ってるけど、ここの小鳥たちは異様なほどに人慣れしてて、手のひらに乗ったりカメラのレンズに止まったりします。
その訳は、公園を散歩する人たちやバーダーたちが小鳥にエサを与えているからなんだけど、あまりにも人懐こすぎて不自然な感じです。
胸にネクタイの小鳥はハシブトガラなのかコガラなのか不明。とても似てるんで同定が難しいです。
確かに、食料の乏しい冬季にの鳥たちにとっては命を繋ぐ貴重なプレゼントなんだろうけど、興味本位で飼いならしてしまうのはルール違反じゃないだろうか。
北海道固有種のミヤマカケスに近寄っても逃げません。
公園を流れる小川は、管理棟から少し下ったあたりで池に成っていて、ここではカワアイサなど多くの水鳥たちが集ってます。
ここで、三脚を倒してBORGのレンズを真ん中で折ってしまうと言う、とんでもない失敗をしでかしてしまいました。
今回は予備としてEOS7D+100~400ズームは持参してるものの、やはりBORGで撮りたかったので意気消沈です。
悩んだあげく、BORGを買ったバーダーショップ フジノさんに電話で相談したら、ヘリコイドと鏡筒の間の変換リングを取り外して直結する方法で回避できることが解りました。
フジノさんのお話だと、ヘリコイドと鏡筒は径が同じものの、ネジのピッチが若干違うので深くはねじ込まないで欲しいとのこと。
まるで、故障したイオンエンジンを回避して別系統の燃料パイプに繋ぎ換えたハヤブサのような裏技での応急措置ながら、なんとか遠征中はしのげそうなので、フジノさんに大感謝です。
ホオジロガモも幸せそう。
きれいな環境で暮らしてる野鳥たちを見てると、こちらの方が幸せいっぱいな気分に成れます。
私が住む地域ではありふれたチュウサギも、北海道では少ないらしいですね。
ここには人慣れした水鳥たちの他にも、カワセミやミソサザイ、ヤマセミなどが生息してます。この日も、一瞬だけヤマセミのすがたを見かけたもののカメラの準備をしてる間に消えてました。(涙)
公園で遊んでると、時として大きな爆音とともに戦闘機が通過します。ここは、新千歳空港にも近いので自衛隊の千歳基地の飛行コースでも在るわけですね。
林を歩いて取水場を過ぎたあたりにエゾフクロウが居ました。ここのフクロウは昨年も一昨年も営巣に失敗してるらしいので、今年こそは成功して欲しいです。
コツコツと控えめで小さな音で虫を探すのはコゲラ。この森にもたくさんいます。
この日見かけたバーダーさんは20人程度。3000ヘクタールの森を20人のバーダーでシェアするんで、ストレスなしに遊べます。
ふと空を見上げるとオジロワシが舞ってました。
シマエナガとは朝の一度だけの出会いだったので、ウトナイ湖まで探しに行くことにしました。
公園で知り合った女性たちにウトナイ湖へ移動すると言ったら、湖の近くの三星(みつぼし)の豆パンがお勧めだよって教えてもらった。この会社は小林多喜二の祖父が創業し、苫小牧では有名な菓子メーカーのようです。
これがお勧めの豆パン。素朴な味が良かった。
ハクチョウをかたどったクッキーが乗ってるハクチョウぱん。クリームが美味しい。
ウトナイ湖は湖面が氷結してたし、ネーチャーセンターも休館日だったので、野鳥の成果はいま一つですね 。
林をあるいてるとPeach航空のジェット機が通過。この湖は新千歳空港の離着陸コースに在るんです。
まだ午後三時台なんで、ウトナイ湖はあきらめて石狩川河口の猛禽類を見つけに行くことにしました。
苫小牧から石狩川までは道央道を経由して約80Kmの距離。高速道路は空いてて快適に走れたものの、一般道は交通渋滞で思うように進めません。
やっとの思いで現地に着いたのが4時半ごろ。少し暗くなりつつある河口に降りて対岸を見ると、数羽のオジロワシが居ました。でも、かなりの距離なので見づらかったな。
暗いので、ほぼシルエットですね。
この日も陽が暮てウミアイサもシルエットに成ってきたので、バーディング二日目は終了。
夜には、北大近くの北18条に在る小さな居酒屋「ゆかり」で、札幌在住の女性画家Nさんと呑む約束です。
「ゆかり」は、東京大学の教授を退官した宇田川洋氏が、手打ちうどんを食べさせる居酒屋を目指して開業したお店です。(これは数年前にゆかりを訪れた際のブログ)
北海道では、真冬でもザル蕎麦やザルうどんを食べます。関西人には異様に思えるんだけど、北海道ではザルは通年メニューらしいですね。
この夜はNさんと二次会まで呑んで、ホテルに戻ったのは日付が変わってからでした。
それにしても、Nさんはザル(=お酒が強い方)です。北海道のザルは麺類だけじゃ無かったみたい。
■3月3日(金) 鳥がダメならグルメが在るさ
きょうは、数年前の札幌バーディングの際に知り合った、地元バーダーのKさんの案内で西岡水源地で遊びます。
最寄駅の地下鉄澄川駅で午前8時に待ち合わせ、彼の車で目的地へ。
西岡水源地(西岡公園)は、戦時中の陸軍が公共施設の水源地として建設したもので、札幌市の南側にあります。
この公園は近所の住民の散策コースでもあるので、ヤマガラなどの小鳥や小動物たちは人慣れしてます。
きょうの天候は晴れ時々雪。青空と雪が交互に訪れます。
カケスが止まっているドウツトウヒの実はエゾリスの好物なので、エゾリスも実を食べに木のぼりします。ちなみに、リスが実を食べた後の芯の形が海老フライに似てるんで、地元の人は食べ残しのトウヒの実を海老フライと呼びます。
エゾリスはシマリスなどと比べると巨体で、子猫くらいの大きさです。かなり人慣れしてて、足もとまで寄って来るので、望遠レンズでは尻尾くらいしか収まらないのが問題ですね。
キバシリの外観は樹皮とそっくりなので、動くまでは見つけれないです。
公園を流れる渓流沿いにカワガラスやシマエナガを求めて散策してたものの、雪の勢いが納まらないので、雪雲を避けて札幌市の南東にある野幌森林公園に移動することにしました。
大沢口の駐車場でかなり長い時間雪の止むのを待ってみたものの、回復しそうにないので、すすきの駅近くに在るKさんお勧めのLITTLE JUICE BARというお店でランチすることにしました。
とてもヘルシーなランチ。
このお店の「売り」は、100%果汁のジュースと有機野菜をふんだんに使ったランチ。
お店のスタッフは野菜などの素材に詳しい野菜ソムリエで、それぞれの野菜の産地や特徴などを教えてくれます。
このお店の建物は、かつての豪商が衣装蔵として使っていたもので、外回りは札幌近辺で産出された札幌軟石でおおわれています。
内部は100年以上前に建てられた当時のままで、木の優しさと暖かさを感じてくつろげますよ。
食事を終えても市内の天候は回復しそうにないので、雪雲を避けて千歳川沿いの長都沼(おさつぬま)まで移動です。こんな日は車が便利ですね。
長都沼ではチュウヒとの出会いを期待して粘ってみたものの、雪は止みそうにないので、バーディングを早々と切り上げて札幌市内に戻ることにします。
市内への帰路で立ち寄ったのが、北広島の三井アウトレットパーク近くに在るKさんお勧めのソフトクリーム専門店Welcow。
このお店は中標津(なかしべつ)出身の若夫婦が全国行脚の研究旅行を踏まえて開いたもので、出身地の中標津の牛乳をイタリア製の機械でソフトクリームに仕立てます。
スプーンでクリームをすくおうとして驚いたのが、クリームの濃さ。ねっとりと重たいクリームは都会で売ってるものと別物です。
味も濃いんで感動してると、Kさんが「冬場の方が味が濃いですね」と教えてくれた。
その後、おおどおり駅近くのオーパスワンというダイニングバーで反省会。
Kさんはアルコールを少ししか飲まない人なので、ビールを飲んでの反省は私が主役。
牡蠣はわたしの故郷の能登産が旨いけど、厚岸産もかなり旨かったな。
■3月4日(日) エナガはダメでも想定外の出会いが在って
遠征4日目は、本命のシマエナガとの出会いを求めて、昨日は雪であきらめた野幌森林公園に再チャレンジです。
しかし、ホテルから公園に向かう高速道路は、かなりの積雪です。
公園には8時ごろに到着できて、大沢口の駐車場から林に入ったものの一面の銀世界で散策路には人の足跡も見当たりません。やはり、冬の雪国は天候が厳しいです。
きょうもダメかもと諦めモードで歩いてたら、近くでコツコツと木をつつく音が。
北海道にしか居ないヤマゲラが近くの木で虫を探してました。
ほどなくアカゲラも飛来。雪に覆われたモノクロームの季節に、アカゲラの赤は印象的です。
大沢園地近くには何匹かのエゾリスが住み着いてて、ひょうきんなしぐさを見せてくれます。このリスもエサをくれる人間に慣れてるようです。
ここは広い公園なので、シマエナガを探して歩きまわるののも大変です。そこへ、札幌在住のマイミクKゴンさんから「自然ふれあい交流館のエゾサンショウウオが可愛いよ」ってメッセージが届いたので立ち寄ってみました。
生まれて3年も経ってるのに体長10センチも無いです。目がとび出てて可愛いです。
慣れない雪道歩きでパンパンに張った腰をいたわりながら3周目の探索をしてると、近くで大き目の音でコツコツが。
なんと、想定外のクマゲラに出会えました。
この公園にはクマゲラが飛来するとは聞いてたものの、探せば見れると言うものでもないので期待はしてなかっただけに、この出会いは嬉しいです。
夕暮れも近く成って陽も弱くなったので、大沢口のゴジュウカラとお別れして、今晩の宿泊地の千歳市へと向かいます。
■3月5日 証拠写真特集ながらも豊富な出会いに感激
夕きょうは千歳市在住のマイミク&バーダーのSさんのお勧めで千歳川を探索することにしました。この流域は夏冬ともに野鳥が豊富らしく、かなりの出会いが期待できそうです。
とは言うものの、流域はかなりの積雪だし車の通る幅だけしか除雪してないので、なかなか車を停めて鳥を見る場所が見つかりません。
千歳川沿いでのバーディングは諦めて、川の源となる支笏湖まで走ってみました。
ここは、かつて丸駒温泉旅館へ家族旅行した際に、旅館の敷地内でたくさんのシマエナガに出会った経験が在るので期待大です。
しかしながら、旅館の敷地を望遠レンズ片手にうろついてる自分を客観視すれば、露天の女風呂をねらったエッチなオヤジと思われても弁解できないことに気づいて、元の流域に戻ることに。
そんな状況で難儀してたら、土曜日に西岡公園でお世話に成ったKさんから「ちょっと時間が工面できたんで千歳まで行ってあげる」との嬉しい電話。
土曜日は雪のために成果が出なかった私を案じて、千歳川での敗者復活戦を助けてあげるとのことです。
待ち合わせ場所の「さけ・ますセンター」近くの流れでは、子孫を残すという大義をまっとうしたサケの死がいが。この死がいも、ワシなどの餌として食物連鎖して自然の営みを助けます。
ちなみに、Kさんは西岡公園をホームグラウンドとするバーダーさんながら、道内のあちこちへ遠征して野鳥や野生動物との出会いを写真にしています。
彼が撮影したシマオゴジョの写真は秀逸で、カレンダーが札幌の東急ハンズで売られているほどです。
Kさんの助けでシマエガガ探しに千歳川を行ったり来たりしたものの出会いが無いので、ひとまず地元のファミレス「とんでん」で昼食です。
メニューは、鮭・ホッキ丼とイワシつみれ汁。北海道の食材たっぷりの昼飯で元気を充電して午後の部のスタートです。
千歳川流域は諦めて、恵庭市の漁川(いざりがわ)ダムに向かってみました。
でも、ここでもセグロセキレイくらいしか出会えません。
すこし上流で600mmの大砲を構えてオジロワシを撮ってるバーダーさんが居たので、シマエナガを訪ねてみると、さけ・ますセンターの対岸あたりに多いとの耳寄りな情報。
現地で地元バーダーさんと話をしてると、近くの茂みの中をキクイタダキが動き回ってました。AFは諦めて何枚か撮ってかろうじて菊が見えたのがこの写真だけど、完全に枝かぶりなのが残念です。
ここでもキバシリに出会いました。森の忍者に例えられる迷彩色のキバシリは目を離したら見つけるのに難儀します。
ほどなく、シマエナガの群れが飛来してくれました。やっと、お目当ての鳥に会えたのが嬉しいものの、ひょうきんな正面顔はなかなか見せてくれません。
そんな悪戦苦闘をしてる最中に、対岸の木にヤマセミが飛来してくれました。
完全な枝かぶりながらも、ヤマセミが間近に見れたのは嬉しいです。
札幌とお別れする時刻も迫って帰り支度をしてると、眼下の川でカワガラスが水浴びしてました。千歳川は噂どおりに豊かな自然でした。
午後5時、4泊5日の遠征を終えて新千歳空港に戻ってきました。
今回の遠征では北海道の知人たちや地元バーダーさんの暖かさに包まれて、仕事漬けだった日々の憂さ晴らしができました。みなさん、有難うね。
今回持参した機材は、BORG71FL+ペンタックスAFコンバータ+ペンタックスK-r
および 100~400ズーム+EOS7D
および スマホ でした。
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